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Scanty Master -at the bathhouse-

其の肆

「わたるちゃんって、身体細いのねぇ。色も白いし。フフ、女の子みたい…」
「…」
そんなことを言いながら、みさこさんは淡々と僕の背中を流している。女の子みたいって言われて、何か言い返したかったけど、僕にはもう、みさこさんに逆らう気力が無くなっていた。敵わないんだもの、全然。みさこさんにかかったら、僕なんか所詮お子様なんだって思い始めてたんだ。けれど、次にみさこさんに言われたことは、とても黙っていられるようなことじゃなかった。
「ふぅ〜背中は終わったわ。ほら坊や、今度は前よ。さぁ、こっちをお向きなさい」
「ええっ!そ、そんな…み、みさこさん…ま、ま、前は…い、いいで…す…よ…」
「遠慮しなくていいのよ。ほらっ、早く!」
「で、で、で、でも…」
「でもじゃないでしょう?坊や、私の言うこと聞けないの?」
「だ、だって…。は、恥か…」
「もう!男らしくなさい。うじうじして…。ホントに女の子みたいね。ちんちん付いてるんでしょ?もっとシャキッっとしなさい。まったく、仕方ないわね、こうなったら腕ずくよ!」
「う、あ、ああ、や、止めて、みさこさん!」
みさこさん、僕の肩を掴んで、無理やり僕の向きを変えようとする。悲しいけど力では敵わない。僕はいとも簡単にみさこさんの方を向けさせられてしまったんだ。必死に、股間を覆い隠す僕。恥かしいなんてもんじゃない、まさに全身に火がつく思いだ。
「ひ、酷い…酷いよ、みさこさん…」
僕は、ほとんど泣き声でみさこさんに文句を言った。目を瞑って、俯きながら。だって、情けないけどとてもみさこさんの顔を見る勇気が無かったんだ。みさこさん、また僕を怒るに決まってる。そして思った通り、みさこさんは僕を怒鳴りつけてきた。
「酷いじゃないでしょう?いい加減になさい!坊やが言うことを聞かないからいけないんでしょう?何よ、女の子みたいな声出して。さぁ、もう諦めなさい、坊や。ほら、顔を上げて。上をお向きなさい。まず首から洗うわよ」
「…は…は…い…」
半ば強制的に顔を上げさせられた僕は、恐る恐る目を開けた。
(!!!…あ…あぁ…みさこ…さ…ん…)
一瞬にして、僕の心からはさっきまで感じていた恥かしさや情けなさが吹き飛んでいた。みさこさんのナイスバディが僕の目に飛び込んできたんだ。今まで、鏡越しに盗み見たそれよりも、はるかに肉感的で、そして生々しい。
(な、なんて…す、素敵なんだろう…)
僕の目の前、僅か50センチのところに座っているエロスの女神に、僕はすっかり心を奪われていた。
「フフ…やっと大人しくなったわね。さぁ、もう少しだからね、待っててね、坊や」
そんな言葉も、今の僕には全然聞こえていなかった。僕は、みさこさんの身体を見ることに全神経を集中していたんだ。みさこさんが、僕の身体をゴシゴシとタオルで擦る度に、ゆらゆらとオッパイの辺りが大きく揺れるキャミソール。相変わらずの立膝姿勢のため、ほとんど全てが露わになった黒いパンティ。そのどれもが、僕の目を虜にしていた。そして、やがて僕は一つの発見をしたんだ。
(あれ…も、もしかして…みさこさん…ブ、ブラジャー…して…ない…)
みさこさん、ノーブラだったんだ。何故わかったかって?だって、内側から大きく押し上げられたキャミソールの二つの隆起の頂点に、小さな突起が確かに見えたんだもの。
(あ…あ、あれ…きっと…み、みさこさんの…乳首…だ…よな?…)
僕、興奮して頭がクラクラしてきちゃった。そりゃあ、みさこさんのオッパイが直接見えたわけじゃないけど、目の前に、手の届くところにノーブラのオッパイがあるんだもん。乳首の形だって、クッキリと見えてるんだよ。オッパイなんて雑誌でしか見たことない僕にとっては、それだけで充分過ぎるくらいだ。僕は、手で隠した股間にキュッと力をいれた。おちんちんは、これ以上無いってっくらい硬く硬く勃起している。
(あ、ああ…もう…おちんちん…痛い…。くそ〜…今夜、おちんちん立たなくなるまでオナニーしてやるぞ…。みさこさんのオッパイとパンティを思い浮かべて、何回でもオナニーしてやる…。よし、忘れないようにしっかりと、みさこさんの身体を目に焼き付けなきゃ…)
僕は、真剣にそんなことを考えてた。みさこさんの身体に完璧に悩殺されてたんだ。
「…してよ」
その時、僕の耳に何かが聞こえた。ハッと我に返る僕。
「…どかしてよ。わたるちゃん」
「えっ?な、何ですか?み、みさこさん」
当然それは、みさこさんの声だった。みさこさんの身体に神経を集中させ、その上妄想までしていた僕は、全然みさこさんの言葉を聞き取れていなかった。
「えっ、じゃないでしょう?どうしたのよ?ボーっとして」
「ご、ごめんなさい。ちょ、ちょっと…そ、その…考え事を…」
「考え事?さては…フフフ…どうせまた、エッチなことでしょう?」
「そ、そんなこと…」
「こら、惚けちゃって、いけない子ね。わかってるんだぞ」
「え?」
「フフフ…わかってるのよ。さっきから私のバストや、お股の辺りをじぃっと眺めてたこと…クスッ…どうだ、まいったか、覗き小僧め。クスクスクス…」
「ご、ご、ご、ごめんなさい!」
みさこさんはお見通しだ。僕は必至に謝った。
「あら?ウフ…やだ、そんなに真剣に謝らなくてもいいのに。さっき言ったでしょう。坊やみたいな子供にパンティ覗かれたくらいじゃ怒らないって。でも、ホントに好きなんだねぇ、わたるちゃん。女の下着。一生懸命覗いてたものね。フフ…今からこれじゃあ、みよも先が思いやられるわね」
「…」
「クスクス…あらあら、また黙り込んじゃって。フフ…面白い子ねぇ。でも、よく考えてみれば、わたるちゃんだって楽しく無いでしょうに。こんな、おばさんのパンティ覗いたって…」
「み、みさこさんは、全然、おばさんじゃないっ!と、とっても素敵ですっ!」
思わず僕はそう叫んでいた。だって、みさこさんがおばさんだなんてとんでもない。ホントにホントに素敵なんだもの。
「び、びっくりしたぁ。急に大きな声だすんだもの…。でも、フフ…ありがと、坊や。お世辞でも嬉しいわ」
「そ、そんな…お世辞じゃ…。と、と、ところで、さ、さっき、みさこさん、何か言おうとしてたんじゃ…」
僕は、照れ隠しに話しを変えたんだ。みさこさんみたいな大人の女性にお礼を言われるなんて、なんか照れくさいんだもの。でも、このせいで、また僕は恥かしい思いをすることになる。それも、今までよりも、もっともっと恥かしい思いを…。
「ああ、そう、そう。そうだったわね。あのね、坊や。手をどかしてくれないかな?」
「ええっ!な、なんで…」
冗談じゃない。そんな恥ずかしいことできる訳ないじゃないか。僕は必死に断ろうとしたんだ。けど…。
「なんでって…。両腕を前に出してたら、腋も、お腹も洗えないじゃない」
「だ、だ、だ、だって…。ぼ、僕…。い、いやだ…いやだよぉ!」
「いやじゃないでしょう?聞分けの無いこと言わないの。坊やだって、早く身体を洗い終わりたいでしょ?それに、いつまでも裸でいたら、また風邪ひいちゃうよ。だからさぁ、早く手をどかしなさい」
「で、でも…。ゆ、許して…みさこさん…」
「いい加減になさい!怒るわよ!」
「そ、そんなぁ…」
みさこさんがキッと僕を睨みつけてる。でも、やっぱりできないよ。みさこさんの前で、この両手を股間からどかすなんて。おちんちん見られちゃうもの。そんなこと、恥かしくてできないよ。僕は途方に暮れてしまった。そしたら、中々手をどかそうとしない僕を見て業を煮やしたみさこさんが、僕にとってほとんど脅迫ともいえるようなことを言ってきた。みさこさん、またママのことを持ち出したんだ。
「ねぇ、坊や。みよは、どう思うかなぁ?」
「え?…ママが…何…何です…か?…」
「ウフ…坊やがぁ…私のオッパイを一生懸命見つめてたってこと…私のパンティをこそこそ覗いてたってこと…それで…クスッ…ちんちんを…子供のくせに、ちんちん膨らませてたってこと聞いたら、みよはどう思うかなぁ?ねぇ、覗き坊や。フフフ…」
「そ、それは…」
「驚くだろうね、みよ。いや、もしかしたら喜ぶかなぁ?まぁ、うちのぼくちゃんたらパンティでおちんちんを膨らませるほど成長したのねって、クスッ…クスクス…」
「う…くっ…そ、それは…お、お願い、みさこさん…それだけは…ママに言うのだけは止めて…お願い、みさこさん…」
「いいわよ、坊やのお願い聞いてあげるわよ。けど…ウフ…その前に、坊やが私の言うことを聞いたらだけど…。フフフ…今度は逆らわないわよね、坊や…」
みさこさんはそう言うと、まず、ピッタリと合わせ閉じていた僕の両膝に手を置いた。そして、徐々に徐々に僕の脚を広げていく。ママのことを話しに持ち出された僕は為す術も無く、みさこさんのされるがままだったんだ。やがて僕の脚は90度ぐらいに開かれた。そしてついに、みさこさんが僕の両手首に手を伸ばし優しく掴んできたんだ。
「いいわね、どかすわよ。坊や」
「う、あ…あぁ…」
あまりの羞恥に、僕は呻き声を出していた。全身から汗が噴出す。みさこさんに広げられた両膝が座っているにも関わらずガクガクと震えている。頭の中は真っ白だ。
「まぁ。ウフフフ…プルプル震えちゃって…可愛い坊や。それじゃあ…フフフフ…」
みさこさんの瞳がいやらしく輝いた。そしていよいよ、みさこさんは淫らな微笑を浮かべながら、ゆっくりと僕の手首を持ち上げていく。僕は思わず目を瞑ってしまった。絶望感で胸が一杯になる。そして、今までずっと両手で覆い隠してきたおちんちんに、スーッと肌寒さが感じられた時…。
「キャハッ!まぁ、可愛いらしいちんちんだこと…キャハッ、キャハハハハハハ…」
みさこさんの甲高い笑い声が、お風呂場中に響き渡った。
「クスクス…小さ〜い。こ〜んな小ちゃいの可愛くおっ立てちゃって…キャハハハ…」
僕は恐る恐る目を開けて、目の前に座り込んでいるみさこさんの顔を覗った。みさこさんの視線は、確実に僕の丸見えになったおちんちんに注がれている。
(あぁ…おちんちんを見られてる…。みさこさんに、僕の勃起したおちんちんを…)
その現実が、僕の羞恥心を限界にまで高めていった。身体どころかおちんちんまでもが、ピクッピクッと打ち震える。僕、こんな恥かしい思いをしたこと生まれて初めてだ。
「アハッ!やあねぇ、な〜に、このちんちん、ピクピクしてる。フフフ…なんか、私に見られて喜んでるみたい…クスッ…クスクス…可愛い…」
「…そ、そ…んな…こ…と…。」
「フフフ…冗談よ。でも…ねぇ、坊や…」
「は…は、は…い…。な…何です…か?…。」
「クスッ…口では子供じゃないなんて言ってるけど、ここは、やっぱり子供なのねぇ。ウフフ…まだまだ幼い子供のまんまのおちんちんじゃないの。ほぉら、ちゃ〜んと、お帽子被ってるわ。クスクスクス…坊や、まだ包茎なのね。全然剥けてないでしょ。フフ…この包茎ちんちんが、何よりもお子様の印よねぇ。クスッ…クスクスクス…」
「そ…んなぁ…ひ、酷い…酷いよ…みさこ…さん」
「何が酷いのよ。まったく、赤ちゃんみたいなちんちんぶら下げて、パンティだの、オッパイだのって、包茎坊やにはやっぱり10年早いわね」
「う、う…」
「それになによ、いやらしいわね。こんなにピンとおっ立てちゃって。生意気ね。膨らませても10センチくらいしかないのに。ホントにエッチね、覗き坊やは」
みさこさん、僕のおちんちんを人差指でピシって弾きながらそう言った。僕は、弾かれたおちんちんに快感を伴った痛みを感じて思わず喘ぎ声を上げてしまう。
「あん!」
「あらあら、ちんちん痛くされて、気持ちいいのかしら?可笑しな坊や…フフフ…」
「あぁ…もう…もう…ゆ、許して…みさこさん…」
必死に許しを請う僕の目には涙が浮かんでいた。だって、とっても悲しくなっちゃったんだもの。大人になると、おちんちんの皮が剥けるってことは知ってた。だから僕も少し気にしてたんだ。それをあんな風に言われるなんて…。
「あら、泣いちゃったの?坊や。ごめんごめん、ちょっと言いすぎたかな?ごめんね、坊や。坊やのちんちんが、あんまり子供っぽくて、可愛かったから、つい…」
みさこさん、ぺロって舌を出した。みさこさんにとっては、いつもと同じ悪ふざけだったみたいだ。それにしては、ちょっと酷かったけど。
「そんなに悲しい顔しないで…。ごめんね、坊や。その代わり、みよには絶対内緒にしておいてあげるから。パンティを覗いてたこと…それと、フフ…勃起もね…」
「…う…うん…」
「それじゃあ続けるわよ、身体洗うの。いい?坊や。両手は膝の上に置いておいてね。それと…フフ…お詫びって言ったら変だけど…身体を洗っている間、ずっと見ててもいいわよ…」
「え?…」
「か・ら・だ、よ。オッパイでもパンティでも好きなだけ見てていいわ。こんなおばさんので良ければね。知らないフリしててあげるから。ね?」
みさこさん、ウインクしながらそう言ったんだ。それがとっても色っぽくて、エッチに見えて、返事をするよりも早くおちんちんの方が先に反応しちゃってた。ピクッピクッて。そしたら恥ずかしいことに、それをみさこさんに見つけられてしまったんだ。
「あらぁ?クスッ…ちんちんはokって言ってるわね。フフ…正直なちんちんね…」
笑いながら、みさこさんは何事も無かったかのように再び身体を洗い始めた。僕はと言えば股間が無防備になってちょっと違和感を感じてたけど、みさこさんの身体を鑑賞することの方が忙しくてそんなの気にしてる暇がなかった。みさこさんのお許しが出てるんだ。全部目に焼き付けなきゃって思ってたんだ。そりゃあ、みさこさんにおちんちんを見られているのはすっごく恥かしかったけど、みさこさんの方は全然気にしていないんだもの。ちょっと悔しいけど、みさこさんにとっては僕のおちんちんなんて、所詮子供のそれにしか見えていないみたいだった。だから僕も、おちんちんを丸出しにしてることがだんだん気にならなくなっていったんだ。
(す…すごい…)
真正面から見るみさこさんの身体は、一層淫らで素晴らしく、迫力さえ感じる程だった。ゆらゆら揺れる、乳首を浮き立たせたキャミソール、そして、あの大人の黒いパンティ。これらをこそこそと覗かずに、あからさまに見ることができるなんてまるで夢のようだ。
(あぁ、なんてエッチなんだ…くぅ…おちんちんがムズムズする。この様子じゃ、今夜はいくらオナニーしても、したりないかもしれないな…)
僕が今夜の楽しみに思いを馳せている、ちょうどその時だった…。
「坊や、お楽しみのとこ悪いけど、ちょっと邪魔だから、これどかすね…」
「え?…え、ええっ!あっ!あん!」
不意にみさこさんが、張り詰めてピンッと上を向いたおちんちんを右手で下に抑えつけたんだ。僕は思わず女の子みたいな声を出してしまった。
「クスッ…痛かったのかしら?…ごめん、ごめん。お腹を洗うのに邪魔だったから…。わたるちゃん、こんなに元気におっ立ててるんだもの…。すぐ終わるから、ちょっと我慢してね…」
「う…く…は、は…い…」
下を見ると、おちんちんがみさこさんの手にグッと抑えつけられ殆ど真横を向いている。ピンピンに勃起している為、おちんちんの付根辺りに折れるんじゃないかと思える程の痛みが走る。でもそれと同時に、気持ちいいような、それでいてくすぐったいような何とも言えない甘美な感覚を、みさこさんの手が触れているおちんちんの先っぽに感じていた。
「いいわねぇ、若い子は…。お腹もキュッと締まって…。わたるちゃん、何かスポーツとかしてるの?」
みさこさんは、もう片方の手で僕のお腹を洗いながら何食わぬ顔で尋ねてくる。だけれど僕は、今そんな質問に答えられるような状況じゃない。
「ん…く…い、いえ…と、特に…は…うぅ…」
喘ぎ声混じりに答える僕。みさこさんの右手は、ただポンとおちんちんの先っぽの上に乗せられているだけだ。指先一つ動いていない。にも関わらず、僕のおちんちんは快感に打ち震えてしまう。ピクッピクッって…。当然みさこさんは、逸早くそんな僕の反応を察知する。
「あらぁ?クスッ…クスクスクス…。いやらしい、わたるちゃんたら…。何、ちんちんピクピクさせてるの?…。クスクスクス…」
「はぁはぁ…べ、別…に…はぁ…はぁはぁ…」
おちんちんがズキズキと疼き、息遣いが荒くなる。僕はもう何も喋ることができなくなっていた。そんな僕に、みさこさんは薄笑いを浮かべながらまだ話かけてくる。
「どうしたの?坊や」
「く…い、い…え…はぁはぁ…」
「クスクス…な〜に?どうしたのよ、変な子ね。はぁはぁばっかりで、何言ってるのか全然わからないじゃない」
「う、うぅ…はぁはぁ…う…く…はぁはぁはぁ…」
「クスッ…そんなに痛いの?ちんちん。それとも…フフフ…痛いわけじゃないのかな?ねぇ坊や…クスクスクス…」
「はぁはぁはぁはぁ…」
「ウフフ…すぐ終わるからね…もう少し我慢なさい…フフッ…フフフフフ…」
みさこさんの口元に冷やかな笑みが浮かんでいる。この時のみさこさんは黒いパンティのエロスの女神なんかじゃなく、僕には意地悪な小悪魔のように思えていた。