◆ TOP INDEX / 日記「いつも通り」 |
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■ 11月19日 (土) ◆ 「凍結」 近頃、頻繁にシステムがフリーズするのである。 規則性は無く、作業をしていると突然固まる。 固まるとリセットボタンを押して、復帰せねばならない。 もちろん作業途中のデータは パアである。 固まらなくとも画面が急にサイケデリックになったり、マウスカーソルが壊れる。 当初はウィルスやスパイウェアを疑い、システムを徹底的に洗ってみたが見つからず。 破壊されたファイルがあるのかと思い、ノートン先生で調べてみても異常なし。 何となくエクスプローラの使うリソース が増える時に(要するにアプリのウィンドウを開いたとき)落ちることが多いよーにも思えるが、何もして無くても固まる事もあり、原因不明。 このマシン愛機「東風號R2」も組み立てて5年目である。さらには、ゲームにプログラミングにゲームにお絵描きにゲームにゲームにゲームに、と酷使してきた。 主要部品はあまり交換していないので、そろそ ろガタが来てもおかしくは無かろう。 多分に HDD がヨタってきたか、調子の悪い MO ドライブがイタズラしてるか、 VGA カードがヨタってきたか、もしくは全部か。 とりあえず、このマシン(&システム)はオーバーホールする。 旧型マシン…… Pentium III 850MHz ……ではあるが、アホなこだわりで色々なデバイスをつけたりしているので、愛着あるのである。(例えば、5インチFDD・静かな SCSI CD-ROM・ SB-Link を搭載したヤマハのサウンドカード等々…) さらに、新型PCへの移行。である。 現在のシステム、文章書きや CGI ゲームの製作には充分である。 が、新発売のゲームがほとんどプレイでき ず、最近廉価版となったちょと古いゲームまで動作が重いマシン、とゆーことで近頃、欲求が不満している。 製作も新環境に移行するつもりである。 ゲームだけ新型PCでプレイするとゆー手もある。 が、以前に製作用とゲーム用を分けたとき、結局ゲーム用のマシンに製作環境を全部移した事がある。 PCは作業もゲームもできるモノである。ゲームする為だけにPCを起動する事はあまり無かったのだ。 そんな訳で、しばらくサイトの更新や、掲示板・メールのお返事が遅れる事があるやもしれませぬので、ご了承下さいませ。 いや、サイトの更新頻度はいつも通り、になるので あろうか。 (※ 一部、マシンの再起動によりお見苦しい点があったことをお詫びいたします) ◆ 「アルゴンの悩める人」 CGI ゲーム「◆ Lord of Argon 」は、まだ製作中である。 そろそろ区切りをつけたいのだが、なかなか「ココ!」という区切りが見つからない。いいかげんシメねばなるまい。 先月、ある御仁からメールで「 Lord of Argon 」に関するご意見を色々といただいた。(ありがたやありがたや) 「途中参加プレイヤー」「再旗揚げしたプレイヤー」のバランスについて(小国は弱い=プレイして面白くない)の指摘は、私もどうにかならんかと頭をひねっていただけに、真剣に考えるキッカケとなったのである。 小国プレイヤーと大国プレイヤーのバランス。 小国プレイヤーに特典を与えて(大国に制限をつけて)反撃できるようにすれば小国プレイヤー(小国になってしまったプレイヤー)は面白いのだが、勝利間近の大国プレイヤーは逆転されてしまう事になる。 すると、小国は大国になり大国は小国となり、ゲームはさらに長くなる。 ならば、大国の中の小国の「楽しみ方」──そして、もしかしたら勝利をかっさらえる──を考えた方が楽しかろう。 大国に制限も付けない。 ゲームに商業的な取引などの戦闘とは異なる要素を付け加えれば、小国も楽める。(製作当初は、食料・資源など物品の取引を考えていた) だが、このゲームは、他のプレイヤーと外交しつつ、戦闘→拡大→雇用→戦闘を繰り返し、勝利条件を「奪取」するというシンプルなボードゲーム風に作りたいのである。メインはあくまでも、カードゲーム風の戦闘である。 まずは「ゲリラ戦」を考えた。 今でも他国領土内にユニットを進められるが、このユニットはマップ上から丸見えである。 これを少数のユニットに限って見えなくして、大国の領内で暴れることができるよーにするのである。 これだけではアレなので、砦や城を建てると見えるようにする。 コーディングする前に、頭の中でプレイのシミュレーション。 ………うわ。せっかく領土を拡げて宝物奪取寸前なのに、もぐら叩きのよーに出てくるゲリラがうっとーしい。前線に兵を送れないわ。 ゲームとしては正しいが、これはそーゆーゲームではないので、ボツ。 お次に「冒険者」を考えた。 王様から援助を受け、国内の怪物を倒したり何かの探索に向かう、ゲームではよくあるタイプの冒険者である。(ヒロイック・ファンタジーの主人公は永遠の探索者であり……と話し始めると長くなるのでやめておこう) やはりコーディングする前に、頭の中でプレイのシミュレーション。 ……あー、これはまずまずイケそうである。 少人数のキャラクターならば、領内を通過させるプレイヤーもいるだろうし、自国の役に立ってくれるのなら喜んで援助する、かもしれない。 一度滅ぼされた国ならば、滅ぼした国の敵が援助する、かもしれない。 小国も「クエスト」によって楽しみつつ、勝ちを奪取する可能性が出てくる、かもしれない。 とにかくコーディングしてみる。 ……が、バランス取りが難しい。 色々なプレイヤーさんに、はたしてこの冒険者ルールは受け入れられるだらうか? っつーか、大国の喜ぶ冒険者の仕事あるか? 冒険者を援助してくれるか? 強制的に金を払わせたり、金が湧いてくるルールを作るか? これは、ソレ風にプレイしてみるしかあるまい。 このゲームはある程度プレイしているシステムなので、バランス取りの為に新しいルールを導入するのも恐ろしいのである。 基本的な冒険者ルールを先行して導入。 「他国の領内を通過する時のユニット維持費は、小国の方が低い」「他国領内で勝利するとユニットを半分捕獲できる」とゆー、主に「補給」のルールである。 これは冒険者プレイをしないプレイヤーも、ゲリラ戦やスパイ狩りに使えるルールなので、導入。 さて。 ◆ 「アルゴンの放浪者」 さて、今回のプレイである。 我が勢力は峠のような地形に旗揚げ、北と南から他勢力に挟まれている。 ハッキリ言って行き場が無い。領土を拡張しようとすれば二勢力に挟まれ、滅ぼされる。 長所といえば、火属性の山(ドラゴンが雇える)と街を確保しているだけ。 これは何とゆーか、いきなり自分が小国の冒険者プレイする状況である。 RPG のクエストのよーなシャレたものは付けていないので、他国に雇われる「傭兵プレイ」を試みてみる。 さっそく、「外交」コマンドで売り込みである。 実は勝算が無い事は無い。 山のドラゴンと、平原のファランクス&ボウマン、火属性の呪文で、序盤に暴れることは可能なのである。(ドラゴンの維持費は高価いので、街を攻められて兵糧攻めにあえば、いかんともしがたいのだが) さっそく、「しっぷぅ皇国」殿からご依頼。 自領に迫ってくる「辺境義勇軍」殿・「鳶の目団」殿の兵を排除して欲しいとのこと。料金を取り決めてから、依頼を遂行。(同時に両国へ我が傭兵団の売り込み) 幸い、「辺境義遊軍」殿・「鳶の目団」殿が面白がってくれて、幾つかの依頼をお受けする。 普通の「軍事同盟」と違って「実入り」を要求するので、料金はアシが出るくらいの格安に設定。 依頼はやはり勝利条件である「真の宝物」の確認と確保。 火属性の海を領土と出来た故、バランスの取れたクリーチャー「トライトン」(いわゆる「トリトン族」である。文字通り三叉の鉾を手にしている。設定への細かいツッコミはいれないよーに)と、「力の呪文」を大量に補給。数を揃えると、結構強い。 イベントでドラゴンがグレートドラゴンに変化したので、これを主戦力に。強力な「炎の息」で大抵のユニットは反撃する間もなく全滅である。 さらにイベントで「ノマド(遊牧民)」が参加してくれた。が、山がちなこのマップでは平原を駆け抜けるノマドの出番は無い。仕方ないので、弓による「砲台」になっていただく。 そんなこんなで経費と収入トントンで転戦していると、領地も増え、戦力も整い、いつの間にか大国のようになってしまう。 警戒されて依頼どころか、宣戦布告されちゃうのであった。 今の時点では勝負がついていないので、どーなることやら。である。 このプレイで「冒険者プレイ」における、いくつかの問題点が解った。 第一の問題は「補給」である。 依頼を受けて目的の土地に行っても、他国の地でユニットの「補給」が出来ないのがこれほど痛いとは思わなかったのである。 依頼主より土地の提供を受ければ良いのだが、行動は遅れるし領土数の少ない「小国のメリット」を充分活かせないおそれがある。 第二の問題は「依頼主の経済的負担」である。 依頼主の勢力の基盤が固まっていない場合、「冒険者プレイ」をしている勢力に払う資金が大きな負担になるのである。この負担は他勢力との戦いで不利になる事もある。 これならば、通常の「同盟」の方が負担は少ない。 第三の問題は「難易度の高さ」である。 「冒険者プレイ」をするプレイヤーは、常に「投資対効果」を見据えて行動し、戦闘による損失を随時減らさねばならない。 失敗したら自分だけではなく依頼主にも負担がかかるので、失敗が「できない」のである。 この問題点を踏まえて、バージョンアップをしている最中である。 「依頼主の経済的負担」問題は、まだ思案中である。できれば、「金が湧いてくるルール」にしたくないのである。 (でもまあ、「ワンダリング・モンスター」を倒して金を稼ぐという、古典的RPGのようになるであろうか) そして、新しい勝利条件も思いついた。 大国の狭間を縫って、勝利をかっさらう事ができるかもしれない。 そろそろ区切りはつけたいが、まだやる。 ◆ 「続しむぴーぽー」 今さら告知するのもアレだが、 「シムピープル」のスキンを作ってプレイしているネタを、「◆ 暁のゲーム特急」に追加。 えーと、まあいいじゃないか。 |