− 「いつも通り」 −

2001年 宇宙の旅はまだまだだぜ
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■ 11月19日 (月)

◆ 「しし座流星群」

 すーーっ ☆
 ………あっ!
 すすーーーーーーーっ ☆
 ……………おおおっっ!!!

 その夜、午前2時も近くなったが東の空に浮かぶ獅子座は、薄い雲に隠れていたのであった。
 ああ、見られねぇかなぁ。
 雲に切れ目があったので、東の窓からホケーッと夜空を眺める。

 ……………!!
 見えたよ………。
 街路灯のある住宅街であるにもかかわらず。
 薄雲なぞは透き通すくらいの光のスジが、幾条も見えるのである。
 家族をたたき起こして(笑)、東の窓にへばりつく。
 流れ星は、「あっ」と声を上げても、すぐに過ぎ去っていってしまう速度。
 獅子座のある方向をホケーッと見て、放射状に飛び行く光を目で追う。
 数年前に見た、しし座流星群よりも速くて多い。

 もー我慢できないので、外で観賞。
 足元には「なになに〜?」と寝ぼけ眼で起きてきた猫。(ゴロゴロ)
 雲の切れ間は大きくなり、北斗七星もドドーンと見えてきた。
 そして、赤い光や緑色の光を発しながら走る光も。(たーまやー)

 ………流れ星は、途切れ途切れになり、終了。
 良いもん見たよなー。
 時はもう午前3時過ぎ。 家族はとっくに寝た。
 家に入って、さぁ俺も寝るべぇ、と階段を上り、ふと東の空を見ると。

 さ さ さ さーーーっ
 またもや派手に、光が流れる。
 おおおおおーーーっ!!

 あ、そーか、3時過ぎにもピークが来るとか言ってたもんなー。
 流星群の第二段は、さっきよりも降り注ぐように見える。
 我慢できずに、またも外へ。 (寒いぜっ)
 獅子座を中心に、五月雨のように パラッ パラッ と星が流れる。

 そしてしばし、寒さも時間も忘れて見入ったのである。

 今回の流星群であるが、薄曇りだったのであまり期待はしていなかったし、特に星が綺麗に見える所へ行った訳でもなかったのだが、これがまた予想以上の美しさであった。
 うむ、良いものを見た。

 が、寒かった。 ………びへーーっくしぇぃ!!!
 風邪ぶりかえさんようにせんと。 のほほ。


◆ 「 Direct-X 8.0a Later 」

 ウチのPCはプログラミングにも使っていて、某ライブラリの関係上、 Direct-X はまだ「 7.0a 」なのである。

 そーなると、「 8.0a 以降」に対応した最新のゲームが………
 何故か走ってしまうのだ、これが。

 パッケージでは「 8.0a 以降対応」と銘打っているゲームでも、
 密かに「 7.0a 」に対応している場合があるのである。
 ( README ファイルに書いてあったりする)
 とりあえず、現在ウチで走っているゲームを以下に記しておく。(3つしかないが)
 ・「 SEVERANCE : Blade of Darkness 」
 ・「 Stronghold 」
 ・「 CIVILIZATION III 」

 ただし、「 CIVILIZATION III 」はあくまでも「 8.0a Later 」と書いてあるので、走らせる時は注意していただきたい。



■ 11月16日 (金)

◆ 「あせった」

 しばらくサイトを更新していなかったのだが、
 熱を出してしばらく寝込んでいたのである。
 馬で言えば、「熱発休養(ねっぱつきゅうよう)」である。
 やっとこさ、ノコノコと起き出してきて復活した。

 ただ、ちょっとした懸念はある。
 アメリカはネバダ州からの船便を開けた翌日に、高熱を発したのである。
 (マジで焦ったわ)

 どーやら、悪い菌ではなかったよーなのだが。
 鶴亀鶴亀。


◆ 「 『 Stronghold 』にハマる」

 この所、「 Stronghold 」というゲームにハマっているのである。
 いわゆる、「シム・シティ」ならぬ「シム・城」
 (直輸入版で全て英語だが、特に難儀はナイ)

 Keep (天守閣)を中心に城壁を巡らせ、麦畑と粉挽き場を作ってパンを焼き住民の腹を満たし、木こり小屋や石切り場を作って材料を集め、工房を作って武器を作り城防衛用の兵を編成するのである。
 地形を活かした城壁や櫓を考えるのも楽しく、各施設が動いていると「断面図」で働いている姿を見せてくれるのも楽しい。
 建物の「断面図」が好きな私は、コロッとハマってしまったのである。

 「フリー・モード」で、ホケーッと城を作るのも、いとをかし。
 「コンバット・ミッション」で、「軍事拠点」&「住民の保護」とゆー城本来の役割をプレイするのもエキサイティングである。

 しかし「 Stronghold 」にも、トラブルが待ちかまえているのであった……。


◆ 「 『 Stronghold 』でもトラブる」

 ひじょーに面白い「 Stronghold 」であるが、何故か、
 ゲーム中のテキスト・メッセージがメチャクチャである。

 建物を建てようとすると、 Pitch (コールタール)はたんとあるのに、「 Pitch が必要だよーん(英語)」と表示。 ………が、メッセージを聞くと「 Gold が必要だよーん(英語)」と言うておる。
 何かを訪ねられた時にも、ボタンの項目が違う。
 「〜しますか? [ Fast / Save ] 」………「 Yes / No 」ならわかるが、何を選択しろっつーねん。
 メニューの項目もメチャクチャ……というより、1段ずれている。

 カンでプレイできないこともないが、
 「 Save して終了」と「強制終了」を間違えた。

 1日かけて建てたオレの城がメモリの虚空へ消えたとき、原因の究明を決意。


◆ 「 『 Stronghold 』でもトラブる・原因究明編」

 製作元の公式サイトを見ても、このようなトラブルは発生していないようだが、某巨大掲示板「2ちゃんねる」のPCゲームスレッドを見ると、同じような症状が多発しているようである。 ( 2001/11/ 3 現在)

 ………カンで、「文字列テーブルがおかしい」とアタリをつける。
 実は以前私が作ったゲームに、文字列テーブルの読み込みにバグがあって、ワケのわからん表示に頭を抱えたことがあるのだ。(笑)
(キャラの名前を表示するところに、注釈文の「*名前*」が出てきたり)

 たまたま、「 Stronghold 」では文字列テーブルが実行ファイルとは別のファイルになっていたので、こいつをチョコチョコっといじれば正常になると確信。
 文字列ファイル " sh.tex " のダンプリストを眺める。

 ………こりゃ、前半がアドレス・テーブルで、後半が文字列データである。
 文字列データは、何故か1文字ずつ WORD ( unsigned int ) 型で格納。

 アドレス・テーブルをちょっといじれば、マトモな表示に………ならず。
 しかも、ゲームは強制終了 & ブルー・スクリーン。(笑)

 あー、もしかしたら、日本語 Windows では読めないコードが、文字列の区切りになっちゃっているのか〜?
 そんなバグなら経験済みである。

 バイナリ・データである "sh.tex" をいきなり「秀丸エディタ」に、ムリヤリ読み込ませる。(大笑)
 ………案の定、日本語 Windows 環境では正常に表示できない文字コードが、あちこちに散見。
 こいつを、読み込むことの出来る文字コードに置き換えてやれば………。

 あぁ? コード "2019h" ??
 こりゃ………「 Unicode 」だわ………。
 ………そうか、
 この文字データは「 WORD 型で格納された ASCII コード」ではなく、2バイトの「 Unicode 」だったのかかかかかか!!!!!

 よーするに、製作側( Fire Fly 社)のミスでわ無く、日本語 Windows が「 Unicode を読み込み損なう」のが原因であったのだ。 (まー、日本語 Windows は、 S-JIS コードも扱わないとならないしのぅ)
 多分、他国語版への移植を容易にするつもりで、文字列データを全て Unicode にしたのであろうが、大きなお世話である。
(個人的な意見としては、 Unicode は日本語をナメているとしか思えないので、大嫌いである)

 そんなワケで、バイナリ・エディタでポチポチと、読み込めないコードを読めるコードに置き換えて、ゲームを実行。
 ………おおっ! マトモなメッセージが表示される!!

 と、ゆーわけで、改めてハマり直すのであった。


◆ 「『 Stronghold 』でもトラブる・解決編」

 修正方法は某掲示板にも書き込んだが、ココにも書き込んでおく。

1.
 「 Stronghold 」をインストールしたフォルダ内にあるファイル
  " sh.tex "
 を、「 B'z Binary Editor 」などのバイナリ・エディタで開く。

2.
  "000003E8" 番地以下にあるデータ(文字列データ)を、
  "19 20 " → "27 00 "
  "26 20 " → "2D 00 "
 と、「全て」書き換える。
( 000003E8 番地より前はアドレス・テーブルなので、いじらないよーに。
 いじった私は何度か「青い画面」を見ましたわ)


 要するに、 Unicode で格納されているデータを、日本語 Windows 環境で不具合なく扱えるコードに置き換えただけである。
 "19 20 " = "2019h" は Unicode で「’」なので、 "0027h" に、
 "26 20 " = "2026h" は文末に使われる「…」なのだが、とりあえずマイナス記号「−」 "002Dh" で代用した。

 注!)
 バイナリ・エディタをいじったことがなかったり、上記の意味がわからなかった人は、やらない方が賢明である。
 また、これをやってシステムに不具合が出ても責任は取れないので、各自の責任で行うよーに。


 パッチを置こうかとおもったが、ゲームがバージョンアップされる度にアップロードするのがメンドいので、やめ。
 各自奮闘していただきたい。

★ 後日談
 各自奮闘とゆーだけでも何なので、「 Stronghold 」のページに Ver 1.0 用のパッチを置いてみた。 注意・用法をよくお読みになってご使用めされよ。
 ◆ 宵の口 ゲーム情報 「 Stronghold 」 →


◆ 「 『 Myth II 』にもハマる」

 ファンタジーRTSゲームであるところの「 Myth II 」を入手。
 カタカタとミッションを楽しみつつ、ハマっているのである。
 (あ、もちろん輸入版である)

 前作「 Myth 」のデモ版をプレイし、「生産」の概念がなく「戦略」だけに絞った潔いデザインにホレこんだが、製品版を入手できず完全にプレイはしていなかったのである。
 その「 Myth 」への思いを忘れかけていた頃、「 Myth II : Soulbrighter 」と幾つかの MOD がパッケージになった、
 「 Myth II : Worlds 」を発見。
 再び、反射神経よりも「作戦」の重要なゲームへ突入である。

 とは言いつつ、ドワーフくんを小高い丘に陣取らせて、爆弾まき散らしていますけど。
 たーまやー。 どどーん


◆ 「 『 CIVILIZATION III 』にもハマる」

 おお!
 「 CIVILIZATION III 」が発売されておるではないかっっっ!!

 即ゲット、である。
 日本語版なんて待っていられるけぇ。
 何とでも言いやがれ。 身体がボロボロになろうともコレだけはゆずれねぇ。
 (ああ、もうボロボロになっているが)

 ちとプレイした感想はといえば、
  良くも悪くも「 CIVILIZATION 」である。
 ゲームの要素が各種増えているので、「 II 」よりもゲームのテンポは遅いような気がしないでもない。

 だが、ユニットの生産に「資源」の概念が出来たのはお気に入りである。
 「騎兵」を作るには、「馬」が生息している場所を、「戦車」を作るには「石油」の出る場所を押さえて置かねばならぬ。
 また今回、ユニットのZOCが廃止されてどーなるかと思ったが、移動において敵に「スクラムを組まれて」動きを阻まれることがなくなり、逆にスッキリとプレイできる。 (一大帝国の中を蹂躙する楽しみが……)

 「 CIVILIZATION II 」から「 ALPHA CENTAURI 」になった時ほどのインパクトは、無いが、
 ジワジワ〜ッとハマるぞ、コレは。




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