■ 5月31日 (火)
◆ 「ブラックボックス」
初夏の爽やかな陽気になり「せまるー!初ッ夏ー!」と歌っていたのもつかの間、とっとと梅雨に入ってしまった今日この頃である。
(いや、実際には歌っていないが)
今月は、妙なスイッチが入って購入した XBox360 にて、とあるゲームをプレイしまくっていたので大したネタもないのだが、とりあえず日記更新である。
◆ 「なんてったって」
前回の日記にも記したが、
「アイドルマスター」にハマっているのである。
しかも「2」ではない、元祖のほうである。 今さらながら。
以前よりニコニコ動画で、良くできたアイドルマスターの MAD 動画を見て、ゲームとしても興味を持っていた所であった。
欧米産ゲームの日本語版を手軽にプレイする為に購入した XBox360 と同時に、安価になっていた「アイドルマスター」も購入したら、見事にハマってしまったのである。 不覚である。
知ってる人は良く知っているこのゲーム。
とりあえずザックリと説明すると、レッスンをしてキャラの能力を上げ、オーディションに合格して番組に出演。 着々とファンを増やし、52週間(52ターン)でスーパーアイドルを目指す、という育成ゲーム。
52ターンで、アイドルの能力を上げてファンの数を増やすには、レッスンのスケジュール・持ち歌の変更・テンションの維持・衣装&アクセサリー・挑戦する番組、結構、頭を絞って戦略を立てねばならぬのである。
さらには、ゲーム内で変わるファンの流行 ── ボーカル重視・ダンス重視・ビジュアル重視 ── にも悩まされたりする。
例えば、ボーカルが流行しているのでボーカル能力を上げて頑張っていたら、ある日からそのキャラの苦手だったダンスが流行になって、翌日から二流のアイドルになっちゃったりするのである。
そんな訳で、通常、最初に立てた戦略通りにはならない。
不利を最小限する作戦を立て、時には臨機応変に作戦を変更し、最終コーナーを回ったところでスパートをかけるという、なかなかにスリルのある展開を楽しめるのである。
また、選択したキャラによっては気難しい性格であったりして「テンション」の管理が難しく、思い通りに行かないところも、悩ましいところである。
ちなみに、キャラの能力を上げるレッスンは、リズムゲーム等のアクションゲームになっている。
アクションゲームの苦手な私には、ちょいとばかり辛いのだが、まあ慣れれば「グッドレッスン」を出せるくらいにはなるよーである。
私は、「苦手な」レッスンには手を出さないで頑張っている。(音符を叩く「ボイスレッスン」と、ステップを合わせる「ダンスレッスン」が駄目だ)
このミニゲーム、最初は要らないと思っていたのだが、プレイにメリハリがつき、プレイヤーの頑張りようでキャラの能力値が上がるので、結構楽しんでいる。 メニューの選択だけでは、無味乾燥であったであろう。
さらに凄いと思うのが、キャラのモデリング。
アニメ風の3Dモデルなのであるが、大体の角度において違和感が無いのである。 特に、首−肩−腕のラインの違和感が少ないのだ。(腕を上げると、ちゃんと肩が「上がっている」)
顔も、シールを貼った人形顔ではなくて、色々な角度でもしっかりと「アニメ顔」になっているので、凄いと思っていたりするのである。
少し以前のゲームとはいえ、面白いゲームである。
ギャルゲーに見えて、実は奥の深い戦略ゲーム
── と思ったけれど、やはり春香さん根性あるなとか、あずささん和むとか、千早さんいいかげんにしなさいとか、楽しむゲームであろう。
◆ 「残り1ハロン」
さて、現在ハマっている「アイドルマスター」。
最初に選択したキャラは、定番かもしれない春香さん。
よく理解できないまま、ホケーッとプレイしていたら、アイドルランクが「B」で終わってしまったのである。 トップではないのだ。
変なスイッチが入っている所に、さらにもっと変なスイッチが入ったようで、俄然、燃えてきてしまった。
萌えではない、燃えである。
軽く攻略サイトを巡り、使えるアクセサリー・歌による能力値増減・テンションの増減による影響などを、把握。
ザッと戦略を立てると、52週という期間は、かなーり短い。
ここは、スタート時は先行せず力を貯めて、最後の直線勝負を狙う作戦がよろしかろう。
とにかく、春香さんで再挑戦である。
最初の数週間はレッスンに費やす。 上手くいかないミニゲームは、ノーマルレッスンで御の字にする。
テンションに注意しつつ営業をこなし、頃合いをみて一曲目のデビュー曲でオーディションに挑戦。 合格して、初のTV出演。 うんうん。
ツキもあって早々に敏腕記者が付き、能力値が一時的にアップ。 ここは少し先行するしかあるまい、という事で、しばしオーディション挑戦。
ところが、まだ能力が充分ではなかったので、ダンスの評価が悪かったりしている。
今一度、レッスンを重ねるのである。
よーし、休養充分、気合万全、さあオーディション荒らしじゃーい!
……と、力の入ったところで、流行1位がボーカルから「ビジュアル系」にコロッと変わってしまう。
ビジュアルを軽視していたプロデューサー(私)、泣き濡れる。
気を取り直し、ちょっと追加レッスン・ビジュアル系。
持ち歌とアクセサリーもビジュアル中心にして、巻き返しである。
連続でオーディションを荒らしまくり、TVに出演。 ファン数もガンガンとアップである。 行くぞ、親子鷹。(いや、親子ではないが)
そろそろ新曲も欲しくなってきたところで、ボーカル系でビジュアル系も少しアップする曲を、持ち歌に選択。 このくらいなら、アクセサリーで補正できるからのう。 ほくほく。
……などと計算をしたら、「ダンス系」が流行の1位になってしまう。
ダンスを軽視していたプロデューサー(私)、「ノオオオォォー!」と頭を抱える。
気を取り直し、少しばかり追加レッスン・ダンス系。
持ち歌とアクセサリーもダンス中心にして、巻き返しである。
何か同じような事を繰り返しているが、気にしないことにする。
しかしこの春香さん。 ぽよよーん とした性格の割には、根性があってめげることがない。
さらにオーディションを荒らしまくり、どんどんTV出演。
歌唱中のアピールもバシバシ決まり、ミスも無くなってきた。
ファン数も着実にアップ。 アイドル・ランクも着実にアップである。
しかし残り十数週。
アイドル・ランク「A」に必要なファン数100万人に届くか届かないか、微妙なところになってきた。
こうなったら、直線残り数ハロン、追いまくるのである。 行け。府中の坂は厳しいが、君なら行ける!
ガムシャラに突っ走ると、アイドル・ランク「A」に何とか到達。
気付けば、2馬身差以上の勝利である
残った数週間は営業などをして、ぽよよよーん と過ごし、活動終了へ。
最後のお別れコンサートも成功し、「良き哉エンド」である。
しかし、プロデューサーとの関係。 前回は「C+」だったのだが、今回は「D」に陥落したのが、残念である。
次のプロデュースは、もう少しまったりとやりたいものである。
あと一つ、どうにも困ったことがある。
オーディションで曲を何度も何度も聴いていると、その曲がしばらく頭から離れなくなってしまうのである。
困った。ごまえー
◆ 「即時投入」
さて、「アイドル・マスター」、次のプロデュース。(おいおい)
少しはコツも解ってきたので、どんどん行っちゃうのである。
お次は、ボーイッシュな真くん。
このキャラ、追加のレッスンを要求してきたり、テンションがなかなか下がらなかったりと、なかなかの根性を見せつけてくれる。
……くれるのだが、時々、どーしても男の子をプロデュースしている錯覚に陥ってしまう。 スカートの衣装を選択すると、逆に倒錯趣味になってしまいそうで、困ったものである。
まったりとプレイしていたのだが、Aランクに到達。
お次は、のんびりとした あずささん。
最初はスローモーな会話に軽い苛立ちを覚えたが、 聞いているうち に こちらの調子まで スローモーに なって きて、 これは これでー と洗脳 されてきた。 困ったものである。
テンションも下がりにくいキャラなので、安心してプレイ。 能力値は平均的にアップさせ、万能型に。
盤石の体勢で、Aランクに到達。
お次は、ちょっと気難しい真面目な千早さん。
歌唱力は高いのだが、「グッド」ではないレッスンや、ちょっとした会話であっさりとテンションが下がるので、非常に難易度が高い。 とはいえ、機嫌の悪い時の「─ ありがとうございました(棒読み)」に、何とも味がある。
Aランクの上の「S」ランクを狙えるか、と思ったのだが、ビジュアルとダンスの能力のレッスンで、時間が足りなくなったのである。
余裕でAランクに到達。
お次は、お嬢様の伊織さん。
テンションの上下が激しい、まさに暴れ馬。 プロデューサーは下僕ですかそうですか、かしこまりました。
途中で変わる流行に惑わされないように、お嬢様お得意のビジュアルを中心に、平均的に能力アップ。 営業では何故かパーフェクト続き。
ガシガシとオーディションを荒らし回り、なんと「S」ランク到達。
さすがです、お嬢様。
今のところは、ここまでである。
まだプロデュースしたいキャラがいたり、デュオやトリオを組ませたりしたいので、 まだまだやる。
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