− 「いつも通り」 −

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■ 10月30日 (木)

◆ 「統治者たち」

 久しぶりに心をくすぐるゲームの情報を入手。
  「 Dominions II : The Ascension War 」
 古風な絵地図の上でフィギュアの様なユニットを動かす、ターン制のファンタジー戦略ゲームである。
 プレイヤーは勢力の「神サマ」になって英雄や兵ユニットを各エリアで雇ったり、魔法を研究して唱えたりして、勢力を拡げる……ようだ。
 英語なのでよくわからぬ。

 体験版のサイズも 60MB と手頃だったので、ダウンロードして実行。
 ………できない。
 どーも、 Windows 98SE + RIVA-TNT2 + Direct-X 8.1 とゆーウチの環境では走らないよーである。
 (※:古い環境で走らせる方法を後ろに追記しました)
 しょーがないので、他の環境にてプレイ。

 えーと、まずはプレイヤー神サマを作らねばならぬのか。
 石像・ナーガもどき・オーディンもどきやらが沢山いるが、よく判らないのでドルイドを選択。
 一見ふつうのお爺さん、しかし「あたしゃ神サマだよ!」
 ReadMe ファイルには序盤のガイドが書いてあったので、その通りにウルム族でプレイ開始。

 あー…。 しかし、操作方法がわからん。
 テキトーに傭兵を雇って、兵を雇って、お金の入りそうなエリアや強い兵を雇えそうなエリアへ、ガンガンと攻め込む。
 しかし。 ターンを終わらせるには「 End Turn 」ボタンを押した後、「 Host 」を選択せねばならないことに気付くまで、けっこー時間がかかる。 (マルチプレイの時に、全員が命令を出してから同時に動かす為に Host へ返す形にしたのであろう)

 残党の反撃を食らったりしつつも、周辺地域を確保。 金もガッポリ入ってきたので、チマチマと兵を集める。 えーと、この斧兵でいいか。
 おや? あちらに見えるは別の勢力?
 ………あらーっ!
 敵さんの騎兵+弓兵のコンボで、主力の指揮官+重騎兵が全滅ー!?

 戦闘は結果が報告画面に出るだけなのか…?
 この英雄の負けた戦いが…。
 は?「 View 」ボタン?
 あ、ちゃんと戦闘シーンがあるんだ。 今まで見ていなかったわ…。
 あーあ。 重騎兵たち、何も考えずに突っ込んじゃっているよ…。 戦闘方針を変えてなかったからなー。 でも、地味な戦闘画面だなー。

 ふと海エリアを見ると、あれに見えるはミカン船。 ……ではなくて、敵艦隊が我が港町へ迫る姿。
 い、いかん。守備隊置いておくの忘れてた。

 ……………。
 うむ! 操作方法が(少し)解ったので、プレイし直しである。
 それにつけても、俺PCで走らぬのは残念なことよ。

・ 「 Dominions II : The Ascension War 」
 http://www.shrapnelgames.com/illwinter/d2/

※ 追記

 製作元の Shrapnel Games 社のサイトからリンクされている「 Dominions II 」のフォーラムに、古いPC環境で走らせる方法が書き込まれておりました。

 このゲームは Windows / Mac OS / Linux / Solaris で走るマルチ・プラットフォームでありまして、「 SDL 」というライブラリがビデオとサウンドを受け持っております。
 フォーラムの書き込みによると、前作「 Dominions 」体験版に入っているバージョンの「 sdl.dll 」を、この「 Dominions II 」のディレクトリへ上書きすれば、古い環境でも正常に走るとのこと。

 さっそく試してみたら、しっかりとプレイ可能。
 書き込みをされたHJ氏に感謝いたしまする。

・ 旧作「 Dominions 」体験版ダウンロード
 http://www.illwinter.com/dom_downloads.html#domdemo


◆ 「映画鑑賞」

 前回の日記(10/13)に書いた映画 DVD の話であるが、実は、もーひとつ買っていたのである。
 メル・ブルックス監督の「ヤング・フランケンシュタイン」である。

 かのフランケンシュタイン博士の孫・フレデリックが遺産を受け継ぎ、その古城の中で発見した秘密の研究室で「怪物」を作って大騒ぎになってしまう…、とゆードタバタ喜劇。(+下ネタ)
 脚本と演出、ギャグとそのタイミングは逸品。 さらには芸達者な役者を揃え、丁寧に作り込まれていて、面白さに輪をかけていて、私の好きな映画の一つである。

 実は、レーザーディスク版も所有していたのだが、特典映像の「メイキング」や「メル・ブルックスの作品解説」、「NG集」に惹かれて購入してしまった。
 いや、あの撮影では役者たちが笑っちゃって大変であろうと思っていたが、やはり大変だったようである。(笑)
 作品解説も、美術の話や照明の話、すべったギャグの話など、興味深く聞けた。

 はー、もうお腹一杯。
 といったトコロだが、またしばらくしたら見たくなるであろうな……。


◆ 「 Amazon のおすすめ」

 たびたびネタを提供してくれる Amazon.co.jp の「おすすめ商品」。
 「本のおすすめ」に「ファインマン物理学(1)」が。
 何気なく「おすすめの理由は?」をクリック。 多分、アシモフの科学エッセイを買ったからだろー、と思っていたのだが…。

 この商品を購入・評価されていたからです…
   『燃えよペン』/島本和彦


 ………ファインマンと島本和彦を一緒に購入した熱いヤツがいるのか!
 熱いぞ!! 誰かさん!




■ 10月13日 (月)

◆ 「報告」

 行政官からの報告:「気力が枯渇しました」
 …とゆーわけではないのだが、またもや更新が止まってしまったのである。

 ちょいとみなぎってきたので、ポチポチと更新再開である。
 お越しの皆さま、毎度すいません。


◆ 「秋の映画週間」

 新作・旧作取り混ぜて、しこたま DVD を買い込む。
 「ロード・オブ・ザ・リング 〜二つの塔」と「X−MEN2」。
 そして、「裸の銃(ガン)を持つ男・3巻BOXセット」。 (おいおい)
 充分堪能したので、ちょいとゴタクを並べてみる。


・ 「ロード・オブ・ザ・リング 〜二つの塔」

 かの「指輪物語・三部作」の第二部、「二つの塔」の映画化である。
 前作「旅の仲間」は説明せねばならぬことが沢山あったのか、ちょいと未消化だな〜と思うたのだが、今回の「二つの塔」は圧倒された。
 昔のスペクタクル映画を見ている気分になる「ヘルム峡谷の戦い」は、この映画の見どころである故に宣伝でも有名であるが、個人的にはローハンのエドラス城の遠景と、「ローハンの騎士 対 ワーグ(魔狼)乗り」の戦闘シーンに見入ってしまったのである。
 緑の平原の向こうから、バウバウと駆け寄ってくる何騎ものワーグ乗り。 それを迎え撃ってオークの頭を叩き割る辺境の騎士達。 このよーなモノが、まさか映像で観られるとは思うてもみなんだ。
 さらには段々と指輪に蝕まれてきたフロドと、もう一人の主役ともいえるゴラム(ゴクリ)。 ゴラムの表情がちとマンガのようにデフォルメされてはいるが、なかなかの存在感。 フロドが情をかけるシーンも思わず自然に納得してしまったのである。

 不満点も2つ3つ。
 小説ではサムに「ガンダルフを思わせる方」と評されるファラミアが、映画での行動で「ただのアホ」に見えてしまうのである。 これは、次作「王の帰還」での描き方に期待、であらうか。
 さらに、森のエント達も、どーも「木と化したキング・コング」に見えてしまうのも不満の一つである。 もう少し「木」になって欲しかったのである。
 あとは、指輪の幽鬼の乗る生き物がもーちょい不気味であれば、嬉しかったのであるが。

 とはいえ、不満な点を差し引いても面白かったのである。
 前作「旅の仲間」が「中つ国・観光映画」のようだったので、「二つの塔」を観る前は少々不安があったのだが、杞憂であった。
 今は早く続編「王の帰還」を観たいと願うばかりである。


・ 「X−MEN2」

 「X−MEN」の続編である。
 前作では特異なキャラの紹介部分に時間を割かれていたせいか「事件」が少なかったのだが、今回はてんこ盛りである。 (とゆーか、詰め込みすぎの感も無きにしもあらず。)
 「2」は「ミュータント対人間」という側面を描きたかったよーなのだが、前作よりもハデに暴れまくっているせいか「暴れれば暴れるほど人間から疎外される悲壮感」がなかったかもしれぬ。
 とゆーわけで何も考えず、CGを織り交ぜたアクションを楽しんだのである。

 とりあえず、イアン・マッケラン演じる「マグニートー」のカッコよさが際だっておる。 (あ、そーいえばこの方、「ロード・オブ・ザ・リング」のガンダルフ役もやっているわ。) 有能な部下「ミスティーク」の機知で脱獄するあたり、なかなか宜しい。
 彼は鉄を自由に操れる強い力を持っているが、鉄が無くてはちと頭の切れるだけの男である。 火を操れる少年「パイロ」と心を通わせるあたり、他のミュータントと違って触媒が無ければ無力である者の気持ちが通じ合ったのであろう、と感動。 (パイロが大事にしているライターを、自分の「手」で返したね。)

 しかし今ひとつわからんのは、「ジーン」を巡っていがみ合う「ウルヴァリン」と「サイクロップス」である。 「ブリザード」の方が魅力的ではないのか、と。(笑)

 最後は、ほとんど「続く」のよーなエンディングである。 やはりここは、とっとと「X−MEN・3」とゆーか、「X−MEN・第3話」を作って欲しいところである。


・ 「裸の銃(ガン)を持つ男・3巻BOXセット」

 事件を解決しようと、行く先々で破壊と混乱を巻き起こすドレビン警部の大活躍(笑)を描いた、「裸の銃を持つ男」・「裸の銃を持つ男 2 1/2 」・「裸の銃を持つ男 33 1/3」のセットである。
 1作目のレーザー・ディスクを持っているのだが、続編が観たくなった為にまとめ買いである。

 この作品、確かにバカバカしい映画なのだが、そのバカバカしいことを非常に細かく丁寧に作りこんでいる。 私は大好きである。
 昔からのTVや映画における刑事モノのパターンを踏襲しつつ、計算尽くでそのパターン(=ワン・パターン)を軽く、時には大きくハズした面白さがある。
 例えば、「行きすぎた捜査で事件の担当をはずされた刑事が、友人達の力を借りて独自に容疑者を調査して悪事を暴く」とゆー刑事モノ王道のパターン。 1作目のドレビン警部の行動もそのパターンなのだが、しつこいほど延々とそのパターンを「空振り」する可笑しさがあって、結局は爆笑してしまうのである。 (時には「空振り」どころか、大いなる「破壊」がもたらされる)
 色々な映画のパロディーも散りばめられていて、その映画のシーンを知っていればさらに笑えるのである。

 さらに忘れてならぬのは、ドレビン警部役のレスリー・ニールセンと、脇を固めるジョージ・ケネディとプリシラ・プレスリーの演技である。 真顔で、かつ、あの絶妙のタイミングで吐く真面目な台詞や、抑えめだが時々オーバーなアクションは、この映画に欠かせないものでありましょう。

 DVD特典で、副音声にザッカー監督たちによる作品解説も付いている。 時々ただのヨタ話になってしまうので、あまりタメにはならないが、言葉の端々から丁寧に作り込んでいることが解る。 結局、映画1本分の時間、ソレを聞いてしまったのである。(笑)
 しばらく経ったら、また観たくなる映画であろう。


◆ 「もー」

 突然、MOドライブの調子が悪くなる。

 ある日、データをバックアップしていると、ドライブの反応が悪くなる。
 ディレクトリ一覧を表示するまでに時間がかかったり、ドライブをなかなか認識しなかったり、時々そのままシステムが固まるとゆー困った事態に。
 MOドライブも心配だが、何度も強制終了をかましたシステムやハードディスクが心配である。

 うむ、これを機会に外付けの USB 2.0 接続 MO ドライブにしようか。
 ……と、思うたのだが、ウチのマシンに USB 2.0 は付いていなかったわ。 ぬはははは。


◆ 「りーが・えすぱにょーら」

 心配していた通り、サッカー・スペインリーグの放映権が、 NHK-BS から民放( WOWOW )へ移ってしまったのである。
 ベッカムが移籍した時にいやな予感はしていたのであるが、案の定、放映権料が高騰して NHK が放映権を手放してしもうた。

 くっそー、夜にまったりとスペインリーグ観戦を楽しんでいたのだが。
 残念。




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