− 「いつも通り」 −

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■ 11月26日 (水)

◆ 「進化の系譜??」

 以前からプレイしたかった、「 SIM LIFE 」をプレイする。
 「 SIM LIFE 」はその名の通り Maxis の SIM シリーズで、 Eon 社のお笑い進化ボードゲーム「クァークス」と、 Maxis 社の地球シミュレータ「 SIM EARTH 」を混ぜ合わせたよーな見た目のゲームであった。

 私は、可笑しさのある「クァークス」も実験ツールのような「 SIM EARTH 」も好きだったので、プレイしてみたかったのである。
 何故か「 SIM LIFE 」の情報は日本にあまり入ってこなかったのであるが。

 さっそくインストール……するが、インストーラが当然ながら当時の Windows 3.1 用だったので激しく不安になる。
 まー、このシステムには「コロナイゼーション Win 3.1 」もインストールできたので、大丈夫であろう……多分。

 無事起動したので、一応チュートリアルからプレイ。
 ふむふむ、この不毛の惑星に「遺伝子ツール」で生物を置いてゆくよーである。(全て英語だからよくわからんのだ)
 ここらは「 SIM EARTH 」によく似ている。
 テキトーにハチャメチャなデザインの生物を配置。
 …おお、歩き回っている歩き回っている。 が、増えない。
 あ、そーだ、補食される生物を配置するのを忘れていた。
 この生物が食えそうなおかしな植物を配置。 お、植物が増えてきた。
 ……が、ある地域だけに固まっている。
 惑星マップを見ると、乾燥した山岳地帯が立ちはだかっているよーである。

 生物と植物が一地方で増えたり減ったりするのを見るのも飽きたので、自分で生物をデザインしてみる。 ここらは「クァークス」のよーである。
 何だかよくわからないが、「赤い実のなる・硬い葉のある・水辺の植物」をデザイン。 そこらを歩き回っているリスもどきのエサになるやもしれない。

 この「赤水草」(勝手に命名)を配置。 アイコンのデザインを忘れたので少々情けないシンボルがマップに増える。
 ……しかし、これが増えず。 リスもどきも食べず。
 そこに生息しているだけなので、少々悲しい。
 どーやら赤い実は、リスもどきの補食対象ではないらしい。

 始めに配置した生物たちは、 淡々と生息している。
 ほけー。

 ………何とゆーか、プレイヤーが起こした「行動」とその「結果」が判り辛いので、何かを「対処」しよーがない。
 「 SIM EARTH 」は、環境のバランスが微妙ながらも「二酸化炭素増加」→「温暖化」→「生態系変化」などの変化が一目瞭然で、バランスを取るために「対処」することができる、とゆー所があったのだが、この「 SIM LIFE 」は「何故現在の結果になったか?」がなかなか見えてこないのである。

 いや、もしかしたら、私が重要なデータを見逃しているのかもしれない。
 それでも、惑星上には妙な生物が、進化も適応もせずに淡々と生息。

 このゲームはその名の通り、「壮大な LIFE GAME 」なのかもしれぬ。
 もう少し色々と試そう。
 日本にあまり情報が入ってこない理由が、少し解った。

おまけ:
 …ゲームを終了させたら、デスクトップのアイコンが全て反応しなくなっていたのである……。 (再起動したら直ったが)


◆ 「魔法の島の戦い」

 もう絶版になってしまったが、「魔法の島の戦い Wizard's Quest 」(アバロンヒル社)なるボードゲームがあった。
 魔法の島マルノンで領土を拡げて3つの宝を手に入れ王様になる、とゆー戦略ゲームである。
 私はプレイしたことがないのだが、プレイした方の話を聞くと(読むと)一度はプレイしたかったのである。

 しかし、 フリーウェアとして復活しているそーではないかかか。
 早速、検索してダウンロード。 そしてプレイである。

 ルールは少しかじっていたので、適当にゲームを始める。
 適当なエリアに兵チップ(&英雄+魔法使い)を配置して、あちこちに中身の判らない「宝物カード」を配置。
 うりゃうりゃ、ここに置いたら誰も邪魔しないだろ〜、とオークの領土内に「宝物カード」を配置する。 が、俺自身は宝を取るためにこのオークと戦わなくてはならないわけで…。 しまった。
 AIプレイヤーは、俺の城の鼻先に「宝物カード」を配置。 くっそー、悲しいけどこの宝を守っちゃうよな、コレは。

 最初のオークのターンで、運悪く飛び地の領土を占領される。
 うーむ、ここは北部の橋頭堡にしようと思っていたのだが…。

 何だかゲームの流れがよくつかめないまま、プレイ進行。
 Draw ボタンを押してカードを引いて…、効果は「兵を追加」(らしい)。
 オークの領土に魔法使いと兵を攻め込ませて、オークを赤プレイヤー(AI)の真ん前にテレポートさせる。
 しかし次のターンに、俺領土近くの荒れ地に多量のオークが転送される。 くっそー、オーク返しか!

 反撃に出ようとしたターンに、ドラゴンが来襲。 集まっていた兵が全部食われる。 何?! このドラゴン、緑プレイヤーが転送したのか!
 さらにはオークたちが増殖し、全プレイヤーがあまり動けず一進一退。
 宝物を取るどころではない。

 こりゃ終わらないかな〜、と思ったトコロで、運良く(?)ハング終了。

 AIも賢くて、なかなか面白かったのだが、やはりこのようなゲームは卓を囲んでサイコロ振ってカードを引いて、ワイワイとプレイしたいものではある。

 ◆ Wizard's Quest
 http://www.geocities.com/strandedtogether/wizardsquest.htm




■ 11月11日 (火)

◆ 「統治者たち その2」

 前回の日記(10/30)にも書いた
  「 Dominions 2 : The Ascensions War 」(体験版)
 であるが、面白いのでまだプレイしている。
 なんとゆーか、かなり手強い。

 神サマをドルイドからアークメイジに変更、民はウルムをそのまま選択して、再プレイ。
 ……しかし、スタート地点は海に囲まれた小さな半島。
 さらに、お隣の勢力は海を中心として繁栄できるアトランティス…。
 これはイカン。
 中立の地方を切り取って何とか財政を整え、海へ進出できるトカゲ人の住む森へ進出。 ところがトカゲ君たちの治安 Unrest 回復に忙殺されている間に、周囲の海をアトランティスに押さえ込まれる。
 アトランティスが上陸するのを抑える為、海岸線にウルムの重歩兵と弩兵を中心とした兵を配置するも、半島から出る兵力を割けない。
 強力な傭兵の力も借りて川のある豊かな平原へ進出しようとしたが、アトランティスに囲まれている為か、各地方の治安が悪化。 (国の支配力 Dominion は、隣にある他国の支配力にも影響されるのだ)
 そのスキを付かれて豊かな平原への上陸を許し、それを奪回しようと攻め込んだ 神サマ+ウルム重騎士軍団が作戦ミスで返り討ち……。
 神サマ軍に編成されていた重騎士の戦闘命令を全て「指揮官(神サマ)を守る」にした為、敵の弓兵に突っ込む騎兵と神サマを守る騎兵が各個撃破されてしまったのであーる。 とほほ…。

 と、ゆーわけで情けなくも、新しい設定で再プレイ。

 今度はウルムの民の特徴を活かせる内陸部でスタート。
 うむむ、此度は慎重にやらねば…。
 前回のプレイで解ったのだが、神官 Priest で布教活動をすれば支配力 Dominion が少しずつ高まるよーである。 (その他にも寺院 Temple などの影響があるらしいが、よく解らん)
 とりあえず、神サマに魔法の研究をさせつつ、兵力を整え、スパイを隣の地方へと侵入させる。 隣は川のある豊かな平原と、トロルの住む魔法の森、魔法使いが根城にする高山地帯である。
 重歩兵軍と傭兵を平原に攻め込ませて奪取。
 その後、ドルイドの住む深い森とトロルの森へ侵攻。
 しばらくは神官に布教させつつ指揮官にパトロールをさせて統治力を上げる。 (とゆーか維持する)

 ここらで他の勢力と国境を接するようになる。
 当然ながら他国に囲まれて国境付近の統治力が落ち、さらには首都の治安まで落ちてきたのである。
 しかーし! その首都の治安低下は、死体が起き上がって荒らし回っている事が原因であったのである。
 神サマ自ら兵を率いてパトロール。 首都に潜入していた魔法使いを見つけて倒し、ゾンビーやならず者も少しずつ減らす。 と、同時に神官に頑張ってもらう。

 ここらで首都と境を接している、魔法使いの高山へと攻め込みたいトコロ。
 神サマに重騎兵軍団を付け、さらには弩兵の大軍団を雇い、侵攻。
 重騎兵たちは守りの歩兵たちに行く手を阻まれ、その間に氷の魔法で一人一人倒されてゆく。
 弩兵の大軍団は矢を雨あられと降らせて敵歩兵と敵弓兵を削ってゆく。
 神サマは重騎兵にシールドの魔法をかけたり、炎の魔法で敵兵を削ってゆく。
 敵歩兵が壊乱したと同時に、重騎兵は魔法使いへ殺到するも、強力な魔法でほぼ全滅。 しかし弩兵の集中砲火で魔法使いを倒し、辛勝。

 ふー、この山を足がかりに。 ……と、思ったら、同じターンに他勢力に攻め入られ、ヘロヘロになった弩兵+神サマは追い払われてしまったのである…。
 さらには同時に北部戦線を支えていた指揮官が惨敗して、戦線崩壊。
 首都の喉元まで攻め込まれて、アウト。

 くそう。 なかなか良い調子だったのだが。
 少しでも油断すると、あっさりと AI に逆転されてしまうのである。
 さらには、ゲーム終了時にしかセーブが出来ないので、セーブ&ロードで失敗を取り戻すとゆーヤワなことが出来ないのである。

 次は勝つぞ〜!
 ……しかし、何やってんだか…。(笑)




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