− 「いつも通り」 −

◆ TOP INDEX / 日記「いつも通り」

2011年 
 1月
2010年 
 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月
2009年 
 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月
2008年 
 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月
2007年〜1999年
 日記 INDEX へ →


■ 12月31日 (金)

◆ 「大晦日」

 おーっ!みそか! である。
 今年も寒いだの暑いだの寒いだのあれだけは完成させるだの調子悪いだのゲームにハマっただのとやっていたら、あっという間に大晦日。
 早いものである。

 今年を振り返ると、新しい CGI ゲームを作ろうとしたり、漫画モドキを描いたり、プログラムをしたり、何やら色々とやろうとはしていたが、結局は大して実にならなかった。
 (いや実は Visual Studio を購入してゴニョゴニョしていたのだが、まあこれはちょっとアレだ)

 計算外であったのは、「 Mount & Blade 」「 Oblivion 」にハマりまくった事であろうか。
 「 Mount & Blade 」は、『チャンバラ世界で成り上がり』『騎馬集団で薙ぎ払い』という私の「こんなゲームをやりたい」ツボをピンポイントで刺激してくれたので、深入りしてしまった。 (いや、今もハマっているが)
 「 Oblivion 」は一時離れていたのだが、 BBS にて面白そうな MOD を教えていただいて、再度ハマり込んでしまった。 いや、やはりこの奇妙な冒険世界は面白いものである。

 日記には書かなかったが、一時は「どんどん本を読んじゃおうね症候群」になってしまったよーで、本をまとめ買いして読みまくっていた。
 今まで何故か読んでなかったSF小説なども買い、中でも「高い城の男」は何度も読み返してしまった。

 しかし、今年一番の思い出は、 夏が暑かった 。
 部屋の中で視界が真っ白になったのは、初めてだったかもしれない。

 まあとりあえず、来年も頑張る。 と、今年もまた書いてみる。


◆ 「銀の鞍にも覇王さま」

 さて、「続く」と書いてから一ヶ月も経ってしまったが、前回の日記で書いた「 Mount & Blade : Warband 」ネタの続きである。


 ふと目に付いた辺境のベージャー領・レインディ城
 ベージャーがイケイケでノルドやサランに喧嘩を売りまくり、南の方まで遠征した時の領土である。
 北は旧スワディア・ノルド領、南はサラン、東はモンゴル風味の国カーギットに挟まれているが、びみょーに各国から遠い。
 時々、攻城戦はあるものの、あまり旨味のある場所ではないのか、放っておかれているようである。

 べージャー本国から遠く、何度か戦闘も起こっているので、守備兵も 120 人かそこらである。 しかも恐ろしいべージャー狙撃兵の数は少ない。
 我が傭兵団は 90 人だが、戦闘バカのコンパニオン(仲間のキャラ)と、鍛え上げた地獄のノルド歩兵隊が数十人。

 城の場所も、元気な三国が牽制しあっている所で、うまくどこかと同盟を組めば、何とか生きていけそーである。
 よし、いける。 城、貰った。


 ちょいとべージャーの隊商にちょっかいを出して、べージャーを挑発。
 べージャー王国が我らにほどよくイラッと来た所で、レインディ城に攻撃開始である。

 目にしたレインディ城が、アラビア風の造りである事にちょっと驚く。 多分、旧サラン領だったのであろう。
 ヒュンヒュンとべージャーの矢が降りそそぐ中、全員で盾を構えて城壁に取り付き、えっちらおっちらハシゴ登りである。 弓隊どもー!援護しろよー!
 実は我が傭兵団にも、べージャーの傭兵時代にべージャー人を雇い、育て上げたべージャー狙撃兵がいるのである。 イイ感じに城壁にいる敵弓兵を倒してくれている。

 城壁を昇った一番槍は ── 「フラアァァー!!」 と女性の声がしたので、「雪国おんな戦士」マテルドさんであろう。 何だか鬼気迫る戦いっぷりである。 あー、次は「サディスト教官」レザリットさんですか。
 うんうん、 拙者は指揮官。
 やられるとマズいので、後から応援するからね。

 主力のノルド・ハスカール隊も、城壁の上に到着。
 一旦、拙者自ら別働隊を率いて、櫓の上にいる敵弓兵隊を殲滅する。 拙者についてきたハスカール隊の方が断然強いので、ちょっとジェラシー。

 敵歩兵隊も城壁の上へわっしょいわっしょいとやって来たので、味方は全員合流である。

 こちらは広めの櫓まで少し引きつつ、密集体型を組む。
 細い通路で真正面からぶつかって消耗戦になると、数の少ないこちらが不利であるし、勝っても被害が大きすぎる。
 ここは固いハスカールを前に出しつつ、細い階段で詰まっている敵歩兵を、取り囲めるよーな所へ誘導するのである。

 敵弓兵の狙撃での被害は出るものの、ジリジリと押しつつある。
 しかしこの弓矢。 拙者にも矢がガッツンガッツン当たって、結構痛い。 自分の盾が、矢を植えたようなハリネズミ状になっていたりする。

 階段での戦闘をとうとう押し切り、城の中庭になだれ込む。
 ノルド歩兵の突撃で、中庭に陣取っていた敵弓兵と護衛の歩兵を殲滅。 屋根の上から狙撃してきた弓兵は、投げナイフでサックリ倒す。

 城内になだれ込むと、大した戦闘もなく占拠。
 ついに、城、ゲット。


 さてさて。 小さいながらも、一国一城の主である。
  独立国である。
 大臣には、「くそマジメなモンゴリアン」バエシュトゥール氏を任命。 (この御仁、我々がまだ流浪の傭兵団だった頃、「隊商を保護し、皆で交易ができる国を作るのなら、貴方が王になる協力をしましょう」と曰う。 顔は恐いが、真面目な御仁である。)
 さらに「国」として認めてもらうために、仲間たちに親書を持たせて、ノルド、サラン、カーギットへ派遣。

 お次に、城の収支報告は赤字でござるかな、とこわごわレポートを見ると、これがまた、城と村から結構なお金が入ってくるようである。
 小さな城であるのに、行商で生計を立てたり、街に生産小屋を建てるよりも、「 儲かる 」のである。
 何やら切り取り強盗になったよーな後ろめたさが無いでもないが、ヒャッハー!やはり城は持っておくもんだぜー!である。

 しばらく経ってから、親書を持たせた仲間が帰ってきた。
 べージャーと戦をしているカーギット汗国は、「同じ敵がいるから、仕方ないけど味方の国として認めるよ〜ん。(意訳)」とのこと。
 よしよし。
 しかし、他の国の返事は全て「あんたんとこ、国としては認めないよ〜ん。 ていうかー、ぶっちゃけどうでもいい。(意訳)」というような内容であった。
 まあとりあえずは、いきなり大軍がやってきて攻め滅ぼされる事はないようである。 ── しばらくの間は。

 「国」というよりは、まだ「傭兵団の根城」といった所だが、
 目指せ!大国!
 である。 我が国内を行き来するだけで、隊商たちが儲かる大国にはなりたいものである。

 ↓ 参考までに日本語マップへのリンクである。
 ◆ http://www21.atwiki.jp/warband?cmd=upload&act=open&pageid=17&file=MBW_MAP2.jpg


◆ 「城妻物語」

 さてさて。「 Warband 」ネタの続きである。

 レインディ城を奪取して国をおっ建てた我が傭兵団。
 当然ながら、お次は領土拡大である。
 偵察を出すと、ちょいと北東へ離れたべージャー領・リンダヤール城も守備が手薄とわかる。
 2秒ほど熟慮の末、現在の勢いでリンダヤール城も奪う事に決定。

 近辺から新兵を集め、レインディ城へ配備。こいつらを留守番役にする。
 少し見ただけでは、そこそこの守備兵に見えるが、実際に攻められたらアウトという事で、こいつはちょっとした賭けである。

 その後すぐ、リンダヤール城を襲撃。
 レインディ城の守備兵よりは手強く、ちょっとした被害を受けたが、何とか城を奪取。

 ここはどうやら旧スワディア領だったらしく、小振りながらも城が石造りでなかなか趣がある。
 ちいとばかり貧相なレインディ城から、本拠地をここに移動。
 このリンダヤール城ならば、べージャー本国にも近く、このままべージャーの領土を切り取るにも最適な場所なのである。 ── しかし、レインディ−リンダヤール間は遠く、カーギット汗国の城も近い。
 勢いで城は落としたものの、今の戦力ではこれ以上の拡大は無茶である。


※ 赤が我が軍である

 そんな折、べージャー王国から一時休戦の申し出が来る。
 べージャー王国とカーギット汗国の戦が続いている間に、もう少し進攻したかったのだが、こちらの兵の消耗が激しい。
 そんなところを見透かされたようで腹も立つが、休戦を受諾である。

 一時的に平和になった我が国。
 新兵をあちこちの村で雇い、訓練し、兵を整える。 訓練はもちろん「サディスト教官」レザリットさんだ。新兵がちょっと可哀相な気もする。


 戦力も揃い、停戦期間も終わり、 さー、べージャー領再進撃。
 ………と、意気込んだのであるが、「国」として再び開戦するには「名目」がないとダメだそーである。(当たり前といえば当たり前である) しばらく名目は出来そうにないので、平和に過ごす事にする。


 平和になると、城に華がない事が気になる。
 広間には恐い顔をしたバエシュトゥール大臣が居るだけなのだ。
 せっかく城持ちの身分になったのだから、ここは嫁さん探しだ。 (そう、この世界ではマイホーム持ちでないと結婚が出来ないのである。)

 ノルド王国で傭兵をやっていた期間が長く、宴席では何人かの御婦人とお知り合いになっている。 しかもノルドは(比較的)美人揃いだ。
 ここはノルドの各城へ訪問して、ラブ☆アタック!である。
 ── しかし、撃沈。 どーも御婦人の父やら兄やらと親しくなって、許可を得ねばダメだそーである。

 この世界は時代設定が違うのであった。
 ここは逆に、有力で親しい諸侯の娘や妹とお近づきになれば良いのである。
 強力な諸侯と親戚になれば、イザという時に頼りになるかもしれぬ。

 ウハウハと壮大な下心満載で、元帥だったがその座を追われた元上司、トゥレゴール卿を訪ねてみる。 彼は好漢で、しかも年頃の妹がいるとの噂。
 ………妹? 娘でなくて…? なに、トゥレゴール卿、そんなに若かったとですか。
 彼と久しぶりに会ったが名声も衰えず、元気に大軍を率いてパトロールをしていた。 近寄って話しかけてみる。
 「お義兄さんと呼ばせてください」
 「おととい来やがれ」
 という会話があったかどうかは知らないが、とりあえず、妹御に会う許可は取り付けた。

 妹御の名前はアエサ嬢
 お会いすると、なかなかの綺麗どころ。 そして、どうやら天然系。
 話すと気が合ったので、脈有りである。 だが、他にも求婚者がいる模様。むう、負けてたまるか。

 最大の問題は、彼女の住んでいるトゥレゴール卿の本拠地チャルベク城が、大陸のはるか北西の端に建っている事である。
 我が国の本拠地からは、馬でも何日もかかるよーな距離だ。 手紙をもらって会いに行くとしても、かなり大変。
 いやしかし、愛と壮大な下心があれば、距離などは関係なかろう。


 この後、周辺の村に巣くう野盗を退治たり、新兵を雇って訓練をしたりしつつ、彼女のところへ足繁く通う。
 ある日、道中で義兄(予定)のトゥレゴール卿と出会う。 声をかけると、彼も、遠くにいる御婦人のところへ行く途中だそうな。 さすが義兄(予定)。


 アエサ嬢とかなり親しくなった頃、結婚の話をしてみると、まんざらでもなさそうだが言葉を濁される。
 街の吟遊詩人の話では他の求婚者と「決闘」をして正式な求婚者にならねばならぬそうである。
 気は進まぬが仕方ない。
 気は進まぬが、御婦人たちのゴシップをかき集めている吟遊詩人に他の求婚者の名前を聞き居場所を突き止め大陸探して追いかけて、てめー大国でぬくぬく城持ち貴族かこの野郎と決闘を申し込んだら余所者がバカほざくなと返されて剣で決闘し、叩きのめす。

 この後、アエサ嬢に求婚すると決闘の事は怒られたが、OKの返事をもらう。
 義兄に持参金を渡すと、彼女は城にやってきた。
 来ただよー。 嫁御が来ただよー。


 そしてその後、この嫁は「大蔵大臣 兼 外務大臣」になり、この国を牛耳るのであるが、それはまた別のお話。


◆ 「北の王国」

 さらに「 Warband 」ネタの続きである。

 話は少し時間をさかのぼる。
 アエサ嬢にラブ☆アタックをしている間にも、情勢は動いていたのである。


 我が国の居城リンダヤール城の北にある、べージャー領・ドゥラムグ城。
 カーギットとの戦いのせいか、守っている諸侯は居らず、守備兵もだいぶ少なくなってきている。
 ここはひとつ、べージャー領進攻の足がかりとして、いただいちゃいたいものである。

 名目は無いもののべージャー王国に、宣戦布告。 真面目なバエシュトゥールからは「好戦的と思われますよ」とクギを刺される。 ほっとけ。 傭兵上がりが今さら好戦的だのなんだのと思われても関係あるまい。

 ドゥラムグ城も、ノルド・ハスカールを前面に押し立てて、あっさり奪取。
 領土としては細長くなってしまい、ちょいと心許ないが、なーに、べージャー領をガンガン切り取れば、この細長さも誤差の範囲だ。


 そんな折、北の大国ノルド王国も、べージャー王国に宣戦布告。
 こいつは、マズい。
 ノルドの兵力なら、べージャーをあっという間に飲み込む事ができる。
 そーすると、べージャー領を切り取って北の王国をおったてるという作戦が水の泡である。

 とりあえず、べージャーという「共通の敵」を持つノルド王国に親書を送り、ムリヤリ我が国を「国」として認めさせる。 利用できる状況は、全て利用するのである。

 あとは、ノルド王国がべージャー領を蹂躙する前に、大急ぎで地盤を固めねばならない。
 べージャーの南の玄関口である都市・レイヴァディンの攻略である。
 この城塞都市。 造りが複雑で敵の姿が見えにくい。
 敵弓兵にかなり悩まされたものの、なんとかかんとか占領する。

 おお。 やっと拙者も街を1つ手に入れたのだ。
 長い戦で少々荒れてはいるが、感慨深いものである。
 ── が、街の様子を見ようとしたら、追いはぎに襲われる。 自慢の剣で切り伏せたが、ちょっとムカつく。 治安も何とか回復せねばなるまい。
 (☆ 実はこのあたりで、レイヴァディン市に本拠地を移し、嫁を迎え入れている)


 この時、ノルド王国はべージャーの都市・クラウを攻略。
 一足先に、鉄の一大産地であるクラウを押さえられてしまったではないか。 南北の交易ルート確保を考えていたので、非常に痛いのである。


※ べージャー本国へ進攻

 我が国は、お次にラドギール城を攻め落とす。 城と言うよりも、木で作った砦といった風であるが、自然の地形を利用した天然の要害である。
 ここはレイヴァディン市の喉元なので、ノルド王国に取られると、ノルドと「事」が起こった時に厄介な場所なのである。
 ここは兵を無理に運用しても、速攻で落とす。

 ラドギール城には大した守備兵も置かず、返す刀でユルマ城を攻撃。
 ここは北東へ向かう、非常に重要な拠点である。 レイヴァディン市を守る為にも確保する事に。
 この城は大規模で、我が兵も相当な被害を受ける。


※ 「小国」と呼べるくらいの勢力に

 我が国も着々と地盤を固めつつある頃、いきなりサラン朝国とカーギット汗国から宣戦を布告される。
 サランからは「レインディ城は元々我らの城だよ〜ん」とイチャモンを付けられていたので警戒はしていたが、カーギットからは寝耳に水である。
 まあ我が国もいきなりべージャーに宣戦を布告したので、文句は言えないところである。
 しかし生き残れるのか、我が国。

 チョコマカと足だけは速いカーギットの兵が、我が領内を荒らしまくる。
 こやつら騎馬兵は野戦では厄介なので、城や村を包囲している時に攻城戦や市街戦に持ち込むのが吉である。
 レイヴァディン市に程近い村を略奪している最中の、カーギット部隊を捕捉。
 敵の数は倍以上だが、 走れない騎兵は図体の大きな歩兵以下。 村の狭い道に追い込み、村人らの力も借りて、撃退である。
 主だった武将はケチョンケチョンにしたので、しばらくは来るまい。


 やれやれ、と思ったところで
  750以上のサラン兵が、レインディ城を包囲。
 拙者や仲間、兵たちの傷も癒えないうちに駆け付ける。
 実は大きなユルマ城の攻略でハスカールを何人も失い、結構な被害を受けているのである。

 何とか城に辿り着き、攻城戦に持ち込めれば何とか、と思っていたが、サラン主力軍に平原にて捕捉される。
 かき集めたこちらの兵は、たった100人。 かなりのピンチである。

 もーこうなったら、陣形やら作戦は関係ない。
 何せ、戦場に辿り着いた味方の兵は、拙者と女戦士マテルド、スワディア騎士、弓兵、1人ずつである。 (戦場のサイズがあり、お互いに全兵力がいっぺんに出てこないのだ)

 固くて強いスワディア騎士様に攪乱をお任せして、拙者はランスと長剣で着々と敵兵を屠っていく。
 敵の援軍が後から後から湧いてきて、キリがない。
 いや、ここは止まったら終わりだ。


 全身が敵の返り血で真っ赤になった頃、やっと味方の援軍が到着。
 敵兵を攪乱してバラバラにしつつ、味方は丘の上の木立で陣形を整え、各個撃破してゆく。

 突撃してくるサラン騎兵は何とか足を止めて、ノルド歩兵でタコ殴り。
 弓兵どもは騎兵で着々と各個撃破。

 何やら急に静かになると、敵兵たちが退却してゆく。
  勝ったのである。
 深追いをせぬよう、全兵に命令。 鬨の声を上げる。うらーーー!


 サランの主力軍はほぼ殲滅したものの、我が兵もかなりの被害を被った。
 これから勢力を拡げるには、どこかの勢力との戦を一つ決着付けて、停戦・講和に持ち込まねばならぬ。
 どこぞの諸侯が我が国に寝返ってくれると、国の運営は楽になるのだが、どうもそう上手くはいかないようである。

 我が新興の小国、なんとか一大勢力を目指してみる。




◆ TOP ページへもどる