◆ TOP INDEX / 日記「いつも通り」 |
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■ 6月30日 (木) ◆ 「六月の天日」 ふと気付けば、もう6月も終わりである。 蒸し暑い日と肌寒い日が交互にやってきたと思うたら、いきなり馬鹿に暑い日が続いていたりしている。 しかも今日は雷雨で慌てふためいた。 そこで今日の BGM は、高橋幸宏さんのアルバム「薔薇色の明日」より、「 Ripple 」〜「 My Bright Tomorrow 」である。(知らんか) 今月は色々と企んでいたが、準備やら何やらが大変だったり、体内アルコールのおかげで睡眠時間が長かったりしたので、大した事はできなかった。 そのような訳で、ぶらいとともろぅ〜♪と歌いつつ相変わらず月末の日記更新である。 ◆ 「 何てったった 」 やっぱりハマっている「アイドルマスター」。 おさげ&眼鏡の律子さんでも、Sランク到達である。 いやっふー 出演したTV番組で蕩々と蘊蓄を語り、共演者に引かれてしまうエピソードで思わず和んでしまったぞ。 最初からプレイしたかったキャラでのプレイが一通り終わったので、一段落 ── しようかと思うたのだが、手元にあるのは 「アイドルマスター Live For You ! 」である。 いや実は、どうせこちらにもハマると予想して、商品があるうちに「アイドルマスター」と同時に購入してあったのだ。 この「 Live For You ! 」、一応、ライブを盛り上げるリズムゲームになっているのだが、はっきり言ってゲームとしてはあまり面白くない。 どこが面白いのかとゆーと、「アイドルマスター」のキャラたちを選択し、好きな衣装で好きな歌を歌わせる、デモンストレーションの機能である。 ライブでは、カメラアングル等も自分で演出できたりもする。 「アイドルマスター」本編にこの機能を付けて欲しかったとか、記録できる映像が1本しかないのはアレだとか、衣装がペリカで……もとい、 Microsoft ポイントで別売りというのは汚いぞとか、言いたい事はあるが、まあ、 「これはこれで」 である。 このソフト、製作者から「自分で好きに PV や MAD を作ってね」、という言葉が聞こえてきそうなソフトである。 しかも、背景が「ブルーバック」(背景を単一色にできるので、動画編集ソフトなどでクロマキー合成ができる)に切り替えられる隠し機能があるとか、もう絶対にあんなことやこんなこと、あーんな事を想定しているとしか思えぬ。 とはいえ、 MAD を作るには、動画をとりあえず PC にキャプチャしないとならない訳であるが、 HDMI 出力をキャプチャするには、我がマシンのパワーは非力で「無理」なのである。 ── しかし、ふと思い出す。 録画したビデオなどをキャプチャして DVD に焼いておくかー、と思うて入手しておいたキャプチャユニット、 I/O DATA の「 GV-USB2 」。(これがまた、 USB 接続で、とにかく小さい) 入力はコンポジットであるが、試しに Xbox360 と繋いでキャプチャをしてみる。 マシンは我が家で一番高速であるところのノート PC ( Core i5 )。 キャプチャ・ツールは GV-USB2 付属ソフトではなく、「◆ アマレコTV」を使用。 綺麗に無圧縮 AVI で記録できるので重宝である。 試しにやってみると、コンポジットとはいえ、思っていたより綺麗にキャプチャできた。 綺麗にキャプチャできたので、 何だか、妙なギアが入ってしまったのである。 ◆ 「切り貼り」 さてさて。 「 Live For You ! 」のライブ映像がPCにキャプチャできてしまったので、 ここはひとつMAD動画を作るしかあるまい。 キャプチャは、 I/O DATA の「 GV-USB2 」。 キャプチャ・ツールは、フリーソフトの「アマレコTV」。 (ちなみに使用エンコーダ AMV2MT/AMV3 はシェアウェアだ!) 動画編集は、「 Premiere Elements 9 」。 ちょうど動画編集ソフトが欲しかったところに Amazon で安売りをしていたので、ゲットしてしまった。 いつまでも「 Windows ムービーメーカー」で動画作りは悲しかったのだ。 しかし動作がえらく重いので、我が古いメインマシンでは使い物にならず。 これもまた Core i5 のノート PC にインストールである。 操作感は Adobe らしい変なボタンの位置に戸惑う所はあるが、おおむね感覚的に使えて良好である。 しかしロクなマニュアルが無いのはなんとかして欲しいぞ。 エンコードは、便利な「 AviUtl 」。 以前、「 SWF → AVI 」エンコードする時にお世話になったので、今回は、プラグインを追加して「 AVI → MP4 」エンコードさせていただく。 ツールは揃ったので、 まずは、『曲』を選択。 その曲に似合いそうなライブシーンを、キャプチャ。 試験的に「 Premiere 」で動画と曲を合わせてみると、合わせただけでもイイ感じに似合っていたので、これをメインにアレンジである。 さらに、使えそうなライブを、ブルーバック背景のものを含め、何本もキャプチャである。 (1本のファイルサイズが、 1.5GB くらいである。 ノート PC の HDD 空き容量が心配である。) 「 Windows ムービーメーカー」では、この最初の段階で「タイトル機能」を使って「歌詞」や「合いの手」を入れ、動画と曲のタイミングを合わせやすくしたのであるが、「 Premiere 」は何故か「タイトル機能」で文字を入れるとフリーズが頻発する。 しばし頭を抱えたが、タイミング合わせは「タイムライン・マーカー」で代用する。 ( ── というより、こっちが正しい方法なのだ。) ちまちまといじりつつ、 MAD 作りの先人達の知恵も読んでみる。 ◆ http://www41.atwiki.jp/nicomasmaking/pages/1.html おおう。 使う曲のテンポと、キャプチャした動画のダンスのテンポをあわせる為に、動画は伸縮せねばならぬのか。 テンポがずれそうなところは、カット割りで誤魔化そうとしていたので、大助かりである。 ・ 「 MixMeister BPM Analyzer 」 ◆ http://www.mixmeister.com/download_freestuff.html このツールにて、曲( WAV ファイル等)のテンポ=「 BPM 」を算出。 ・ 「アイマス BPM 計算機」 ◆ http://www.k3.dion.ne.jp/~kidego/2008/imasbpmcalc.html こちらで、動画の伸縮率を計算させていただく。 ありがたや。 しかし、どうも「 BPM Analyzer 」があまり正確ではないようで、数値のままでは違和感のある動画になってしまうのである。 とりあえず、ここで算出した数値を元にして、微調整は必須のようである。 この後は曲を聴きながら、動画を調整しつつ、切ったり貼ったりずらしたり切ったり貼ったりクロマキー合成したり切ったり貼ったり、を繰り返し。 明るく楽しい単純作業をしているうちに、 徐々に訳がわからなくなってくる。 さらに「 Premiere 」の操作感には、少しクセがあり、動画を伸縮すると、上のトラックにある動画も移動してしまったり、同じトラックの動画を(間違えて)重ねてしまうと、下のトラックの動画&音声が切れてしまったり、クロップして周りを切ったはずの動画が、動画出力すると切れていなかったり(これはバグ?)、 慣れない事もあり作業にちょっと神経を使う。 この後、勢いだけで何とかかんとか、 MAD 動画は一段落。 よしよし、と無圧縮 AVI で出力したら ── サイズが何と 5.7 GB 。 「 AviUtl 」で綺麗に圧縮しても、 20MB である。 どうするんだ、これ。 |