■ 3月13日 (木)
◆ 「春の定番」
確定申告の時期である。
サイトの更新がしばらく停止するやもしれませぬが、ご勘弁の程を。
………と、先日書こうと思ったのだが、
「忙しくなくても、しょっちゅう停止している」
と気付いたので、やめ。
とりあえず、いつものペースではある。
◆ 「プレシデンテ・第三の選択」
先日、「トロピコ・日本語版」を入手。
さっそく、プレイである。
* * *
秘書官 「プレシデ〜ンテ、言葉も日本語になって再出発でございます。」
大統領 「うむ、カリブの島で英語ってのも違和感あったがな。」
秘書官 「それを言ったらハリウッドもお終いでございますが。」
大統領 「なるほど。」
秘書官 「報告書でございます。」
大統領 「うむ。 ……あ、奴ってこんなこと言ってたの。 無視してたわ。」
秘書官 「では、あのOKのサインは、もしや……。」
大統領 「ぜんぶ適当に。」
秘書官 「…………………。」
大統領 「あまり悩むとハゲるぞ。」
秘書官 「気を取り直して。 如何致しましょう?」
大統領 「サトウキビ。 サトウキビじゃんじゃん植えて。」
秘書官 「前回と同じような気もいたしますが。」
大統領 「『だまって俺についてこい』」
秘書官 「ハナ肇とクレイジーキャッツですか。 あ、歌わなくて結構。」
大統領 「(ちっ)」
秘書官 「サトウキビ畑の人手がたりません。」
大統領 「まーそりゃー働かなくても食っていける島だからなー。」
秘書官 「それを言われては…。」
大統領 「んじゃ、賃金上げて、同時に金を使うパブを建設すっか。」
秘書官 「馬車馬とニンジンですか。 資本主義の見本です。」
大統領 「俺も飲みたいし。」
秘書官 「………では、やはりラム酒工場も?」
大統領 「建てる。」
秘書官 「それを、ワンパターンとも言いますな。」
大統領 「上手く行った政策を崩す必要はない。」
秘書官 「上手く行った記憶はございません。」
大統領 「あ、それから前回の徹は踏まないように運搬会社も追加ね。」
秘書官 「アイ・サー。」
大統領 「見ろ。 国民の幸せに満ちた顔を。」
秘書官 「建設労働者が大学教授の賃金と同じというのは気になりますが。」
大統領 「いやー、肉体労働は大事だぞ。 (うんうん)」
秘書官 「街中心部の家賃も破格の安さですな。」
大統領 「住環境も大事だぞ。 (うんうん)」
秘書官 「それが、国庫を圧迫しております。」
大統領 「然り……… ? でも、ラム酒工場建てただろう。」
秘書官 「『またもや』儲けがでておりません。」
大統領 「それじゃ、『またもや』観光事業行ってみようか。」
秘書官 「豪快な赤字ですな。」
大統領 「国庫がマイナスというのも始めての体験ではある。」
秘書官 「中央銀行が貸し付けを制限いたしましたぞ……。」
大統領 「ちょっとマズいな。」
秘書官 「かなりマズいです。」
大統領 「んじゃ、賃下げ&家賃上げ。」
秘書官 「もうすぐ選挙です。 怒りを買わねば良いのですが…。」
大統領 「あ、それから、対立候補に監視付けといて。」
秘書官 「なかなか、独裁国家らしくなってまいりましたな。」
大統領 「とか何とか言いつつ選挙にはあっさり勝ったが。」
秘書官 「共産主義者の圧倒的支持が得られておりますので。」
大統領 「何かイヤだな。」
秘書官 「と、言いますと?」
大統領 「どーせなら、大勢の綺麗なマドモアゼルに支持されたい。」
秘書官 「……プレシデンテ、飲みながらの政務はお控えになった方が…。」
大統領 「ダメか、やっぱり。」
秘書官 「プレシデンテ、あいかわらず赤字スレスレでございます。」
大統領 「あー、原因わかったから。」
秘書官 「は?」
大統領 「船が混雑しちゃって、なかなか出航できないでやんの。」
秘書官 「湾内でぶつかりあってますな。」
大統領 「観光用ヨットも兼用してるからなー。 観光客もホテルにカンヅメ。
はーっはっはっ。」
秘書官 「……………。」
大統領 「桟橋の追加、超特急。」
秘書官 「港湾が整理され、資金も潤沢になりました。」
大統領 「うむ。 では電気でも引くか。」
秘書官 「おお、中心部に病院も建てられます。」
大統領 「うんにゃ。 それで豪勢なカジノを建てる。」
秘書官 「………………。」
大統領 「あ、もちろん、観光客用ね。 観光客。」
秘書官 「カジノは建設いたしましたが、儲かりませんな。」
大統領 「んじゃ、金持ち用ホテルも建設。 観光の目玉は謎の古代遺跡!」
秘書官 「なるほど。」
大統領 「それよりもナンだ。 孤児や老人用に作った家賃ゼロのアパート、
高給取りが占拠しているよーだが。」
秘書官 「立地条件がよろしいですからね。」
大統領 「全員、追い出せ。」
秘書官 「(ぜー ぜー ぜー)
一世帯づつ収入を調査して追い出すのは大変でございます。」
大統領 「家賃500%アップ。」
秘書官 「(こいつ人間じゃねぇ…)」
大統領 「デーモン一族でも見るよーな目つきをするな。
どーせ金に困っている者は入居しておらぬし、収入も上がる。」
秘書官 「アイ・サー」
大統領 「ふむ。」
秘書官 「おお、お珍しい。 プレシデンテが帳簿をご覧になるとは。」
大統領 「お前、金鉱掘りになるか?」
秘書官 「秘書より楽かも知れませんな。」
大統領 「冗談だ。」
秘書官 「私は冗談で申したのではございません。」
大統領 「いや、それより赤字の根本的な原因が判った。」
秘書官 「安易な賃上げが国庫を圧迫したせいでは?」
大統領 「日照りで何年もサトウキビが大不作だった。」
秘書官 「…………… 今、 それに、 お気付きで?」
大統領 「うむ。」
秘書官 「我が国は、観光を中心として豊かになりましたぞ!」
大統領 「ラム酒は?」
秘書官 「それなりに。」
大統領 「あそ。」
秘書官 「今回は少々資金繰りに苦労しましたが、50年の統治に成功です。」
大統領 「先日、帳簿を見て気付いたんだが。」
秘書官 「はい?」
大統領 「スイス銀行隠し口座への資金、止めるの忘れてたんだな、これが。」
◆ 「『花鳥風月』タクティクス・統一」
昨年よりハマっているオンライン・ゲーム「花鳥風月タクティクス」であるが、おかげさまを持ちまして塔を四つ確保して一応の勝利である。
まずはめでたい。
合力いただいた同盟諸国の方々に御礼申し上げる。
(以前は「塔を三つ確保」とのたまったが、「四つ」の勘違いである。)
※「花鳥風月タクティクス」:ファンタジー世界を舞台にした、CGI によるオンライン・マルチプレイヤー・ゲーム。 1日1ターン(または1日4ターン)のペースで進み、マップに点在する「塔」を全て確保すれば勝利である。
前回は、同盟国と共に東部へ攻め入ったが、同盟国(仮名:N国)の手違いにより前戦が混乱、何とか立て直すももう一つの同盟国(仮名:A国)の挑戦を受け一対一の大勝負と相成る……とゆートコロまで。
頭の回る他の国は「このマップとメンバーでは塔を四つ確保することは不可能、よってこの対戦の勝利者に革命を起こしてもらう」と考えた模様。
皆、俺国とA国の勝負を見守る。
………って、いや、見守られても。(笑)
A国は、自ら俺国に戦いを挑むとあって、レジェンド(英雄)が幾名。
一人のレジェンドを山岳地帯へ誘き寄せて封殺したはよいが、後ろに最強とも言えるもう一人のレジェンドと大軍(水軍)が待ちかまえていたのである。 俺国は慌ててツンドラ地帯まで後退。
人魚を中心とした水軍も山へ登れば無力かと思いきや空軍も並べてくるA国。 俺国は追ってきた大軍とにらみ合い。
一度は山でレジェンドを封殺されたA国は慎重にも攻めては来ない。 その間に俺国はアイテムを買い揃えて着々と「火計」の着手。
あくる日、山に陣取ったA国の大軍を奇襲&火計にて爆殺。(南無) 一気に山岳地帯を奪還しA国軍とは海で対峙することとなる。
が、さらにそこには、またもやレジェンドと水軍が。 俺、嘆息。
ここは大博打で「力押し」である。 負けたらそれまでよ。
地道に揃えた第一軍、鷹を中心とした空軍と随天使を一気に攻め込ませると、辛くも勝利。 (冷や汗かいたわ)
A国、海道を一時退却。
戦に長けたA国である。 ここで追いすがっては反撃される恐れがあるので、しばし体勢を立て直す。
俺国、海道に潮流の違い(属性の違う地形)を見つけ、そこを確保し進軍の橋頭堡とする。
しかしA国、後に続くレジェンドを準備していたのである。
橋頭堡に駐留していた俺国の水軍(半魚人)と空軍(鷹)そして随天使は、A国のレジェンドとそれの率いる大軍(猫・猫・猫!)と交戦。
この戦い、俺国が何とかかんとか勝利。 (またも冷や汗かいたわ)
一気に海道を確保。 A国の守りの要である「地獄門」へと兵を進める。
ここで俺国、勝利に少し油断して、A国・地獄門の兵に攻撃を受け、主力軍の随天使や鷹をおとされる。
俺国、何とか後続部隊を合流させ地獄門と火山を突破。 A国は草原地帯から市街地にかけて布陣。 俺国主力軍は、A国本拠地前へ戦線をはる。
ここで一気に街を攻め陥として講和を結ぼうかとも考え、一部の兵を分けてA国の街へ進軍させる。
が、A国の街は魔法使い”シェイプシフター”の部隊が。
強い軍で攻めれば鏡のごとくその強い軍になり、反撃するのである。
遊撃部隊が全滅。 力押しではどうにもならず。
俺国は街を包囲して資金を絶つ作戦。
ここで互いの同盟国であるN国より、和平の提案が。
このままでは泥沼の戦になる故 ── しかも俺国はA国を憎んでいるわけではなく敬意を表しておる ── 、N国の調停により講和。
N国と親交のあるAb国も、俺国が「革命」を起こすことを同意。
この地において「革命」が起きる。
そして新しい地(マップ)にて、皆、ゼロからのスタートである……。
このマップに集まった方々、そして無償にてこのゲームを公開している作者様、楽しいゲームでござりました。
この場を借りて、お礼申し上げまする。
今回のプレイ、戦略ゲーム慣れした方々が揃ったため、後半は書(メール)が飛び交い、外交やら戦闘やら謀略やら色々アリ。(笑) 何だか俺国も、N国さんに踊らされた感も無きにしもあらず。
いやホント、メンバーに恵まれたのである。
新しい地(マップ)では、俺国、まった〜りとプレイしようと思うたが、
幾日か経ったら、何時の間にやら俺国とAb国さんとA国さんによる三國志状態に。 (N国さんは事情により投了)
性(さが)よのぅ。
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