− 「いつも通り」 −

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■  3月29日 (火)

◆ 「『月刊 BIG MOUSE 』は今日発売です」

 春とは言え肌寒い日の続く今日この頃、如何お過ごしですか?
 ……などと言いつつ、しれっと更新再開しようと思ったが、やっぱり無理です。すいませんすいません。 確定申告と花粉症と熱発休養の三連星にジェットストリーム・アタックを食らい、更新サボっていました。

 と、ひとしきり言い訳したので、更新再開である。


◆ 「アルゴンの法則」

  CGI ゲーム「◆ Lord of Argon 」の製作は、チマチマと続けている。

 このところ、最初からあまり考慮していなかった「小国と大国のパワーバランス」に問題が出てくる。 どーゆー問題かというと、「小国は弱くて大国は強い」のである。 ……いや、ふざけている訳ではなく。
 シングルプレイのゲームならそれも良いのだが、やはり長期間におけるマルチプレイとなると、自分が小国となってやることがなくなってしまったら大問題である。 かといって小国にボーナス・ポイントを与えるというのも、頑張って強くなったプレイヤーが不利になる、という事態が起きかねない。
 いい方法はないかと頭をひねって、ちょいとしたアイデアは出てきた。が、「シンプルなルール」とは言えぬものなので、導入をためらっている。
 もう少し思案である。

 もう一つ悩んでいるのが、ランダム・イベントのトリガーである。
 何度かテストをしているのだが、不利なプレイヤーに対する補正を付けたりなぞしてみると、イベントで上位プレイヤーの足を引っ張りそうなのである。
 ランダム・イベントはあくまでも調味料にしたいので、イベントで勝負が決まるのは避けたいのである。
 これまた、もうちょいバランスの調整が必要である。

 全然飽きることはないので、まだやる。

( ……と、こんな事をやっていると、このゲームを「プレイ」しつつ「システム」を考え「コーディング」をしている私は、参加してくださる皆さまの3倍は確実に楽しんでいるなあと、思ったりするのである。 申し訳ない。 )


◆ 「琴線」

 少し前に BBS の方で、「最近、プレイしたくなるファンタジー世界の戦略ゲームが無い」との話をしたのであるが、少しその理由を考えてみた。
 結果、「地図で燃えないから」との妄想理由が頭に浮かんだのである。

 ……座布団を投げないでください!

 断言する。 ファンタジー好きは地図好きである。
 古地図なぞを眺めつつ、人跡未踏の地にあるものを想像したり、様々な勢力の興亡とその歴史を妄想……もとい、想像するのが大好きである。
 戦略ゲームでなくても良い。 ロールプレイングゲームでも心当たりは無いだろうか?

 最近のゲームは総じてグラフィックが美しい。 「地図」と言うべき戦略マップにも、美しい都市や美しいユニットが描かれている。
 が、世界・都市の上を、バリバリに美しく書き込んだユニットがアニメーションで動く故、美しくとも「広い世界の距離感がまったく無い」のである。
 戦略画面に距離感が無ければ、それは戦闘画面とまったく同じ。 地図ではないのである。

 今でもプレイしている「 Master of Magic 」は、このあたりが巧いと思うのである。 地図は毎回ランダムで算出し、まだ行かない土地は「霧」で隠れている。 戦略画面上のユニットはシンボル化し、このユニットがこの辺りに居る、という情報しか表示しない。 故に「距離感」も損なわず、広い未踏の地もある世界の上で戦略を立て、気分を味わえるのである。
 今、「地図を楽しめるファンタジーゲーム」があれば、迷わずゲットするであろう。何なら手前で作るか。

 ……などと書いてみたが、これはあくまでも私の主観による妄想である。さらにゲーム・システムのことはまったく考慮していない。
 本気にしないよーに。

 ……危険ですから、座布団を投げないでください!


◆ 「弩級ゲーム」

 私は「クソゲー」という言葉を滅多に使わない。……しかし、あるところには、あるようである。 このようなものが販売され、隠れていたとは。

・ Big Rigs: Over the Road Racing
 ◆ http://www.gamespot.com/pc/driving/bigrigsotrr/index.html

 アメリカの懐の深さを垣間見たようである。 (いや、心にもないことを言った。) このページの「 Video Reviw 」を見て、存分にお楽しみいただきたい。 (最初は別ゲーム Myth Busters なるゲームの宣伝ムービーが流れるが、しばらくすると Big Rigs ビデオレビュー本編が流れるのでご辛抱の程を)

 レビューによると、 AI 車輌は居るけれども走らず、プレイヤーがゴールに着けば勝利。 加速は無限大でどのような地形も踏破。 建物の衝突判定無し。 コントロールはキーボードのみ(キーアサイン変更不可)。 効果音は無しで音楽はテクノのループ。 しかも、背景にある雲ポリゴンの上を走れるという素敵さ…。

 素晴らしい。 完璧である。
 私はプレイしていない。 っつーか、したくない。


◆ 「2回目」

 期待してもいいのだらうか。
 ・ 「 Hearts of Iron 2 」日本語版
  ◆ http://www.cyberfront.co.jp/title/_heartsofiron2/

 メディアクエストによる前作の日本語版が「ある事情」により発売できなくなったことを思うとアレであるが、ふつ〜に歴史ストラテジーゲームとして発売していただければ、ありがたく思うのである。
 同 Paradox 社のゲーム「ヴィクトリア:日本語版」の出来(&パッチ)を見ているので、ちょっと期待しているのである。




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