− 「いつも通り」 −

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■  4月30日 (土)

◆ 「セーフ」

 セーフ!
 いかん、もう少しで「『隔月刊』 BIG MOUSE 」になるところであった。
 何事もなかったように、まとめて日記の更新である。
 私にネタ切れなど、無い。 多分。


◆ 「四月のバカ」

 もう今さらの話になってしまったが、4月1日のエイプリルフールは今年も「ウソ目次」に変えた。 ◆ PC ゲームショップ 『 BIG MOUSE 』とゆー、かなりやっつけなネタである。
 ノリでウソ注文を下さった方々には、ここでお礼申し上げる。

 実は今年、アイデアがなかなか出なかったのである。1つ2つ出たものは結構シャレにならないものだったので、何日か悩んでボツ。 ウソっこショップのアイデアがまとまったのは、3月31日である。 急ぎページを作って、ゲーム名をランダムにはじきだす商品メニュー CGI を書いて、データを作って、アップ。
 何とか4月1日に間に合ったのである。
 (「そんな真剣にやらないでも」と思う御仁も居られるだろうが、確かにその通りである。それについては「自分が面白いんだもん」としか返す言葉がない。)

 惜しむらくは、時間が無くてグラフィックが入れられなかったことと、ゲーム内容(備考欄)をランダムにはじき出す CGI とデータを作れなかったことである。うーむ、残念無念。
 特にゲームパッケージの口絵は2〜3枚欲しかったのだが、最近のゲームパッケージ・イラストの細密さを再現するのは難しく、既存のパッケージ絵を改造するのは色々とアレな問題が出るので、泣く泣く見送ったのである。

 商品メニューで、ランダムに組み合わされるゲーム名のデータを考えるのは楽しかった。 時折、面白そうなタイトルが偶然にはじき出されたりして、少し満足。 さらに偶然、実在する名作ゲームの続編がはじきだされると、自分でも本当に注文したくなってしまったり。(笑)
 あ、それから、ついでに書いておいた「注文方法」と「保証規定」はシャレであるから本気にしないよーに。 といいましょうか、気に障ったらすいません。

 一瞬、「しまった!」と思ったことがある。
 インデックスには「絶対に存在しないはずのゲーム」を書き連ねたのであるが、一応、検索してみたら、…1つ、 Web ページが。 ネタパッケージ「 TimeParadox Strategy Pack 」の中の「 Guardians of Time (タイム・パトロール/P・アンダーソン)」のパッケージ絵らしきものがあるではないか。
 何とゆーか、ビックリしたのであるが、よく読んだらミュージシャンのページであった。
 ……本当にゲームであれば面白かったのだが、ちょっと残念ではある。


◆ 「汝は人狼だろう!」

 今月の上旬は「人狼 BBS 」にハマりこんでいたのである。
 一週間に渡る緊張感と頭のフル回転でヘトヘトになって、「もうやらねーぞー」と思いつつ、またもプレイしてしまうゲームである。 あな恐ろしや。
 今回は、8日間の戦いで村側勝利。 いや、楽しかった。

 前回のプレイでは、久しぶりの「村人」であった。食われちゃならぬ能力者でも見つかっちゃならぬ人狼でもなかったので、軽口を叩きつつ恐れずに作戦を提案していたら、怪しまれて初日に処刑された。(涙 意見の合ったある御仁が人狼だったので、その方との関係を疑われたのが理由なのだが)
 自らの失敗で死亡最短記録更新である。 村人とはいえ、怪しまれる事は恐れなければならない。本来なら人狼を吊らねばならぬのだから。 大反省である。
 その後、墓の下からハラハラしながら推移を見守っていたが、村側の勝利。 初日に吊られてギャラリーをやっていただけなのに、勝ち星をもらって申し訳ないやら、である。

 さて、今回のプレイ。
 ムズムズと「人狼 BBS やりたい病」が再発し始めた頃、ちょうどある村が参加者募集していたので、前回の雪辱を果たすため「村人」を希望して「村長 ヴァルター」にてエントリー。
 今回は初心に帰って、ブラフも奇策も抑え「素直な村のための推理と行動」を心がける。 (1〜2度占い先の候補に挙がっただけで、おおむね信用されていたと思っていたが、実はやっぱり怪しまれていた。発言が怪しくない&ミスが多いから狼のステルスと思われたらしい。(笑) さらにまた狼からも「美味しそう」と狙われて、初日に食われそうになっていた事を後で知って、冷や汗をかく。)
 とはいえ、議題に答えて無難に推理するだけでは面白くないのである。 今回は発言数を全部使い、怪しい御仁も寡黙な御仁も巻き込んで喋りまくることを楽しんだ。 喋れば嘘を付いている御仁はボロが出てくるし、本当の事を言っている御仁は信頼を固められる。……と、思ったのだが、結局「本当の事」を素直に信じ切れず、推理に幅が出来てしまった……。

 ゲームは、処刑先に決まった御仁が、処刑直前の15分前に能力者を名乗り、急遽処刑取りやめになったり、村の全員が処刑候補に挙げた御仁が霊能判定で「人狼」と出たり、…と、イレギュラーな事態も起きて村は混乱(実は狼側も混乱していたようで)。 村側は素直に考えることが出来ず狼側有利かと思われたが、8日目に何とか村側の勝利。

 この村は、人狼側も村人側もゲームを大事にして、議論も作戦もギスギスする事なく続けられたので、とても楽しかったのである。
 もうヘトヘトになるまでの推理は沢山だ〜、と思っているのであるが、きっとまたどこかで参戦してしまうであろう。
 やれやれ。

 ◆ 人狼 BBS
  C国:http://ninjinel.x0.com/wolfc/
  D国:http://ninjin.80code.com/wolfd/
 ◆ 人狼 BBS まとめサイト
  http://wolfbbs.halfmoon.jp/


◆ 「あの音楽をもう一度」

 近頃、元 YMO メンバーの方々のソロアルバムが、続々と CD で復活。
 アルファレコードが無くなって、もうこれらのアルバムは拝めないと思っていたが、 SONY によるいきなりの復刻である。リマスタリングもしたそうで、もうこれは買おうと決心。 全部買うわけにもいかないので、懐かしの
 高橋幸宏氏 「 What, Me Worry ? 」「ニウロマンティック」
 細野晴臣氏 「フィルハーモニー」
 を、まずは Amazon でゲット……しようと思ったのだが、待っていた方が多かったらしく発売即日完売…。 予約しておくべきであった……。

 再入荷は長くかかりそうだったが、一応注文。思ったより早く再入荷&商品到着。ほくほく
 さっそく拝聴である。
 「 What, Me Worry ? 」「フィルハーモニー」はレコードを持っているのだが、最近はなかなか聴くことができず。(一時発売されたアルファの CD は音質が悪かったので、 CD 版は購入していなかったのである)
 久しぶりに聞いたアルバムは、やっぱり良いアルバムでした。 ああ、コレってこんなに良い曲だったんだなぁ。

 「 What, Me Worry ? 」の「 It's Gonna Work Out (きっとうまくいく)」、曲と歌詞のゴロがドンピシャに合っているので大好きである。神経攻撃型ドラムも健在。 「使い捨てハート」はシンミリしていて好き。 今回はボーナス曲として名曲「二人の陰に」「白銀は招くよ」も追加。この陰陽取りそろった2曲も大好き。
 「フィルハーモニー」は、今聴くと凄い…。いや、今聴くから凄いと思うのかもしれない。 発表当時は珍しかったサンプリング音源(?)による音楽として私は面白がっていたが、このリズムと音色を構成してハーモニーを作ってしまうとゆー音楽…。改めて聞き惚れてしまった。これが後の名盤「S・F・X」に繋がるのだなぁ、と思ったり。 メロディアスな曲では「フニクリ・フニクラ」「 L.D.K. 」「スポーツマン」が絶品です。(「フニクリ・フニクラ」は、幸宏氏が「白銀は招くよ」を作ったキッカケになったとか(笑))

 リマスタリングによる「 What, Me Worry ? 」の音のハリ、「フィルハーモニー」の音の美しさ(「フィルハーモニー」はミョーなリズムとメロディ中心なので、音が綺麗でないと意味がないのだ)、は大満足。

 「ニウロマンティック」は今回初めて聴いたのであるが、これもお気に入りの一枚になりそうである。(何で昔、買わなかったのかな?)  YMO のアルバム「 BGM 」直前に作られた事が興味深いと思って買ったのだが、んな深読みをしなくとも素直に良い曲が入った良いアルバムであった。 「不機嫌な赤い薔薇」は不協和音が段々と快感になってきたり。(笑) 同ユキヒロ氏の「音楽殺人」を思い出したりした。


 「フィルハーモニー」を聴いてアルバム「S・F・X」を思い出したので、何気なく検索してみる。
 ななな「S・F・X」もリマスタリングして復刻しているではないかかか。

 当時発売された CD 版の「S・F・X」は、 LP 盤とは異なって「 Making of Nonstandard Music 」の曲が混ざり、「ボディ・スナッチャーズ」は英語歌詞リミックス版が収録されている。(音もちょっと弱かったり)
 久々に日本語歌詞の「ボディ・スナッチャーズ」を聴きたい!との欲求が抑えられず、先日、注文してしまったのである。…「 Making of Nonstandard Music 」も一緒に…。 ああ、銭が、銭が…。

 久々に聴いた元祖「S・F・X」は、やはり名盤でありました。
 久しぶりに「ボディ・スナッチャーズ」でノッてみたり、「 STRANGELOVE 」を口ずさんでみたり。 SF映画や特撮にインスパイアされた音と細野サン独特のリズム。 最高です。
 「 Making of Nonstandard Music 」は、レコードに付いていた小冊子「 GLOBULE 」(火浦功氏・大原まり子女史の短編小説や、諸星大二郎氏・いしかわじゅん氏のマンガなどが掲載)が付いていなかったのはちょっと残念。 (無理か)
 久しぶりに良い買い物をしました。


◆ 「優しいバイキング」

 かのモンティ・パイソン・ファミリーのテリー・ジョーンズが監督した
  「エリック・ザ・バイキング」
 公開当時は何故かレンタル LD 専用「のみ」で販売されず、そのまま絶版。
 最近、やっとこさ DVD になったので、購入。 らりほー
 いやー、好きなのである。この映画。 例え評価が低くても。

 エリックは略奪と破壊に明け暮れるバイキング。(この略奪シーンなど、全体に渡る無意味と思えるくらいの時代考証は必見かもしれない…) ある女性の一言で、略奪を続ける今の生活に疑問を持ちます。迷ったエリックは預言者フレイアに相談。フレイアに「今の世の中は、フェンリル狼に太陽を飲まれた『神々の黄昏』の時代」と言われたエリック。神々を目覚めさせ、太陽を取り戻すために仲間と共に冒険の航海に出ます。

 ……と、こう書くと普通の冒険モノなのだが、ちょこっと片方に30度ほどズレている。(笑)
 船に乗り込むは、いきなり親子喧嘩を始める代々のバーサーカー。村娘に大人気の色男な鍛冶屋。キリスト教の宣教師(おいおい)。その他大勢。 冒険前に士気を高めるために演説するものの、「えーと、竜に襲われちゃうかもしれない。この世の果てから落ちちゃうかもしれない…」と盛り下げる主人公のエリック君。 全員音痴なハイブラジル(アトランティス)の王様と国民。 日本語で罵倒しまくる関根勤氏演じる奴隷監督。
 登場人物が真面目に冒険すればするほど、クスリと笑ってしまう。

 冒険映画としてもコメディとしても洗練されていないかもしれないが、この雰囲気、私は大好きなのである。
 DVD としては、画質が悪いかなーと思ったり、関根勤氏の日本語と英語字幕のギャップが可笑しかったのに日本語字幕モードだと英語字幕が表示されなかったり(当たり前か)して、ちょっと残念。
 でも、これでいつでも見られるので、保存版である。


◆ 「アルゴンな管理人」

 「隔月刊 BIG MOUSE 」になりかけであったが、実は CGI ゲーム◆ Lord of Argon 」の更新はしていたのである。
 今のところ◆ 酔いどれ工房の1コーナーではあるが、トップに持ってこようかしら、と思う今日この頃。

 細かいデバッグをしたり機能的な事はすぐに追加できるのだが、バランスや雰囲気、ゲームの根幹に関わることは自前のサーバでテストプレイしつつ、今のバランスを崩さぬように導入しているのでなかなか難しくなってきたな、と思っている、と解るような解らないような独り言を言ってみたりする。

 もちろん、まだやる。
 が、次の企画もあるので、そろそろシメねばならぬか。




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