− 「いつも通り」 −

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■  8月30日 (月)

◆ 「日輪の力」

 やっぱり暑いのである。
 太陽さんがデネブにあこがれてノリにノリまくり巨大化して水星金星を飲み込みさあ表面が地球に近付きましたよどうですかこのプロミネンス見て下さいよコロナの火加減はどうですかとか言ってるのではないかと、先日は朝からの日差しの暑さと眠さでそんな妄想が頭をよぎったりしていた。

 今月は夏バテという訳でもないのだが、どーにも調子が出ず。
 山下達郎の「 SPARKLE 」を聴いたら、少し元気が出てきた。
 大したネタもないので電波含みの前置きで誤魔化しつつ、月末の日記更新である。


◆ 「SFでしょう」

 何やら無性に漫画が読みたくなったので、
  安永航一郎氏の漫画「青空にとおく酒浸り」を読んでみる。
 そういえば氏のコミックスも久しぶり。

 物語を簡単にまとめると、「パチンコ屋駐車場の車内で死にかけていた女の子が、MM(マイクロマシン)を注入されて復活。 不死身&怪力になった少女は群体となって意志を持ったMM『ジン』と共に、色々な人と出会いながら、超貧乏とか超外道な父親とか超変態さんたちに負けないで生きていく」というよーなお話。 そんなお話でも、しっかりとSFである。SFであると思う。

 しかしメチャクチャ。出てくる人達もメチャクチャ。
 それが全部、魅力的。 そのメチャクチャな人物にも愛がある。
 そしてストーリーは、フリーダム。
 読んでいて、とても腹筋が鍛えられたような気がする。

 で、一番メチャクチャなのは、表紙にもなっている、少女の外道な父親。
 ビンボーなのに毎日酒とパチンコ。女とみれば見境無しに手を出す。気に入らん奴がいたら相手が海兵隊5人だろうが驚異的な身体能力で叩きのめして血ヘドに沈める。 この外道っぷりが、いっそ清々しい。 でもちょっと純情で一本気なところが、可愛いかったりする。
 こーゆー男を魅力的に描けるのは、安永氏の特殊能力であると思う。

 2巻のあとがきでは、「よ○ばと!」のような漫画を目指したと書かれているのだが、 それを読んで大笑いしてしまった。
 両漫画の共通点は、読んだ方が各自探していただきたい。

 ネタが色々とアレだったりエロだったりするので、万人にオススメできないのが残念な限り。 しかし、表紙に惹かれたらぜひ読んでいただきたい。

 ・ 「青空にとおく酒浸り」1
  ◆ http://www.amazon.co.jp/gp/product/4199501746

 しかしまさかベルヌーイの定理とパンツ泥棒が関係すると思わなんだ。


◆ 「札」

 何ぞ手軽にボーッとできるゲームはないかと探していたら、
  Flash 版の花札「こいこい」を発見。
 これはいい、と何気なくプレイした ─── ら、ズタボロに負けた。
 そして、 むきー! とムキになってプレイしていたら妙にハマってしまったのである。

 このゲーム。 思考ルーチンは結構強く、「読み」と「運」が程よくマッチしており、なかなか緊迫したプレイを楽しめるのである。

 基本的なルールは通常の「こいこい」。
 花見と月見の役は無いが、このゲーム独自の「月札」という役が追加されている。 この「月札」、同じ月の札を4枚全部揃えれば4文である。(例えば、松を4枚や、桜を4枚などなど)
 プレイヤーは持ち金が10文から始まり、50文になったら勝利。
 0文のスッテンテンになったら負けである。
 コンピュータ側の持ち金が無いので、「むしり取る」という感覚がないのは残念だが、50文稼ぐまでが長いので逆転される緊迫感はある。

 プレイは、なかなかに緊張感が味わえるのである。
 漫然と良い札・良い役を狙っているだけでは勝てず、相手の作る役を封じつつ、とにかく早く役をつくらねば、あっさりと持ち金が0文になる。

 また、50文貯めて勝利すると、「裏面」がプレイできるようになる。
 「裏面」といってもエロい画面が出てくる訳ではなく、相手の持ち札と山札の上1枚が見えるようになるのである。
 とは言え、フルオープンでも勝つ事は難しいのである。 逆に相手の札が見えるので、展開を読んでいるとドツボにはまってしまうのだ。
 これは例の鷲巣麻雀を思い出させるので、ククク、カカカと言いながらプレイしていただきたい。

 ノリにノリまくると、「互いの魔法を封じつつ、相手に大魔法をぶち込む魔法使い同士の戦い」というファンタジー・カードゲームを思わせる ─── ことはない。まったくない。 ここはSF・ファンタジーゲームのサイトというに、最近ファンタジーの話題が無いので、ちょっと言ってみただけである。

 ・ 花札 Flash
  ◆ http://www.gamedesign.jp/flash/hanafuda/hanafuda.html
 ・ GAME DESIGN
  ◆ http://www.gamedesign.jp/index_jp.html


◆ 「元気の出る動画」

 気力がない時にも動画サイトで、面白そうな動画を漁っている事もあるのだが、時折、元気の出る動画を見て気力が回復したりすることもある。
 いくつか「お気に入り」に入れているものを、改めて眺めてみると、どうやら「真面目でおバカな改造系」の動画が私のツボのようである。

 その中から、幾つかをピックアップ。
 少し古い動画であるが、勘弁していただきたい。

 ・ 【海外】スクールバスでドラッグレースに参加してみた。
  ◆ http://www.nicovideo.jp/watch/sm8064119
 数年前、これを YouTube で見て鬱状態が何故か吹っ飛んだ。馬鹿すぎて。
 ボディが舞い上がらないようにダウンフォースを生むロケットが、馬鹿馬鹿しさに拍車をかけて泣かせるのである。

 ・ ヘリ用エンジン搭載バイク
  ◆ http://www.nicovideo.jp/watch/sm571078
 音を聴いた瞬間に笑いこけた。(ヘッドフォン推奨)
 馬鹿馬鹿しいけど、すごく格好いい。

 ・ 外人 「ホンダ・モンキーをどうにか頑張って4気筒にしてみた」
  ◆ http://www.nicovideo.jp/watch/sm3860833
 これまた音を聴いた瞬間に笑いこけた。
 いや、そのエンジン音がいい音で、何故か笑える。


◆ 「まいこー」

 動画を紹介したついでという訳ではないのだが、久しぶりに大笑いした動画を一本。削除される前に紹介である。

 ・ マイケル・ジャクソン スーダラ節
  ◆ http://www.youtube.com/watch?v=JGf_gs2320o

 マイケルと植木等師匠のビートがシンクロして、見る者の腹筋を非常に刺激してくれる動画である。

 植木等師匠自身が歌いながら同じよーなリズムのステップを踏んでいるので、似合うのは不思議ではないのだが、改めてこの2つをシンクロさせた動画作者は素晴らしいと思うのである。
 いや、もしかしたら、2人の Soul がシンクロしていたのかもしれぬ。


◆ 「へんな夢をみた」

 近頃、辺りの景色が夢とは思えないほどクッキリとしていながら、状況が非現実的な夢をよく見るので、 疲れる。

 先日の夢は、何やらの水煮と書かれた缶詰を開けたら、中からちょっと肥えたワラジムシが飛び出して顔に張り付き、勝手に口の中に入ってきた。
 もぐもぐ。
 缶のラベルを見たら、「おいしく『食べられる』水煮」と書かれていていたが、「おい、それ『食べられる』の意味違う」と、夢の中でツッコミを入れていた。
 景色も感触も妙に現実的だったのに、そんなものを「ワラジムシならシャコの仲間だからいいかー」と考えてもぐもぐ食ってしまった自分が、非常に悲しい。


 ちょっと前には、こんな夢も見た。
 真夜中。 外がピカピカしてるので窓から覗いてみると、綺麗な光の球が夜空から道路から軽やかに飛び回っている。
 道路を照らす光が幻想的で綺麗。 非現実的だけど、妙にリアル。

 TVをつけると臨時ニュースをやっていて、世界中に異星の宇宙船が降り立っているとか。 宇宙人があちこちのお宅を訪問しているそう。(おいおい)
 なんとウチにも灰色の子供のような宇宙人がやってくる。 地球について色々質問を受けるのだけど、「地球人は地球外へ侵略しようとしてるのか?」と聞かれながら、「宇宙戦艦ヤマト」の絵を見せられて困る。
 夢の中で、「この宇宙戦艦は実在しないのよ」と汗をかきながら説明してたら、妙に疲れた。

 夢に、オチとかストーリーとか、いいから。
 ゆっくり寝かせれ。




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