■ 10月31日 (月)
◆ 「秋味」
朝晩がちょいと肌寒くなってきたと思い始めたら、もう今月も終わりである。
先月から陥っていた『ヨガの眠り』への誘いは和らいできた。
あんな事をしたりこんな事をしたり、はたまたそーんな事をする為、ノッソリと復活しつつあったりする。
とは言え、大した事もやっておらぬので、やっぱり大したネタは無い。
そんなこんなで、いつも通りの月末更新である。
まあ、とりあえず酒は美味い。
◆ 「方向音痴の用心棒」
Xbox360 と一緒に買ってあった、西部劇ゲーム
「 Red Dead Redemption 」を、やっとこさっとこプレイ。
ええい、何で PC 版が出ないんだ、このゲーム。
プレイヤーはワケありの流れ者ガンマンになり、アメリカ南西部を思わせる地域を舞台に、様々なミッションをクリアしたり、ギャングや賞金首を倒したり、狩りをしたり野生馬を捕まえたり、厄介ごとに首をつっこんで二進も三進もいかなくなったりするアクション・ゲームである。 (もちろん、ギャングになって善良な市民からむしり取りヒャッハー!とゆー事もできるようなのだが、あまりメリットを感じないのである)
何となく、「 GTA 」西部劇風味。
雰囲気はまさに「マカロニ・ウェスタン」である。
ギラギラした太陽と乾いた風景。 埃っぽい街。
街中も郊外も無法地帯で、保安官は何やっとんじゃーい!といった感じが、なかなかである。
さらにまた、撃ち合いが面白い。
保安官たちと一緒に、物陰に身を隠しながらギャング団と撃ち合うところなど、まさに映画の1シーンのようである。
このゲーム。 撃ち合いの時に、スローモーションになる「バレット・タイム」という機能もあるのだが、これまた自分に早撃ちの主人公補正が掛かって爽快である。
例えばバレット・タイムを使い、複数の敵をいっぺんに倒したり、走る犯人の脚だけを撃ち抜いて生け捕りにしたり、人質を楯にして乱射しているギャングを、ドアの影から出て一瞬でギャングだけを撃ち抜く事もできちゃったりする。
撃ち合いだけではなく、投げ縄も使えたりする。
「投げて」→「引く」という動作で縄を投げることができ、野生馬を捕まえて乗りこなしたり、無法者を生け捕りしたりできる。
馬に乗っての投げ縄はちょいと難しいが、これまた面白いのである。
ちょっとしたサウンドも、良い感じである。
広い荒野の中、足を止めると大きな鳥の鳴き声が聞こえてきたり。
時には、シャシャッー!と聞こえてきたので見回すと、ガラガラヘビが威嚇していたり、遠吠えが聞こえてきたと思ったらコヨーテに追いかけられていたり。
ちなみに荒野の中で一番恐い音は、人間による「銃声」である。
今はメイン・ミッションをクリアしつつ、ランダム発生イベントや、指名手配犯を追いかけて、荒野をえっちらおっちら駆けずりまわっている。
時々、自分の居場所がわからなくなるのは、いつもの事である。
先日は馬車を御していたら、盗賊に襲われて焦りまくり。
爆走しながら応戦していたら、道を外れて岩に激突。
まったく、どこの映画だ。
そんな訳でこのゲーム、色々と楽しんでいる。
……が、 PC の FPS に慣れていると、 Xbox のコントローラに慣れない。
ちょっとした方向転換でも、イラッとする事がしばしばである。
特に乱戦になった時、一瞬、自分の向きたい方向に向けないので、ちょいとストレスが溜まる。
ええい、 マウスで方向転換して、 W A S D キーで移動させてくれえええええ!! と、ゆー感じである。
まあ、このコントローラに慣れればいいのだが。
ついでに言うと、主人公キャラを「 Oblivion 」などのようにキャラメイクできると、最高であった。
「小粋なギャンブラー」役なんてのも、やってみたかったぞ。
◆ 「まっどねす」
一時中断していた、某 MAD 動画制作を再開である。
何とゆーか、材料集めと材料作りに手間取っていたら、道を逸れて、いつの間にか面白げな動画漁りをしていた。
とりあえず、材料確保も一段落したので、編集を開始。
実験も含めた試行錯誤なので、完成は未定である。
話は変わるが、「 Painter 6 」を線引きにも使っている。
現在、線を引くドローツールを持っていないので、今も「 Painter 6 」の「シェイプツール」を使用しているのだ。
まあ、使い勝手が少々悪かったり、時々 頻繁に ハングしたりするのだが、ベジェ曲線も使えるし、ポイントをガイドやグリッドに吸着させて正確な線を引ける等、おおむね使用目的については痒い所に手が届くので、重宝しているのである。 (時々、 CAD でパパッと線を引きたくなるのであるが。)
しかしあれだ。
透過情報付きの PNG ファイルに出力しようと思うたら、「 Painter 6 」は PNG ファイルに対応していなかったのであると気付いて、コケた。
◆ 「そこのパンクー!!」
久々に VOCALOID の CD を購入。
少し昔の名曲たちを、アレンジしつつ VOCALOID に歌わせているアルバムである。
収録曲が何とも凄く、ツボにはまってしまったのである。
ヒカシューの「20世紀の終わりに」のイイ感じのアレンジ、戸川純の「玉姫様」のシンプルになったアレンジ、ゲルニカの「磁力ビギン」の美しい響きにはワクワクしてしてしまった。
さらには、「初音ミク sings ハルメンズ」には収録されなかった、ハルメンズの名曲「リズム運動」が収録されているので、即、購入決定であった。
しかし、当時の曲と VOCALOID の親和性は、とても高いと思うのである。
◆ 「 M-16 」
YMO の散開ライブを元にした PV
「プロパガンダ」 (1984年)
の DVD が再販されたので、これまたゲット。
ライナーノートを読むと、まだ「 VHS 」とか「レーザーディスク」とか書いてあって、少し感慨深い。 当時は買えなかったのだ。
この PV 、散開ライブの音源と一部映像を使ったイメージ映像のよーなものである。 内容は、「一人の少年」として表現されている「ファン」の中で、巨大になってしまった「 YMO 」という「虚像」を、壊して封印して過去のものにするイメージなのかもしれない。
メンバーそれぞれのイメージシーン ── 耽美な幸宏さん、お日様の下で爽やかぶりっこの教授、コミカルな教師の細野さん ── は面白かった。
……面白かったのではあるが、ファンとしては、普通に散開ライブを全て収録した DVD を出してくださいな、と思ったりしている。
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