− 「いつも通り」 −

2001年 宇宙の旅はまだまだだぜ
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■ 10月27日 (土)

◆ 「秋の読書週間」

 このところ、「硬軟」取り混ぜて本を読みふけっていたのである。

 まずは夢中で読んでいたのは「アシモフの科学エッセイ・シリーズ」
 以前に「空想自然科学入門(1)」を読んで、非常に感動したので──科学エッセイに感動するというのもおかしなハナシかもしれぬが───続きの巻をモクモクと読んでいたのである。
 これがまた、ヘタなSFより想像力を刺激されて、ちょこっと知的好奇心も満足され、さらに重要なこと──「とても面白い」のである。

 私は今まで、「生命が生まれるのに地球の環境は最適です」といったニュアンスの言葉を聞くたびに、「生命が地球の環境に合わせたんじゃねーのか?」と思っていたのであるが、無学の至らなさで反証ができなかった。
 しかしそれは、「アシモフの科学エッセイ・シリーズ」の第1巻である「空想自然科学入門」の中で、化学をわかりやすくかみ砕き、あっさりと「他の環境における生命の可能性」が説明されていたのである。

 ……なぜなら、生命は、水溶液という生命環境の中で発生し、それに適合するように進化してきたからである。 生命が水に適合したのであって、その逆ではない。

 その「他の環境」の候補としてアシモフ博士は、水に非常に近いアンモニア( NH3 )の中のタンパク質を、具体的に上げている。 (ただしその温度は、アンモニアの沸点である−33.4゜c以下であり、化学反応・生命活動は遅いそーである)
 さらに、「赤熱状態」〜「ほぼ絶対零度」までの温度の範囲にわたって、生命の可能性も表にしてまとめている。
( 弗化シリコンの中の弗化シリコン / 硫黄の中の炭化弗素 / 水の中の核酸・蛋白(地球) / アンモニアの中の核酸・蛋白 / メタンの中の脂質 / 水素の中の脂質 )

 さらに続きの巻である「生命と非生命のあいだ(4)」では、「巨大なタンパク質はどこからが『生命』か?」という問いを、興味深く解説している。
 「人間への長い道のり(14)」では、「人間」はいつから「人間」になったのか? という問いを考古学や歴史も交えて非常に広い視点で語っている。
 個人的な好みで生命科学の話を取り上げたが、エッセイの中では、天文学からいきなり地質学や物理学へ飛んでみたり、歴史や生命の話が満載である。

 秋の夜長に読みふけるには最適な本である。


◆ 「秋の読書週間 2」

 今さらといった風でもないが、「風の谷のナウシカ」を全巻一気に読破。

 最初は試しに1〜3巻を購入して読んだのだが、結局、即日に残りの巻をいそいそと購入。 (まとめて買おうな)
 昔「アニメージュ」の連載をひろい読みしたり、新刊がでるとパラパラと立ち読みをしていた(本屋さんゴメン)のであるが、やっとこさ、1〜7全巻を購入して通して読んだのである。

 細かい感想を書くと陳腐になりそうなのでやめておくが、終わりのナウシカの言葉は非常に「重い」、とだけ記しておく。


◆ 「秋の読書週間 3」

 探していた、火浦功氏のSF(?)「奥様はマジ」をやっとこさ購入。
 角川スニーカー文庫だったのね。 見つからぬはずだわ。

 久しぶりに本を読んで大笑い。
 小説で漫画を「書いて」いる雰囲気ですな。
 しかしコレ、30代以上にしか解らぬギャグが多いと思うぞ。


◆ 「なるほど」

 当サイトへのリンク先をちょこっと調べて(「枝払い」ともゆー)いたら、
 何故かアメリカのサイトからあるページに直接リンクを張られている。

 オール日本語のページを読んでも判るのかアメリカ人、と、頭の上にハテナ・マークを散らしながら調べてみる。
 ……「 MANGA で描かれたメタモルフォセス後の Kerrigan と Medic 」(←英語ね)だって……?
 どーやら、「宵の口 ゲーム情報」の「◆ STAR CRAFT 」ページに載せた「カット」、………「◆ このカット」と「◆ このカット」を紹介したかったらしい………。

 ぶははははは
 なるほど、この手の画風はアメリカ人にもウケることが判明。
 よーくわかった。 (何が?)

 しかし、ウチのようなマイナー・サイト、よく見つけたな。


◆ 「何故か『コーリン・マクレー・ラリー2』」

 「宵の口 ゲーム情報」に「コーリン・マクレー・ラリー 2」を追加する。

 何で、 今さら、 このゲームを、 とゆー意見がありそうだが、
 「好きだからしようがあるまい」としか反論しようがない。

 ── 冗談はさておき、
 とにかく、私がハマりまくったゲームを日記だけで触れて、そのままにしておくのも勿体ない気がして、何となく作っただけである。
 他にもハマって日記で触れただけのゲームは、ストラテジー・ゲームに限らず、おいおいと「宵の口 ゲーム情報」へ追加してゆく予定。

 さらに、あのページでも少し触れたが、「ストラテジー・ゲーム好き」と「ラリー・ゲーム好き」の間には、共通点があるような気がするのである。
 現在、解析中。 多分すぐ飽きるだろうが。

 ゲームは今のところ、オーストラリア・ステージを疾走中である。
 これは、ハードだっっっ。
 涼しくなってきたとゆーに、大汗をかく。
 あ、そーか、今、あっちは暑いし。 (違うぞ)



■ 10月 5日 (金)

◆ 「危険な遊ギ」

 危険な遊ギ。
 「アルファ・ケンタウリ」を仮想CDで遊べるようにする事。

 わざわざ CD-ROM を入れずとも、あの「アルファ・ケンタウリ 〜完全日本語版」をプレイできてしまうのである。
 お気楽にプレイを始めて、気が付いたら空が白々と………。
 生活破綻するぞ、俺。

 今回は本格的に、拡張セット「エイリアン・クロスファイア」をプレイ。
 ハッカー集団「データ・エンジェルズ」のロゼ姐さんを受け持つ。
 海賊「ノーチラス・パイレーツ」との共闘で、惑星ケイロンを二分する勢力に発展。

 しかし、よく考えると、
 ハッカーと海賊に支配される惑星。 + エイリアン付き。
 社会的に問題はあるかもしれない。


◆ 「 『 NASCAR Racing 4 』で時速200マイル」

 あの、 Sierra のストックカー・レーシング・ゲーム、
 「 NASCAR Racing 4 」
 をゲットォォォ!!


 真っ直ぐ走らせるのも難しい750馬力のマシンを押さえ込み、オーバル・コースで緻密なライン取りをし、他のマシンと駆け引きをするのである。
 延々と平均190mphでコースを回っていたら、背筋が痛くなってきたわ。
 あたた。

※ 「 NASCAR 」とは、北米を中心に行われるストックカー・レースである。  コースは主にバンクの付いたオーバル(陸上のトラックのようなコース)。
 猛馬力のマシンではあっても「ボディは市販車の形状でなくてはいけない」ので、空力を考えると他のマシンの後ろに付かないとスピードが出ず、微妙な駆け引きを生ずるのである。
 (では、ずっと他車の後ろに付いてゴール直前に前へ出ればよい、という訳ではなく、1周ごとに順位のポイントが加算されてゆくので当然、前を走っていた方が年間チャンピオンに近くなれるのである)
 さらにカーブにはバンクが付いているので、コーナリングを速くするにはサスペンションもアンバランスに調整しなくてはならないのである。
 しかし、そうすると直線での操縦が困難になるので、ココは腕の見せ所となる。

 このシリーズは、DOS 版の「1」と、 Glide に対応した「3」をプレイして大ハマリ。 (何故か「2」は未プレイ)
 そんなワケで、「4」(英語/輸入版)を購入しようと思った矢先、
 カプ○ンが日本語版の発売を決定
 したのである。

 お店の方は遠慮して輸入をストップ。 日本語版待ち。
 ………日本語版待ち。
 ………………日本語版待ち……………。
 カ○コン、ちっとも発売しまセ〜ン。

 先日、某店に輸入されたのを機会に、即、ゲット。 のほほ。
 久々にワクワクしながらパッケージを開けたのである。
 やっぱり、おもしれーぜぃ。


◆ 「850MHzで 『 GUNSHIP ! 』 」

 アップグレードしたCPUの速度を確かめたいだけでもないのだが、
 戦闘ヘリ・シミュレーション 「 GUNSHIP ! 」 ( GUNSHIP III )
 を、再プレイ。
(そーいや、製作元の MICROPROSE 社はどーなったんだ、とゆー懸念はこちらに置いておく)

 うむ。
 やはり、CPUのパワーが少し上がっただけで、操縦におけるレスポンスが小気味良くなったのである。
 「ちょっぱー」な操縦感覚、倍増。
 久々に真剣にプレイしたら、今度は肘関節が痛くなってきた。
 あたた。 (おいおい)

 久々の真剣プレイで感じたのだが、やはり戦闘ヘリは「空中の『陸戦兵器』」であると実感
 航空機の感覚で操縦していると、いつの間にか囲まれてタコ殴りである。
 ここは、森の樹木や小高い丘、建物の陰に潜みながら深く静かに潜行〜
 目標を捕捉して撃破するのである。
 しかし時々、トルクの調整を間違えて高く舞い上がり、ボコボコにされたりするのは、私の腕のせいである。

 この「 GUNSHIP ! 」。 コンピュータ側のAIも秀逸である。
 今回このゲームで初めて「 Havoc 」との一騎打ちになったが、相手はしっかりと森にストーキングしながら機銃を撃ってくるのである。(当たり前と言えば当たり前だが)
 こちらがチェーンガンで応戦しても、森の木々で効果が半減。
 空対空ミサイルでいぶりだし(そう、しっかりミサイルは回避される)、少しの間姿を表したところで、チェーンガンをエンジン部に叩き込む。
 しかしこちらも、右エンジンをやられる、とゆー苦戦ぶりである。

 うむむ。 やはり秀逸な戦闘ヘリSIMである。
 しかし、コ・パイロット兼ガンナーのAIも、も少し賢くなるとウレシイ。
 いきなり、対空車輌に囲まれていることに気付かれても。


◆ 「音無し」

 いきなりTV内のBSチューナーが故障する。
 まったく音声が出ないのである。

 カンフー・アクション映画!
  しーん (←激しくぶつかる音がしているらしい)
 優勝が決まるかもしれない「阪神×ヤクルト戦」!
  しーーーん (←和田が引退のコメントをしているらしい)
 サッカー・スペインリーグ!
  しーーーーーーん (←オウンゴールで大騒ぎしているらしい)

 うーむ。
 TVは映像だけでなく、やはり音声に頼っているのだと実感。


◆ 「探していた音楽」

 長年探し続けていた音楽を入手する。
  「フォト・ムジーク」/坂本龍一

 私は今、モーレツに感動している。

 思えばこの曲、NHK-FM の「坂本教授の電気的音楽講座」により制作され、その後、 '81 年 NHK-FM 「サウンド・ストリート」(火曜日)のテーマになった曲である。 (その後、テーマ曲は「両眼微笑」に変更)
 この曲を聴いていると、「こんばんは、坂本龍一です……」とDJの声が今にも聞こえてきそうである。
 あの頃は中学生で、夢中でエアチェックしていたのである。(トシがばれるな、こりゃ) 電波の入りが悪いときは、オレ自身の体をアンテナにして。(笑)

 当時、このテーマ曲が気に入ったはいいが、曲名がわからないので教授のレコード(CDじゃないのだ)を探し回り、──見つからず。

 ごく最近になって、この曲の名前がわかる。
  「フォト・ムジーク」。
 しかも収録されていたレコードは、
  NHKみんなのうた「コンピューターおばあちゃん」のB面。
 ドーナツ盤。 見つからないはずだわ。

 ただ、今頃わかっても、教授のCDには収録されておらず。

 うーむ。
 と、思っていたら、収録されているCDの情報を入手。
 東芝EMI「テクノ歌謡 東芝EMI編 デジタラブ」
 PCD-1487 ( PCDZ-1678 )

 …………………怪しさ満開であるが、購入。
 収録曲(一部)は、
  デジタラブ/フィーバー(戸田誠一……)
  パイク/ベンチャーズ(おお!)
  霊心会のズンドコ節(何じゃ? 「ザ・ハングマン5」のテーマ?)
  19ナインティーン・日本語バージョン/小林完吾(ぶはッ!)
  コンピューターおばあちゃん/酒井司優子(名曲です)
  OHテクノギャル/バラクーダー(酒飲み音頭……)
  ネバーエンディングストーリーのテーマ/羽賀健二(誠意大将軍……)
  etc. etc...
 ………最後に「フォト・ムジーク」/坂本龍一。

 懐かしい曲である。 (フォト・ムジークが、ね)
 細かく聞くと、後の「BGM」/YMOに使われる音やフレーズがチラホラと聞こえてきて、それを見つけるのもいとをかし。
 いいなぁ〜。




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