− 「いつも通り」 −

2004年 どこまで行っても未来〜
 10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月
2003年
 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月
2002年
 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月
2001年
 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月
2000年
 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月
1999年
 12月  11月  10月  9月  8月

◆ TOP INDEX へもどる



■  9月30日 (木)

◆ 「復刻」

 「 CIVILIZAION II 」が Windows XP に対応して復刻されるそうである。

 ・ BEST シリーズ プラチナセレクション
  ・ シヴィライゼーション II :完全日本語版
  ・ シヴィライゼーション II プレミアムパック :完全日本語版
 サイバーフロントさんから、11月5日に発売予定。 以前はメディアクエストさんから発売されていたが、 CIVILIZAION シリーズの販売権が移行した故であろう。
 そして「プレミアムパック」には、拡張&シナリオ集「ファンタスティック・ワールド」が付属。 中でも「ミッドガルド」や「ヴェルヌ世界」はオススメである。

 何故喜んでいるかとゆーと、私が「 III 」よりも「 II 」の方が好きだからである。
 「 III 」は面白いのだが、「 II 」のマッタリさ ── 余裕が無いのである。
 (「 III 」はマルチプレイも出来るので、仕方のないところではある)
 例えば「 II 」では、小さな国でもキャラバンをあちこちに派遣して資金と知識を確保できたり、戦争重視で敵の技術をガンガン奪って大帝国を築いたり、寺院や大聖堂で幸せ〜な国家を築いたり、……などと妄想も含めた自由度があったのだ。(故に「宵の口 ゲーム情報」では「SF」に分類してある)
 ユニットも GIF ファイルとテキストファイルで気軽に改造可能。 「七不思議」の映像や、大臣たちのテンヤワンヤな会議の映像も大好きである。

 最近では商品が売っておらず、さらには走らない環境があったりと、面白くても勧めることができなかったのであるが、それも解消されるようである。
 実にめでたい。

 ◆ サイバーフロント プラチナセレクション
  ◆ http://moon.cyberfront.co.jp/title/platina/21-/
 (※ 「シム・メイヤー」って…… 言い得て妙であるが。)


◆ 「 『 Lord of Argon 』 (仮)」

 現在製作中の CGI ゲームは、名前を「 Lord of Argon 」という。
 自分で名付けたのであるが、時々忘れるのでここに記しておく。

 「 Lord of Argon 」の「 Argon 」とは、ギリシャ語で「怠け者」の意味がある。「時間の停滞したファンタジー世界」と「製作者の性格」と意味がピッタリで、何となく自分の作ったファンタジー世界に似合う名前だったので名付けた。

 ちなみに、不活性ガスであるところの「アルゴン」は、コレ。
 ◆ http://www.suginami.ac.jp/study/chemistry/atom018.htm

 実はこのゲーム、 最初は VB や Delphi で組んでいたのであるが、中断した。
 プログラムで行き詰まったワケではなく(試行錯誤はしていたが)、作っていて「つまらないものになってしまった」のである。
 戦略を色々と考えて、雇えるユニットは歩兵・弓兵・騎兵等々の「兵隊」を振り分け、「英雄」を中心に編成。 一応、魔法や種族はあるが……、燃えるものが少ない。
 そして、ターン制のマルチプレイを考えていたが、プレイヤーが集まり、さらに手番を待っている時間は緩〜く拘束される。 ……コレはうっとーしい。

 ここで製作は中断。 ハードディスクのコヤシである。

 そして一時期「花鳥風月タクティクス」なる CGI ゲームにハマり、マルチプレイヤー・ゲームとしてのアイデアに感心する。
 ふと思い立って、 Perl で CGI を組んでみたら、簡単な骨組みは走った。

 これで、以前考えていたシステムを載せ……るだけでは面白くないので、「兵隊」ではなくて、私の好きなクリーチャーをガンガン使えば、
  作るのが面白そうでわないかかか。
 そして何気なくクリーチャーの落描きを描き始めたら、…止まらなくなった。

 そんな訳で、製作中、である。

 ※ VB で作っていた最初の頃、「 Lord of Magic 」という名前だったのだが、 Sierra 社から「 Lords of Magic 」とゆーファンタジー戦略ゲームが出ていることが判明。 ややこしいので、泣く泣く名前を変更したのである。 いやホント。


◆ 「アルゴンの君主」

 「 Lord of Argon 」も、戦闘ルーチンの製作に一区切りついたので、「アルゴン世界」のよもやま話なぞを。

◆ 勝利条件
 現在考えているゲームの勝利条件は、「権威(=スコア)」を獲得して「王」になることである。 この「権威」は、領土の数と王の印であるアイテムを集めることで加算される。
 領土の数は他国に攻め込んで獲得。 アイテムはダミーも含めて「遺跡」に隠されていて、遺跡のあるエリアを守っているクリーチャーを倒せば獲得できる。
 自分のユニットは戦闘を起こさずに、中立地帯を含む他国の領土も「移動」できる。 領土を拡張して「成長限界」になっても他国に入り込み、アイテムの確保が可能である。 (もちろん、そのユニットの維持費は跳ね上がる、などの制限はある)
 ……これは、以前から作っていたゲームのシステムである。

◆ BGM
 プレイ中のBGMではなく製作中のBGMであるが、大抵、 sketch show の「 tronika 」を聴いている。「空と 月と 風と うぶ毛と 耳と 記憶と 響き♪」( CHRONOGRAPH )、ゲームはそんなイメージになっているかもしれない。 戦闘ルーチンを作るときは何故かハーブ・アルパート HERB ALPERT のベスト集を聴いていた。名曲「 FANDANGO 」で勢いを付けてソースを書きまくっている。


◆ 通貨
 この世界の通貨単位は「リョウ」であるが、実はこれ、時代劇に出てくる「千両箱」の「両」である。(おいおい) 
 他国への資金の受け渡しは、「千リョウ箱」や「菓子折」なるアイテムをやりとりしたかったりする。   ……座布団を投げないでください。

◆ クリーチャー
 ユニットとして雇えるクリーチャーは、思い切りシュミに走っている。
 中には、あまり名前を聞かないクリーチャーもいるので、少々説明をば。

・ 海のいきもの
トライトン
三叉の鉾を持った海洋種族である。イルカに乗って戦ったりする。 海の神様の名前であるが、「海のトリトン」のトリトン族をイメージしてみた。 ゲーム中では三叉の鉾を投げて、飛行するものを攻撃できる。
セイレーン
顔が女性で身体が水鳥のクリーチャーである。歌で船乗りを魅了し、船を沈める。 ギリシャ神話の「アルゴ探検隊」に出てきたりする。人魚の原形とも言われているが、キリスト教世界では醜いハーピィになって、ちょと悲しい。
ペンギン
何故ここにペンギンが?という疑問はもっともである。私にも解らない。 必殺技「ぺんぎん・きっく」の出る条件も秘密である。
・ 平原のいきもの
ノール
半人半ハイエナである種族である。特徴はないが集団で行動する。 TRPG "Dungeons & Dragons" に出てくるクリーチャーの中では渋めのクリーチャー。 D&D用のメタルフィギュアがイイ出来だったので、ここにも御出演。
ファランクス
古代ギリシャの陣形名。ここではファランクス陣形をする重装歩兵(人間)を指す。 長槍と盾を構え、密集隊形で前進する。
カジート
平原にすむ半人半猫の種族である。隠密行動が得意。 実は RPG 「 Morrowind 」に出てくる種族である。好きなのでゲスト出演である。
・ 森のいきもの
ゴブリン
人間に悪さをしたり、クッキーをあげれば家のお手伝いをする小妖精である。ここでは、あえてD&D風の性悪なモンスターのイメージは避けた。
ビーストマン
いわゆる獣人だが、熊や狼に変身する人間をイメージした。正確に言えば「シェイプ・チェンジャー」なのだ。 「ホビットの冒険」の熊男・ビヨルンを思い浮かべていただきたい。
・ 山のいきもの
イーグル
ワシである。ここでは知性のある巨大なワシ族をイメージした。 これまた「ホビットの冒険」「指輪物語」のワシ(風早彦グワイヒアなど)を思い浮かべていただきたい。
セーラム
寒い山に住む有翼人種。セラフの子孫であるとも言われているそうである。 ファンタジー戦略ゲーム「 Dominions II 」よりゲスト出演である。

 とりあえず、こんなところである。 こうして、つらつらと書き連ねてみると、自分がミーハーであることに気付いたりする。


 ……と、いう訳で、プログラムが完成したら忘れてしまいそうなことを色々と書いてみた。
 またやるかもしれない。




■  9月27日 (月)

◆ 「更新再開」

 日記だけではあるが、久しぶりの更新である。
 実はこの1ヶ月ほど、ちと体調がすぐれなかったのである。
 現在、駄文を書けるほどには復活

 何事もなかったように更新再開である。
 いつも来てくださる皆さまには、お詫び申し上げます。


◆ 「製作再開」

  CGI ゲーム「 Lord of Argon 」の製作も再開である。
 ……うーむ。 しばらく見なかったら、人様の書いたソースを読むくらいに理解できない。 いつものことだ。
 「このループは何の為に作った?!」「ちゃんとインデントしておけい!」「同じローカル変数を使い回すでない!」 などと自分を罵りながら少しプログラムの流れを追ってみると、何となく思い出してきたので、いじり始める。

 えーと、確か、戦闘ルーチンを作っている最中で、「ドラゴンの炎の息による全体攻撃」や「クラーケンの多脚による連続攻撃」などの複数をターゲットにした攻撃を組み込む前であった。

 単純に現在の戦闘用処理を複数回ループさせれば良いかと思ったのだが、3〜5回くらいならまだしも、敵の全ユニットをターゲットにしたら相当に処理が重くなるのである。 サーバーに優しくないのである。 (コレを作って走らせている時点で既に優しくないのだが)
 しばし、ループとニラメッコ。 まるで、知恵の輪である。

 少し整理して考えたら、攻撃するユニットがターゲットを選ぶルーチンを複数回ループさせれば良いだけである。 全体攻撃は例外処理で、相手の全ユニットをターゲットにするのである。
 そして、ダメージを与えるルーチンにターゲットの数を渡せば、出来上がり、である。 普通の攻撃はターゲット数を1にすればいいのだ。

 ただし、処理を軽くするため、「連続攻撃」は1種類のユニットに対してのみ有効で、別種類のユニットをまたげなくなってしまった。 (例えば、敵が「エルフが1人・ゴブリンが5人」の場合、敵エルフに3連続攻撃を仕掛けると、敵エルフ1人への攻撃のみ有効になり、敵ゴブリンへの2回の攻撃はなくなる) 使ってみると連続攻撃は強力なので、このくらいの制限はよかろ、とそのままにする。

 逆に「全体攻撃」の方が強力と思って制限を付けたら、ドラゴンが火を吐く前にボウマン(弓士)の軍団に落とされる始末。(笑) 購入できるユニットがあまり強いのも何だが、ドラゴンとも思えない弱さだったので少しバランス調整。


 その他のスキルは、「密集」を追加。
 これで現在、実装済みのスキルは「密集」「突撃」「先制攻撃」「連続攻撃」「武器の投擲」「忍び寄り」「クリティカル・ヒット」「飛行」「火炎」「弓矢」「爪」。
 未実装のスキルは、「治癒」「魅了」「鍛冶」「再生」「毒」「ペンギン・キック」&「指揮」「魔法」「保護」「目くらまし」、である。 (と、備忘録がわりに書いてみる)

 ファランクス(重装歩兵)やゴブリンの持つ「密集」スキルは、ユニットの数が揃えば揃うほど強くなるという効果を考えていたのだが、最近まで実際にどの数値をどのようにいじるかに悩んでいたのである。
 防御力をアップさせると「強すぎ」、攻撃力をアップさせると「攻撃する前にあっさりやられる」。 うーむ、と頭を絞って、ヒットポイント(HP)をユニットの数だけアップすることに。
 これで「密集」すればするほど、敵から与えられるダメージが分散することになり、なかなか倒れず、矢面になって他のユニットを守ることが出来るのである。
 これは良い考えと思っていたが、敵に数を揃えられると鬱陶しい。(笑)
 バランスを取るため、「全体攻撃」に弱いことにする。 (密集陣形を取っているので、いっぺんにやられてしまうことにしたのだ)

 うむ。
 だんだんと特殊スキルを持ったクリーチャーが強くなってきたのである。
 次は「魅了」「治癒」「目くらまし」などの魔法的な攻撃であろうか。

 ・ 「 Lord of Argon 」(製作中)
  ◆ http://cgi2.tky.3web.ne.jp/~archon/game/login.cgi

 申し訳ないのだが、現在空きプレイヤーが無い。 メイン画面だけを見てみたい方はコチラへどーぞ。(コマンド無し・エリア切換可)
  ◆ http://cgi2.tky.3web.ne.jp/~archon/game/main.cgi




◆ TOP INDEX へもどる