X−COM -UFO DEFENSE-
 MICROPROSE
 DOS/V  (英:日マニュアル付)
 Playstation (日)
geospace


★ SFストラテジーゲームだよ

 1999年。各地で頻繁に目撃されてきたUFOが、世界中で恐ろしい事件をおこし始めました。
 多くの国々が対抗したものの、結果はかんばしくありませんでした。
 そこで、世界の経済大国はエイリアンに対抗する国際秘密組織を設立。その組織は、「SHADOW」………もとい。"Extraterrestrial Combat Unit" 通称「X−COM」と呼ばれるようになったのです。

 このゲームでは、プレーヤーが秘密組織「X−COM」を運営します。
 空の何処からか飛来するUFOを迎撃機「インターセプター」(!)で撃墜、UFOの墜落地点へ輸送機で兵員を送り込み、エイリアンを掃討します。
 エイリアンを全滅させると、装備品や死体を回収。エイリアンの技術を研究すると、新しい兵器を開発することができます。
 作戦が成功すると各国の信頼が得られ、それが組織の収入に影響します。(もちろん失敗したり、成功しても被害が大きいと、収入がダウンします)
 こうしてプレーヤーは、地球(もしくは経済大国)を守りつつ、エイリアンの目的を探り出すのです。

 全体的な雰囲気は、往年のSFテレビドラマ「謎の円盤UFO」。
 戦闘シーンは映画「エイリアン2」の宇宙海兵隊。と、いったところ。
 グラフィックも渋く落ち着いていて、好きモノにはこたえられないゲームとなっております。
 (裏をかえせば、地味で、見た目で面白さがなかなか伝わらないゲームですが)

★ 地球を守るための冴えたやりかた

 では、ちょっとプレーしてみましょう。(ゲームレベルは「ビギナー」です)
 ゲームは主に、ポリゴンで表現された地球(地球儀)と、レゴブロックのような地底基地内で、展開します。
 画面上に大写しされた地球儀上 GEOSPACE に、基地や迎撃機、UFOが光点であらわされます。

ヨーロッパ 地下基地

 まず初めに、基地を建設しなくてはいけません。
 撃墜したUFOが海に沈んだら元も子もないので(海中からはエイリアンの装備を回収できない)、大陸の真ん中に建設します。
 X−COMに沢山の資金を援助してくれる、アメリカ大陸もいいのですが、個人的な好みでアルプス山脈の地下に建設することにします。地球儀を回して、アルプス山脈をマウスでクリック。
 これでヨーロッパとロシア西部、北アフリカをカバーできます。

 さて、基地内をながめてみると、最低限の設備しかありません。
 倉庫もすでに満杯に近いので、倉庫を増設します。 さらに科学者や技術者も、どんどん雇わなくてはならないので、居住区も増設しましょうか。
 他にも長距離レーダーや対空ミサイル、エイリアン研究施設などを建てられますが、建築には数十日もかかるので、基地の増設には長期的な計画が必要になってきます。(ここが戦略眼の見せどころ。悩みますよ。)
 アルプスの地下に、秘密基地をつくるというシチュエーションだけでワクワクしてしまいますが、資金に限りもあることですし、このくらいにしておきましょう。

★ イシャーの武器店 御中 「通販希望」

 では、現在の戦力を見てみます。迎撃機「インターセプター」二機、輸送機「スカイレンジャー」一機、兵員八名。兵員の装備は拳銃、オートライフル、ミサイルランチャー、ハンドカノン、手榴弾、発煙弾………といったところですね。

 未知の敵に対して、少し(だいぶ)こころもとないので、戦力を増強することにしましょう。
 まずは「戦車」。こいつは装甲も厚くて強力です。カノン砲かロケットランチャーを搭載している車種があるので、強力な火力をもつロケットランチャー・タイプを購入します。
(後にわかりますが、こいつは市街戦には向きません。被害が大きすぎます)
 いっしょに、戦車用ロケット弾をフル装填分「8発」を購入します。
 ※注!:ちなみに、戦車のバレル(弾倉)に弾薬をフル装填できないと、輸送機に搭載できません。これはマニュアルには書いていないので注意しましょう。 (カノン砲の場合、16発です)

 兵員もあと二人、輸送機に搭乗できるので、補充を依頼しておきます。
 基地画面から購入ボタンをおして、戦車や兵員などの「商品」を注文します。
 手元に届くまでは十日以上かかるので、それまではおあずけです。
(ところで、「どこ」に注文するんでしょうねー。「イシャーの武器店」?)

商品
お買いもの〜 お買いもの〜

★ 完璧な装備

次に、航空機の装備を見てみましょう。
 迎撃機「インターセプター」には二機とも、スティングレー中距離ミサイルとカノン砲が装備されています。
 倉庫にはアヴァランシュ長距離ミサイルが一つ、眠っているので、こいつを1機に装備して火力を上げておきます。(しかし、こいつを超小〜小型UFOに発射すると、完全に破壊してしまうので注意が必要です。完全に破壊したUFOからはエイリアンの技術を回収できません。)
 輸送機「スカイレンジャー」に搭載された兵員用の武器も、かなり変更の余地があります。

 ここの変更が、なかなか面白いところ。
 兵員一人一人の能力を把握し、さらに、地上戦におけるエイリアンの戦力を推定。最適な兵器と兵員の組み合わせを考えて作戦を練り上げるのです。

 先に、兵員各人の能力を見てみましょう。
 アメリカ人、ロシア人、フランス人、日本人、等々、国際色豊かな人材がそろっていますね。
 兵員の能力値には、 時間(行動)ポイント、体力、健康状態、士気、勇敢さ、反応度(反射神経)、射撃能力、投擲能力、筋力 があります。(テレパシー能力もあるらしいが「今の」科学では、まだ……)
 兵の名前は変更できるので、私の場合、各人の能力がわかりやすいようにニックネームをつけています。
 たとえば、弱虫ですばしこい"仔猫(キトン)"、何でもこなせる"Dr.(ドク)"、すばやいだけが取り柄の"ネズミ"、射撃能力と筋力の高い"壊し屋"、投擲能力だけが異常に高い"ノモ(野茂)"などなど。
 個人の好みでつけてしまいましょう。

兵データ
新兵 マリコ・タニダさんはちょっと気弱
ライフル
コイツが「マギー」……じゃなくてライフル


 だいたい把握したら、「スカイレンジャー」にのせる兵装を決定します。
 拳銃(ピストル)は弱いように思えますが、マグナム弾を使っているのか、ライフル並みの威力があります。
 とり回しも簡単(時間ポイントを食わない)なので、新兵や筋力の低い兵、偵察用員向きでしょう。4〜5丁積んでおきます。
 ライフルはメインの武器として使えます。
 命中精度が高く、オート連射ができます。しかし、とり回しがやや難しく、時間ポイントや射撃能力の低い兵には向いていません。一応、人数分積んでおきますか。
 ハンドカノンは強力な兵器ですが、ライフルよりも、とり回しが困難です。 しかし、対エイリアンの新兵器を開発している間、心強い武器になってくれるでしょう。援護用に2丁積んでおきます。
 オートカノンはハンドカノンよりもとり回しが簡単ですが、性能は中途半端です。輸送機のスペースの無駄なので、のせません。
 ロケットランチャーは初期では最強の兵器です。 しかし、重量が重くとり回しは最悪、ミサイルも背負わなくてはなりません。一番、時間ポイントと筋力のある兵に持たせることにして、1丁積みます。(ただし高い射撃能力はいらないので使い物にはなる)
 手榴弾(グレネード)は、使い道がたくさんあるので、一人につき2〜3個分は搭載。足りないので、あとで購入しておきますか。
 エレクトリック・フレアは大量に搭載しておくと便利です。このゲームでは夜間戦闘時、視界が極端に悪くなります。そんな時にこいつを放り投げると、あたりを明るく照らします。ただし味方のいる所に投げると目立って、相手のいい的になります。 (私はそれで戦車を一台オシャカにしましたが)
 ゲーム開始時には倉庫にストックがないので、こいつも二十個ほど購入しておきます。
 さて、これで、出来うるかぎりの戦闘準備はできました。

 お次は、「技術」の開発です。
 初期に研究できるのは、「レーザー兵器」「モーション・スキャナー(動体探知機)」「治療キット」の三つだそうです。なんだか今の兵器では不安なので、「レーザー兵器」の研究することにします。科学者をふりわけて研究を開始します。
 (※秘密:このプレーの場合、後にもっと強力な、エイリアンのプラズマ兵器を研究できるようになるので、くやしがることになりますが………。エイリアンの装備やUFOの残骸などを回収すると研究材料がふえます。そうなると、手がたりなくなるので、科学者も今のうちに増員しておくと、開発スピードがあがります。居住区の残り一杯に「購入」しておきましょう。十数日で到着します。)

 ひととおりの準備は、終わりました。
 文字で書くと面倒くさそうですが、やってみると、本当に面倒です。
 ウソです。主観的なものです。
 「光栄の最新作」よりは簡単ですが、「18禁ゲーム」よりは手間がかかります。(という、わけのわからない比喩で逃げておこう)

★ それは外宇宙からやってきた

 地球儀 GEOSPACE 画面にもどって、UFOの発見を待つことにします。
 ここでは時間がリアルタイムですすみ、くるくると昼と夜が回転します。余裕があれば地球儀をまわして「ランドサットごっこ」をするのも、いとをかし。

 三日ほどたった、ある日。
 基地のレーダーが、地中海上でUFOをとらえました!
 すぐさまインターセプターを迎撃に向かわせます。3Dレーダー上、光点が追跡してゆきます。

 インターセプターがUFOに接近すると、別ウィンドウが開いて、空中戦が始まります。海中に墜落したUFOからは何も回収できないので、(まるで宝箱を持っていないモンスター!)陸地に入るまで射程距離を保って追跡。
 アヴァランシュ長距離ミサイル3発ほどで、UFOは東ヨーロッパ付近へ墜落してゆきました。
 さきほど、頭をしぼって兵装を考えた、輸送機「スカイレンジャー」を現場に向かわせます。到着すると画面がきりかわり、地上戦闘へと移ってゆきます……。

兵データ
「UFOを射程距離内に捉えます」


★ 闇にひそむ者

 さあ!ここからが、このゲームの醍醐味です!

 まず、兵員の装備画面から始まります。
 最初は、コンピュータが勝手に決めた兵装になっています。このままで戦えないこともないのですが、ここはひとつ、兵の能力や作戦を考えて変更してみましょうか。

兵


 筋力のない兵には、拳銃を持たせます。時間ポイントがあれば、前衛&偵察用員として使えるでしょう。手榴弾もまとめて4〜5個持たせてしまいます。
 そこそこの能力をもつ兵にはライフルを持たせてやります。一応、手榴弾も1個持たせておきましょうか。
 筋力があって時間ポイントの高い兵に、ハンドカノンを持たせます。前衛には行かないので手榴弾は持たせません。
 ロケットランチャーを持つ兵に、よけいな装備は持たせません。代えのミサイル弾を背中に背負わせます。
 装備を確認して………。出動です!

 戦闘画面は、美しいクウォーター・ビュー(斜め見下ろし画面)になっています。ここで兵員一人一人に、細かい指示をだして、エイリアンを掃討します。リアルタイムではなく、ターン制なのでゆっくり戦略を練ることができます。

スカイレンジャー
スカイレンジャーを着陸させ……
展開
すばやく展開する


 ここで、のこのこと野っ原に出ていって、つっ立っていると、エイリアンに狙い打ちされることうけあいです。「DOOM II」ではないので、面と向かって撃ちあうなんてことは(あまり)ありません。このゲームでは弾にあたったら、まず一発で死にます。

 どでかい輸送機が着陸したのです。エイリアンに気付かれないはずはありません。しかも戦闘シーンでは「視界」がポイントとなっています。こちらはまだ、どこにエイリアンがひそんでいるか、わからないのです。
 SWATのごとく、遮蔽物をつかい、体勢を低くして(「しゃがむ」コマンドがある)、射撃できるくらいの時間ポイントを残しながら、慎重に移動するのです。「エイリアン2」でもこんなシーンありましたね。うんうん。
 まずは手近な遮蔽物、近くの植え込みや柵。………にたどりつくには、時間ポイントが足りない……………。うーむ。あ、「輸送機」があるじゃないですか。
 輸送機の車輪近くに兵達を移動させて、体勢を低くさせて待機させます。
 ターンが終わると、どこからか狙撃されました。これはしめたモノです。火線の方向でエイリアンがひそんでいる場所の見当はつきます。
 どうやら空き屋の二階にいるようです。手榴弾を持たせた兵と、ライフルを持たせた兵を二人、そこにむかわせることにします。
 残りの兵員は、墜落したUFOの捜索にだします。おあつらえむきに石塀があるので、こいつをつたっていきます。

 エイリアンをみつけたら、面と向かっての撃ち合いは避けましょう。武器の差から、圧倒的にこちらが不利です。
 塀などの遮蔽物があれば、そこに移動、しゃがんで撃つのがベターです。しゃがむと、回避率も、射撃能力も上がります。
 新兵は狙い打ちしても命中する確率は低いので、ライフルを持っているならば、オート射撃で数発たたきこんでおきます。

 空き屋にむかった三人を、ドアの前に待機させます。手榴弾のタイマーを「1ターン後」にセット(「0ターン」にすると着弾、即、爆発します)。次のターンにドアからとびこませます。

エイリアン発見
暗闇の中、奴はいた。


 お、いましたいました。エイリアンが。子供くらいの大きさで、大きな頭、虹彩のない大きな目。みるからに「宇宙人」です。
 手榴弾を相手の足元に投げます。時間ポイントは残っているので、ドアの外へ待避。次のターンに室内で爆発がおきます。エイリアンはオシャカ。ここで、いぶりだされたエイリアンが飛び出してくる場合がありますので、ドア付近に待機させておいた、ライフル兵に片づけさせます。
 このように手榴弾は、室内の戦いを優位にします。ただし、火事や誘爆には注意しましょう。

★ 地球人の方法

戦車とエイリアン
戦車がエイリアンを発見!
爆発
納屋ごと吹っ飛ばしてもねぇ……


 UFOを発見したら、周囲のエイリアンを掃討しつつ、出入ハッチ付近をめざします。
 ここでも、さきほど空き屋でとった作戦が有効です。UFO内は頑丈なので、手榴弾ごときでは傷もできません。安心して、2〜3発手榴弾を放り込みましょう。
 ただしUFO内には、士官クラス(?)のエイリアンがいるので、「生け捕る」場合は御注意。

 エイリアンを全滅させたら、作戦終了です。自動的にUFOの残骸や、エイリアンの死体、装備などをズルズルと回収して、基地へ帰投します。
 (「鬼畜」だなー) 回収した品々のおかげで、研究材料も増えました。
 UFOの装甲(Aliens Alloy)や、「宇宙人の死体」、プラズマ兵器などなど。
 ここは、現戦力の弱点を補える研究をしてみます。宇宙人の「情報」は我々が生き残る目算がついた後のこと。
 そうして、次の戦いに備えるのです。

UFO
UFO発見、深く静かに接近〜。
UFO内部
これがUFOの内部だっっ!


★ 長官執務室にて

長官  「各国からの資金援助で成り立っている当組織は、被害を最小限にくい止めなくてはならない。」
分隊長 「わかっています。」
長官  「住民をエイリアンから守るのは当然だが………」
分隊長 「もちろん!われわれはその為に体張っとるんです!」
長官  「街のド真ん中でミサイルをぶっ放すのはひかえたまえ。」
分隊長 「やっぱり。」
御用聞き「まいどー、イシャーの武器店ですがー。」
分隊長 「あ、ちょーどいいところに来たな。ミサイル追加注文ね。」
御用聞き「へーい。」
長官  「………おい。」
分隊長 「あ、この、着弾したらブワーッと火の拡がるやつ。8本。」
御用聞き「へい、手榴弾は?」
分隊長 「そうそう。十………いや二十個追加ねー。」
御用聞き「毎度ありー。」
分隊長 「やれやれ………と。?長官、どうしました?」
長官  「………おまえ、アラスカ基地行きね。」
アラスカ基地分隊長「どーも………。え?ちょ、ちょっと………」
長官  「アラスカはいいぞ。アザラシもいるし、シロクマもいる。運がよければラッコとも仲良くなれる。」
アラスカ基地分隊長「ちょーかーん………。」
 (ちなみにゲームの中にこんなシーンはありません。あしからず。)

収入グラフ
ちなみにこれが、各国からの収入


★ スポンサーより一言

 ハッキリ言ってこのゲーム、深いです。
 シミュレーションゲームとしては、以外とアバウトで、適当にプレイしても進みますし、細かい数値もでてきません。
 しかし、本質はガッチリとつかんでおります。過去の作戦で得た情報からたてる「推理」。その推理をもとに立てる「作戦」。成功した作戦から得る新しい「情報」。そして、その情報をもとに考えるこれからの「戦略」。これらの要素がからみあった、硬派なゲームとなっております。
 さらには、全体に漂う「ダーク」な雰囲気。「秘密組織」「UFO」「テロ」「宇宙人の死体」「技術の密売」………など、覗いたら、消されてしまいそうな世界がたまりません。 (ヘンタイ)
 SF&シミュレーション好きの御同輩にはおすすめです。

 ひとつ言い忘れていました。
 このゲームは、英語版です。
 でも、日本語マニュアルは付いているし、英語万年「3」だった私にもプレイできたから、英語が苦手な方でもだいじょーぶ。
 たぶん。

★ おわりに

 このゲーム、欧米では、宣伝もしないのにジワジワと売れ続け、最近では続編も発売されました。みんな好きなのねー。
 続編「X-COM 2 - Terror From The Deep」では、舞台を海中に移し、海底に眠る「古き神々」と結託したエイリアンと戦い、「X-COM APOCALYPSE」では、新興宗教団体までも巻き込んだ戦いが発展しております。
 とはいえ、「元祖 - UFO Deffense -」の評判よりはイマイチですねー。
 しかし、まー、宇宙人がUFOに乗って、地球を征服しようと企んでるというシチュエーションは、万国共通みたいです。
 「怖いのはウルトラセブン、君だけだ。」

(1999/12/10) (2002/10/22)



(声)「ほ〜う……(←「謎の円盤UFO」ファン)」「ダ、ダーク!!」
「あっさりやられちゃうよぉぉ」「宇宙人の死体」

ゲームシステム ★★★★☆
 間違えればキワモノになるテーマを、しっかりとゲーム化してある。
グラフィック ★★★★☆
 ダークな雰囲気で統一されている。戦略画面の無機質さもイイ。
プレイアビリティ ★★☆☆☆
 謎解きの部分も多いので、プレイ時間は長くなる。RPGと同じ感覚。
操作性 ★★★☆☆
 各種画面の操作感が統一されていない。 が、悪いというほどではない。
演出 ★★★★☆
 戦略部分の怪しい雰囲気と、戦闘画面の緊迫感(恐怖感)の出し方が上手い!
セットアップ ★☆☆☆☆
 かなりコンベンショナル・メモリを喰うので、DOSの知識は必須。
ダークな雰囲気 ★★★★★
 秘密組織・UFO・地下の研究所・宇宙人の死体・密売・特殊部隊…。
思考ルーチン ★★★★☆
 戦闘画面の宇宙人は手強い! 人間側は一工夫二工夫も必要。

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