− 「いつも通り」 −

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■  5月20日 (木)

◆ 「ワザとじゃない」

 BBS に「月刊 BIG MOUSE 」などと書いたら、その通りになってしまった。
 ワザとじゃないのよ。
 とりあえず、まとめて日記書きである。


◆ 「 X68000 の資産」

 Windows なんぞで昔ながらのアクション・ゲームをプレイすると、コントローラで困ることがしばしばである。
 んー例えば、「ギャラガ」「ギャプラス」等のシューティングをキーボードでプレイしても、「 Microsoft Side Winder Pro 」でプレイしても、調子が悪い。
 昔から使っていた X68000 で弾を撃ちまくっていたジョイスティックを使えれば万々歳なのであるが。

 などと考えていたら、「 ATR-USB mk2 」なるものを発見。
 X68000 用ジョイスティックなどの ATARI 規格コントローラを USB ジョイスティックとして使用できるようにする、優れもののコンバータである。
 さらにただの ATARI ジョイスティックだけではなく、かの有名な X68000 用アナログジョイスティック「サイバー・スティック」や、 X68 版「リブルラブル」に付属していた「 XPD-1LR 」まで認識するそーである。
 さっそく入手。
( Type A → Type B の USB ケーブルを買い忘れて、届いてすぐに使えなかったのはここだけの秘密だ)

 使用感は、絶好調である。
・ XE-1 pro
 X68 シリーズの「デフォルト」ともいえるジョイスティックである。
 弾を撃ちまくるシューティングには、爽快感があってとても宜しい。
・ XPD-1 LR
 X68 版「リブルラブル」に付属していた左右両方がパッドになっているコントローラである。 Windows からは6ボタン・ジョイスティックとして認識。
 キーボードでプレイしていた「リブルラブル」を、このコントローラで楽しめるよーになったのである。
・ XE
 X1 版「ゼビウス」に付属していた、いわゆる「ゼビウス・スティック」。
 強固なセンタリングとストロークの浅さ、右スティック・左ボタンとゆーレトロゲーマーに優しい配置は、今も伝説に……なっているかもしれない。(笑) 使用感は………このスティック自身のメンテが必要である。
・ サイバースティック (型名失念)
 X68000 用アナログ・ジョイスティックである。 PC-9801 でもコレに対応したフライト SIM は沢山あった……とゆーか、沢山プレイした。
 奥から引っ張り出さねばならぬし、引っ張り出しても置き場所が無いので、これはまた次の機会に。
 現代戦のフライト SIM には最適かもしれぬと妄想している。

 しかし。
 「ギャプラス」のボーナスステージでは「GA…」しかできず、あいかわらず第5パーセクで全滅している。 「ドラゴンバスター」では毒蛇に噛まれてのたうち回っている。
 良いコントローラを使ったからといっても、急にゲームが上手くなるわけではないのである。

 くっそー、ハイスコアに名前叩きこんでやるわ。

・「 ATR-USB mk2 」を製作している Team Plus さんのサイトはこちら。
  ◆ http://www5d.biglobe.ne.jp/~kin/ →
 (残念ながらただいま『 SOLD OUT 』)


◆ 「無頼漢の戦略」

 何故か今さら、光栄「水滸伝 〜天命の誓い」にハマる。

 ご存じの方は多かろうが、ただ今コーエーが「25周年記念パック」なるものを発売しており、昔のゲームがプレイできるのである。 1本に3つのゲームが入っているのでお得なのだが、興味のないゲームも一緒になっている場合は微妙かも知れぬ。

 今回購入したのは「コーエー25周年記念パック Vol.6 」。
 「ウィニングポスト」「水滸伝:天命の誓い」「蒼き狼と白き牝鹿:元朝秘史」が一緒くたに入っているパッケージである。
 チンギス・ハーン・シリーズ「蒼き狼と白き牝鹿」の中では、戦略の自由度も高いこの「元朝秘史」が一番気に入っている。 そこはかとないエロさ加減も好きなのであるが。ぬほほ。

 が、未プレイであった「水滸伝:天命の誓い」を何気なくプレイしたら。
 しっかりとハマってしまったのである。 「元朝秘史」をさしおいて。

 当時、水滸伝好きで、生頼範義(生ョ範義)氏の魅力的なパッケージ・イラストに惹かれたのではあるが、今まで何故プレイしなかったのか不思議である。
 (しかしこのイラストはスゴイ、誰がどの登場人物かスグに判る。 特に武松、史進、魯智深、李逵のイメージはピッタリだと思うのである。 この後、小説を読んでも浮かぶのはこの顔になってしまつた。)

 さて。
 個人的な趣味で、無頼漢は「九紋龍の史進」を選択。 時代は少華山の朱武と別れた直後あたりらしい。

 仲間を集めつつ北へと逃走し、北の地にねぐらを構える。 何故かわからぬが倉の中に食料があったので、気前よく住民たちにバラまいたらありがたがられる。 いや、元々俺のモノじゃないし。
 山の獣を獲って毛皮にし街で売りさばく。 とゆーか、今のところ収入源はこれしかないのである。 街の繁華街に赤唐辛子の「劉唐」とクールな「周通」がいたので仲間に誘ったら、気軽に付いてくる。 うむ、ありがたい。 (そういえば周通さん、あんた盗賊の首領でなかった?)
 さらには、なななな何とこの僻地に「王進」先生がいらっしゃるではないかかかか。 御恩ある御方ゆえ、塞に誘ったが断られる。 (この後、仲間にもならず何年もこの地に留まっていたが、史進を見守っていたのであらうか)
 先生に見守られていては無法もできぬ。 この地で住民たちのために働いたり、人を困らす猛獣共をねじ伏せていたら、支持をする者が増えてくる。

 さて、この地の隣には、虎殺しの「武松」と花和尚「魯智深」がそれぞれ塞を構えている。 ある日、武松殿がぶらりと手土産を携えて同盟の申し出に来たので、一も二もなく承諾。
 史進、北の地にそれなりの勢力を作る。

 この頃、高[イ求](コウキュウ)の命令を受けた官軍が北西へ進軍し、小崋山の朱武と激突。 朱武は何度も官軍を撃退するが、ついには討伐されてしまう…。
 官軍はその勢いで武松の塞を急襲。 武松は命からがら逃走。
 こちらも戦力を整えねば、官軍に捕らえられてしまうのである。
 ふと思い立ち、逃走中の武松を塞に誘うと以外と気軽にやって来た。 おお!虎殺しの武松が居れば百人力である。
 ここはさらに力を合わせる為に魯智深和尚を塞に誘うと、「手下共の引っ越し費用そっち持ちならOKじゃ〜い」と快諾。 仲間の周通がいつの間にやらえらく金を貯め込んでいたので、コレを使って一括払い。

 大所帯になった史進一党は大宴会。
  史進と武松と魯智深は義兄弟に。

 こうなると花札の役でいえば三光のよーなものである。
 官軍の賄賂の要求をはねつけ、攻め込んできた軍も撃退。 佞臣のはびこる今の状態に頭を悩ませる皇帝は、史進一党の噂を小耳に挟んだ……。

 いや、面白いですわ。 これ。
 システムはちと古さを感じるが気にはならず、以外とシンプル。 さらには原作の流れを気にしないで済む故、サクサクとプレイ可能。
 しかしこの「水滸伝」も、いわゆる「キャラ萌えゲー」とやらの一種になるのであらうか。




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