■ 11月13日 (水)
◆ 「帝国の栄華」
いつもより多くハマり続けております! 「 IMPERIALISM II 」。
やっとこさ『勝利』したのである。
"Caugi" マップも飽きたので、ランダムマップでプレイ。
我がオランダ帝国、スペイン&スウェーデンという強豪に挟まれる位置にあったが、いくつかの小国(中立国)が陸続きにあり、他国の海域を通らずとも外海に出られる利点があるのだ。
とりあえず「香辛料長者」になって、成金プレイをめざすのである。
まずは何度も痛い目にあっている「飢餓」と「資源不足」(とほほ)を避けるため、森林&穀倉地帯を開拓。 そして「鉄」。
「探検隊」を国内に派遣し、シャカリキに鉄鉱石を探すのである。
外交では隣の小国アイルランドが「羊」と「銅」を売り物にしていたので、資金援助とともに通商政策でガシガシ買い入れ。 帝国への依存度を高める。
もちろん、後に我が帝国へ編入させるための工作である。 ふははははは
外海へは船を派遣し、新大陸の探索である。
「香辛料」と「煙草」を生産していたチェロキー族と遭遇。
ここはいきなり 「ハロー」→「侵略」 である。
(ここで何のペナルティも無いのが、実にヨーロピアンで香ばしい)
スペインとスウェーデン、ポルトガルとイギリスも負けじと、新大陸へと「進出」。 スペインは「サトウキビ」、スウェーデンは「毛皮」をほぼ独占。
これはひじょーに痛いのである。 サトウキビと毛皮は、国内の上級労働者に必要な贅沢品なのだ。
フランスは史実さながら、新大陸とは「宥和政策」を取り「通商」しようとしていたようだが、通商相手はあっさりスペインとイギリスに滅ぼされてしまったのである。 南無。
さて、「香辛料」長者をめざした我がオランダ帝国だが、思ったより儲けが出ないことに気付く。
しかし、運がいいとゆーか何とゆーか、新大陸での対スペイン・イギリスの橋頭堡にしようと確保した州に、「鉄」の大鉱脈と「銀山」を発見。 さらに続けて不毛の砂漠地帯に「ダイヤモンド」も発見で、ウハウハである。
とはいえ、儲かった金は、小国への援助金と資源の買い取りで右から左に消えてゆき、徐々に赤字状態。
さらに赤字になっても援助続行。 まるで、どこぞの国のよーである。
この経済危機、研究開発費のカットと、「錫」「銅」といった「戦略資源」を他国への切り売りで、しのぐ。 (「錫」+「銅」で、軍事ユニット生産に必要な「青銅」が出来るのだ)
そして…… 苦労実ってアイルランド編入〜。
その他の小国、スコットランド、イタリア、も通商政策で、かなりの親オランダ派である。
まずは、穀倉地帯&「鉄」「石炭」鉱山がある、「おいしい」イタリアを帝国に編入。
スウェーデンがスコットランドに手を伸ばし始めたので、結構無理をして金をばらまき、スコットランドも帝国に編入。
我がオランダ帝国は、実に平和的に(笑)版図を拡大したのである。
しかし。 急激に拡張した帝国は、「食い扶持」が増大。
い、いかん、労働者の食料が足りまセーン。
旧小国の軍備を縮小し、急いで未開拓の穀倉地帯・牧草地を開拓するが、不覚にもいくばくかの餓死者を出す。 すまない、労働者諸君。
しばらくは拡大した内地の開拓に勤しむ。
なーんにも無いと思っていたスコットランドだが、以外と森林と穀倉地帯が豊富で、ボチボチと船舶と労働者の増加に成功。
船舶が増えると交易できる枠が増え、労働者が増えると資材の生産量が増える。 そしてそれを売りに出し、資金が増える。 足りない資材は買い入れ、帝国間の関係も改善。
そして、工作資金は新大陸の香辛料と宝石が満たしてくれるのである。
ウマイ具合に、帝国が運営され始めたのである。
ここらで、小国スイスの併合に着手。
だが、ここはポルトガルの息が掛かっており、「軍事的併合」(つまり攻め込むことね)をした場合、「大戦」が勃発することウケ合いである。
ポルトガルとの関係も保ちながら、徐々にスイスを親オランダ派へと工作。
そこに。 フランスがスイスに侵攻。
フランスは新大陸の利権も獲得できず、イギリスとポルトガルに挟まれて雪隠詰めである。 小国スイスに手を伸ばしても不思議はあるまい。
ここは策を巡らせて、フランスを孤立させる作戦をとる。
親ポルトガルのスイスに攻め込まれて怒っているポルトガルに軍事資金の賞与。 さらにフランスからの資源買い入れを全て中止し、スペインとスウェーデン中心に取引。
頃合いを見計らってフランスに宣戦布告すると、他の国が全て同時にフランスへ宣戦布告。 (おいおい)
フランスの領地は、ポルトガルと我がオランダに切り取られ、フランスの植民地はスウェーデンに切り取られ、なんとフランス王国滅亡。
元スイス領フランスは、大義名分の元、我がオランダに接収される。
「弱い奴が悪い」 ──実にヨーロピアンなインペリアリズムである。
旧大陸の大きな部分を占めるようになったオランダ帝国。
(これでもまだ勝利条件を満たしていないのである。 なかなか悩ましい勝利条件である。)
他国に警戒され始め、スウェーデン・スペイン・イギリスが対オランダ同盟(らしきもの)を組み始めたのである。
3国を相手にしたら、さすがのオランダでもひとたまりもないではないかかか!!
まだ、対オランダ感情の良いポルトガルとの関係を交易で強固にし、スウェーデンとイギリスとの交易を拡大して関係を改善させる。
そして、対スペイン戦の準備である。
スペインは、オランダと同盟国ポルトガルとの間に位置しており、挟み撃ちにできるのである。
スウェーデン&イギリスとの同盟を結び直し、後顧の憂いを無くしてから、
スペインへ宣戦布告。
案の定、ポルトガルも参戦。
スウェーデンとイギリスも後を追うように参戦である。
ポルトガルがスペインの首都マドリードを徹底的に海上封鎖。
我がオランダは国境沿いに集結させていた、最新鋭の軍でスペイン侵攻。
軍費は新大陸から湧いて出てくるため、3ターンでスペインは首都マドリードを残すのみである。
スペインの新大陸領は、ほぼスウェーデンとイギリスに接収される。
しかし。 マドリードは固かった。
スペインは、オランダの5年にもおよぶ攻撃に耐え、その間にスウェーデン&イギリスとの関係を正常化。 スウェーデンが背後でゴソゴソと動き回る。
スペインに、かかずらい過ぎていた。
このままでは、背後を突かれる恐れがある。
とっとと「停戦」すると、参戦していたポルトガルが怒って同盟を破棄。
怒ってもしかたあるめぇ。 こちとらの都合もあるってもんだ。
とりあえず、イギリスにはおとなしくしてもらって、やる気満々のスウェーデンへ宣戦布告。
スウェーデンは待ってましたとばかりにオランダ領へ侵攻。
さすがに新大陸に駐留していた兵を呼び戻してまで準備してあった軍である。 あっさり前線の砦を抜かれ旧アイルランド・ダブリンまで侵攻。
我が帝国の首都アムステルダム近辺まで迫られたのである。
しかし、そこで延びた兵站をバッサリと断ち切り、スウェーデン軍の主力をダブリンで孤立させ、スウェーデン領へ侵攻。
同時に、上級労働者に必要な毛皮・煙草・砂糖の補給を止める為、スウェーデン首都ストックホルムを「黒船」(鉄鋼船)で海上封鎖。
オランダ帝国は旧世界の半分を領有し、勝利である。
長かったが、なかなか面白いプレイであった。
………しかし、ちょおっと待て。
これは「宵の口 ゲーム情報」のネタじゃないか??
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