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■ 8月16日 (金) ◆ 「納涼・卓上ゲーム大会」 8月某日。 SION行者の呼びかけにより、「納涼・卓上ゲーム大会」を開催することと相成る。 忙しいこの時期である。 当初は4〜5人集まれば御の字と思っていたのだが、集まったのは何と7人。 「少年探偵団」と同じ人数である。 そしてここに「納涼」ならぬ、「大熱血・卓上ゲーム大会」が始まるのである。 (内訳は、 SION行者 / Shipの旦那 / 88FR氏 / kon氏 / 竜くん / Kくん / まじま ) ☆ 第1戦:「ブラフ」 88FR氏が遅れるとの連絡を受け、6人でスタートである。 まずは肩慣らしに「ブラフ」をプレイ。 ※ ブラフ : 全員がカップに入った5個のダイスを降り、プレイヤーが順番にダイスの目とその数の合計を予測して当てるゲーム。 当然、他のプレイヤーの目は判らないので、推理とハッタリ(ブラフ)が必要。 ただし、ハッタリを見破られたら、ダイスを失う。 久しぶりのプレイ&初プレイの人もいるので、ルール確認の後プレイ開始。 並び順は、 まじま→kon→SION→竜→K→Ship である。 壺振りの後、まじま から予測開始。 まじま、気弱に無難な数字から始めるも、kon→SION→竜で本当かハッタリか判らない世界に突入。 K→Shipが、オールマイティの「☆」を予測して切り抜け、まじま の番に。 もう何を予測しても「ありえない世界」である。 ハッタリを効かせてkon氏に順番を回すも、「ブラフ」を見破られてドボン。 ごっそりとダイスを失う。 まじま、初戦のダイス失点が響いて、このラウンド、早々に敗退。 この後、竜くんとKくん、予測したダイスの目がドンピシャと当たり、他のプレイヤーは着々とダイスの数を減らす。 結局、Kくん、無傷の勝利。 第2ラウンドからは、皆、慎重に数を予測。 「振り直し」も交えて予測をかく乱する。 1周目以降は、いつ「ブラフ」で爆発するかおかしくない状況。 Kくん、なんとか「☆」の数でかわそうとするが、Ship旦那に「ブラフ」を読まれ、一気に5個のダイスを失い、轟沈。 後は皆、ダイス1個の削り合いになるが、まじま が2連続ダメージを食らって敗退。 後は、次々とプレイヤー離脱。 結局、トリッキーなラウンドに決着を付けたのは、冷静なShip旦那。 ☆ 第2戦:「6ニムト!」 88FR氏が合流。 ここで「6ニムト!」をプレイ開始。 ※ 6ニムト! : 手札から同時にカードを出し、場札に数値の近いカードを次々と付けて行く。 付けたカードが場の「6枚目」になったら、その場のカードを「取らなくてはいけない」。 「取ってしまった」カードに描かれた「牛」の数が多いプレイヤーの負け。 このゲーム、展開を予想しようとしても、他プレイヤーの出すカードによってガラリと展開が変わり、相手に場札を取らせようとしても、結局自分が取るハメになるのである。 しかし、あまり考えないでカードを出すと、結局たくさんの「牛」を引き受けることになる。 カード運が悪かったのか相手が悪かったのか、竜くん、毎ラウンド大量の「牛」を引き受け、ダントツの「牛」トップに。 88FR、SION、kon、K、まじま、似たり寄ったりの「牛」を獲得。 結局、「牛」ゼロのラウンドを2回こなした、Ship旦那が圧倒勝利。 ☆ エキシビション:「ババンク」 SION行者とKくんが昼飯の買い出しへ。 その間、残りの者で軽く「ババンク」をプレイ。 ※ ババンク : テーブルに見立てた何枚もの板の上に、チップと裏返したカード(得点倍増/イカサマ師/ブラフ)を載せ、自分のコマを儲かりそうな板へ移動させる。 チップの数によって金が手にはいるが、カードの効果で結果は2転3転する。 少額チップの時は、まったりと金を獲得するも、チップの額が倍・倍となってくるとカードの効果が破壊力を増す。 最終ラウンドにShip旦那は、まじま の置いたイカサマ師カードに儲けを根こそぎ奪われ、目が点。 88FR氏、コマの移動を間違えて大量の儲けを逃す。 kon氏、竜くん、正直すぎて、儲けはそこそこ。 結局、一番「人の悪い」まじま が、勝利。 88FR「この板、コップを置くコースターにいいな〜」 まじま「や、やめて下さい」 ☆ 第3戦:「PIT!」 昼飯後、腹ごなしに「PIT!」をプレイ。 Kくん持参の、旧「ベル付き」のカードセットである。 ※ PIT! : 他のプレイヤーとカードを交換して、9枚の穀物カードを揃えれば勝ち。 しかし、カードの交換は「交換する枚数を叫び、息のあったプレイヤーと即交換する」のだ。 「2枚!2枚!」「3枚!!!」と怒号が飛び交い、揃った時に慣らす「チン!」というベルの音で終わる。 ノドを痛めていた者が数人いたが、本人を含め皆そんなことは忘れてプレイは何度も繰り返される。(笑 例:オレ) しーん。 チン! 「1枚ー 1枚ー」 「2枚!」 「2枚!!」 「おっしゃ!」 「3枚いないか!」 「2枚!」 「それじゃねぇ!!」 「1枚!!」 「2枚!2枚ーー!!」 「うげっ」 「3枚いいいい!!」 チーン!! 怒号が飛び交う中、「市場」に流れるカードを見極め、時には強引に取り引きし、誰が何を持っているかを予測する……… ことは不可能に近いぞ。 いつもは5戦もやるとヘトヘトになるが、人数の多いせいか展開が早く、10戦プレイする。 竜くんは3回上がるも集めた穀物の点数が低く、100点の「小麦」を含んだ2回上がりのkon氏が勝利。 ☆ 第4戦:「ボーナンザ」+「拡張セット」 その後、豆栽培カードゲーム「ボーナンザ」をプレイ。 「ボーナンザ」は5人プレイまでだが、「コーヒー豆」「カカオ豆」&新ルールを追加した「拡張セット」を混ぜて7人プレイ。 ※ ボーナンザ : 畑に豆を植え = 自分の場に同じ種類の豆カードを置いて、儲かりそうな枚数になったら捌き、ターラー(このゲームの貨幣単位)を手に入れる。 自分の手番には必ず豆を植えなければならず、畑が空いてなかったら、タダか安値で、育った豆を売り払わねばならないことも。 「競り」もあるので、自分の手番でなくとも目が離せず。 初プレイの人間が多かったが、ルール説明の後に手番が一周すると、みな大体のコツを飲み込む。 当初は、持っている豆を植え、まったりとプレイ。 しかし、だんだんと「儲けのいい豆」がわかってくると、自分の思惑と共に他プレイヤーの駆け引きも絡み、市場は割れ始め、競りは儲け優先となる。 割の良い「 Augenbohnen (ささげ)」こと「ボクシング豆」の奪い合い。 数の多い「 Blaue Bohnen (青豆)」こと「ガンマン豆」と「 Saubohnen (そらまめ)」こと「酔いジャガ豆」の大量植え付け。 皆がコツコツと植える→さばくを繰り返してターラーを儲ける中、SION、まじま は、儲かる豆の大量植え付け → 一攫千金を狙う。 SION行者、数は少ないが儲けの大きい「 Gartenbohnen (ゴガツササゲ)」こと「暴れん坊豆」をさばくことに成功。 これが大きく影響し、他プレイヤーが追い上げる中、僅差でSION行者の勝利。 とりあえず、こんなところでゲーム終了。 人数が多いこともあってカードゲーム中心になったが、知力系と体力系(笑)の両方がプレイできて、なかなか燃えたのである。 (私の記憶が少々トンでいるため、プレイの順番や勝利者が違っているかもしれない。 もしも間違いを見つけたら、関係者は BBS などでツッコミをいれてもらいたい。) 個人的には今回、ファンタジー・カードゲーム「操り人形」がプレイヤーの好みの関係でプレイできず、ファンタジー・ボードゲーム「タリスマン」と新大陸開拓ゲーム「プエルトリコ」が人数の関係でプレイできなかったのは、残念である。 またやる。 ◆ 「納涼・卓上ゲーム大会 話のつづき」 ゲームも一段落して晩飯を食った後、雑談がてらに、DVD「千と千尋の神隠し」が赤いことを皆で確認。 「おー」 「赤い赤い」 「うん、赤いなー」 ちょっと見入る。 直後に、何故か、Ship旦那秘蔵の 『愛國戦隊・大日本』 鑑賞会に。 (ハイ、ここで笑った人。 あとで職員室に来るよーに。) アカの脅威から日本を守る愛國の勇者に感銘を受けて、大爆笑。 ハラショー。 ここらで、納涼どころか「熱血」になったゲーム大会は、お開き。 惜しみつつも、解散である。 大会の企画発案とメンバーの調整をしてくれた、SION行者。 自室を会場に提供してくれた、Ship旦那。 両者にはこの場を借りて、礼を申し上げる。 |