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■ 12月18日 (日) ◆ 「宇宙人がいっぱい」 ふと思い立って、以前よりプレイしてみたかった「 UFO Aftershock 」のデモ版をプレイしてみる。 ◆ http://www.ufo-aftershock.com/pages/hq.html 「 UFO Aftershock 」は、「密かに侵略を始めた宇宙人を特殊部隊で排除する」という、いわゆる「 X-COM 」タイプのターン制戦略ゲームである。エイリアンが降り立った地域に武装させた部隊を派遣し、1人1人を操作、インドア&アウトドアと注意しながら隠れているエイリアンを見つけて、倒す。 「 X-COM 」の続編や似たものは色々と出ているが、この「 Aftershock 」はどうであらうか。 まずは「基地運営」画面を見てみる。うん、シンプルにまとまっているけど、色々と出来そう。 ………え?デモ版では、基地運営はできませんか、そうですか。 とりあえず、使えそうな兵隊を武装させて、エイリアンの出現した地域へ出動。?おや? 輸送機ではなくて空中基地からカプセルで投下ですか。そうですか。 元はドライブインであったと思われる場所に、カプセル投下。 廃自動車やバラックを盾にして、建物に接近。 迂闊に近づくと狙い撃ちされるやもしれないので、慎重に。 あらら。新兵が妙な所でエイリアン(のプローブ?)を発見しやがりました。 斥候役なのでピストルくらいしか持たせておらず、また面白いくらいに弾を外す。 さらに悪いことに操作を間違え、エイリアンの居ない所をクリック。エイリアンの前をスタコラと横切った新兵は、哀れ、灰にされる。 リーダーらしき兵士と女兵士、その間に体勢を整えて狙い撃ち。 大柄な兵士とエスパー兵士は建物の中へ入り、そ〜っと厨房へ。 厨房にてエイリアン発見。乱射・乱射・乱射。 怪我をしたエイリアンは逃走。追いかけたが、逃げられたらしい。 で、ミッション終了。 デモ版を2回ほどプレイしてみただけで長期戦略を立てられなかったのだが、装備・戦闘シーンを見る限りではシンプル&ライトにまとまっているようである。 また、兵士達は頑丈で、製品版ではキャラの成長を楽しめそう。 だがやはり「ダ〜ク」な部分は「 X-COM 」まで至らず、ちょと肩すかしをくった気分である。 宇宙人の死体は解剖できんのか〜っ!密売できんのか〜っ! 「宇宙人退治」が何となく物足りなかったので、以前、ピュトン様 ── ビュトン様とカン違いしていてすみません ── より紹介していただいた、「 UFO : Alien Invasion 」をダウンロード&プレイ。 これはまだ開発途中の技術的なデモ版であるが、ページを見るとなかなか面白そうである。 ◆ http://ufo.myexp.de/ ◆ http://www.4gamer.net/patch/demo/ufoai/ufoai.html プレイ開始。 ふむふむ、基地の運営要素はバッサリと削られているのか。 が、兵士の装備画面を見ると、「 Aftershock 」には無かった「この武器を宇宙人に叩き込みたい」オーラを感じたりする。 これは期待大である。 ただ、兵士のパラメータが「完全にサイコロふりましたよ」といった風に、バラつきすぎているトコロが気になるのである。 もう少し「バカだけど力が強い」「力は弱いけどすばしっこい」など、「能力の傾向」を作ってくれてもいいと思うのである。 ブチブチ言いつつもワクワクしながら、兵士達に武器を装備。オートライフルが足りなかったので、ちょっとばかり購入。 さっそく中東に部隊を派遣。 市場が広がる中東の街に、輸送機が着陸。 部隊を展開。 街では黒くてマッチョなエイリアンたちが、青空市場で謎の光線銃を乱射。 なんだか建物の上からも乱射しているようである。 まあ、これは地球人でもやっている事だが。 当然ながら市民達、大パニック。 部隊を3つに分ける。 市場に向かうチームを二手に分け、ルートを変えて進行。スナイパーライフルを持った兵と援護を建物の上へ。 逃げまどう市民を射線に捉えないようにするのも大変である。 エイリアンどもは小癪にもヒット&ラン戦法をとり、乱射した後は猛スピードで離脱してどこかの物陰へ隠れる。 市場に向かったチームの1つがエイリアンを発見。ライフルを乱射するも、ことごとく外す。 ここはバズーカ砲を持った兵を援護に回したのが幸い。1〜2発ロケット弾を叩き込んで、エイリアン撃破。 建物の上を確保するチームが、屋上でエイリアンと鉢合わせ。だが、スナイパーライフルを持った兵士の行動力が高いのが幸いした。 すぐに体勢を整え2〜3発叩き込むと、屋上から市民を狙っていたエイリアンは沈黙。 市場に早く着いたチームは大苦戦。 斥候役の兵は、光線銃の一撃で崩れ去る。エイリアンは物陰に隠れつつ猛スピードで離脱。 えーい、お前らはプレデターかい! ところが、先ほどエイリアンを1匹葬ったチームと鉢合わせ。 エイリアンは次の行動に移っていた兵士を1人倒すも、バズーカ砲を持って警戒していた兵士の射線に捉えられ、粉々になる。 ミッション終了。 調子に乗って、北米のミッションへゴー! しかしここでは、インドア戦で不意打ちを食らう。 どこぞの事務所で発見したエイリアンを射線に捉えたものの、弾を外した兵が返り討ちにされる。援護の兵士がパニックに陥って逃げ回る。 倉庫の中では作戦ミスもあり、主戦力の1人が蜂の巣にされる。 一応はギリギリで勝利したものの、部隊が半分になる憂き目に………。 うむ、この「 UFO AI 」は、基地運営部分をバッサリ削っているものの、エイリアンを排除するために行う部隊の展開、細かな作戦は面白いのである。 さらにエイリアン側 AI の容赦の無さ。(笑) しかし逆を言えば、下手をうつと兵士がパタパタと倒れる故、お気に入りのキャラクターを「育てる」というのは難しいやもしれない。 非常に面白いゲームではあるのだが、現在、開発がストップしているようである。 是非とも頑張って完成していただきたいものである。 ◆ 「宇宙人がいっぱい・2」 さて。 「 X-COM 」に影響されたゲーム2本をプレイしたら、久しぶりに元祖「 X-COM 」をプレイしたくなってきてしまったのである。 ううむ、今のシステムでコンベンショナル・メモリをガバガバ食うこのゲームが走るかな、と心配していたのだが、何と Win-XP でも走る 「 X-COM : UFO Defense Gold Edition 」( UFO : Enemy Unknown )が、 Fileplanet でアバンドン・ウェアとして公開されているではないかかか。 ありがたくダウンロードさせていただくことにする。 ◆ http://www.fileplanet.com/13791/0/section/X-COM-Series ※ アバンドン・ウェア( Abandon Ware )は、「発売から時間が経過して、現在どこも販売やサポートをしていないソフト」。著作権は放棄しておらず、コピーフリーという訳ではないらしい。 もちろん、再販した場合は取り消される。 取り扱いはちょと微妙かもしれない。 ◆ http://dmoz.org/Computers/Software/Abandonware/faq.html いつぞや、 GAME-SPY のアカウントを取っていたのでログイン。 しかしダウンロードに、妙なツール「 IGN Download Manager 」なるものをインストールしなくてはならぬ。 怪しそうだが不法なトコロは無さそうだったので、インストール。 (このツール。妙な動きをしているようには見えなかったが、スパイウェアだのと気になる方はお止めになった方が宜しかろう) スッタカスッタカと「 X-COM 」をダウンロード。 そして、「 X-COM 」をインストール。 起動。 ……… おお! 懐かしの「 X-COM 」である。 あのB級SF的なサウンドも、しっかりと出ている。 ただ、地球儀 GEOSPACE 画面がメチャクチャ速い気がしないでもない。 (ちなみにショートカットは「スタート」→「すべてのプログラム」に登録されるが、「 UFO 」ではなく「 UFO (Patch) 」の方で起動しないと画面がハチャけて何もできなくなるので、ご注意。) 起動を確認するだけのつもりが、プレイ開始。(おいおい) 大西洋と地中海が任務の邪魔になりそうだが、個人的な趣味でヨーロッパに最初の基地を設立。 えーと、確か最初は「倉庫」と「研究所」を建設した方がいいんだっけか。それから「居住ブロック」と「エイリアン槽」も建設。(ワクワク、早く宇宙人を生け捕りにしたいわ) 兵士達は日本・ドイツ・東欧・ロシア・イギリス等、世界各国から来た強者揃い。 能力に偏りはあるが、適材適所に使えそうである。 商人からは「科学者」と「戦車」「手榴弾」を購入。うむ、結構コツを覚えているものだ。 早速、UFOが飛来。 小型のUFOはチョコマカと飛び回り、一機のインターセプター(迎撃機)では捉えきれない。 慌てて2号機を出したところで、イギリスに着陸してしまう。 輸送機・スカイレンジャー発進!である。(あいにく、戦車がまだ届いていないのであるが。) 兵士を慎重に展開………させようと思ったら、いきなり先頭の兵士が狙撃されてお陀仏。 相変わらず容赦の無いゲームである。 仕方ないので急いでスカイレンジャーの下に展開。3チームに分け、2チームはUFO着陸地点へ向かわせる。 1チームは、狙撃してくださりやがった宇宙人を探し出して、鉛弾を叩き込む役目である。 宇宙人は近くの納屋の2階から狙撃したと思われる。斥候役の兵が怪しい納屋の2階へ踏み込む!……が、宇宙人はおらず。 ところが、UFOへ向かう1チームがそこから狙撃された。 居るじゃないかあああああ!新兵!ドコ見てる〜! ハンドカノンを持った兵が、地上から2階の宇宙人へ弾を叩き込んでミンチにする。 ……斥候、役に立たず。 UFOは小さなものだったので、オートライフルを持った2〜3人を踏み込ませて、残りの宇宙人……大きな黒い目を持った小人のような生き物「宇宙人」である……を倒す。煙幕やら衝撃棒を使いたかったが、そんな暇もなかった。 UFO、無傷で確保。 謎の物質「エレリウム」や、UFOの装甲、宇宙人の持っていた武器、そして、宇宙人の死体。 戦利品ゴッソリである。 さっそく持ち帰って、ラボでエレリウムと装甲の研究である。いや、プラズマ・ライフルの研究にしようかな〜、と。 (るんるん) お次は中型のUFOが東欧に着陸。 「獲物だー」と、スカイレンジャーを派遣するも、煙幕や手榴弾の取り扱いを間違え、大惨事に……。 せ、せっかくレベルアップした兵士がやられた…。 久しぶりのプレイで投擲兵器の使い方を忘れ、時間制限も無いのに操作を焦った事が大間違いであった。 何とか宇宙人を全滅させたものの、被害は甚大である。 無念。 この「 X-COM 」、やはり今でも面白いのである。 思えば今のゲームの方が洗練されているのに、何故、この泥臭い元祖「 X-COM 」が面白いのだろうか、と考えてみる。 陳腐な言い方をすれば、やはりバランスであろうか。 基地の運営・兵士の装備・宇宙人との戦闘、システムは複雑そうに見えてシンプル。さらに影響しあっている。 最初に出てくる「働きアリ」のような宇宙人との戦いも、手強くても強すぎず、次の戦略を考えるに充分な時間と研究材料を与えてくれる。 さらに、敵が「エイリアン」と言うよりも、「宇宙人」であるからではないかと勝手に思っている。 (笑) そう、あの昔から何故か地球を侵略したくてたまらなそうで、目が大きいのやら小さいのやら大きいのやらが「空飛ぶ円盤」に乗って、隠れたり誘拐したり暴れたりする、「宇宙人」である。 あの、昆虫的な異質感に対する嫌悪。(思わず鉛弾を叩き込みたくなる) 昆虫的な不思議さに対する畏敬。(その生態を研究せずにはいられない) 倒し、研究し、そして逆転するという面白い敵が居るから、このゲームはそのバランス以上に栄えるのではないかと思うのである。 (これは勝手な妄想である故、本気にしないよーに) いかん、またもや「 X-COM 」にハマりそうである。 年末と言うことも忘れて。 ……しまった! これは「宵の口 ゲーム情報」向けのネタじゃないか? ちなみに、「宵の口 ゲーム情報」の「 X-COM 」レビューはこちら。 ◆ X-COM - UFO DEFENSE - これを書いたのは、10年前か……。何てこったい。 ◆ 「アルゴンの傭兵たち」 CGI ゲーム「◆ Lord of Argon 」は、あいかわらず製作中である。 今回、「小国における冒険者プレイ」向けのルールを追加した。 「冒険者プレイ」は「他勢力のエリア内も移動できる」というルールを利用して、大国の依頼を受けあちこちを転戦。 資金や経験値を稼ぐ、いわゆる「傭兵」である。 根本的なシステムをいじりたくなかったので、細かなルール追加になってしまったのが、ちと悔しい。 追加したルールは、 ◎ 他勢力の領土でもクリーチャーを雇えるように 11月19日の日記にも書いたが、「冒険者(傭兵)プレイ」における第一の問題は「ユニットの補給」である。 他勢力のエリアで「移動」「戦闘」だけでなく「ユニットの購入」もできれば嬉しいのであるが、そうすると「エリアを領有する勢力のメリット」が失われてしまう。 色々と考えて、
あまりシンプルなルールでは無いが、付け足しの「冒険者」の補給ルールとしてはこんなモノであろうか。 うーむ、考えすぎてドツボにハマっている気がしないでもない。 ◎ 勝利条件に「英雄勝利」を追加 「小国における傭兵プレイ」も、勝利に近づけなければ意味はない。 王の宝物を奪い合う勢力たちに加担しつつ経験値を貯めれば、間隙を縫って勝利できるやもしれぬ。 と、いうわけで「キャラクターたちのレベルの合計が 22 になった場合、英雄勝利」なる条件を追加してみた。 つまり、1人がレベル8に達し、2人がレベル7、という状態である。 ちょこっと難しいが、外交を駆使して戦線を転戦すれば、不可能では無い。 大国ほど大きな兵力を持っている。これを知恵を使って倒す事により、経験値はガバチョと入ってくるのだ。 しかし、英雄勝利目前になったら、警戒した周囲の勢力が追い回すのは確実である。 故に、今まで最高レベルで獲得できた「指揮」スキル(一緒にいるユニットの能力が2倍になる)を、レベル7で獲得できるようにした。 そうなると、簡単には倒せない。 「冒険者・傭兵プレイ」はやはり難易度が高そうで、途中参加プレイヤーやゲームに慣れていないプレイヤーには難しいかもしれない。 そうなると、当初の目的であった「小国でも楽しめるルール」という事にはならないのである。 うむむ、ここはもう一押しして、軽く倒せるワンダリング・モンスターでも作ってみたい所である。 まだやる。 が、そろそろ完成させたい。 多分、これ以上のルールの追加はなかろう。 ◆ 「塗り屋さん」 グラフィックの加工に長々と愛用している「 Paint Shop Pro 」であるが、実はコレのバージョンが「 Ver.4.2 」と、ちょと古い。 古いタイプの bmp ファイルなぞを出力するものだから、別のアプリから拒否されることもある。 (「シムピープル」用のテクスチャを出力したら、「シムピープル」に読んでもらえなかったりしたのだ。) システムも一新した事であるし、最新版の「 Paint Shop Pro X 」にグレード・アップ。 一種独特のインストーラを乗り越え、インストール。 (ええい、 Corel 。 独自のインストーラを作るのなら、もっと使いやすくせんか。インストール先を変更するのに「カスタム」ボタンを押さねばならぬなんて、なかなか気付かないぞ。) デスクトップに置かれたアイコンが、何やら18禁ゲームを思わせ……もとい、あまりグラフィック・ツールらしくないモノではある。 機能や、一種独特なユーザーインターフェースは相変わらずで、安心。(笑) ちょっと戸惑うところはあったが、結構分かり易くまとまっているので、すぐに慣れた。 とりあえず、試しに写真の補正から。 色々といじってみたが、「自動補正」ボタン一発にかなわないところが、何とも悔しいところではある。 いつも使っている画像の加工(減色・トリミング・サイズ変更)の使い勝手は、良い意味であまり変わらず。 古い Paint Shop を使っていた私には、使いやすくなった。 ただ1つ。 機能を増やして、起動が遅くなった事だけが残念である。 Photoshop とは違う方向に行って欲しいのであるが。 ◆ 「 Sound Blaster 」 12/10 の日記でトラブっていた、 Sound Blaster についての追記。 トラブル解消にあたって、下記のサイト様を参考にしたのを書く事、すっかり忘れておりました。 ◆ Sound Blaster 統一スレ テンプレサイト http://www.geocities.jp/ct4760/index.html サウンドカード( Sound Blaster )を導入するにあたって、役に立つことが多々まとめられているので、非常に参考になりました。 この場を借りて、お礼申し上げます。 |
■ 12月10日 (土) ◆ 「新型機導入」 あろー、あろー。 聞こえますか。 やっとこさ、新しいPCを組み立てて、環境を整えた。 今回のマシンのコンセプトは「シンプル」。 CPU は Athlon64 3000+ 、メモリは 2GB 、HDD 容量は 500GB ── 必要だと思った容量を2倍したものが本当に必要な容量である ── 、ビデオカードは MSI の NX6600-TD256E (GeForce 6600)。 目を引く特徴もなく、バカッ速というマシンでは無いかもしれないが、今まで Pentium III 850MHz マシンを使っていた私にとっては夢のような環境。 らりほ〜。 コダワリで、 DVD-RW ドライブに Pioneer の DVR-A10-J を搭載。静音でカッチリした作りである。 普段は低速で静かだが、転送量が増すと高速で駆動するようである。高速時も、以前使っていた SCSI CD-ROM 並みの静かさ。 さらに、サウンドカードに Sound Blaster Audigy 2 ZS を搭載。ゲームのサウンドが瑞々しく、さらにクッキリ聞こえる。 RPG 「 Morrowind 」では、バルモラ住民のクシャミの音がよく聞こえるようになった。 MIDI は管楽器系の音色が、ちょとワザとらしく聞こえる気がしないでもない。 何故 X-Fi の出ている今 Audigy 2 かとゆーと、「ゲームポートが付いているから」である。 元祖 SideWinder (ジョイスティック)を、まだ愛用している故、まだまだゲームポートが捨てられないのだ。 ※ 部品購入&組み立ては、パーツショップ「◆ DOS/V Factory 」さんのお世話になった。 PCを組み立る為の作業台と工具があり、足りない小物をその場で買い足せる故、ありがたいのである。 私は最近のPCパーツに疎いので、パーツ選びの助言も大助かりであった。感謝である。 もろもろの物品が積み重なった部屋を苦労して発掘………もとい、片付け。そして片付け、ずっと片付け。 (ぜーぜー 何日かかったかな) 柔らかい知恵の輪と化したケーブルと格闘しつつ、何とか新型 PC を設置。 そして起動、である。 きゅい〜〜〜ん ……おお、速いぞ。 前のマシンと違って、システムが起動する間に本を読む暇も無い。 ヌルヌル動く 3D ゲームを見てみたかったので、ベンチマークも兼ねて「 Morrowind 」をインストール&プレイ。 ……ううう、美しい。水の反射も遙かの霧も街の建物も美しく、画質を1ランク上げてもストレス無く行動できる。 感動である。 プレイを続けたい気持ちを抑えて、とっととシステム環境作りである。 OS は Windows XP 。 画面が派手なので、とりあえず画面を「 Windows クラシック・タイプ」にして壁紙を取っ払ってみる。うん、地味。 日本語入力が MS-IME ではストレスが溜まるので、さっそく ATOK ……じゃなかった「一太郎 2004 」のインストール。(そういや、もう 2005 が出ていたか) 辞書やキーアサインを以前のシステムから、移行。 キーアサインは色々といじくっていたので、デフォルトでは使い辛いのである。 ……ああ、やはり ATOK は楽。 ぺきぺきと入力しつつ、実感。 お次に「秀丸エディタ」と「 FileVisor 」をインストール。 この2つがあれば、大抵の作業は楽に出来る。 「秀丸」のキーアサインも以前のシステムから、移行。( ED.X 風にアサインして、それに慣れちゃったのである) ファイルタイプ別の設定も調整。 「 FileVisor 」は、 Windows 3.1 の時代から使っていたファイラーである。 テキストとグラフィックを自動判別して表示するビューア、ボタン一発でできる圧縮解凍、大きなアイコンでファイルを並べて詳細表示。 地味だが使い勝手が良くて、手放せなくなっちゃったのである。 今まで延々と旧「 FileVisor 32 」を使っていたが、今回は新バージョン「 FileVisor 6 」をインストール&設定。 (ああ、 FileVisor も秀丸のように設定を外部ファイルに出力できないものだらうか。インストールする度に設定しているわ。) うむ、何となく使いやすくなってきた。 (続く) ◆ 「でもやはりトラブる」 俺環境が整ってきた所、新マシンにトラブルらしきものが発生。 電源を入れる度に、 Windows が「問題が発生したため、Raid Service U.S. English Resources を終了します。」と曰い、 nvraidservice.exe ( NVIDIA RAID Service )を強制終了させる。 その後は特に不具合は無く作業できるのだが(これが Win XP の強い所だらうか)、電源を入れる度にこのメッセージは、ちょいと不気味である。 BIOS の設定をし直したが、変わらず。マザーボードのドライバの不調かと思いきや、そうでも無く。 Google 様で同じ状況を検索しても見つからず。 ……… OS の再インストールか? と、覚悟し始める。 それでも解決策は無いかと Web を彷徨っていたら、 NVIDIA のフォーラムにて似たような事例を発見。 (◆ http://forums.nvidia.com/lofiversion/index.php?t3130.html ) 原因はどうやら、「 Sound Blaster Audigy 2 ZS 」のドライバ&ユーティリティのようである。 Audigy 2 のドライバをインストールした折、各種ユーティリティも一緒にインストールしちゃっていた。 中には「デスクトップに居座りやがる目障りな」ランチャーもあったのだが、これが何故かデスクトップから消えていたのである。 ドライバに悪さしてたのはコイツか。 Creative 社のサイトで、ドライバとユーティリティを自動アップデート。 おお、直った! と思いきや、再度電源を投入するとまたもや「Raid Service U.S. English Resources を終了します。」とのメッセージ…。 うがー。 Sound Blaster ユーティリティを全部削除。 さらに msconfig を起動して、「スタートアップ」からドライバ「 SBDrvDet 」のチェックを外す。 電源再投入。 ………どーやら、エラーは出ないようである。 何が功を奏したのか判らないが、まあ、よかったよかった。 (続く) ◆ 「塗りまくる」 新マシンも安定してきたので、前システムより全データを転送。 うん安定したよな、安定していてくれ。 頼む。 しかし、 HD の残り容量を大して気にせずにすむ、とゆーのもありがたいものである。 さて、文章書きのお次は、お絵描きである。 まずは、画面の微調整。 カラープロファイルを読み込ませてから色を微調整。(どうもこのビデオカード、白が微妙に黄色っぽい) さらに物差し片手に縦横比を調整。 大切なのだが、これが結構手間が掛かったりする。 そして愛用の「 Painter 5 」をインストール。 (バージョンに対するツッコミは入れぬよーに) そして、実行 ………できない。 チラリとも起動しない。 調べてみると、 Painter 5 は搭載メモリが 1GB を超えていると起動しないようである。 ………ううむ、 調査不足であった。 システムでメモリ容量を調整してみても、起動できず。他のアプリ(ゲーム)の為にせっかく積んだメモリを、わざわざ抜くとゆーのもシャクである。 ここは、「 Painter 6 」の方をインストールである。(あるんかい) Painter 6 の方は水彩ブラシが少し遅れて反応する感触がちと気に入らなくて、 Painter 5 の方を愛用していた。 が、そこそこ速い(&新しい)マシンとタブレット intuos の組み合わせならば何とかなろう。 Win XP で Painter 6 の起動に問題のある御方も居るようであるが、ありがたいことに問題なく起動。 操作も問題無し、である。 タブレットのドライバもブチ込んで、ブラシを作りつつ、しばしお絵描きに没頭。 ………いかん、しばらく描いてなかったら、調子がつかめん。 うむ、やはり水彩は反応が遅れる感触はあるが、…まあ、許容範囲、であろうか。 新しい画材を初めて使ったときのように、ぎこちない気分ではある。 しばらく、使ってみる。 慣れなかったら、旧 Win98 マシン+ Painter 5 に逆戻りである。 そうだ、来年の干支を描かねば。 どんな犬を描こう。 えーと。 ◆ 「ただいま、ビルダー」 環境がちょこっと整ってきたところで、俺サイトをアップロードするツールのインストールである。 今まで「ホームページ・ビルダー 2000 」(ちょと古い)を使っていたのだが、ページの編集はエディタで HTML をゴリゴリ書き、ページを転送するツールとして使っていた。 ここで、転送専用のツールに切り替えようと、フリーウェア・シェアウェアと色々調べてみる。 まずは、フリーの FTP 転送ツール「 FFFTP 」。 実は、ご家庭共用マシンにインストールして、ここ1ヶ月、急場のサイト管理に使っていた。 操作はシンプルで、動作もサクサク。使いやすい。 サイト更新にこのツールのミラーリング転送機能が使えるかと思ったのだが、実は私、サイト書き用ローカル・ディレクトリに作業用ファイルも置いてしまっている。(作業ディレクトリ→ローカル→サーバ と2段階の転送が面倒なのだ) このミラーリング機能を使うと、下書き用やメモ用のテキストファイルまでアップロードされてしまう。ダウンロード時にヘタすると、作業用ファイルを消されてしまう。 とはいえ使い勝手が良いので、 FTP 転送ツールとして使わせていただきまする。 お次に、シェアウェアの「 NextFTP 」。 ホームページ転送機能がある、という事で、お試し使用。 ………が、やはりローカル・ディレクトリ(フォルダ)に作業用ファイルを置いていると、一緒に転送されてしまう…。 おおおい。画像ビューアのテンポラリ・ファイルまで転送するなよおおお。 やはり、ローカルにサイトを完成させてから、一気にアップロードした方が良いのだらうか…。 しばし考えた後、結局「ホームページ・ビルダー 2000 」を再インストール。 やはりこの何気なく使っていた「サイト管理機能」は秀逸やもしれぬ。 トップページからリンクしているファイル「のみ」をチェックし、更新したファイルだけ転送できる。 リンクはツリー表示され、リンク切れもチェックしやすいのだ。 他のツールがダメというワケでは無く、これが一番、私の作業&管理方法に合っているようである。 そんな訳で、 ただいま、ビルダー。 ◆ 「気になる」 さて、今回の新型 PC 。 適当に静音化を図っている。 アルミ製筐体とゆーことで多少の騒音は仕方ないのだが、エアフロー考えたり静音ファンや静音電源を付けたりして、まあこんなものかな、というトコロに落ち着いている。 ………ハズだったのだが、妙に「うなる」。 いや、犬猫の様に「うー にゃおー (=゚▽゚=)」とうなる訳ではなく、ボディーが「うぉんうぉんうぉん」と妙に響くのである。 多分に、冷却ファンや2台の HDD など、回転モノが共振しているのであろう。 耳を澄ますと、サイドパネルが一番響いているようである。 しかし、稼働時にマシンを開けて確認しても振動音は出ず。 おかしーなー、と色々いじくっていたら、フロント USB ポートへつながるケーブルもろもろが、 HDD を固定している 3.5" ベイの奥に絡まり挟まれているのを発見。(ちょと変わったベイの固定法なので、付けたときに挟まったと思われる) フロントへ行くケーブルをひとまとめにして固定したら、うなりは収まった。 うんうん。 このくらいの稼働音なら、良いかもしれない。 ………と、思ったのだが。今度は元気にゴリゴリ動いている HDD の駆動音が気になり始める。 うーん。 ◆ 「やはりゲーム」 で、結局はゲームにハマる。 やっとこさ、俺マシンでも「シムピープル」をプレイできるよーになった。 何やらマッタリとプレイし続けてしまって、これが一番危険なタイプのゲームかもしれない。 おお、長女。とうとう本格的ハッカーになったか。 さて、先日注文した「 Hearts of Iron 2 ・日本語版」をインストール&プレイである。 無事に日本語版が発売されて、まずはめでたい。 日本の元首が天皇陛下から「大本営」に変更されているのは、ちょと笑っちゃうが、日本語版制作陣もイロイロ苦労したのであろう。 データはテキストファイルと bmp ファイルなので、気に入らなければ自分で直せばよろし。 で、プレイの方だが、戦力を把握するだけでも大変である。 まずは日本でのプレイ。 西欧の「進出」著しいので国力を高めたいのだが、資源を求めて進出しようにも南方の石油はアメリカ・イギリス・オランダに抑えられ、石油の輸入はアメリカ一国頼み。 ソ連にケンカ売るのも良いが、はっきり言ってシベリアなぞ欲しくもない。熊と心中するのはイヤだ。 結局は大陸進出になってしまったのである。 ……あ、ヤバい。何も考えずに軽空母建造始めちゃってた。(いや、飛龍型が無いと寂しいもんで) んじゃ、研究は戦車中心。さらに飛行機の研究と空戦ドクトリンの研究。 さらにさらに生産力を高めるため、工場と農場の研究。 うわ。国民党がチョロチョロし始めたよ。先を越されそうなので、一気に進軍。……したら、意外と損害が出て歩兵が足りなくなってきた。蒙古にいた騎兵も呼び集めるも、守りが薄い。 このあたりで講和をして領土を割譲させる。エネルギーと鉱物、ゲット。 ありゃ? 大陸に飛行隊、いるじゃないか。 …気付かんかった。 じゃ、次の地方、行ってみよー。 恐るべし、場当たり的スーダラ国家である。 コツも掴めてきたよーな気もするので、始めからプレイし直しであろうか。 「スーダラ日本」を続けたい気はしないでもない。 |