− 「いつも通り」 −

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■  9月30日 (金)

◆ 「枯れ続き」

 暑さも和らぎ、朝晩は涼しくなってきたのであるが、
  先月から、まだ枯れているのである。
 どーも今年の暑さでヘバっていたらしく、涼しくなってきた途端、眠れて眠れて仕方がない。 ふと気付くと「ヨガの眠り」のように眠りに陥るので、そのうち「愛の戦士」になってしまうのではないかと懸念する次第。

 そんな訳で、製作活動等々は遅々として進まず、結局、動画漁りやサイト巡りやら妙なブツを買うやらしていたのだが、気付けばやっぱりいつも通りだったのである。
 そしてやっぱり大したネタは無いのだが、月末の更新である。


◆ 「地図帳 囓って」

 この所、以前より知ってはいたものの、しっかり聴いた事のない曲の CD を、ポツポツと購入している。
 具体的に言うと、戸川純さんの歌。
 凄い曲や染みいる曲、ノリの良い曲、想像力の拡がる曲などがあるので、ついつい聴き入ってしまった。


 まずは、ヤプーズのアルバム「ヤプーズ計画」
 ジャンルはポップスなのかロックなのかパンクなのか。何やら混沌としている。 1987 年頃にリリースされたものだが、音はちっとも古びていないと思うのである。
 このアルバム、 '70 年代の SF を思わせるノリの曲が多く、戸川純の声質も相まって、何とも言えぬ雰囲気。 さらに映像的。

 「バーバラ・セクサロイド」。 '70 年代の某スパイ映画を思わせるような曲調で、「その筋」のアンドロイドの視点で歌っていたりする。 「チューブの中を走るエアカー」など、少し昔の SF 風味である。
 「ラブ・クローン」も、少し昔の SF を思わせるような曲。 自分しか愛せない男が、自分のクローンを愛するという耽美系。 アブナイ世界ではあるが、軽やかなアレンジが、「きれいな未来世界」を連想するのである。
 「ロリータ108号」は、曲名で敬遠されてしまいそーだが、名曲である。 マッド・サイエンティストである父親に、サイボーグとして改造された(蘇生させられた)少女の悲しい恋の歌。 つたない歌い方と駆けるような曲調が、切なさ倍増。

 「肉屋のように」は、何とゆーか、タイトルから想像できるようにスプラッタ・ホラー風味。 凄い曲である。 (グロが苦手な人は注意である)
 「コレクター」は、現代的なサイコ・ホラー風味。映画「ミザリー」を思い出すような恐怖である。 「彼を飼うの蝶々のように」とか、恐いのである。 戸川純の凄みのある声と、狂気に満ちた声のダブルボーカルは、なかなか気持ちいい。

 「宇宙士官候補生」は、ミッションで宇宙船に乗り、地球を離れて行く飛行士の思い。 何となく、スタニスワフ・レムの短編のようである。

 ユニークな SF 短編集を読んでいるような感覚のアルバムである。

 ◆ http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005GCP4 (試聴あり)


 お次に、戸川純のベストアルバム「 TOGAWA LEGEND 」もゲット。
 名曲からレア曲まで色々と収録。 戸川純自身が選曲し、ライナーノートも書いていたりする。
 音もなかなかよろしい。

 実は、このアルバムに収録してある曲は大体持っているのであるが、「 MEN'S JUNAN 」「神聖ムウ帝国亡国歌」が目的で購入したのだ。
 「神聖ムウ帝国亡国歌(映画『海底軍艦』よりカバー曲)」、巻上公一氏(ヒカシュー)とのコーラスに迫力があり、最高である。


 お次は、戸川純ユニットによるアルバム「極東慰安唱歌」をゲット。
 いや、上記ベストアルバムに名曲「極東花嫁」が入っていなかったもので、こちらも買わざるを得なかったのである。
 この「極東花嫁」、高橋幸宏氏のドラムが楽しそうにスタタンスタタンと鳴っているので、好きなのだ。


 そんなこんなで、これらアルバムをノリノリで続けて聴いていたら、
  頭の中がショートした。
 健康の為、短期間における大量の投与は危険なようである。


◆ 「きっかけ」

 上記の「ヤプーズ計画」に収録された「バーバラ・セクサロイド」。
 実はこれの MAD を見たことが、アイドルマスター MAD にハマる切っ掛けだったりする。

 

 うむ、今見ても面白い。


◆ 「地底魔神ではない」

 何やら可愛かったので、ねんどろいど「タチコマ」を購入。
 ◆ http://www.goodsmile.info/product/ja/618/%E3%81%AD%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%81%84%E3%81%A9+%E3%82%BF%E3%83%81%E3%82%B3%E3%83%9E.html

 ちょいと前に欲しくて探したのだが既に在庫切れで、オークションではべらぼうな値段(5千円とか1万円以上とか)で出品されていたのだ。
 転売屋を喜ばせるのもアレなので、諦めていた。

 ところが最近、再販されたので、これを予約&ゲットしたのである。

 腕の可動範囲が狭かったり、糸の発射口が省略されていたり、コクピット部分が重くて尻餅をついた状態になってしまう等、ちょっとした不満はあるが、デフォルメされた全体のフォルムが良くできている。
 見ていると和むので、ディスプレイの前に置いてある。




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