− 「いつも通り」 −

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■  5月31日 (月)

◆ 「風邪をあつめて」

 今月は初っ端から悪質な風邪をひいて、もろもろの予定が吹っ飛んでしまった。 不覚である。
 ある日、んー、ちょっと熱っぽいかなー ……と思うていたら、突然、ガンガン喉が痛くなり、激しい喉の痛みで夜は眠れないわ、気分が悪くてものが食えないわ、でヘロヘロに参ってしまったのである。
 さらにこの風邪、なかなか抜けず。 少し良くなって来たと思ったら、お次に、鼻水が止まらなくなるわ、咳は止まらないわ、の第二陣。

 結局、美味い酒が飲めるようになるまで、二週間近くかかってしまった。
 そんな訳で、
 ……という理由ではなく、またもや月末の日記更新である。


◆ 「クマンバチの飛行」

 風邪のせいで浅い眠りの中、ブンブンという異様な音で目が覚める。
 へろへろと起き出すと、 黒くて丸くて大きなハチがやってきて、戸袋の中をうかがい、巣を作ろうとしているよーである。
 えーと、 貴方、黒光りしていて、なかなか迫力ございますな。

 何とか頑張ってお引き取りいただいたが、 怖かった。
 (諦めきれないのか、軒下や雨どいの隙間も調べていたりした)

 後で調べたら、マルハナバチという比較的大人しいハチだそうである。
 (実は今まで、この黒くて丸いハチが、クマンバチかと思っていた。 しかし、音楽「クマンバチの飛行」のクマンバチはこのマルハナバチのことだそうで、ええいややこしい)
 いや、大人しいとはいえ、怖いのである。


◆ 「帝都の無法者」

 かの RPG 「 Oblivion 」。 やっぱりハマり続けているのである。
 さて、犬耳バードの我がキャラ。 メイジ・ギルドに正式入団できたので、魔法を作ったり、武器に魔法をエンチャントしている。
 メイン・クエストはうっちゃっておいて。

 電撃ダメージを与える弓やショートソード等、役に立つものを作りつつ、ちょっとしたジョーク呪文も作ってみる。
 どこぞのフォーラムで見た呪文を参考にして、「着弾した周囲の人間を全員激怒させる」呪文を作成。 よーするに Frenzy を広範囲にバラまく呪文。
 何というか、映画のような「酒場の乱闘シーン!」を見たかったのだ。
 呪文の名前は「 Ran-Tiki-Sargi (乱痴気騒ぎ)」と命名。

 さて、実験である。 わくわく
 とある西の港町。 酒場で和気藹々としている方々に向かって、この呪文を放ってみる。

 ─── みなさん、いきなり抜刀してますが。
 さらに、誰かが攻撃呪文を乱射。 電撃や炎も飛び交ったりしている。

  ちょっと待て、お前ら。 拳で勝負するんじゃないのか。
 騒ぎを聞いて駆け付けたガードが、酔客たちをバッサバッサと斬り伏せる。
 酒場は阿鼻叫喚の渦である。
 その後、乱闘は周辺に及び、辺りは死屍累々。
 怖いので、この呪文はしばらく封印である。

 しかし後に、盗賊の巣でスニークをしつつ、この呪文を放って共倒れにさせるという、真っ当な使用方法を思いついた為、封印はあっさり解除。
 戦わずして、盗賊の装備品をはぎ取ってウハウハ。

 どちらが盗賊かわからないところではある。


◆ 「どんないい顔」

 さて、やはりハマり続けている「 Oblivion 」
 ゲームは面白いのだが、元の種族の顔がちょっとアレなもので、美顔 MOD なんぞを入れてプレイしている。

 しかし先日、何を思ったか「デフォルトの顔をいじり回して、そこそこの顔を作れぬものか」と思いつき、『ガッカリ顔』の代表格 High Elf 男の顔を、ちょいといじり回してみた。

 ガッカリ顔のエルフ。
 頑張って王子様顔を目指してみた。

 ……まあ、王子様顔というより、「しょうゆ顔」になったエルフだが、私ならこれくらいは許容範囲である。

 基本的には、「額/鼻/頤(おとがい)の比率」、「額/鼻梁/鼻の比率」、「額の広さ」を調整して、間抜け面では無くす。 お次に鼻腔を細く(狭く)して、「美形顔」の基本に。 お次に眼窩と頬骨を調整して、眼と顔の感じを調整。 お次に、口を少し鼻に近付けるようにして、鼻の下の長さを締める。
 あとはチョコチョコといじっていると、そこそこの顔が出来る事を発見。


 デフォルトの顔をいじって、そこそこの顔が出来ることがわかったので、無謀にも「美人な High Elf 女性」にチャレンジである。 (おいおい)
 できれば、「おてんばなエルフ娘」風に。

 デフォルトの顔。 ちなみにこれでも人間で言えば十代である。味はあるのだが、顔が怖い。
 「額/鼻/頤(おとがい)の比率」と「額/鼻梁/鼻の比率」を調整。 どこぞのオカマバーのマダムのよーになる。
 額を広く、せり出させてみた。 まあ、メイクのきついチョイ役のバルカン星人並みにはなる。
 眼窩と頬骨を調整。 頬に丸みをおびさせつつ、目元を少し優しげに。 なんとか脇役のバルカン星人クラスに。
 鼻腔を狭く・鼻を長くして、鼻を少し細長めに調整。 ちょと細長くし過ぎたような気もする。
 好みで口を少し小さめに。鼻に近付けて上に移動させると、少し締まる。 口と鼻のバランスも調整。
 下ぶくれ気味だったので、顎を少し細めに調整。 顎が小さくなったら、少し眼が離れているように見える。
 顎を細くしたので、顔全体のバランスを調整。 まずは眼を少し中心へ。
 鼻をもう少し短く、眼と眉の間を狭く、鼻の下も狭くして、顔全体を「締める」。 ………このあたりで、美人か美人でないか、訳が判らなくなり始める。
 「おてんば」ではなくて「冷たい」感じになってしまったので、肌の色を柔らかく、眉を濃くしてみる。 ………何故かハリウッド女優を目指して田舎からでてきたねーちゃんのように見える。
 とりあえず髪型を変えてみる。 さらにポニーテールが似合うように、額を少しせり出してみる。
 少し鼻を高くして口を上げてみる。 まずまず。
 マンガっぽい顔になってしまったので、さらに調整し始めたら、いじりすぎて訳が解らなくなる。
 何となく、西部劇に出てきそうなじゃじゃ馬ねーちゃん風の顔になる。
 ゲーム中に見ると、また感じが違うので、頭を抱える。

 えーとえーとえーと。
 一応「おてんばなエルフ娘」に見えない事もないので、まあオーケィという事で。 ハードル低いな、拙者。

 ちなみに、肌の色を調整すると、テクスチャがとても汚くなったりするので、肌の色はあまりいじらない方が懸命のようである。(右側にスライドして「明るく」すると、色も顔形も破綻する事がある)

 このゲーム、こんな具合に顔をいじり始めるとキリがないよーである。


◆ 「もっといい顔」

 「 Oblivion 」顔メイクの続きである。

 このゲーム、 D&D で言うところの「ハーフリング」のような「ちびっ子」種族は、「 Wood Elf 」が近いのであるが、このデフォルトの顔がまたちょっとアレである。 ちびっ子種族好きがプレイしたくなるような顔、とは言えない。
 そんな訳で、ちびっ子共も頑張って調整してみた。

 デフォルトの Wood Elf 男。 味のある顔ではあるが、この顔でスニークしていたら、正義の味方であってもガードに通報されそうである。
 頑張って調整。 頬は丸め、鼻は大きめにして愛嬌を出そうと思ったが、ちょと凛々しくなってしまった。
 ゲーム中の外見。 私自身は気に入っている。
 しかし何だか、年を食っても少年役しか回ってこないハリウッド俳優っぽいような雰囲気である。

 デフォルトの Wood Elf 女性。 実に亜人間らしい顔だが、化粧の濃いオバサンに見えなくもない。
 頑張って調整。 頬は丸め、口を少し大きめにして愛嬌を出してみた。
 ゲーム中の外見。 勝ち気そうななちびっ子と言うか、いじめっ子のようになってしまった。 まあ、これはこれで。
 この2人のキャラは、プレイしたいものである。


 ここまで来たら、「獣系」の種族にも挑戦してみる。
 類猫人種族の Khajiit 、類トカゲ人種族の Argonian 、この2種族もデフォルトの顔が精悍さに欠けるので、すこし野性味と言うか獣っぽさを出してみる事を目指す。

 デフォルトの「 Argonian 男」。 トカゲというより、カエルっぽい顔になってる。半水棲種族なのでカエルでもいいのかもしれないが、ここはもう少しイグアナっぽく。
 アゴを頑丈そうに、額を狭くしてトカゲっぽくしてみたが、あまり変わらないような気がする。 前から見ると少し怖い。
 ゲーム中の外見。 どことなく寂しげである。

 デフォルトの「 Khajiit 男」。 雄ライオンをモデルにしたのか鼻が長く大きく、前から見ると間抜け面に見える。
 鼻を小さくして、顔をゴツめに調整。 山猫のような顔を目指してみた。
 ゲーム中の外見。 髪型のせいもあるのか、精悍なインディアン風。 タイガーマスクのようで、私は気に入っている。

 デフォルトの「 Khajiit 女性」。雌ライオンをモデルにしているようである。 これはこれで凛々しくて良いかもしれない。
 これまた鼻を小さく。顔は少し柔らかめの美猫を目指す。
 ひいいい、化け猫になってしまった。 類猫人なので、もう少し半人半獣の顔にすればよかったのである。(この後、長い髪を取ったら、まずまずの姿に)
 この猫人でも、一度プレイしたいものである。


 「 Oblivion 」の顔作りも一つのゲームのようで、いつの間にかハマりこんでしまった。
 こんなにキャラを作ってどーするのかとも思うが、セーブファイルからキャラデータを抜き出して、今プレイしているキャラのコンパニオンにできる MOD があるので、無駄にはなるまい。
 さー、次はどんなキャラを作ろうか。

 最後に、もういっちょ。
 Nord のおっさん。スティーブン・セガール風味。 やはり素手戦闘を目指すか。


◆ 「アースが生んだ」

 何ぞのゲームに使えないものかと、時々、地形生成のアルゴリズムを考えたりする。

 今までは、基本になるマップチップの塊(=プレート)をランダム(偏差つき)に置いて、他のプレートとくっつける事を考えていたのだが、出来はイマイチ。

 最初からマップチップを置くのではなく、「地面の高さ」をランダムで作ったらどんなものか、試してみる。

 64 × 64 のマップに、「高さ」 0 〜 255 の乱数を代入。
 その後、座標 ( 0 , 0 ) 〜 ( 63 , 63 ) それぞれ四方向を含めた高さを平均して、再び代入。 それを数回繰り返して、ならす。
 で、高さ 127 以下を「海」にすると、こんな感じになる。
 ランダムにしては、そこそこである。

 ただ、「大陸」が少ないような気がするので、お次は、プレート・テクトニクスよろしく、地面を動かしてみる。 地面同士がくっつけば大陸になるであろう。 多分。
 とりあえず、マップを 4 × 4 に分割して、いいかげんなプレートを設定。 それぞれ四方向、ランダムに動かす。
 さらに、動かしながら地面の高さを少しずつ上昇。 プレートが他の地面とぶつかったら盛り上げて、プレートの行く先が海の底だったら盛り下げる。

 かなりいいかげんな手法ではあるが、大陸らしきものが完成。
 うむ、内海がいい感じでないかい。
 全体的に高地が多いので、もっと調整が必要ではある。
 ちなみに、マップの東西(=左右)は繋がっている

 うんうん、他のマップも、どんどん打ち出してみようね。

 なかなか良い感じであるが、ランダムに頼っているので、時々、妙なマップになったりするのが難である。
 陸地と海の比率を計算できないのも、致命的な欠陥である。

 この後、大気の流れを(赤道付近からいいかげんに)計算して、森と砂漠を作り、大気のぶつかった山の一点をシードにして、河を流す予定。 河の「浸食」らしきことを再現して「谷」や「湾」ができると、もっと多彩な地形になりそうである。
 さらに、プレートを移動させる時に軽く「皺」をいれると、小さな山脈ができるやもしれない。 (これは面倒そうだ)

 これで川沿い山沿いに都市を配置すると、何やら楽しいゲームになりそうである。




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