− 「いつも通り」 −

2000年
 1月
1999年 「今年は平成11(いい)年よ!!」
 12月  11月  10月  9月  8月

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◆ 12月27日(月) 「もうすぐ大晦日だが」

 えーい! まとめて日記更新である。
 よーするに何とゆーか簡単に言わなくても「見事にビンゴ!風邪ひいて熱だしてダウン」だったワケで、久しぶりのサイト更新になってしまった。

 ここ数ヶ月、本当に見事と言うしかないくらい、今年流行の風邪を全てひいたよーな気がする。 こんなトコロにスグ流行に飛びつく、ミーハーな性格が出なくとも良いと思うのだが。

 まー、病を発していた状態なぞを克明に書いても、面白くも何ともないので、全部省略。
 ただし、一言いわせてもらうと、「かなりしつこいぞ今年の風邪」
 ここを読んでいる皆様も、身体を大切にして下さいませな。


◆ 「用心棒」

 先日、NHK衛星放送で 黒澤 明 監督の映画をまとめて放映していた。
 「影武者」「蜘蛛巣城」「用心棒」「椿三十郎」「隠し砦の三悪人」等々、ほぼ全部、拝見させていただいたが、
 ううむ、やっぱり「用心棒」はカッコイイのである。

 「影武者」は、やはり勝新太郎主演で見たかったな。 話自体は散漫。
 「蜘蛛巣城」、暗すぎ。 「マクベス」の翻案だから、そーなるか。
 「椿三十郎」はちとマンガ的だが、ライバル役の仲代達也カッコイイのでOK。
 「隠し砦の三悪人」はサキ姫が見られたので良し。
 こう言っては何だが、黒澤映画はヒューマニズムをテーマにした映画よりも、徹底的に娯楽に徹した映画の方が面白いような気がする。
 やっぱり一番好きなのは「用心棒」。

 三船敏郎演じるギラギラした一匹狼の侍が、風のすさぶ宿場町にブラリとあらわれる。
 うらさみしい宿場町は、二組のやくざが抗争を繰り広げて、繁盛しているのは棺桶屋だけ。
 「この街は気に入った」とニヤリを笑って飯屋に居座る名無しの侍。
 只の気紛れか正義感からか(ただ面白がっているからか)、やくざ同士を争わせて両方潰そうと画策するのだが……。

 いやー、いいッス。
 もう、ただ「カッコイイ」(ダンディズムっつーか)を追求している。
 この後、色々な映画に影響を与え、クリント・イーストウッド主演のマカロニ・ウェスタン「荒野の用心棒」に翻案されたのも解る。

 あと、立ち合い(殺陣)が凄い。
 相手に駆け寄りながら抜きざまの一刀で倒し、その返す刀でもう一人倒し。
 後はバッタバッタと薙ぎ倒す。 もの凄い迫力である。

 「用心棒」、観ることをオススメする。
 続編の「椿三十郎」(ちとコミカル)も合わせて観ると、また面白いぞ。


◆ 「まだまだ『コーリン・マクレー・ラリー』」

 ラリーゲームといえば、オレは今でも「コーリン・マクレー・ラリー」。
 そんで、バリバリ走っている。

 友人達は「セガ・ラリー」に転んだが、オレはやっぱり「コーリン・マクレー・ラリー」なのである。
 まー確かに「セガ・ラリー」に比べたら地味なゲームであるが、なんとゆーか「タイヤが地面をとらまえている感触」が良くて、今でもコイツをプレイしている。

 先日はインドネシア・コースを走るものの………、
 海岸線走っても、砂に足取られて気持ち良くねぇぇぇ。
 スコールが降り出してきて、グリップがメチャクチャぁぁぁ。
 滑って川に転落し、エンジンがオシャカぁぁぁ。(交換に1時間)
 夜間走行で、道を見失ったぁぁぁ。
 ………とゆー、恥ずいプレイで、ストレスの嵐。

 ウサばらしに、ギリシャ・アクロポリス・コースでタイムアタック。
 ふっ。 2秒削ったぜ。
 ……って、やっぱ地味なゲームかな。


◆ 「『 Fighting Steel 』 ゲット!!」

 以前から目ェ付けていた3Dリアルタイム海戦シミュレーションゲーム、「 Fighting Steel 」の日本語版が発売されたので、購入。

 1939〜42年の日・米・英・独 海軍のオールスター・キャスト!
 しかも、「航空支援なし! 大砲と魚雷での艦隊戦」とゆーのに惹かれ、戦艦「大和」が「ハリネズミ型」ではなく「両舷に副砲のあるタイプ」ってんで、ソク購入に走ったのでアル。

 ハッキリいって、燃えます。
 敵艦隊の進行方向を推測しつつ、舵をとり、有効な隊列を組み、砲を撃ち、魚雷をバラまく。
 操作性にちと難はあるけれど、好き者には気になりゃしない。

 ゲームでは魚雷が最強の兵器。
 日本海軍の魚雷は更に最強を誇っております。
 わぉー、駆逐艦が大活躍。 ただし日本の艦船、燃えすぎだ。
 英国海軍の強さはシャレにならない。弱点は夜間戦闘の士気が低いだけか。
 (お茶が飲めないからですかー?)
 独軍海軍の足の速さは、芸風ですか? 駆逐艦でも追いつけぬわ。

 でもねー、アメリカのゲーム(SSI)だから、日本艦船の艦名は全てローマ字表記で、長さの単位はインチにヤード。 ちょっとトホホ。

 さらにこのゲーム、 VooDoo II に対応した3Dゲームなんだけど、ほとんど2D(海図)モードしか使わないなー
 主砲が一斉に火を吹く時は圧巻だけど、3Dあまり意味無かったかも

 でも、面白いからいーか。

 あと1つ注意。
 シナリオ・エディタは別インストールなんだけど、どーやらこれは、恐怖の開発ツール「 Visual Basic Ver.6.0 」で作られたらしい。
 うぎゃーーー。 ミョーなDLLファイルやOCXファイルが、次々とシステム・ディレクトリに書き込まれてゆくーーー。
 ウチの「 Visual Studio 」が無事に立ち上がるか、心配である。


◆ 「セールス電話」

 「お忙しいところすいませーん。××のお得になるおハナシが……」
 「はい、とても忙しいです」
  −通話終了−

 と、まぁよくかかってくるセールス電話。
 名乗れよ。
 といいましょうか、ぜひ少しばかり一般常識くらいはカジっていただきたい。

 このよーな業者は、個人情報の載っている名簿を購入して電話をかけまくるそーだが、どこのアホタレがそーゆー情報をながしているのであらうか?

 それは大抵、本人だったりする。
 まー、趣味がら、「ユーザー登録」をする機会が多く、そこそこの個人情報を企業に流していることになる。
 企業としては、「個人データの管理は徹底しています」とのたまってはいるが、それを扱う人間が小銭を稼ぎたかったら、簡単に名簿業者へたたき売れるそーだ。
 とはいえ、ちゃんと個人情報の漏洩を防いでいる企業もあるようだが。
 (そじゃなきゃ困るぞ、普通)

 んで、オレとしては自衛策とゆーか判別策として、ユーザー登録の「職業」の欄は逐一、微妙にニュアンスを変えて書き送っている。
 (例えば……………秘密)
 そーすると、電話の応対で大体どこから漏れているか判別出来るので、もーそこには葉書一つ送らないよーにしている。
 E.△.、情報ダダ漏れだぞ。 ア○キーも結構漏れてる。



◆ 12月14日(火) 「こちらハヤタ!」

 先日、ウチの親父が携帯電話を新調した。
 最新機種のあまりの小型軽量に、思わず「何だよこれ!」と驚く。
 電池、入ってコレかよ。 厚さ1cmくらいだぜー。

 何だか、子供の頃に遊んだ、「科学特捜隊」バッジのオモチャを思い出した。
 でもこれは、ホントに話せるんだよな。
 しかも、電子メールの送受信までできるっち? (←何弁だよ)
 ほえ〜。
 話には聞いていたけど、手に取ってスナオに関心。
 何か浦島太郎状態ですな。

 アトは、「ウルトラ警備隊」の「腕時計型TV電話」の実現だな。(笑)
 広くなった携帯電話の表示部分を見て、ここに映ればイケるかもしれない、と妄想。 (腕時計型にするメリットは疑問なので)
 カメラ付きのVAIOにPHSをつなげたモノを見ると、あながち荒唐無稽な妄想でもないと思うのだが。

 とゆーか、実現するだろ。
 ここに将来のPCの姿を見た!
 第一、起動に時間がかかりすぎ。 今のPCとOS。
 何かやろーと思っても、カラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラ、とHDDが回り続ける。
 3秒で起動しろよ。

 何て言ってるオレだが、その昔は、電源を入れる度に BASIC を3分近くも延々とカセットテープからロードする「クリーン・コンピュータ」「 MZ-80K 」「 X1 」を使っていたのであった。
 わはははははは


◆ 「がんばっているPCなの?」

 前回の日記で、「SOTEC、頑張っているよな〜」と書いたが、使い勝手に色々と問題があるのかもしれない、とゆーことが判明
 ◆ こちらのサイト参照 →

 このサイトのデータだけでは判断し辛いので、「月刊ASCII 1999/12 号」の「10万円PC特集」も参考にしていただきたい。
 まあ。 このPC、チップセットは440LXなの?

 それは良いとして。
 やっぱり「使い勝手」とゆーものは、広告に出来ないものよのぅ。
 実は以前、こんな事↓を書いていたことを思い出した。
 ◆ 「酔いどれ工房」/「PC&ゲーム用語辞典」
 こちらの「広告」の項を御覧いただきたい。



◆ 12月 9日 (木) 「がんばってるPC」

 SOTECのPCが新聞広告に載っていた。
 ¥99,800とゆー値段もさりながら、スペックや特徴も頑張っているな〜、と思わず関心。( PC STASTION M250 )

 CPU= Celeron 500 MHz / 10GB HDD / メモリ64MB
 DVD−ROM(再生ソフト Power DVD 付)/56Kbpsモデム
 ビデオカード= RAGE PRO TURBO
 サウンド= Crystal CS4280
 15”CRT/スピーカー/ホイール付きマウス 付属

 さらに、USBコネクタと MIDI/JOYSTICK コネクタをフロントに持ってくるとゆーサービス精神。 大したもんだ。
 最近、子供だましのスペックで「10万円パソコンでーす」と、のたくってる大手メーカーを見て頭抱えていたのだが、なかなかにいさぎ良いもの見せてもらったな。
 とはいえ、使い勝手はどんなモノか判らぬが。

 SOTEC の出した「e−one」「 i-Mac と紛らわしい」と Apple に訴えられたが、それを予測して作ってあったんじゃないかと思うくらいにニューモデルを投入した、あのスピード。
 頑張ってるよな〜。


◆ 「あ、そうだ」

 昨日、12月8日は太平洋戦争開戦の日だったのである。
 その日にウォーゲームの話を日記としてアップしたのに気付いて、思わず自分でイヤな気分になる。
 かといって、色々飾って「ゲームと戦争論」なぞ書く気にならぬが。
 せめて、静かに思い、その日を過ごすべきであったな。



◆ 12月 8日(水) 「食いしん坊PC」

 もう12月である。 師走なのである。
 みんなが走る、師も走る。
 はしれ、はしれぇっ! 東京の直線も京都の坂もブッちぎれーっ!
 ワイド馬券で3着もオッケーだーっ!!!
 ちょっと違うか。

 さて、ここしばらく、バージョンアップしたは良いがセットアップが面倒くさくて床に転がっていた各種アプリ
 もったいないオバケが出そうなので、ほちほちインストールした。

其の壱:「 MS Visual Studio v.6.0 」 (開発ツール)
 うわー、スゲーものが転がっていたぜよ、とゆー世界ですな。
 大きな声では言えないが、実は ver.5.0 でも充分だった ので、ほっぽらかしにしてあった。
 「Direct-X7 SDK」が手に入ったのを機会に、ちと使ってみよーかと画策。

其の弐:「 Photo Crew 」 (フォトレタッチソフト)
 (株)メッツが「 PAINT SHOP 」の代理販売をしなくなったので、これを機会にちと別のレタッチソフトを使ってみることにした故。

其の参:「一太郎10」 (漢字変換ツール……もといワープロ)
 まあ、定番っつーこってす。

 ………しかし、すったかすったかとインストールしていると、
 「よく、喰うな」って雰囲気。 とにかく、みんなデカいわ
 HDスペースも喰うし、金も喰う、ついでに調整する時間まで喰う。
 ほえほえ

 んで、使う。

★ 「 MS Visual Studio v.6.0 」 / Microsoft
 だーーーーーーっ!!! 相変わらずイラつかせるアプリだぜっ!
 ライブラリはいい、だが、一覧表でいいから、紙で情報くれ。
 VC++なんぞ使い心地は相変わらずよのう。 ほっほっほっ。
 VBは可愛くなったが。
 MSって、ワザとプログラミングさせ難くしているのかと、思わず勘ぐる。
 (オレの根性が無いせいもあるか)
 C++ Builder か Delphi に乗り換えようかしら。
 日曜プログラマのオレとしては。

★ 「 Photo Crew 」 / MET's corp.
 おお! 思ったよりイイぞ、これ!
 マニュアル見たときは、ちとアレだったが、使ってみるとなかなかカユイ所に手が届いて、動きも軽快である。 しばし愛用するか。
 ただ、チョイとツールボタンの位置が、解り辛いかなー。
 あと、画像データをアルバムのよーにブラウズ出来ぬ。 惜しい!
 ……え? 「 Photo Shop LE 」が発売されちゃったの?

★ 「一太郎10」 / JUST SYSTEM
 ………あのー、インターフェースから配色まで、何か「 MS-Word + MS-IME 」化していますけど。
 オレは「 Alt + 漢字」で出たり引っ込んだりする、あのバーが好きだったのだが、今回は「 MS-IME 」モドキで出っぱなしかトレイに引っ込みっぱなし。
 昔ながらの「一太郎」ユーザーを、忘れたね。 ジャストくん。


 そーこーしていたら、「『 Painter 6 』バージョンアップのお知らせ」が届いた。
 うおおーっ! 軍資金がぁぁぁぁぁぁっっっ!!!
 でも、Painter だから買うさ。


◆ 「ゲームだ!」

 「 HOME WORLD 」で燃えた汗も乾かぬうち、物欲に走ってゲームを買う。

 ゲットしたのは、定番の「 Age of Kings (Age of Empires II) 」と、今さらながら「 WARZONE 2100 」
 いや〜、付録 CD-ROM の体験版をやったら、オレのツボにハマっちゃってねー。
 もうメーカー+雑誌の思惑に乗せられっぱなし。 情けなや。

 前作「 Age of Empires 」は、オレのノリに合わなかったとゆーか、ゲームとしてはスカポンだと思っていたので、続編である「 Age of Kings 」の購入は見合わせよーと思っていた。
 しかーし!
 体験版をプレイしたら、見事オレのツボに直撃しちまったのである。
 今までスカポンと思っていたユニットの動きや、操作性が改善されており、不満なし。
 ゲームシステムも、「文明の構築」とゆー、リアルタイムSIMにしてはグローバル過ぎてまとまりのなかったテーマをグッと絞り、「帝国の構築」にまとめ上げたので、全体的にゲームが締まった。
 よって、「買い」なのである。

※ リアルタイムSIMは、局地戦に近い状況であれば上手いシステムとなるが、「天下の統一」などグローバルな状況であると、とたんにゲームが散漫になると思うのである。 この事については改めて別の機会に。

 「 WARZONE 2100 」も、ふつーのリアルタイムSIMなのだが、
  「ユニット(戦車)はパーツを組み合わせて自分でデザインする」
  「 Glide に対応した美麗な3D画面」
 そんなトコロにクラクラッときて、思わず買ってしまった。
 マップの重要拠点は把握し易いし、資源の確保や戦闘自身もシンプル。
 そのかわり、戦車のデザインもリアルタイム。
 だから他の事は簡単になっているんだなー、と思わず納得………でも、勝てねーじゃん。 くそー。
 ……あれ? 「 WARZONE 2100 」………3Dボード「 Monster 3D II 」のオマケにくっついていたじゃねーーーかっっっ!!!
 くぬっ! くぬっ!! くぬっ!!! (←八つ当たり)

 とにかく。
 何かスゴク面白いゲームなので、無事に年末年始を乗り切れるか心配である。
 ううむ、結局ハマるんだろーな。




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