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Senior Mania -foster mother- |
其の参 「さぁ、着いたぞわたる。これからここがお前の家だ」 「うわぁ、凄い大きな家ですねぇ」 わたるが老人の邸宅にやってきたのは、老人が志乃に相談を持ち掛けてから二月後のことだった。 時は八月、学校は今は夏休みだ。 生活環境が変わるため、いきなり学校生活が始まるよりもまずはこの家に慣れてもらうことに専念してもらったほうが良いだろうという志乃の提案によるものだった。 「おーい志乃、帰ったぞ」 「は〜い、お帰りなさいませ。いま行きま〜す」 家の奥から聞こえてきた女性の声に、わたるを身を硬直させた。 施設にいる間にも老人とは何度か顔を合わせていた。 しかし何度も話には聞いていたが、志乃と呼ばれる女性と会うのはこれが初めてのことなのだ。 「お帰りなさいませ、あなた。こちらがわたるちゃんですね。まぁ、写真通り……なんて可愛らしい坊やでしょう」 「は、はじめまし…」 わたるは最後まで挨拶の言葉を言うことが出来なかった。 そこに現れた志乃のあまりの美しさに見惚れてしまったからだ。 いつも着物を着ていると聞いていたが、それに反し今の志乃は珍しく洋服に身を包んでいた。 わたるが目を奪われたのは、志乃の美しい顔立ちもさることながら、なんともセクシーなそのいでたちだった。 志乃は淡いピンク色をしたノースリーブのカットソーを着用していた 大きく開かれた胸元は、まるで赤ん坊のお尻のような胸の谷間をすっかりと露わにしている。 丈が少々身近いのか、その裾から志乃のお腹が少し垣間見えている。 いやそれよりも何よりもスカートだ。 ニット地のような柔らかい素材でできているであろうその生成り色のスカートは、志乃の腰にピタリと張り付くタイトスカートだった。 しかし驚くべきははその丈の短さだ。 膝上20センチはあろうかという超ミニスカートだったのだ。 普通、志乃の年齢ならばためらわざるを得ないような代物だろうが、志乃はそれを違和感なく着こなしている。 ストッキングを履いていないため、むっちりとした太腿の白さがやけに眩しく見える。 着物に合わせいつもアップにしている髪を下し、軽く後ろにまとめたその姿はどうみても20代にしか見えないほどだ。 それほど今日の志乃は、若々しく、美しく、そして何よりもセクシーだった。 「どうした?わたる」 「え?あ、ご、ごめんなさい。は、初めまして、わ、わ、わたるです」 老人の言葉に我に返ったわたるは慌ててそう挨拶をした。 しどろもどろの見っともない挨拶ではあったが、志乃にとってはかえって好印象となったようだ。 「くすくす……面白い坊やねぇ……うふふ……よろしくわたるたちゃん。私はこの人の家内で志乃と申します」 「は、はい…よ、よろしくお願いいたします!」 「ふふ……元気のいいこと。ささ、上がって上がって。はい、あなたも。遠い道のりをご苦労さまでした」 「やれやれ、私はついでかね」 「そんなことは決して……うふ……さあ二人とも上がってくださいな」 数分後、3人は老人の書斎にいた。 例の小机を挟み上座に老人、その向かいにわたる、そして志乃はわたるの左手、最も入口の襖に近い場所に正座していた。 「……というわけで、私はお前に次期社長となってもらいたいと考えているのだよ」 「は、はい!は、初めて施設に会いに来てくださった時、そ、そのお話をお聞きし、正直、ぼ、ぼ、僕に務まるのかという思いもありますが、せ、せ、誠心誠意頑張らせていただきたいと思ってます」 きっと何度も練習してきた回答なのだろう。 決して流暢なものではなかったが、わたるの思いが伝わってくるよい返事であった。 老人も満足げに頷いている。 「まぁ、お利口さんだこと。あなた、良かったですね。こんな立派な坊やが後継ぎに来てくれて。わたるちゃん、頑張ってくださいね。おばさんも応援してますから」 「……は、はい……あ、ありがとう……ございます」 志乃ににこやかに微笑まれ有頂天な心地がする一方で、わたるには少しばかり志乃の物言いに気になる部分があった。 そんなわたるの思いを男としての大先輩である老人はいとも簡単に看破する。 「ははは……わたる。志乃に坊やだのわたるちゃんだの言われて面白くないか。しかしな男ならそんなことでむくれるな。早く一人前になって志乃に自ずとわたるさんと呼ばれるようになってみせろ」 「あ、あら、そうだったの?ごめんなさいね。おばさん、そんなつもりじゃ…」 「い、い、いえ、奥様。旦那様の言う通りです。は、はい、分かりました。それも、誠心誠意頑張っていきたいと思います」 その返事にも老人はいたく満足げだ。 志乃も老人に合わせることにする。 これも老人の教育の一貫かもしれないと思えたからだ。 「それなら、おばさん、もう少しわたるちゃんて呼ばせてもらおうかな?いいですよね?わたるちゃん?」 「は、はい。も、勿論、い、一人前になるまでそれでお願いします。奥様」 その時、老人が何やら首を傾げた。 「ふぅむ…」 「どうしたんです?あなた」 「いや、お前のわたるの呼び方はそれでいいとして、わたるの私達に対する呼び方に少々違和感を覚えてな。旦那様だの奥様だのそれではまるでこの家の奉公人のようではないか、とな」 「あら、確かに」 「そ、そ、それでは、なんとお呼びすれば…」 「ふぅむ、形としてはわたるは私達の養子なのだから、父さん、母さんなのか……しかしわたるは実のところ私の孫でもあるのだし普通におじぃちゃんとか…」 「ま、あなた、それでは私がおばぁちゃんになってしまうじゃありませんか。流石に私はおばぁちゃんは嫌ですよ。わたるちゃんだって困るでしょう?」 言いながら志乃は、少しばかり屈みこむようにして下からわたるの顔を窺った。 「!」 志乃に話しかけられたにも拘らず、わたるが返事をすることは無かった。 何故なら志乃に視線を向けた時、そこに見えた光景に思わず言葉を失ってしまっていたからだ。 (うわぁ……お、奥様の……奥様のオッパイ、な、なんて大きいんだろう…) 屈みこんだことにより元より広いカットソーの胸元がさらに大きく広がったのだ。 今のわたるの視点は、その広く開いた胸元をほとんど真上から覗き込んでいるようなものだった。 (む、胸元があんなに開いて……オ、オッパイの割れめがくっきり見える……な、なんて柔らかそうな……え?あれ?…あ!あれはもしかして!) 大きく開いた胸元の奥、淡いピンクのカットソーの中に何やら黒い布地が見えたのだ。 (あ、あ、あれ…あれは!……ま、ま、間違いない!お、奥様のブ、ブラジャーだ!) わたるの見立ての通り、黒い布地の正体は志乃が身に着けた漆黒のブラジャーだった。 初めて目にする大人の女のランジェリー、それも志乃のように美しい女性の悩ましいブラチラ姿。 童貞のわたるにとって、その光景は見るだけで鼻血が吹き出てしまいそうなほど卑猥なそれだった。 しかしわたるの目を虜にしていたのはそれだけではない。 さらにその下、志乃のふくよかな太腿もその1つだ。 志乃が正座することによりあの極端に短いスカートの裾がさらに上に引上げられ、眩いばかりに白く柔らかな餅のような太腿がすっかり露わとなっていたのだ。 (お、奥様……なんてセクシーなんだろう。あの太腿、一度でいいから思い切り撫でまわしてみたい……ス、スカートもあんなにたくし上がって……もう少しでパ、パンティが見えちゃいそうじゃないか) 目を凝らすようにスカートの裾部分を見つめてみるが残念なことにわたるの最も見たいものはまだ姿を現わしていないようだ。 (お、奥様……ど、どんなパンティを履いているんだろう?……や、やっぱり……ブラジャーとお揃いの……く、黒なのかな?……あぁ、奥様の黒いパンティ!……見、見てみたい!) 童貞が切なる思いで志乃の股間を見つめているときだった。 「…ちゃん?わたるちゃんたら」 「え?……あっ!は、はい!な、な、な、なんでしょうか?」 中々返事をしないわたるを呼びかける志乃の声が徐々に大きくなり、妄想に耽るわたるの耳にもやっと届いたのだ。 「どうしたんですボケっとして……ねぇ、わたるちゃんだって嫌でしょう?おばさんのことをおばぁちゃんなんて呼ぶのは」 「そ、そ、そうですね。お、奥様のことをおばぁちゃんだなんて……確かに呼び難いです」 慌ててそう答えたものの、わたるには冷や汗ものの一瞬だった。 (だ、だ、大丈夫だったかな?奥様、変に思われたかな?危ない危ない、気をつけないと。折角この家に招き入れてくれたのに奥様のことをあんな嫌らしい目で見てしまうなんて、どうかしてるぞ、僕) 志乃の様子が先ほどと変わっていないことを確認し、ほっと胸をなでおろすわたるだった。 (お、お二人とも、こんな僕に期待をかけてくださっているのに…あぁ、もう!なんてエッチなんだ僕ったら。も、もう、こんな失敗はしないぞ) しかしほんの数分後にその決意はいとも簡単に打ち砕かれてしまうのだ。 「ふぅむ、それではどうしたものかな」 「あ、そうだあなた。あなたはわたるちゃんに早いうちから仕事のことも教えていくのでしょう?」 「あぁ、わたるには学生のうちから仕事内容も覚えてもらうつもりだ。やがて入社した際には、すぐ幹部候補くらいにはなってもらわねばならないからな」 「だとしたら社に席はなくても、わたるちゃんはもう社員の一員みたいなものですよね?だったら『社長』でよろしいんじゃありませんか?」 「なるほど『社長』か。まぁそれならば私も呼ばれなれているしな。どうだわたる」 「は、はい。分かりました旦那…い、いえ、社長」 「うむ。家にいる時はなるべく仕事のことは忘れたいのだが……わたるに適度の緊張感を持ってもらうためにもその呼び名が良いかもな」 「何言ってるんですか。わたるちゃんは昼間は学校のお勉強。家に帰れば仕事のお勉強なんですよ。あなたもそのくらい頑張らなくちゃ」 「はは、厳しいな志乃は。だが……うん、確かに志乃の言う通りだ。わたるにばかり頑張らせるのは公平ではないものな。で……お前はどうするのだ?」 「う〜ん、そうですねぇ。おばあちゃんは論外。けどお母さんというのもねぇ……あ、そうだ!それなら『お姉さん』って言うのは…」 「志乃。調子に乗り過ぎだぞ」 「あは。やっぱり」 またペロリと舌を出した志乃だ。 その志乃のユーモアのある仕草が、先ほどの失態を人知れず苦にしていたわたるの口元にも笑みを浮かばせた。 「しょうがないですね。それじゃあ……う〜ん、私はそのまま奥様でいいんじゃないでしょうか。実際、社長の奥様ですし。どうでしょうあなた?」 「ふむ、志乃の言うことも一理あるな。どうだ、わたる」 「は、はい。勿論、僕は構いません」 「よしこれで決まったな。なら挨拶はこのくらいにして志乃。わたるを部屋に連れて行ってやってくれ」 「あ、いけない。そういえば私、わたるちゃんの部屋の掃除をしていたんです。まだ途中なのに」 「ならば丁度良いではないか。わたる、お前も手伝ってあげなさい。そもそもお前の部屋なのだからな」 「は、はい。勿論お手伝いさせていただきます」 「それじゃあ、お部屋に案内しますね、わたるちゃん」 「はい、奥様」 そういって二人が席を外そうと立ち上がり始めた時だった。 この時だ、わたるの決意が木っ端みじんに消し飛んだのは。 「ところで志乃」 「はい、なんですか?あなた」 「!!!!!!!」 志乃が立ち上がろうと片膝を立てた丁度その瞬間に、老人が志乃を呼び止めたのだ。 呼び止められた志乃は当然のように老人の方を振り向いたのだが、問題はその時の志乃の姿勢だった。 なんと志乃は、片膝を立てたその姿勢のまま老人との会話に応じ始めたのだ。 ただでさえ短いミニスカートが更に更に大きくまくれ上がり、わたるにとって最も見たいと切望したものがいとも簡単にその姿を現わしていた。 (うわっ!うわっ!うわ、わぁぁぁぁ…お、お、奥様の…奥様のパパパ…パンティがぁっ!!!!) そこに見えた光景に、わたるはあたかも落雷を受けたかのような衝撃を受けた。 その破壊力は、紛れもなく先程のブラチラの数倍の威力があっただろう。 わたるの目を、脳を、そして股間を、容赦なく貫く志乃のパンチラ落雷。 先程の決意はどこへやら、我を忘れただただ呆然と志乃の股間を見つめることしかできなくなったわたるだった。 (す、凄い!凄い凄い凄い!あ、あぁ……お、奥様……奥様ったらなんて格好を……あ、あんなに大きく足を開いて……パ……パンティが……志乃奥様のパパパ、パンティが!!!) 志乃の右足は、わたるに膝を向けるようにして立てられている。 ミニスカートなど勿論大きく開かれた股間を隠すことなどできはしない。 だから生成り色のタイトミニの下から、それとは対照的に漆黒に輝く艶やかなパンティがすっかりとその姿を現わしているのだ。 (く、く、黒だ!あぁ、や、やっぱり奥様はブラジャーとお揃いの黒いパンティを履いていたんだ!) わたるは思わずゴクリと唾を飲み込んだ。 「今日の夕飯はなんだったかな?」 「あ、ごめんなさい、あなた。実は部屋の片づけに急がしくて、まだ夕飯の支度は…」 わたるがそんな嫌らしい目で志乃のパンティを見ていることなど二人はまったく気づいていないようだ。 それをいいことに、わたるは目を皿のようにして志乃の股間を、あの悩ましくエロティックな漆黒のパンティを盗み見る。 (ああ、凄いよぉ……志乃奥様凄いよぉ……あ、痛っ!) その時わたるの股間に激痛が走った。 実はさっきのブラチラの時からわたるは股間を膨らませていたのだが、志乃のパンティ効果だろう、今やわたるの股間は最大限に膨張し苦痛を与えるほどにまでなっていたのだ。 幸か不幸かその苦痛により、わたるは我を取り戻すことが出来た。 (だ、だ、ダメだよ!も、もうエッチな目で奥様を見たりしないって決めたじゃないか!で、でも……あ、あぁ、パンティ……黒いパンティ……志乃奥様の黒いパンティだぁ……ふぐぅ…) 苦痛から逃れるためなのか、無様に膨らんだ股間を二人から隠すためなのか、わたるは両手で股間をギュッと押しつぶすように覆い隠した。 「そうか……わたるのことではお前にも苦労かけたしな。今日は店屋物でも取ったらどうだ」 「あなた、すいません。そうしてもらえると私も助かります」 「構わないさ。わたるの歓迎会がてら寿司でも頼んだらよいだろう」 「あ、そうですね、あなた。では私連絡してきます。あ、わたるちゃん?」 「はぐぅ……え?あっ!は、は、はい!なんですか奥様」 「ごめんなさいね、おばさんはお寿司屋さんに電話するのでお部屋には一人で行ってくださいね。右に曲がって突き当りの和室です。わたるちゃんの荷物が置いてあるから簡単に分かると思いますよ」 「は、はい、わかりました奥様。そ、そ、それでは社長、し、失礼します」 そう言ってわたるは、両手を股間にあてがい不自然に腰を引いた姿勢で二人から逃げ出すかのように老人の書斎を後にした。 書斎に残った二人は、ある種の緊張感から解放されていた。 「ふぅ〜……あ、い、いやだわ、私ったら…」 片膝を立て大きく股間を開いている自分の姿が今更ながら恥ずかしくなったのだろう。 ササっと衣服の乱れを正すと、何事もなかったかのように正座に座りなおした志乃だ。 そんな志乃の姿が可笑しかったか、老人は少々意地悪い表情で含み笑う。 「クックックッ……なんだ私にはサービスしてくれないのか、志乃よ」 「あ、あなた!怒りますよ!……まったくもう!」 「すまん、すまん。だがどうだ?やはり脈ありだっただろう?クックックッ…」 「な、な、何のことです?」 老人の質問の意図など百も承知しているが、志乃は敢えて気づかぬふりをする。 「何を惚けているのだ。わたるだよ。やはりあやつはお前に……いや、お前の身体に興味深々だったではないか」 「あら、そうでしょうか?私、全然、気づきませんでしたわ」 あくまでも惚け続ける志乃だが、老人はお構いなしだ。 「最初は、ほれ玄関で初めてお前の姿を見たときだ……ふっ……すっかりお前の虜になっていたな。わたるはお前の乳房や股間の辺りばかり見つめていたぞ」 「そ、それは……違いますよ。いい歳をした女が年甲斐も無くこんな露出の多い服を着ていたから、わたるちゃん、気味悪がって白い目で見ていたんですよ……もう!あなたがこんな服を着ろなんていうから…」 そう、今日志乃が洋服を着ていたのは、老人の指示だったのだ。 若い頃来ていた服を衣装ケースから引っ張り出され、もっとも露出の多いこのカットソーとミニスカートを老人が選んだのだ。 10年以上前の洋服を着れる志乃は流石だったが、とはいえ当時とまったく同じとはいかない。 カットソーは豊満さを増した巨乳に押し上げられ裾はあわや臍が見えそうなほどだったし、スカートなどはこれも大きさを増した尻にパツンパツンに張り付きむしろ履かない方が嫌らしくないと思えるほどだった。 そんな姿の自分がまた恥ずかしく思えたのだろう、志乃はまるで全裸にされた女がそうするように右腕で乳房を左手で股間の辺りを覆い隠した。 「ならば、ここではどうだった。わたるめ、お前が屈みこんだ隙にまんまと乳房を覗き込んでおったわ。ここをジーッとな」 「あ、あなた、や、止めて!」 志乃にソッと近づいた老人がと、不意にカットソーの胸元から右手を差し込みグワシと片方の乳房を掴んだのだ。 そして柔々と揉み込んでいく。 「ん?志乃。お前……もしかして乳首が立っているのではないか?うん?」 「そ、そんなこと……そんなことありません……あ、や、止めて…あなた…………あ、あん!」 「そうかな?これは立っているのではないのかな?うん?」 ごつごつとした親指と人差し指が志乃の乳首を摘まみ上げた。 溜まらずビクンと身体を震わせた志乃だ。 「そ、そ、そんなこと、ありません……止めてあなた……わ、私だって……お、怒りますよ」 「ふむ、まぁいい……それでは次はどうだった?」 「次?」 「お前があられもなく股間をおっ広げた時だ。クックックッ……わたるの奴、私がいることも忘れ涎を流さんばかりにお前の股間を見つめていたぞ」 「あ、あれは……こんな短いスカートを履いた女があんなふしだらに股を開けば……お、男の子なら、しょ、小学生だって思わず覗き込んでしまいますよ!」 「確かに……ふふふ……普段しとやかなお前がまさかあんな淫らな姿勢をするとはな……クックックッ…」 「あ、あれだって、あれだってあなたがそうしろと私に命じたんじゃありませんか!ひ、酷いわ、わ、私にあんなはしたない格好をさせるなんて!」 「はしたなくて良いではないか。わたるにとってはあれほどの目の保養は無かったと思うぞ。お前のここ……パンティを拝めたのだからな!」 「ヒィッ!」 今度は左手を正座する志乃の股の間に割り込ませた老人だ。 そしていとも簡単にパンティの中心探り当て、人差し指と中指で優しく嫌らしく突きまわす。 「ちょ、ちょ、ちょっと……あ、あん……あなた……そ、そこはや止めてくださいまし……あふぅん……だ、駄目、駄目です……あん……あ、あなた、こんな明るいうちから……こんなこと……いや!や、止めて!」 「おや?……志乃、お前もしかして…」 「!!!……く……」 志乃の顔が一瞬で真っ赤に染まり上がった。 その表情に老人はニヤリと淫靡な笑みを浮かべる。 「志乃、お前…」 「い、嫌っ!い、言わないで!言わないでくださいまし!」 しかし志乃のその願いは届かない。 情け容赦なく老人は志乃に言い放った。 「お前、濡れているではないか」 「い、いやーっ!そ、そ、そんなことありません。ありませんったらっ!ひっ、酷いわ、あなた、酷いすぎるわ…………あっ!あんっ…」 「そんなに恥ずかしがることはないだろう。ほれ、やはりグッショリと濡れておるわ」 「あひぃっ!」 老人の人差し指がスルッと志乃のパンティの股布の端から潜り込み、蜜壺の辺りからクリトリスにかけてスッと一撫でした。 その指先がクリトリスを掠め、一瞬の甘美な快感に思わず小さな悲鳴を上げてしまった志乃だった。 「ほれ、こんなに」 志乃の股間から手を抜き出し、人差し指を見せつける老人。 その太い指先は、テラテラと確かに濡れそぼっていた。 「酷いわ、酷いわ、あなたったら……こ、こんなに私を辱めて……酷いわ……くすん…」 志乃とて本当はまだ年端のいかないわたるの可愛らしい円らな瞳が、まるで男を感じさせるような不躾な光を放ち自分を見つめていたことには気づいていた。 そしてその時、摩訶不思議な感情が志乃の胸に沸き起こってきたのだ。 そんなに見たければ好きなだけ見ればいい。 そしてわたるに胸や股間を見せつけているうちに、何やら股間の辺りが疼き始めてしまった。 志乃は確かに興奮し始めてしまっていたのだ。 それを老人に知られてしまい、情けないやら、恥ずかしいやらで、思わず目に涙を浮かべてしまった志乃だった。 「おい、おい志乃……何も泣くことはないじゃないか」 「酷いわ、酷いわ……あなたったら…」 少々やり過ぎてしまったか。老人はまるで悪戯を咎められた子供のようにポリポリと頭を掻いた。 「すまんすまん。少々悪ふざけが過ぎたな。志乃、許しておくれ」 「………………は、はい……私も……つい取り乱してしまいました……ごめんなさい、あなた…」 しばし互いにその年齢らしくない態度を反省した二人だ。 なんとなく気まずい空気になったがそれを振り払うかのように老人が1つ咳ばらいをした。 「コホン……だがな、志乃。最後はどう解釈する」 「え?さ、最後……とは?」 「わたるがこの部屋を出て行った時だ。不自然に腰を引き両手で股間を覆っていたぞ。あれは勃起していたからではないのかな?お前の痴態にチンポを勃起させてしまいそれを隠していたのではないのかな?」 「あ、あれは、そのぉ……あ、そ、そうです。正座です。最近の子は正座に慣れていないから。きっと足が痺れてついあんな姿勢になってしまったんですよ」 少々無理のある解釈だったが、それがかえって老人にはおかしかったらしい。 「わはは……そうか足が痺れていたからか、なるほどな。しかし、お前も強情な女だ。わたるはあれほどお前に欲情していたというのに。もしかすると今頃部屋でこっそりせんずりでもしているかもしれないぞ」 「そんなことありませんよ。私にはやっぱりまだまだ幼い可愛らしい坊やにしか見えませんでしたもの。あなたの思い過ごしですよ」 「ふふ……まぁよい。パンティ1つで目を白黒させる坊主だ。放っておいてもそのうち尻尾を出すだろう。お前も納得するしかないような尻尾をな」 「はい、その時は……私も観念して、立派にあの子の筆おろしを務めさせてもらいます。勿論その後のことも……ですが、あなたも約束ですよ」 「あぁ、わかっている。いざそうなったらお前の慰み者にでも何でもするがいい。私は、あいつの気分転換をしてもらい、どこぞの女に引っ掛かることのない『免疫』を付けてもらえればそれでいいのだから」 「それともう一つ…」 「ん?ああ、分かっているさ。方法は全てお前に任せるよ。少々、わたるが可哀そうな思いをしても、な」 「ありがとうございます。さてと、それでは私はお寿司屋さんに電話してからわたるちゃんのお手伝いをしてきますね」 「よろしく頼むぞ。ああ、志乃。わたるの目の保養はちゃんとさせてくれよ。これも約束なのだからな」 「もう!あなたったら嫌らしいんだから……はいはい、分かっていますとも。約束ですものね。チラチラとパンティでも覗かせてあげればいいんですよね。わたるちゃんは何も感じないとは思いますけどね」 と言いつつも、きっと老人の言う通りになってしまうに違いないと志乃は感じていた。 わたるのあの様子では、きっとあっという間に老人に尻尾を掴まれてしまうことだろう。 そろそろ覚悟を決めなければ、そう思う志乃だった。 続 |
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