− 「いつも通り」 −

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■  5月27日 (金)

◆ 「月刊じゃない」

 アレをやったりコレを考えたりソレで失敗したり体調も崩していたりしていたら、またもや前更新から1ヶ月近く立ってしまったのである。
 まとめて一気に日記更新である。


◆ 「フリーズ」

 PCの調子がおかしい。
 ちょくちょく何の前触れもなくフリーズ、である。
 法則性がある訳でもなく、ブラウザのスクロールをするとフリーズすることがあり、ファイラを開くとフリーズすることもあり、メーラーを開くとフリーズしたりすることもあり、何をしていなくてもフリーズすることもある。
 フリーズすると Ctrl+Alt+Del も効かず、柏手を打ちながらハードリセット。最悪、元電源落としである。

 まずはウィルスやスパイウェアを疑って徹底的に調べたが、異常なファイルは見つからず。ノートン先生でシステムをチェックしても、異常は見つからず。 延々と ScanDisk をかけても HDD の異常は見つからず。
 何度か再起動かましていたら、 BIOS が CPU やドライブを認識することを拒否した模様。(笑) しまいには BIOS 画面まで乱れやがってくれました。

 最初は熱暴走を疑ったりしていたが、原因はハード…… HDD の寿命・ビデオカードの故障・マザーボードの故障……やもしれぬ。
 Ship 旦那 「ハードが原因なら、引導渡したら?」
 引導って、引導って何だ〜!!
 Ship 旦那の話では、不安定だがなんとか動いていたPC、クリーンインストールするために FDISK や FORMAT かけるとうまくいかない。結局は HDD 交換。…ということが、よくあるそうで。
 近々、 HDD 換装予定。

 ……何て思っていたら、最近すこぶるPCの調子が良い…。
 うーむ、原因がさっぱりわからぬ。


◆ 「隣の人狼」

 「汝は人狼なりや?」のネット版、普段は「◆ 人狼 BBS 」に参戦している。
 今回は、以前にご一緒した方からお誘いを受け、◆ 人狼審問のカスタム村(不特定多数ではなく、企画者が村を作ってパスワードを配布された方々が参戦するのだ)へ、ご一緒させていただく。

 この村、「ロールプレイ重視・セオリー&『まとめ役』無し・しかし勝て!」という、昔の「人狼 BBS 」を思わせるよな雰囲気なので、楽しそうな予感。日程の都合が付いたので、滑り込みで参加表明である。

 キャラはとりあえず、「美術商ヒューバート」を選択。ちとダンディ過ぎるきらいはあるが、他にヤクザ風商売人キャラが少なかったから仕方あるまい。
 プロローグが終わると、……何と私が「霊能者」(死者の正体が分かる能力者)である。 能力者としては以前に「占い師」(占った者の正体が分かる能力者)を経験したことはあるが、それはずいぶん以前の話。さらに「霊能者」は初めての経験である。
 人狼からは注目されず、村の皆からは怪しまれず、せめて4日──リアルの──は隠れなければならない……。心の中で『村のみんな、負けたらゴメン〜』と叫びつつプレイ開始である。

 この村に集まった皆さん、多弁でノリが良く、楽しい。下手な事を喋らないように黙っていると、逆に目立つ村である。(笑) 村人ステルスをしている人狼のノリで、ロールプレイや議論に参加する。とはいえ、なるべく人狼に目を付けられない程度に、ではある。 (後で知ったのだが、この時点でもう既に人狼から目を付けられて、お食事候補に挙がっていた。……冷や汗である。)

 2日目
 少年が占い師を名乗り、牧童を人狼と判定。しかし、この牧童。正体がばれた狼とは、とても思えない。そして少年も狼とは思えない。
 皆で、あーだこーだ話し合っていると、少年、平謝りに謝りながら「占い師」ではなくて「結社員」だったんだ〜、と明かす。(「結社員」は2人ペアで互いを人間と認識できる) 皆の反応を見たかった事と、真の占い師が出てくるのを待って、それを確定させたかったとのこと。
 皆、大混乱。今日の処刑は誰になるのだ?!と、てんやわんや。もう寝てしまった御仁もいる。
 混乱の中、「自分を吊れ〜」と自殺志願者が2人登場。
 私は『きゃ〜、勘弁して〜』と、心の中で叫ぶ。 何故なら、狼も能力者も吊られちゃいけないから、この2人は村人確定。狼はまだ3匹残っているから、この2人以外の人間を適当に襲えば高い確率で能力者を食えるのだ。 能力者が一番恐れねばならないのは、「人知れず死ぬこと」である。
 処刑は、これから自殺志願者を出さぬ為に、「2番目に」自殺志願した者に決定。 さらに、このアクシデントで能力者が狼に殺される確率は高まった故、「占い師は1日目に占った者に『投票』する」ことが提案される。(人知れず殺される事を恐れたのである)

 ……じつはこの日、PCがフリーズしまくる。
 推理・発言とシステム復帰の同時進行だったので、異様に疲れた……。

 3日目
 村長の娘さんが狼に襲撃されて殺される。…が、その殺された村長の娘さんと、修道女さんが「投票」で占い師の名乗りを上げていた…。もう、どちらが「真」か、本人にしか判らないのである。 (ちなみに自分の霊能力で、昨日処刑した少女が「人間」と判って、一人ひそかに落ち込む)
 この日、殺された娘が真の占い師だったのか、生きている修道女が真の占い師なのか、そして占いで「人間」と判定された者は本当に人間なのか、の議論。
 二人名乗りを上げ、片方が殺されてしまった占い師の真偽を確かめるのは難しい事である。手堅く行けば、生き残った修道女さんを処刑である。…が、何というかこのおっとりとした女性を処刑するのは、躊躇われる。 推理に感情と主観が入り始めているが。(笑)

 とりあえず今日は、真偽の判らない修道女・占い師さんに誰かを占わせることに決定。ここで皆、霊能者の名乗り出を促す。霊能者は、占い師の真偽を確かめることの出来る能力者である。翌日、襲われてしまう事を恐れた模様。
 私は4日目(明日)まで隠れていようと考えていた。 が、霊能者の隠れる所が無くなってきた事と、占い師死亡の混乱を見て、どんなに疑われても『生きている能力者』の方がマシであると思い、アッサリと「私が霊能者です」と名乗り出る。
 ……正直に言うと名乗り出た理由は「勘」。 (これも後で知ったが、私はこの日の襲撃予定だったようである。)
 そこに真面目な牧師様も「私が霊能者です」と名乗り出。 …あちゃー、村の信頼も厚い牧師様が人狼、もしくは人狼に加担する狂人である。 自慢じゃないが信用勝負で牧師に勝てる自身は……まったく無い! 面白いくらいに疑われる私。

 処刑投票は、行動が怪しすぎて怪しくない(笑)医者に傾く。この日、医者はあまり顔を出さなかった事もあったが、どうも「一歩引いている感がある。狼じゃないか?」と思っている御仁が多いよう。 偽霊能者の牧師様も、この医者に投票すると言うてるので、その繋がりを確認すべく私も「人間だったらゴメン!」と思いつつ医者に投票。

 4日目
 医者が処刑され、牧童が人狼に殺される。
 そして、医者の霊能判定は……「人狼」……。
 ちょっと驚く。何だか発表したら、さらに私が怪しまれそうな判定である。
 ところが何故かその判定で、私が本物であると確信した方々が多い模様。医者が人間だと思っていたの、もしかして私だけ……???
 偽霊能者の牧師様は医者を「人間」と判定したが、牧師様自身、医者の「人狼」判定に驚いたようである。……演技かもしれぬが。 牧師=偽霊能者、しかし、医者=狼と知らなかったので驚く。故に牧師=狂人であろうと推測。 そうすると、占い師の名乗りを上げ、生き残った方(殺されなかった方)の修道女は人狼と考えられる。
 ここで修道女処刑を前面に押し出すと、信用されていない私は真能力者と心中しようとする狼と思われる恐れが。
 修道女=狼も確信できないので、あざといが「占い師&霊能者 能力者全処刑」を提案。 少なくとも能力者の中に一匹の狼。修道女が「人間(真 or 狂人)」と霊能判定できれば、牧師が人狼である。その手がかりを掴んで、何とか皆を説得しようと決心する。 ……もしも彼女が本物だったら、私は極悪人であるのだが。
 皆は、「翌日、霊能者どちらか吊るなら…」と言うことで占い師処刑に賛成。
 あっさりとそれを受け入れる修道女さんに心を動かしながらも、投票。

 5日目
 修道女さんが処刑され、見習い看護婦が狼に襲撃される。
 修道女さんの霊能判定は……「人狼」。 何と村側、人狼2連続ヒットである。 ハッキリ言って、この結果を発表すると私が皆を惑わす狼もしくは狂人に見えるであろう……。
 結果を発表すると、特に私の怪しさがアップ!……した様子は無し。 皆の慧眼、恐るべし、である。 敵ながら牧師様の大変さが伝わってくる。
 私を信じれば、狼はあと残り一匹。(と、言おうか、私が偽物だったらもう終わりという段階であるので、信じざるを得ない) 皆は牧師様=狂人と確信した模様。 「能力者全処刑」は止め、他の者からラストウルフを見つけることに決定。

 ………だが、「特に行動や発言が怪しい」という者はいない。
 狼を一所懸命探している者。能力者(私と牧師)の真偽を確かめようと質問をぶつけてくる者。(狼や狂人なら偽物のボロを出すことを恐れて適当な質問をしてくるであろう) …を、人間と信じて消去法で消してゆくと、新聞記者が1人浮かび上がる。 その意見が、大勢を占める。
 ここは、自分の勘も信じて、新聞記者に処刑投票である。

 6日目
 新聞記者は人狼だった。 全ての人狼を退治した!
  「なに〜!?」
 最初の自殺願望者への投票以外、村の希望は狼三連続ヒットである……。ちょっと信じられない出来事である。
 この早い決着、村人達の推理と勘が優れ、狼医者の不在アクシデントも重なった故であろうか。皮肉なことに、真占い師襲撃成功も狼側不利に働いたようである。
 ともあれ、村側勝利でめでたい。 私は何もしてないが。

 今回、セオリーとはちょと違う戦法を試そうと思ったりしたのであるが、いかにせん、初の霊能者で自分に余裕が無かった。結局は、ありふれたセオリーにとらわれた戦法を取ってしまった…。 反省である。
 また、いくつもの「うっかり」も反省である。特に、リック君とトビー君、何度も名前を間違えてごめんなさいごめんなさい。

 この村の皆さん、ロールプレイも上手く、推理や勘も冴えていて楽しゅうございました。企画者と村の皆さまにはこの場を借りて御礼申し上げます。

 ◆ 「人狼審問」〜自由人達の村ログ
   ◆ http://www.juna.net/game/wolf4/room/462/index.html




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