■ 3月29日 (火)
◆ 「いつも通りへと」
色々と大変な事が起きている。
当サイトは、日記のタイトルでもある「いつも通り」に更新することにする。
◆ 「蛮王、国盗る」
一時、プレイから遠ざかっていた「 Mount & Blade : Warband 」。
またもや馬に乗ってウラァァァ!と剣を振り回したくなったので、プレイ再開である。 そろそろべージャー王国領を全ていただいて、北の王国として居座りたいところもある。
一度プレイを始めると止まらなくなるのだが、気にしない。
さて、我が新興の小国、アルゴン王国。
バイキングなノルド王国とは比較的関係は良いのであるが、戦いを挑んだべージャー王国はともかくとして、東はモンゴリア〜ンなカーギット汗国、南はアラビア〜ンなサラン朝国からも、ちょくちょく攻撃を受けている。
まあ、チロリア〜ンなロドック王国との関係は悪くないのが、不幸中の幸いではある。
ここは早めに、べージャーを滅ぼして北方にそれなりの勢力を押っ立て、返す刀でカーギットへ攻め込みたいものである。
いや、あれだ。 カーギットで生産されている香辛料も欲しいから。
まずは、ドゥラムグ城に攻め込んできたカーギット汗国の大遠征隊をなんとか撃破。
その後はべージャーと小競り合いをしつつ、体勢を立て直す。
さてさて。
北を制圧する橋頭堡として、前回確保したユルマ城を拠点として、本格的にべージャー制圧である。
まずは、スレズク城を速攻で落とす。
この城はべージャーを南北に隔てる河を渡る橋に近いので、ノルド王国に取られると色々と厄介なのである。
お次に、速攻でクダンの街も攻め落とす。
大きな街で攻め落とすのに少々の時間は掛かったが、ノルド・ハスカールを前面に出し、さらに後続の攻撃隊がバラバラにならぬよう指揮したので、こちらの損害は比較的少なかった。
ところで、このクダンの街。
驚いたことに、べージャー王国諸侯の嫁や娘がひしめいていたのである。
これでハーレムを作るぞウハハハハ ── などという事は微塵も考えず、身の安全を保証して保護する。
うんうん、君たちは後々私の臣下になる者達の家族だからね、大事にするからね ……などと、密かにもっと鬼畜な事を考えつつ、次の戦闘にそなえる。
そんな折、ノルド王国の遠征隊がジェイルベ城へ攻め込むも、撤退。
クダンの街にて少々ハスカール部隊を失ったので、ゆっくりと補充したかった所なのだが、弱まったジェイルベ城へ速攻をかけるのである。
ここはノルド王国とべージャー王国の国境にあり、将来のノルドとの戦の為に欲しい所なのである。
ジェイルベ城は、大した守備兵も居なかったのであっさり陥落。
ノルドの諸侯が牢に捕らえられていたので、ついでに解放する。
うんうん、そういえばお主、拙者がノルドの傭兵だった頃、一緒に戦った男であるな。 こんな所で再会するとは、なかなか感慨深い。
あとは、海沿いの城と街である。
ちょっと無茶だが、べージャーに反撃の機会を与えず、電撃戦である。
まずは、ノルドの兵が沢山捕虜になっているブルガ城へ進攻。
城を陥落させ、その捕虜たちを我が軍に組み込み、戦力補充。
速攻でリヴァチェグの街を攻撃である。
傷が癒えてないところでべージャーの弓兵は少々厄介であったが、何とかかんとか陥落。
これで、大陸北東部は平定である。
かなり無理な領土拡大であったが、これで北のちょっとした勢力にはなったのである。
べージャーの残党は、カーギット汗国との国境沿いにあるスンゲッチェ城へ集結。 大きな城ではないが、山城であるし、クダンの街にも近いので、少々厄介なところだが、まあ大丈夫であろう。
さて、とっととべージャーを滅ぼそうか、と作戦を立てていたら ──
我が軍の弓兵の主力であるべージャー狙撃兵たちのテンションが、 「オラたちの故郷に、弓引けないだよー!」 と下がりまくっていたのである。
精鋭のべージャー弓兵たちが、我が軍からポロポロと脱走し始める。
ちょっと待て。 育てた弓兵たちがいなくなってしまうではないかかかか。
仕方ないので、急場しのぎに、城の守りについていたスワディア弩兵を編成。
これからは、少しずつロドックの兵を育て、ロドック狙撃兵を編成せねばなるまい。 (スワディアの弩兵も強いのだが、ロドック狙撃兵の持つ大きな楯の防御力が魅力的なのである)
とりあえず、近くの村を襲うふりをしてスンゲッチェ城から大軍率いる諸侯をおびき出し、野戦にて撃破。
すぐさま城に取り付き、総攻撃。 山城とはいえ、ほどなく陥落。
べージャー王国は滅亡。
その版図は、野蛮なアルゴン王国に乗っ取られたのである。
このあたりで、サラン朝国が和平の使者を送ってくる。
そーいえば、あんたのところの王様・ハキム帝、戦で捕らえてクダンの街の牢獄につないでいたのを忘れていた。 はっはっはっ いやー悪い悪い。
こちらとしても、カーギットとの戦闘に絞りたいので、渡りに船でサランとの和平を締結する。
すぐにカーギット汗国も和平の使者を送ってきたが、ドサクサに紛れて我が国に宣戦を布告し、こちらの和平の使者を何度も断り、我が村々を焼き払った恨みは忘れていないのである。
そんな訳で、カーギットとの和平の提案は、蹴る。
── いや、我々もべージャーに似たよーな事はやっていたが、それはそれ。これはこれ。 香辛料もいただきたい事であるし。
野望に取り付かれ、大陸を争乱に陥れるアルゴン王国の未来はどっちだ!
続く。 (←おいおいおい)
◆ 「剣の仲間」
さて、北部の一勢力となった我がアルゴン王国。
このように雪に閉ざされた土地ではなく、もっと豊かな土地でアロハオエーとしたかったのであるが、まあ仕方あるまい。
しかし、国として少々大きくなると、兵を持った将が拙者一人であるというのは心許ない。 統治している城や街の収入も、ロスが大きい。
ここは他国のように兵を率いる諸侯が何人も欲しいところであるが、現在のところ、べージャーから亡命してきた爺様と、カーギットで追放された若い将軍が、転がり込んできたくらいである。
しかもこの爺様、拙者との友好度がガンガンと下がる始末。 危なくて兵をつけるのも、ためらうのである。 こやつ、娘が美人でなかったら、とうの昔に追放している。
ここは、傭兵時代から戦闘を共にしてきたパーティのメンバーに城を授け、諸侯にするのである。
まずは、傭兵時代に「王になる手伝いをするから、将来、城をくれ」、と曰っていた「雪国おんな戦士」のマテルドさんに、スレズク城を与える。
我が軍が突撃する時に、マテルドさんの「ていやあああああ!!」と叫ぶ鬨の声が無くなるのは寂しいが、約束もある事だし仕方あるまい。
予想通り、マテルドさんは喜んでいるようである。
旗印は、大鴉(おおがらす)。 なかなか渋くてお似合いである。
お次に、仲間達が傷つき倒れた時には度々フォローしてくれた、女好きのニザールくんに、北のブルガ城を与える。
「ヘーイ!大将! 僕に城をくれるとは見る目あるね!!」 との言葉に少々イラッときたが、口はともかく頼りになるのだからガマンである。
そんな彼は、べージャー人の新兵を黙々と集め………
………って、お前! べージャー人だったのカーーー!!
色が黒いのでサラン人とばかり思っていたのである。 べージャーとの戦で士気が下がらなかったこいつ、すごい悪党なのかもしれない。
ちなみに旗印は派手なチェック模様であった。 お似合いである。
こうして諸侯は四人となったが、人手が全然足りないのである。
カーギットとの戦でも、人員不足で行き詰まってしまった。
実は、べージャーを滅ぼした時、(コーエーのゲームのように)関係が高い諸侯が仲間なってくれるものと踏んでいたのだが、これがまた甘い見通しであったのだ。
仕方ないのでズルをして、べージャーを滅ぼす前のセーブデータからやり直しである。
あの手この手で、人材をちょっとずつ引き抜く事にする。
現在、とりあえず1人引き抜いたが、なかなかべージャー側の諸侯と密談ができない状況である。
さらに、配下に領地を与えると、他の配下との友好度が下がるのは、頭の痛いところ。
以前、仕えていたノルドの王様が、落とした城をなかなか配下の者に与えなかったのを見て「ケチくさい」と思っていたのだが、その気持ちが解ってきたのである。
王様は、大変だったのだ。
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