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■ 12月31日 (木)

◆ 「大晦日」

 早いもので、2004年も今日で終わりである。
 過去の日記を眺めて今年を振り返ってみたりする。

 今年ハマったゲームと言えば、今さらながらにプレイした「 Operation Flashpoint 」。 さらにはオンラインゲームの「人狼 BBS 」であった。
 (「人狼 BBS 」に関しては、考えすぎて知恵熱が出たわい。)

 また、ウチのサイトでは、夏頃からコツコツと作っていた CGI ゲーム「 Lord of Argon 」をテスト稼働。
 (あーこらこら、「本格稼働はいつ?」とはツッコミを入れぬように。)

 懲りずに、まだやる。


◆ 「あれま」

 年末と言えば「有馬記念(G1・芝2500m)」である。
 ゼンノロブロイとペリエ騎手のタッグは堅いであろうと、ゼンノロブロイを中心にして、アドマイヤドンとコスモバルク。さらには大好きなヒシミラクルを買ってみた。

 結果?
 ヒシミラクルは気持ちよさそうに走っていましたよ。 ええ。

予想着順馬番 
1 1ゼンノロブロイ :タイム 2.29.5 (レコード)
  2 9タップダンスシチー
  3 6シルクフェイマス
  4 8ダイタクバートラム
  510デルタブルース
  6 3ハイアーゲーム
715アドマイヤドン
  813ツルマルボーイ
  9 5ハーツクライ
 10 7ユキノサンロイヤル
11 4コスモバルク
 12 2ピサノクウカイ
 1312グレイトジャーニー
1411ヒシミラクル
 1514コイントス


◆ 「久々にトラブる」

 先日、ウチのマシンを起動したら、 Explorer のエラーでにっちもさっちもいかなくなる。 ハングして落ちることはなくブラウザは開くものの、他のウィンドウは開かず。
 ファイラーとして FileVisor を使用しているので何とか作業はできるのだが、どちらにしろ Explorer がファイルの処理をする故にエラーが出て、うっとーしいことこの上ない。

 エラーの詳細を見ると「 WININET.DLL のページ違反」だそーである。
 グーグル様でこの事例を検索。 どうやら、インターネットの一時ファイル( Temporary Internet Files )が壊れている可能性があるため、クリアすれば復活するらしい。 Explorer と Internet Explorer は深く結びついていることを改めて実感。
 と、いうわけで、「ツール」→「インターネット オプション」→「全般」から、インターネット一時ファイルの全削除を行う。
 そして、再起動。
 …… Explorer のエラーは変わらず。

 こりゃ、 WININET.DLL が壊れているのかもしれんので、 Internet Explorer を再インストール。 ウチのシステムは Windows 98SE なので当然の如く「 IE 5.5 」である。
 再インストール後に、再起動。
 ……やはり Explorer のエラーは変わらず。

 ここで何を血迷ったか、 IE6 をインストール。
 (実はこのところ、 IE5.5 ではエラーが出て正常に見られない海外のページも増えてきたのである)
 システムが IE6 によって、心持ち「改造」されたよーな気がしないでもないが、再起動。
 ……まだ Explorer のエラーは変わらず。
 (実はこのあたりで、目が血走ってきていたりする)

 「これは、 OS の再インストールしかないか?」と頭を抱えつつ、さらにグーグル様と Microsoft のサイトで似た事例を検索。
 やはり、「一時ファイルのクリア」しかないようである。………が、「履歴ファイル」もクリアする、との一文を見落としていた事に気付く。
 半信半疑で「ツール」→「インターネット オプション」から「履歴ファイルのクリア」を実行。 再起動。
 復活。

 Explorer と WININET.DLL のエラーは、一時ファイルと履歴ファイルのクリア「だけ」でアッサリ集束したのである。

 ………しかし、新たなるトラブルが発生。
 IE6 で Flash のあるサイトを表示すると、 IE がハングするのである。
 新バージョンの Flash プレイヤーをインストールしても効果無し、である。
 Active-X ファイルを直接いじってみたりしたが、症状は変わらず。

 またも、グーグル様で検索してみると、「 Windows 98SE + IE6 で Flash のあるページを表示するとハングする」「 swf ファイルを IE6 にドラッグ・ドロップするとハングする」なる、ウチのシステムと同じ事例を発見。
 「 MSVCRT.DLL 」を古いバージョンに戻せば、直るそうである。
 Vector のライブラリにて、「 MFC42.DLL & MSVCRT.DLL 」をダウンロード。
  ◆ http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se040499.html

 MS-DOS モードで再起動して、 SYSTEM ディレクトリへ旧バージョン MSVCRT.DLL を上書きコピー。
 ( Windows 上のコピーでは、正常にコピーできませぬ故)
 再起動。

 復活。 ……よ、よかった。
 この場を借りて、経験者と助言者の方々にお礼申し上げます。



■ 12月22日 (水)

◆ 「時も走る」

 もう師走である。

 またもや時間があいてしまったが、まとめて更新である。
 「ほぼ月刊 BIG MOUSE 」になりつつある気がしないでもない。


◆ 「夜明け前」

 先日、近代歴史戦略ゲーム「 Victoria 」の日本語版
  「ヴィクトリア:太陽の沈まない帝国」を購入。
 久々に PC ゲームをプレイ、である。

 舞台は 1835 〜 1920 年の世界。(日本では幕末から明治維新、日清戦争、日露戦争の時代) 好きな国家を選んで、軍事大国にするも経済大国にするも良し。産業を発展させ、軍事や外交で威信を上げ、とにかく世界の列強になるというゲーム……らしい。

 前作の「ヨーロッパ・ユニバーサリス:アジア・チャプターズ」もプレイしていたのだが、ヨーロッパには感情移入できる国が少なく、デザインは全部中華風の雰囲気でヘコたれたのである。 (素直に英語版をプレイし続けていればよかったよーだ)
 此度の「ヴィクトリア」は、かの名作ゲーム「インペリアリズム」を彷彿とさせる貿易&産業や、明治維新を経て近代国家に成長した日本でのプレイが燃えそうなので、あえてチャレンジである。 歴史は苦手だが、何とかなろう。

 とりあえず「グランド・キャンペーン」で「日本」を選択。
 (おいおい)
 しかし。 このゲームで 1835 年の日本は、(欧州から見た)非文明国、威信も無し、産業も少なくて経済ガタガタ。 打開しようと他国にケンカを吹っ掛けようにも、非文明国は陸続きの土地がないと戦えず。 どの国にも所属していない土地を領有しようにも、近出には南方の島々しか無い。

 ゲームにならんので、明治維新後の日本でプレイ。
 おお! 工場を建てられるぞ! 鉄道を引けるぞ! 陸軍があふれているぞ! ロシアにケンカを売れるぞ! 外交で「えげれす」とやりあえるぞ!
 ……いや、これは何かが違う。 最初から強い。
 貧弱だった日本が文明開化して近代国家となり、列強と肩を並べるまでの成り上がり物語に燃えるのが正しいのではないかかかか。

 とゆーわけで、やめときゃいいのにグランド・キャンペーンを再プレイである。
 1835 年の日本。 財政破綻寸前である。
 初プレイでは輸出入を自動にしていたので赤字が膨大になっていったが、今回はちとコツをつかんだので輸出入を手動にする。
 施設を作るのに必要な「木材」と「セメント」はとにかく「買い」。 何故、自国では生産できないか納得はできないが、とりあえず西洋風建築に必要なのだと思うことにする。
 日本から輸出できそうなのは、「絹」「茶」「食料」。必要な分を残して「売り」である。 「絹」を主要産業にしたいので生産力を上げようとしたが、「非文明国にはできない」そうである。 文明国となったらガンガン産業を興してやる、と密かに決心。
 自由貿易バンザイ、とゆーことで、関税はなるべく低く抑える。

 「国の根幹は教育である」と急に思いついたので、国民の教育費をドカンとアップ。識字率の上昇にヤッキになる。 資金の足りない分は軍事費を切りつめ。 どうせ、このよーな香辛料も貴金属もない島国、列強は興味を持たないであろう。今のところは。
 そして、技術の研究は「家内制手工業」を選択。 この頃の日本に家内制手工業はあったよーな気がしないでもないが、細かいことは気にしない。

 税金を上げたり下げたり調整していると、財政は黒字に転換。 資金も貯まってゆく。 国民に不満も少ない。 善哉善哉。
 気付けば、木材とセメントが購入されている。ここで奄美に「交易所」を建設。
 船も何隻か買えたので、フリゲート部隊を1つ設立。このところ、エゲレスの船舶がウロチョロしておるしのう。 ……何? エゲレスの1部隊は戦列艦1・フリゲート3・輸送船3・陸軍・いっぱい……? …蟷螂の斧のようである。
 しかたないので、エゲレスに端金をお送りして、関係を改善してやる。

 沖縄とダナンにも「交易所」を建設し、「領有」を宣言。「威信」が上がる。
 財政も整ってきた。威信も上がってきた。工業力も上がってきた。軍も揃ってきた。 識字率は50%を超えた(笑)。
 だいぶ国らしくなってきたが、文明国になるため必要な条件には、まだまだである。
 そんな折、紅毛人が「属国になれば技術を沢山あげるよ〜ん」と外交ルートで申し出てきた。 喉から手が出るくらい欲しい技術であったが、日本の独立は譲れないのである。 スッパリとこの話は断る。

 しばらくすると、メリケンのペルリとやらが「開港せい」と恫喝してきた。
 しょーがないので、開港してやる。 大砲がコワイからじゃないぞ。
 この出来事で国の威信はガタッと落ちる。 さらには国内でも「開国しやがれ」「するか、べらぼーめ」と意見が分かれて、反乱も起こり始める。
 頼む、早く「明治維新イベント」起こって!…と思っていることを、ひた隠して国を整えるのである。

 井伊直弼が大老に就任。 イベントで「反対派を弾圧するか?話し合うか?」の二択がでてきたので、当然「弾圧」である。 直弼ちゃんは、そうでなくちゃ。
 しばらくすると、井伊大老が暗殺され、またも国の威信がガタガタッと落ちる。 勝手に殺されるな、ぐらぁ!
 仕方ないが、穏健派と言われている徳川斉昭を大老職につける。井伊大老暗殺の黒幕かもしれぬが、そこはそれ。

 イベントデータ・ファイルという秘密の書を覗くと、そろそろ「明治維新」が起きる頃である。
 夜明けだ、日本の夜明けだ!
 ……と、ワクワクしながら待っていたら、本当に夜が明けた。

 健康のため、プレイのし過ぎには注意しましょう。
 何やってんだか。


◆ 「俺は人狼なりや?」

 12月初頭の忙しい時期に「人狼 BBS 」に参戦していた。
 すまぬ、我慢できなかった。

 今回は「ならず者ディーター:人狼」にて 375 村に参戦。
 ……が、今回はどーも頭が回らず、人狼側の作戦と村人側視点の発言を考えていたら頭がオーバーヒートして、寡黙なステルス人狼と化してしもうた。 村人としか思われない人狼を目指していただけに、大いに反省である。

 特に1〜2日目は、偽能力者として名乗り出るのを視野に入れて、控えめに発言していたら、鋭い神父様に目を付けられる。 これで行動が制限され、自分の発言で仲間の人狼とのつながりを気取られないように発言するので精一杯であった。
 乱戦の末、8日目。 真占い師と偽占い師(頭の切れる人狼仲間)、どちらかを吊らねばならぬ事態に。ここが狼と村人、勝負の分かれ道。
 私は限りなく黒に近いグレーである故、ヘタに仲間をかばうと、そのつながりを推理されてしまうのである。 ここで、ワザと自分もあきれるバカ理論を展開。(これでも頭を絞ったのだ…)
 対戦結果がどうなったかは、ログを読んでのお楽しみ、とゆーことで。

 今回の 375 村、一度エントリーしたものの、サーバーのトラブルか CGI のエラーか、1日目の途中でメンバーを外されてしまったのである。(私以外にも、何人か弾かれたらしい。 その時のメンバーは、F375 「霧の中の村」として「人狼まとめサイト」へと集まった) その後、やはりトラブルで1日目が終わらないとゆー事態に。
 その後、何気なく「3回目」の 375 村にエントリー。 やはり何気なく希望役職を「人狼」にしたのだが、前 375 村と一緒のプレイヤーがいるのに気付いて、役職がバレないかと青くなりつつのプレイであった。
 あー、スリルあった。

・「人狼 BBS」
  http://ninjinia.x0.com/wolf/index.rb
・「人狼 BBS まとめサイト」
  http://wolfbbs.halfmoon.jp/?FrontPage


◆ 「 CGI ゲーム」

 いつまでたっても製作中の CGI ゲーム「 Lord of Argon 」であるが、最近、バージョンアップが止まっていること、お詫び申し上げる。
 ちょいと別口の CGI を組んでいたもので、ソース書きが止まっていた。
 別に飽きたわけではない。

 先月にチョロっと話した「英雄」であるが、まだ取り扱いに悩んでいる。
 私が言うのもナニであるが、気長にお待ちいただきたい。


◆ 「時を刻む」

 CGI ゲーム製作が進んでいないので、代わりに時刻に関するネタを。
 この「 Lord of Argon 」であるが、ある時間内にアクセスすることによって、プレイヤーのターンは1日に2回更新される。(現在の設定は午前8時と午後8時である。)  今回、初めて CGI で時間を扱ったのだが、ちょいと考えた。

 Perl には time という内部変数が時間(サーバーの時間)を保持している。
($sec,$min,$hour,$mday,$mon,$year,$wday,$yday,$isdst) = localtime(time);
 などと書くと、秒・分・時・日・月・年…が変数にブチ込まれるのである。
 例えば8時に更新であれば、時と分を監視していればよいのだが、「14日間アクセスしなかったプレイヤーは投了する」などと年月日をまたぐルールの場合は、結局日数も計算に入れる。

 それは良いのだが、こちらで年月日・時間を合わせようと ── 例えばこのゲームのようにプレイヤーがアクセスする時間を設定 ── すると、ちと手間がかかることに気付く。
  time は「 1970 年 1 月 1 日を基点(ゼロ)とした秒数」で表される。
 目標の time を算出するには、自前で目標の年月日と時間から秒数を算出せねばならないのである。

 えーと、30日と31日の月があって、うるう年があって、うるう年は4年に1度、しかし100年に1度はうるう年は無し、だけど400年に1度はやっぱりうるう年。 1年が365日だから……。
 最初はややこしいとは思ったが、整理してみれば単純であった。

######## 日数から time を算出するのだ
sub CulcTime {

## 年・月・日・時・分・秒数を受け取り
my( $year , $mon , $day , $hour , $min , $sec ) = @_;

my($leap)=0; # 閏年に加算する日数
my(@daynum) = (31,28,31,30,31,30,31,31,30,31,30,31);
my($daymon) = 0;
my($i);
my($time)=0;

# 年は通常下2ケタで渡されるので、一応
if ($year<1900) { $year += 1900; }

# 計算用補正(過ごした月日を算出するため)
$mon--;
$day--;

# 閏年に加減算する日数
$leap = int($year/4)-int($year/100)+int($year/400);
# その年すでに過ごした日数
for( $i=1 ; $i<=$mon ; $i++ ) { $daymon += $daynum[$i-1]; }

# 西暦ゼロ年からの秒数を算出
$time = ($year*365 + $daymon + $day + $leap)*86400 + $hour*3600 + $min*60 + $sec;
$time = $time - 9*60*60; # 何故か時差の計算だがや

$time = $time - 62167132800; # システムの基点 1970/01/01 00:00:00 をマイナスするのだ

return($time);
}

 $time = $time - 9*60*60; は、グリニッジ標準時と日本の時差を計算しているだけである。(最初にこのルーチンを書いたとき、時差のことに気付かずにズレた時間を見て、ちと悩んだ) ちなみに $time = $time - 62167132800; をカットすれば、西暦元年からの秒数を返す。
  ◆ 西暦元年から「今」までの秒数を見てみる →
 この秒数を見て、思いを馳せていただきたい。




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