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Scanty Master -seaside memory-

其の漆

「ねぇ?坊ちゃん…大人の…それも女の私が裸なのに、なんで子供の坊ちゃんが服を着てるのかなぁ?…ウフ…ウフフフフ…」
みゆきさんは、僕の肩に手を置き寄り添うようにしてきた。オッパイが僕の腕に直に触れる。柔らかい、とっても柔らかい感触だ。緊張で僕の身体はまた硬直してしまった。
「そ、それは…そう…だけど…」
「でしょう?ねぇ、坊ちゃん。おかしいですよね。私だけ、こんなパンティ1枚の格好なんて、不公平ですよねぇ…」
「…」
「フフ…やっぱり…ウフフ…坊ちゃんも…裸になってくれないと…ね?…クスッ…」
思ったとおりだった。みゆきさんは、僕に服を脱ぐように言ってきたんだ。僕は慌てた。みゆきさんの前で裸になるなんて、そんなこと考えただけでも恥ずかしいよ。でもみゆきさんは、そんな僕のことなんかお構いなしに、とんでもない交換条件を出してきたんだ。
「ねぇ、坊ちゃん…私と同じ様に…裸になってください、ね?…フフフ…シャツを脱い  で…ズボンも下ろして…最後にパンツも…クスッ…私の前でぇ…チンポを丸出しにするの…ウフフ…そうしてくれたらぁ…私も…考えてもいいですよ…パンティ脱いで…坊ちゃんの見たがってたオマンコを見せてあげる…どうします?」
「そ…それ…は…」
みゆきさんのエッチな交換条件に僕は頭を悩ませたんだ。みゆきさんのアソコは見たい。けど、いくら前に見られたことがあるって言っても、今この場で僕がアソコを出すのはさすがに恥ずかしいよ。僕は躊躇した。
「どうしました?嫌なんですかぁ?…なら、私も見せられないなぁ…それでもいいですかぁ?…フフッ…フフフフフ…」
「う…うぅ…」
「私…坊ちゃんのチンポ、もう一度見てみたいなぁ?…ウフ…あぁ、オチンチンでしたね…クスッ…クスクスクス…」
情けない話だけど、この時実は、僕はちょっと恐くなってきたんだ。みゆきさんの目の前で、力いっぱい大きくなっているアソコを自分から出すことに。またそれ以上に、裸同然のパンティ1枚の姿で、平気でそんなことを言ってくるみゆきさんに、僕は恐怖にも似た感情を覚えていたんだ。みゆきさんは、尚も催促するかのように、僕の顔を覗きこんでくる。もう僕は、今の状況に耐えることができなくなっていた。
「あ、あ、あの…ぼ、ぼ、僕…僕…やっぱり…やっぱり…その…」
「ん?やっぱり?…」
「やっぱり、いいです!」
「キャッ!」
そう言って、僕はみゆきさんから逃出そうとしたんだ。寄り添うみゆきさんを振り払うようにして立ち上がり、僕はドアに向かって走り出した。そして急いでノブを回し、ドアを開けようとする。けど、どうしたことか、中々ドアが開いてくれない。興奮と緊張と恐怖と…僕はこの時、物凄く慌てていたんだ。いくら震える手でガチャガチャとノブを回しても、一向にドアは開かなかった。
「あ、あれ?あれ?」
「酷いなぁ、坊ちゃん」
「ヒッ!」
ドアの前でもたもたしている僕を、みゆきさんが不意に後ろから抱きすくめてきたんだ。僕は少しの間ジタバタとしたんだけど、腕ごと取り押さえられているため、全然みゆきさんの手を振り解くことができなかった。もともと、みゆきさんの身体は、僕よりも頭1つ以上大きく、僕なんかが力でかなうような相手じゃなかったんだけど。
「坊ちゃん、そんなに暴れないで、ね?…別に逃げなくてもいいじゃないですか…」
「は、離して…お、お願い…み、みゆきさん…」
「フフ…鍵がかかってますよ、このドア…いくらノブを回しても、鍵をはずさなくちゃドアは開きませんよ…ウフフフフ…」
「え…」
余りにも慌てていたため、そんなことも僕は気付かなかったんだ。情けないよ。気恥ずかしさをごまかすため、そしてこの状況から逃れるため、僕は必死にいい訳をした。
「お、お願い、みゆきさん…は、離して……ホ、ホ、ホントに楽しかった…み、みゆきさんの…その…か、身体を見れて…の、のぞきごっこ…あ、ありがとう…で、でも…ぼ、ぼ、ぼ、僕…もう…ね、寝なくちゃ…」
「あら?逃げるんですかぁ?…意気地なしなのね、坊ちゃんは…」
「そ、そんなこと…」
「あらあら、こんなに震えて…華奢なんですね、坊ちゃん…ウフフ…女の子みたい」
そう言いながらみゆきさんは、僕の胸の辺りを手で撫で上げたんだ。ゾクッとするような感覚が全身に走る。
「ウフ…ウフフフフ…」
みゆきさんは、含み笑いながら僕の身体を撫で回す。胸、お腹…みゆきさんの手がゆっくりと這うように僕の身体を下っていく。そして、いよいよみゆきさんの手が、僕のあの部分に触れてきたんだ。みゆきさんのパンティ姿に目一杯勃起させられていたアソコを、ズボンの上からスッと擦るように…。
「う、うわぁ!」
ソコを触れられた瞬間、僕の頭の中で何かが弾けた。羞恥心なのか、恐怖心なのか良くわからないけど…いや、今にして思えば、きっと恐かったんだと思う。とにかく僕はピクッと身体を震わせた後、再びみゆきさんの手から逃れようと、ジタバタと暴れ始めたんだ。けれどそれは、所詮最後の悪あがきだった。そんな僕の抵抗を一瞬にして凍結させてしまう一言を、みゆきさんが僕の耳元で囁いたんだ。
「坊ちゃん?今日のこと…ぜ〜んぶ、先生に話しましょうか?…」
「!」
もう観念するしかなかった。その言葉を聞いた時、僕は全身の力が抜けてしまったんだ。ガクッと崩れ落ちそうになる僕を、みゆきさんが支えてくれた。
「そう…いい子よ、坊ちゃん…やっと大人しくしてくれましたね…フフフ…」
「み、みゆきさん…ま、まなみさんには…」
「ウフフ…もちろん、言いませんよぉ…でも、坊ちゃんが言うことを聞いてくれたらですけどねぇ…ウフ…ウフフフフフ…」
「あ!み、みゆきさん!…な、何?!…」
突然みゆきさんは、力任せに引き摺るようにして、僕をベッドまで引き戻したんだ。そしてベッドに僕を仰向けに寝かせると、丸出しの大きなオッパイをプルンプルンと揺らしながら僕のお腹の上に跨ってきた。格闘技で言うところのマウント・ポジションだ。
「み、みゆきさん?な、何するの?…」
「ウフフ…だって、こうでもしないと、坊ちゃん暴れるんですもの。すぐ逃げようとするし…どうですか?…もう動けないでしょ?坊ちゃん…」
「うぅ…」
僕は手をバタバタとさせて抵抗しようとしたんだけど、すぐにみゆきさんに取り押さえられてしまった。みゆきさんは僕の両手首を掴むと、そのままベッドに押し付けた。まるで僕をベッドに貼り付けにするみたいに。僕の顔のすぐ上に、みゆきさんのオッパイがユラユラと揺れている。下から見たオッパイは、また物凄い迫力だ。僕は自分の置かれた立場も忘れ、みゆきさんのオッパイを見入ってしまっていた。
「あらぁ?…クスクスクス…ほぉら、やっぱり私の身体を見たいんじゃないですかぁ…我慢することないのに…クスッ…ホントにエッチなのね…坊ちゃんは…クスクス…」
ハッと我に返る僕。オッパイの少し上の方に、みゆきさんの淫らな微笑が見える。まるで値踏みするかのように、目を細めて僕を見下ろしているみゆきさんだ。
 「な、何するの?…み、みゆきさん…」
情けないけど、僕の声はもう半分以上泣き声になっていた。そんな僕を愉快そうに見つめるみゆきさんは、舌を出し、スッと唇を舐めるような仕草をする。そのみゆきさんの仕草は余りにセクシーで、エロティックだった。僕のはち切れんばかりに膨らんだアソコからトロッと前触れの液が流れてしまうほどに。やがてみゆきさんの艶やかに濡れた唇がゆっくりと開かれた。
「何って…決まってるじゃないですかぁ…フフ…坊ちゃんの…大事な大事なところを…ウフッ…ウフフフフ…」
「や、止めて!お、お願い、みゆきさん!」
「だ〜め…フフ…駄目ですよ、坊ちゃん。自分だけ服を着て、私にだけ裸になれなんて、ずるいじゃないですか。それも、パンティを脱げだなんて…いやらしい子ね…」
「だ、だ、だって…」
「あらぁ?まだ、いい訳をする気ですか?往生際が悪いのね、坊ちゃんたら…もっと男の子らしく潔くしないと…ちゃ〜んとチンポぶら下げてるんでしょう?…私、2回も見ましたよ。坊ちゃんのチンポ…クスッ…まだまだ小さな可愛らし〜いオチンチンでしたけど…クスクスクス…」
「う…うぅ…」
恥ずかしさ、情けなさが、僕の胸の中で一杯に広がった。大人とはいえ、女のみゆきさんに力で押さえつけられて身動きも取れず、その上、こんな言葉の辱めを受けるなんて。もう情けなくって、泣きたい心境だ。その気持ちを反映するかのように、僕の全身から力が次第に抜けていった。もう、すっかりみゆきさんに逆らおうなんて気持ちは無くなってしまったんだ。
「あら?…フフ…どうやら、観念したようですね、坊ちゃん…ウフ、いい子ね…じゃあ、ご褒美をあげましょうか?…フフフ…エッチな坊ちゃんが喜ぶご褒美ですよ…」
そう言って、みゆきさんは僕の両手をとり、自分のオッパイに導いてくれたんだ。仰向けに寝かされている僕の両手に、ズッシリとみゆきさんのオッパイが乗せられる。僕の手に吸付いてくるような、それでいて、ピチピチとした張りのある感触。何度触っても飽きることのない魅惑のオッパイだ。僕はまた、それを触ることに夢中になっていた。
「ウフフ…嬉しそうですね、坊ちゃん…フフ…可愛い坊や…。さてと…それじゃあ、少しの間、坊ちゃんはオッパイで遊んでいてくださいね…ウフ…今から私が、おズボンを脱がせてあげますからねぇ…ウフ…フフフ…」
僕にオッパイを預けたまま、みゆきさんは淫らに微笑んだんだ。そして、僕の顔を見つめたまま、右手だけを自分の背後に回していく。
「フフ…フフフフフ…」
僕を見下ろすみゆきさんの表情は、どことなく勝ち誇っているようにも見える。やがて後ろに回したみゆきさんの右手が、僕のズボンのジッパーを摘み上げたんだ。そして、片手でしかも視線は僕の顔に注いだままで、きようにジッパーをおろしていく。僕はこみ上げてくる恥ずかしさを忘れるかのごとく、一心不乱にみゆきさんのオッパイを掴んだ。
「あん!…こら、いけない子ね…そんなに力を入れたら痛いじゃないですか…」
「ご、ごめん…なさい…」
口ではそう言ったものの、僕の手は更にみゆきさんのオッパイを揉みまくる。羞恥と興奮に、僕のアソコはズボンを突き破らんばかりに、膨らんでいった。
「うわぁ…スゴイですねぇ、坊ちゃん…こんなにテント張っちゃって…私のオッパイがそんなに気に入ったのかしら?…ウフ…元気な坊ちゃん…ん?…あれぇ?…パンツ、もう濡れちゃってる…いやだ、坊ちゃんたら…おもらしなんかして…クスクス…」
後ろを振り向き、僕の股間の辺りを見下ろしながら、みゆきさんはそんなことを言ってくる。酷いよ。みゆきさん、わざと僕の羞恥を煽るように言うんだもの。みゆきさんの狙い通り恥ずかしさに全身を紅く染めてしまった僕だ。そして、いよいよその時が来た。
「ウフフ…真っ赤になっちゃって、可愛い坊ちゃん…さてと…それじゃあ、そろそろ…フフ…中学生の童貞坊や…どんな感じかしらね?…ウフ…ウフフフフ…」
みゆきさんは妖しく淫らに微笑むと、僕に向かってウインクをしたんだ。そして、次の瞬間、僕の股間はギュッと鷲掴みにされていた。
「ああ!あ、あ、あはん!」
今日1日まだ一度も射精をしていない僕のアソコに、落雷でも落ちたのかと思えるほどの衝撃が走った。しかしそれは蕩けるように甘美な衝撃だ。僕のアソコが、ビクンビクンと打ち震える。そこを中心に、快感が頭のてっ辺へと、そしてつま先にへと広がっていく。まだ、直接触られているわけではなく、パンツの上から股間を握られただけなのに、僕は耐えることができないほどの快感にみまわれていた。みゆきさんのオッパイを掴んだ手に思わず力が入る。
「はぁ…あ…ああ!…」
「ウフ…ウフフフフ…フフフフフフフ…」
敏感な僕の反応を面白がるように、みゆきさんは、いやらしい微笑を満面に浮かべながら僕を蔑むように見下ろしている。そして、視線を僕の顔から離すことなく、背後に回した右手を妖しく躍らせているんだ。パンツごと、ギュッギュッと扱きあげるように。もうアソコだけじゃなく、僕は全身をブルブルと震わせていた。
「あ!あ!…あぁ…あん!」
「フフフ…ほらほら…フフ…ほらほらほら…ウフ…ウフフフフフ…」
みゆきさんは、僕のお腹の上でリズムを取りながら僕の股間を弄ぶ。その姿はまるで馬にでも乗っているみたいだった。みゆきさんの体がリズムを取るたび、あの大きなオッパイが、僕の手からこぼれおちんばかりにユッサユッサと波打つように揺れる。みゆきさんは僕を見つめながら、絶えず薄笑いを浮かべていた。
「フフ…ウフフフフ…ウフフフフフフ…」
「はぁはぁはぁ…あん!…うぁ…み、みゆ…き…さん…あぁ…」
余りの快感に耐え切れず、僕はみゆきさんにSOSを出そうとしたんだ。でも、それが声にならない。アソコの疼くような痺れが、口にまで伝染したみたいだ。成す術もなく、僕はただ、すがるようにみゆきさんのオッパイに手を伸ばしているしかなかった。
「ウフフ…さてと…それじゃあ、そろそろ…坊ちゃんの可愛いらしいのを見せてもらおうかなぁ?…ウフ…ウフフフフ…」
瞳をキラッと輝かせ、いやらしく舌なめずりをしたみゆきさんだ。そして、みゆきさんはいよいよ僕のアソコを丸出しにしようとしてきた。でも、それはもう遅かったんだ。何が遅いかって?それは…みゆきさんが、後ろを振り向こうとした丁度その時、もっと正確には、みゆきさんの手の動きが止まった、その刹那…。
「はう!…あ、あぁ、あああああ!」
みゆきさんの右手の愛撫に耐え切れず、僕は射精してしまったんだ。恥ずかしいことに、パンツの中に思いっきり。頭の中が真っ白になり溜まりに溜まった精液が僕のアソコから一気に噴出していく。そして僕は、全身が蕩けてしまうんではないかと思えるほどの快感の波に包まれていった。それは、余りに気持ちのいい射精だったんだ。けど…。
「はぁはぁはぁはぁ…はぁはぁ…はぁ…」
徐々に呼吸が整っていくにつれ、僕は次第に恥ずかしくなってしまったんだ。何故なら、確かにその時の射精は、とっても気持ちの良い射精だったけど、それは余りに呆気ない出来事でもあったから。多分、最初にみゆきさんに鷲掴みにされてから、ほんの30秒ほどの出来事だったと思う。それまで、みゆきさんのパンティ姿やオッパイの挑発に、いやというほど限界まで勃起させられていた僕のアソコは、みゆきさんのしなやかな右手の攻撃に、いとも簡単に射精させられてしまったんだ。それもパンツの中に。誰だって、恥ずかしく思うに決まってるよ。みゆきさんにしたって、僕の余りに呆気ない幕切れに驚いてたみたいだったもの。みゆきさんは、数秒の間ポカンとした表情をしてた。そして、僕が漏らしてしまった部分と僕の顔に交互に視線を送った後、突然大笑いし始めたんだ。
「な〜に?…坊ちゃんったら、もう出しちゃたのぉ?…クスッ…クスクスクス…随分とせっかちな坊やだこと…アハッ!アハハハハハ…」
さも呆れたといった口調のみゆきさんだ。僕に冷やかな軽蔑の眼差しを送り、勝ち誇ったように高笑いをしている。そんなみゆきさんを見ているうちに、僕はだんだんといたたまれない気持ちになってきた。そして、自分の呆気なさに、何よりもパンツの中に射精してしまったことが情けなくて、バツが悪くて、みゆきさんの顔を見ていられなくなってしまったんだ。顔の上で腕を組むようにして、みゆきさんから顔を隠す僕。でも、そんな僕のことは気にも止めず、みゆきさんは相変わらず嘲け笑っていた。
「クスクスクス…坊ちゃんったら、早いんですねぇ…ちょっと手で可愛がってあげただけなのに、もう出しちゃうなんて…フフ…オナニーばっかりしてる割には、堪え性のないチンポだこと…アハッ…やっぱり、まだまだお子様のオチンチンなのかなぁ?…ねぇ?坊ちゃん…クスッ…クスクスクス…」
「…」
「ウフフ…パンツの中におもらししちゃうなんて…しょうのない子ね…」
「…ご…ごめん…な…さい…」
「ん?なんで謝るんですか?坊ちゃん…そんな必要ないのに…」
「で、でも…な、なんか…僕…」
自分でも良くわからないけど、僕はみゆきさんに謝っていた。なんだか悲しかったから。自分の不甲斐なさが悔しかったのかもしれない。僕はすっかり気を落としていた。そんな僕の気持ちが伝わったのか、突然みゆきさんの僕に対する態度が変ったんだ。
「いいのよ、坊ちゃん…解ってますから…坊ちゃんは、少し興奮しすぎてただけですよね…初めてのことばかりだったんですもの、無理もないですよ…それよりも、私こそごめんなさいね…ちょっと調子に乗っちゃって…」
みゆきさんは、聖母のように優しく僕を慰めてくれたんだ。僕の顔を覗きこみ、優しく僕の頭を撫でながら。さっきまでの女豹の表情は嘘のように消えていた。
「フフ…そうよねぇ…まだ、中学生の童貞ちゃんでしたものね…坊ちゃんは…フフフ…どうでした?坊ちゃん…気持ち良かったですか?」
「う…うん…とっても…」
「そう、よかった。坊ちゃんが喜んでくれて…そうだ、後始末をしなくちゃ…」
「え?い、いいよ…自分で…」
「今更、恥ずかしがることないじゃないですか…ね?坊ちゃん…いいから、任せてくださいね…フフフ…」
ベッドの脇においてあったウエットティッシュの箱を手にしながら、みゆきさんは優しく微笑んだ。そりゃあ、みゆきさんにパンツの中を綺麗にしてもらうなんて恥ずかしかったけど確かにみゆきさんの言う通り、今更って気持ちもあったんだ。僕は、恥ずかしいのを堪えて、みゆきさんの言う通りにした。
「それじゃあ、坊ちゃん。腰をちょっと浮かせてくださいね…そう…まずズボンを…」
みゆきさんは僕の横に座り、テキパキとズボンを脱がしていく。
「フフフ…あらあら…こんなに染みになっちゃって…気持ち悪いでしょう?坊ちゃん。すぐに綺麗にしてあげますからね…さてと、次は…いいですか、坊ちゃん?…パンツ、下ろしますよ…」
「…」
その瞬間、僕は横を向いて、みゆきさんから顔をそむけていた。だって、やっぱり恥ずかしいんだもの。大人のみゆきさんにアソコを見られるなんて。目をギュッと瞑り、羞恥を堪える僕。頬が火照り、心臓がドキドキと高鳴る。やがて、僕のアソコにス〜ッと肌寒さが感じられた時…。
「うわぁ〜スゴイ!一杯出したんですねぇ、坊ちゃん」
みゆきさんの驚きの声が、僕の耳に聞こえてきたんだ。
「こんなに一杯出すなんて…フフ…元気なのねぇ、坊ちゃんったら…」
「…」
「これは、拭いたぐらいじゃ駄目ですね、後で洗濯しなくちゃ…それじゃあ、坊ちゃん。パンツ脱いじゃいましょうね…」
みゆきさんが、精液でべっとりと濡れた僕のパンツを脱がしていく。僕は、みゆきさんのされるがままになっていた。
「…」
「ん?…フフ…恥ずかしいの?…でも、もう少し我慢してくださいね…」
「あん…」
みゆきさんは、小さくなった僕のアソコを左手の親指と人差し指の2本の指で摘み上げると、ウエットティッシュを持ったもう一方の手で、周りに付着した精液を丹念に拭ってくれた。アソコにくすぐったさを感じ、思わず声を出してしまった僕だ。
「ウフ…可愛いのぶら下げて…」
後始末の合間のそんな一言が、僕を更に辱めていく。その上、故意なのかそれとも偶然なのか、僕のアソコを摘んだみゆきさんの指先がクリクリと動いて、僕に刺激を与えてくるんだ。腰をよじり、身悶える僕。みゆきさんの含み笑いが聞こえてくる。
「フフ…ウフフフフ…」
「はぁ…はふぅ…はぁん…」
「あら…いやらしい、坊ちゃんたら…フフ…エッチな声出しちゃって…ウフフフフ…」
「だ、だってぇ…あ…あん…」
「坊ちゃん…剥きますよ」
「?…え?…あ…痛っ!」
みゆきさんの細い指先が、僕のアソコの皮を一気に剥きおろしたんだ。一瞬、僕のアソコに、火傷した時のような痛みが走った。その剥き出しになった先端の汚れを、みゆきさんが丁寧に拭い取っていく。敏感なアソコに、ウェットティッシュの冷やりとした感触が直に伝わり、むず痒いようなくすぐったいような感覚が、僕の腰を激しく打ち振るわせた。
「は…はうぅ…あ、あはん…・」
「フフ…ちゃ〜んとこうして、中まで綺麗にしておかなくちゃ駄目ですよ…ウフフ…」
「は…はい…あ…あふぅ…」
「我慢我慢…フフ…いい子ね…ウフ…ウフフフフフフ…」
こうしてみゆきさんは、僕の汚れた股間をすっかり綺麗にしてくれたんだ。後始末を終えると、みゆきさんは僕の隣に身体を横たえ、添い寝をしてくれた。そして、いまだに目を瞑ったまま情けなさや恥ずかしさに気を落としている僕を、優しく慰めてくれたんだ。
「可愛い坊ちゃん…そんなに恥ずかしがらないで…小さい頃は、みんなすぐ漏らしちゃうものなんですから…私は、嬉しかったな…だってそれくらい、坊ちゃんが私の身体を気に入ってくれたってことですもの…私の裸に、すっごく興奮してくれたんですよね…だから、早くイッちゃったこと、あんまり気にしないで…ね?…もう、終りにして寝ましょうか?…ごめんなさいね…こんな遅くまでつき合わせちゃって…」
そのみゆきさんの気遣いが嬉しくて、僕は感極まって、思わず涙が出そうになっていた。そして気がついた時には、今考えてもとても信じられないけど、僕は大胆にもみゆきさんに抱きついていたんだ。
「あらあら、どうしたの?坊ちゃん…」
「な…なんでも…ない…」
「ん?…」
「お、お願い…みゆきさん…す、少しの間…この…ままで…」
みゆきさんのオッパイの谷間に顔を埋め、僕は涙声を出していた。その僕の頭を優しく抱きしめ、みゆきさんは頭を撫でてくれたんだ。
「え?…フフフ…坊ちゃんたら…今までエッチ坊やだったのに、今度は甘えん坊さんになっちゃって…ウフ…いいですよ…一杯、甘えてくださいね…ウフフ…可愛い…」
みゆきさんに抱きしめられているうちに、なんだか僕は安らかな気持ちになっていった。僕の両頬にみゆきさんのオッパイが当たっている。でもこの時の僕には、本当にエッチな気持ちなんて全然無かったんだ。みゆきさんのオッパイに挟まれながら、僕は心地の良い安心感に包まれていた。
「フフフ…大きな赤ちゃんね…ん?…あれ?…坊ちゃん?…寝ちゃったんですか?…」
みゆきさんの声は、遠くの方から聞こえているみたいだった。もともとの旅疲れに加え、射精したことによる脱力感、みゆきさんの抱擁による安堵感が重なって、僕はみゆきさんの胸の中で、いつしか深い眠りに落ちていた。