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m C 's Moonlight |
「祐一と香奈子〜可愛い下着泥棒」 作:m C
これは、僕が初めて出演した作品です。 お話の中でも、本名と同じ「祐一」です。 本当に女の人に触られるのが初めてだったので、 撮影のときはイっていい場面までガマンするのがつらかったです。 皆さんも、僕がイクところで射精しちゃうのかな? 「あ。まただわ・・・」 香奈子はため息をついた。 香奈子はこの嶋田家に住み込みで働いているメイドだ。嶋田邸は今どき珍しいほどの大きな屋敷で、貿易で財をなした5代前の当主により建てられて以来、召使とメイドを欠いたことがない。あまりに大きいので、家族だけでは維持できないのだ。 今の嶋田家は先代と現当主、その妻、それに幼い長男の四人家族だが、当主は仕事柄屋敷を留守にすることが多く、妻が主(あるじ)の代理を務めることもしばしばだ。 また政財界に広く深い人脈を持つ先代には今でも客人が絶えない。そして長男はまだ中学にあがったばかりで、これはとても屋敷のことまで手が回るものではない。 というわけで、客人のもてなしから掃除に洗濯、炊事、老朽化した屋敷の修理から長男の家庭教師に至るまで、人手がいくらあっても足りないのが現状だ。 そうした使用人・・・メイドの一人である香奈子は、使用人専用の洗濯物置き場でため息をついている。 「また、なくなってる」 香奈子の下着がないのだ。これで3回目だ。 初めは男性の召使かコックに変質者がいるのかと思ったが、嶋田に雇われているのは身元のしっかりした妻帯者がほとんどだ。いい給料をもらっているし、その気になれば風俗へ行く金にも困らないはずだ。 ではメイド仲間によるイジメなのだろうか。しかし嶋田屋敷のメイドは香奈子以外は中年女性ばかり、しかも皆明るい性格の人ばかりだ。歳の離れた香奈子もすっかり打ち解けて仲良くなっている。それにイジメにしては、他にそれらしいことが何もないというのもおかしい。 (じゃあ、泥棒?) 確かに、もしこの部屋に盗みに入った者がいたなら真っ先に香奈子の下着を狙うだろう。香奈子はこの屋敷で唯一の20代の女性で、化粧や髪型こそメイドらしく慎みのあるものにしているが、モデルとしても通用しそうな見事なプロポーションの持ち主だ。特にバストは巨乳とまではいかないながらもTシャツやブラウス一枚になるのが恥ずかしいほどで、香奈子は使いで街に出るときは夏でも上着を手放せない。すれ違う若い男の視線が痛いのだ。 そういえば、この洗濯物置き場は大きな洗濯機のある物干し場に近い。庭からドア一枚でここに来ることができるのだ。 (そうだ、泥棒だわ。そうに違いないわ) 正義感の強い香奈子は深く考えないうちに怒りがこみ上げてきた。怖い、などとは少しも思わない。 「縛り上げて、警察に突き出してやる」 自分の身に何が起こるのかも知らず、山のような洗濯物をまとめながら香奈子は反撃計画を練り始めた。 夜。 香奈子は息を殺して犯人を待っていた。 隠れ場所に選んだのは例の洗濯物置き場の斜め前にある掃除用具置き場で、ここなら洗濯物置き場から物干し場のドアまで一望に見渡せる。何かあればすぐに分かるはずだ。 ところが、何もない。 (寒いわ。今日もハズレかしら・・・) あれから3日。下着泥棒は出ない。香奈子が気付いたとみて警戒しているのかもしれない。おかげで香奈子としてはこうして深夜まで寒い思いをしたあげくに仕事時間中はひどい寝不足で、もう最初の勢いは消し飛んでしまっている。 (なんだか馬鹿みたい・・・もう寝ようかな。今、何時かしら) 時計を見たいが、さすがに電灯を点けるわけにはいかない。明かりといえばたまに雲の隙間から差す月の光しかない。これではもし人が入ってきても人相や体格がはっきり見えるかどうか、香奈子は自信がない。しかし犯人は香奈子の下着だけを選んで盗んでいる。部屋に入ってから必ず電灯なり懐中電灯を点けるはずだ。そこを取り押さえるか、外からドアを閉めて大声で警備員を呼ぶかすればいい。 そう思って洗濯物置き場のドアに付けられた小さなガラス窓をにらみつけているのだが、全く変化はない。この3日は下着も盗まれていないし、犯人は3枚で満足したのかもしれない。 (どうしよう。もうやめようかな) 諦めかけたとき、窓ガラスが光った。 (来た!・・・あれ?) 香奈子は用具室のドアの内側に身を引っ込めた。光はゆらゆらと揺れている。懐中電灯のようだ。薄暗いのは、光が広がり過ぎないように発光面を手で押さえているせいらしい。しかし様子がおかしい。それは物干し場のドアを開いてではなく、反対側の階段からやってきたのだ。そちら側は特に暗いので、人相も背格好も全く分からない。 (階段から・・・ということは、やっぱりお屋敷の中の人?) 考えているうちに光は壁を横切り、やがて洗濯物置き場に吸い込まれてしまった。 ギイ・・・ギギ。 ドアのきしみがかすかに鳴って、止まった。 (入った。部屋に入ったんだわ) 香奈子はゴクリと息を呑んだ。行くしかない。立ち上がったが、脚が少し震える。 いざとなるとさすがに怖いのだった。 (でも、このチャンスを逃したら、また・・・) 膝をぐっと握って気合いを入れると、そろそろと犯行現場へ忍び寄っていった。 洗濯物置き場のドアは少し開いている。ここの扉は古く、開閉時にきしむだけでなく、特に閉じるときは留め金の音がうるさいのだ。犯人はそれを知っていて、わざと完全には閉じていないのだろう。 (やっぱり・・・お屋敷のことをよく知っている人だ) 明かりを点けてはまずいと判断したのか。犯人は懐中電灯の明かりだけを頼りに衣類を物色しているようだ。ドアの隙間から漏れる細い光が大きく上下している。 香奈子はその隙間に顔を近づけていく。心臓がドキドキして、音が犯人に聞こえてしまいそうだ。 (だれ・・・誰なの・・・私でも取り押さえられるかしら) 片目を当てて覗く。犯人の背中が見える。かがんで洗濯かごを漁っているせいか、ずいぶん小柄な体格に見える。 (うん??) と、犯人は目当ての物を発見したようだ。戦利品を左手に掲げ、確かめるように右手の懐中電灯の光を当てている。 その光に横顔が浮かび上がった。きれいに刈り揃えられた髪、顎から喉への細い線。 (ああ!そんな!) あまりの事実に、香奈子は絶望の声を出しそうになった。香奈子の下着を握っているのは、当主の長男だったのだ。名前は祐一。今年から名門の私立中学校に通っている。 祐一と香奈子は仲がいい。メイドの香奈子に、祐一は日頃から冗談を言ったりお菓子をねだったりとよく甘えてくる。香奈子もそんな祐一を弟のように思っている。実際のところ、8歳近く離れているとはいえ、祐一からすると香奈子は最も気の許せる相手なのだろう。 祐一の生活する環境といえば、世間に恥ずかしくない後継ぎにしようと異様にしつけの厳しい両親の他、屋敷にいるのは大人ばかりだ。まだ一年生だというのに学校でも受験勉強ばかりでほとんど友達もできないというし、相当息の詰まる毎日を送っているのかもしれない。 その長男が、パジャマ姿でメイドの下着を物色している。屋敷の者が寝静まってから寝床を抜け出してきたものか。 (でも、そんな。ぼっちゃまが・・・) よく考えてみれば、わざわざ部外者がたった一枚の下着だけを盗みにこんな大きな屋敷に忍び込んでくるわけはないのだった。 香奈子は大きな壁に突き当たってしまった。 (どうしよう) ここで祐一を取り押さえたらどうなるだろう。まず両親は厳しく折檻はするけれど、息子を愛している。二度とこんなことはしないようにと言って最期は許すに違いない。しかしいくら内密にしようとしても、使用人の口に戸は立てられない。すぐに屋敷じゅうに広まってしまうに違いない。もちろん香奈子とは気まずくて口もきけなくなるだろう。そしてこんな内容を先生や友達に相談できるわけもない。 (ぼっちゃま・・・一人ぼっちになってしまう) 周りは大人ばかり。しかも自分を馬鹿にした冷たい目で見る。内緒話をしてニヤニヤ笑う。香奈子だったら耐えられない。気の弱い祐一だったら自殺してしまうのではないか。 (見逃して・・・あげよう) それがいい。そして、明日にでもこっそり注意すれば、もうこんな危険なことはしないだろう。屋敷の中とはいえ、これは立派な犯罪なのだ。 (ぼっちゃまのためなら、下着のもう一枚くらいは) しかし、香奈子が静かにドアから離れようとしたとき、それは起こった。 「香奈子さん・・・」 (え?) 間違いない、祐一の声だ。 初め、香奈子は自分がここにいることを気付かれたのかと思った。しかしそうではないようだ。もう一度ドアに目を近づけると、祐一はやはりこちらに背を向けている。 光がちょっと移動して止まる。手近な棚に懐中電灯を置いたのだ。だいぶ暗くなったのは、発光する方を下にして立てて置いたためだ。祐一は右手が自由になった。 (どういうこと?まさか) そのまさかだった。 祐一は左手に持った下着を広げてみた。それは香奈子のお気に入りのスキャンティで、白地にブルーの横縞が入っている。 今日こそ必ず下着泥棒を捕まえようと意気込んでいた香奈子なのだった。お気に入りの下着を囮に使ったのはそのためだ。 その下着を、祐一は穴の開くほど見つめ、しまいには匂いまで嗅ぎはじめた。 (やだ・・・) 香奈子は自分自身を直に嗅がれているようで、恥ずかしさに脚を擦り合わせた。 そして、同時に腹立たしくもあった。 男というのは結局、女を性欲処理の道具としてしか見ていないのか。それどころか、匂いの移った下着で代用が効くものなのか。しかもせっかく身を案じて見逃してやろうというのに、いい気になっていつまでも何をしているのか。すぐに逃げるのが犯人としての筋?ではないのか。 などと勝手なことを考え、何か言ってやろうとドアノブに手が掛かった。 その時、祐一がもう一度声を出した。 「香奈子さん・・・」 そして、ズボンに手を掛けるのが薄明かりでもはっきり見えた。 香奈子とて処女ではない。ようやく、祐一のやろうとしていることが分かった。 下着を持ち出すとバレてしまうので、ここで「済ませて」しまおうというのだ。 (え、え。ちょっとちょっと・・・) さすがにマズイと思いながらも止められないのは、祐一の漏らす声のせいだ。 「はぁあ・・・香奈子さぁん・・・」 男の子が、こんなに甘い声を出せるものなのか。香奈子は思わず胸を押さえた。豊かなバストの下で心臓が高鳴っている。 腰の両脇に添えられた祐一の手がつるりと下がる。パジャマのズボンとブリーフが一緒に下ろされ、白くて小さいお尻が見えた。 (ぼっちゃま・・・) ゴクリと唾を飲み込む。祐一に聞こえてしまったかとハッと口を押さえるが大丈夫なようだ。 祐一は左手に握った香奈子のスキャンティを鼻に押し当てている。やがて右手が股間に伸び、それがゆるゆると前後し始める。 「ん、ん、んっ・・・はぁはぁ」 無防備な姿勢で自慰に耽る祐一。一通りは男性経験のある香奈子だが、いくらなんでも男の性欲処理場面を見たことはない。なぜここに来たのかという目的も忘れ、ついつい背後からの覗きに夢中になってしまう。 手のひらに、じっとりと汗をかいている。 (あんな風にするんだ。男の子の・・・オナニー) そうだ。 あれが男の子の。 ぼっちゃまの・・・。 「・・・オナニー」 ぽそりと声に出してみる。すると、胸と下腹部の奥がきゅうっと熱くなった。 (な、なに?これ) 戸惑いながら、もう一度ささやく。 「祐一ぼっちゃまのオナニー・・・」 2カ所からじわじわと広がった熱は、1個の芯になって香奈子の官能をくすぐる。 (熱い・・・けど、気持ちいい) 「あん、んんっ・・・香奈子さん」 そこへ祐一の声が耳に入り、倍加した熱は香奈子の理性を溶かしていく。 (ぼっちゃま・・・私の下着でオナニーしてるんですね・・・) はっきり認識すると、いても立ってもいられなくなってきた。 少年の声に誘い込まれるように、香奈子はゆっくりとドアを引いた。 スウッ・・・。 このドアは少し持ち上げるように引けば、嫌な軋み音を立てずに開くことができる。 メイドとしてこの部屋を毎日使っている香奈子はそのコツを知っていた。 後ろ手に扉を元の位置まで閉め、そっと祐一に近づく。祐一は香奈子の侵入に気付きもしない。薄く目を閉じて香奈子の香りを一杯に吸い込んで、夢中で右手を動かしている。背後の香奈子の位置からも、祐一の肩が大きく揺れているのが分かる。 「はあはあ・・・はあはあ・・・あうう」 (ああ私、何をしているの?男の子がオナニーしている部屋に忍び込むなんて・・・。違う、これはぼっちゃまを止めようとしてるのよ。いけないことなんだから・・・でも・・・) 自分に言い訳をしながらも、声をかけることはできない。声をかければ祐一はオナニーを止めてしまうからだ。 (今日で最後なんだから。最後くらいイかせてあげても・・・) だんだん苦しい口実になっていることに、香奈子自身気付いていない。 そして部屋の壁際を回り込み、洗剤やバケツの入ったダンボール箱の陰に隠れながら、祐一の真横に近い位置まで来た。 (ああ・・・ぼっちゃま・・・すごい) 伏せた懐中電灯の淡い光に祐一を見たとき、香奈子の中で何かが弾けた。 祐一は硬く勃起したペニスをしごき立てている。子供のペニスについての知識など香奈子にはないが、サイズはそう大きくないようだ。若い肉棒はまだ包皮が完全には剥けていない。手を動かすたびに先端の粘膜が見え隠れしている。仮性包茎なのだ。亀頭は赤く張り詰めて、滲み出した粘液でてらてらと濡れ光っている。 「はぁん・・・香奈子さん・・・」 メイドの名を呼ぶたびに肉茎がヒクつくようだ。それでも女性に対する凶器という感じが全くしないのは、その色と大きさの他に、まだ毛が生え揃っていない丸裸だからというのもあるかもしれない。ペニスの付け根で上に持ち上がった袋まで丸見えだ。 (可愛い・・・) 初めて男の子のオナニーを目撃した香奈子は、驚きと同時にそう感じた。少年の手が往復するのに合わせていやらしい音がする。 クチュクチュ・・・ピチャ・・・。 それを受け止める祐一の脚は快感にガクガクと震えている。香奈子とほとんど同じくらい白い肌。「子供」から「少年」に脱皮しようとする、危ういバランスを持った腿からふくらはぎの曲線・・・。 祐一は髪をまっすぐ切りそろえ、ちょっと太目の眉毛を出している。瞳は黒く大きくて、香奈子と話すときはとてもよく動く。 鼻はやや丸いが、横から見るときれいに鼻筋が通っている。そして口はやや小さくて、唇は蕾のような桃色。 そして細い顎。微妙な線の喉。 香奈子は、祐一が美少年であることを思い知らされた。 (ぼっちゃま。きれいな顔をしてあんなに淫らなことをするなんて・・・) 「あ、あ、あ・・・もう・・・香奈子さん」 祐一は前かがみになって腰を引いた。絶頂が近い。匂いを嗅いでいた下着を股間に持って行くと、それだけで包皮からほとんど顔を出した真っ赤な亀頭がぶるっと震えた。 荒い息で爆発寸前のペニスに香奈子の分身を巻きつけようとしたとき、持ち主が声をかけた。 「それをどうするのですか?ぼっちゃま」 「!」 祐一がビクリと振り向いた。淫靡な雰囲気の部屋の空気がさっと冷えた。 「か、香奈子さん・・・」 「どうも下着が足りないのでこうして見に来てみれば・・・まさかぼっちゃまが犯人とは、香奈子は驚きました」 「あ・・・うう」 祐一はどうすることもできず、凍りついたように固まった。いつのまにか人が、しかもよりによって香奈子が入ってくるとは思ってもいなかったはずだ。しかも射精寸前という最悪のタイミングで。 「ごめんなさい・・・香奈子さん」 とりあえず、謝るしかできない。しかし香奈子は許さない。 「下着を盗むなんて、犯罪ですよ。それがお分かりにならないぼっちゃまではないはずですが」 「・・・」 祐一はだらりと両手を下げた。あれだけ大きくなっていたペニスもあっという間に縮んでしまっている。下半身裸であることにいまさら気付いて、皮の中に戻った肉茎をさっと隠すのが哀れだ。 「まあ、それはいいです。でも下着がなくなったら、この香奈子が困るとは思わなかったのですか」 香奈子は胸元で腕組みをして、わざと厳しい声で言った。 「あ・・・」 「私のことを考えていただけなくて、悲しいです」 「そんなの、考えてたよ・・・」 祐一がぽそりとつぶやいた。 「え?」 「考えてたよ、香奈子さんのこと」 顔を上げた祐一の目には涙がたまっている。 「だって香奈子さんのこと考えて・・・そしたら我慢できなくて・・・」 ぽろぽろ零れて頬を流れる。 「でも、ごめんなさいぃ・・・言い訳はしないよ、僕が悪いです・・・」 震える声でそう言って、ワッと泣き出してしまった。 「お、お父さんに言ってもいいよ。僕、悪いことしたから。か・・・香奈子さんに悪いことしたから、罰を受けないと」 これは決して、自分からそう言えば香奈子は告げ口しないだろうという駆け引きではない。根が優しくて素直な祐一はそんな小器用なことのできるタイプではない。もしも親に知れたらその結果がどんなものになるか。必ず噂が広まる。まだ子供の祐一にはそれが分かっていないのだ。 「ううっ。香奈子さん・・・僕のこと、嫌いになってもいいよ・・・悪いこと、しちゃたんだから」 「ぼっちゃま・・・」 (こんなに素直でいい子なのに・・・私の下着でオナニーなんてして) 「嫌いでもいいよ・・・でも、ごめんね、香奈子さん・・・」 香奈子の理性が蕩けた。というより、理性の奥の何かが、前面に出た。 (そうだわ。なんて・・・なんていやらしいの・・・) 頭がぼうっとしてきた。 祐一にそっと歩み寄り、右手で頭を撫でてやる。 そして左手で、下からすくうようにペニスを握った。 きゅっ・・・。 (え?私、何をしているの) 萎縮した肉茎はふにゃふにゃと頼りない。 「あ・・・香奈子さん?」 「女の人に触られるの、初めてですか?」 自分の意識とはどこか別のところで身体は動き、大胆な言葉で少年を誘惑している。 目を細め、赤い舌をチロリと出す。今までしたこともない表情を作った。男を狂わせる表情だ。 「う、うん・・・あう」 「うふふ。初めての相手がご自分のメイドだなんて」 そっと肩を抱き寄せる。中学生の祐一よりも香奈子の方が背が高いので、祐一は香奈子の胸元に肩を押し付ける形になった。 その途端、ペニスがヒクリと動いた。何も言わない祐一だが、香奈子の豊かな乳房の感触を痛いほど意識しているに違いない。吹きかかる息が熱い。 (私、ぼっちゃまにこんないやらしいことしてる・・・) 「まあ。たった今まで怒られて泣いていたというのに。何を考えているのですか?」 「ご、ごめ・・・あ、はぁああ・・・」 感触を確かめながら肉竿を指で揉むと、芯が通るように硬くなってきた。 (あ、だんだん大きく・・・) 「私のおっぱい、気持ちいいですか?」 右手で祐一を胸に押し付ける。 「うん・・・」 「それとも、こっちが気持ちいいのですか?」 左手で肉棒をしゅっしゅっと上下する。 「あ、あっあ・・・」 未熟な性器を擦られた祐一は軽く頭をのけぞらせて、恍惚としたため息を吐いた。 「今日だけですよ。明日になったら・・・」 ギュッ。 強く握る。ペニスが男の急所であることは百も承知だ。祐一はたまらず、苦痛と快感の混ざった声を上げる。 「ふぁ、ふぁあああ」 「分かりますか?」 「うん、もうこんなこと・・・泥棒なんてしないよぅ」 見上げる祐一の目は潤んでいる。 (そうだわ。これはぼっちゃまのせい。ぼっちゃまがこんなに可愛いせい・・・) 香奈子は、自分の恥ずかしい行動に無理やり理由をこじつけた。 祐一のペニスはすっかり勢いを取り戻している。精液を搾り取ってもらえるかもしれない、という期待が硬度にありありと出ている。 「ふふっ。ぼっちゃまのオチンチン、立派ですよ」 包むような持ち方から握り方を変えて、指を絡めた。再びゆるやかに上下させる。 「あん・・・あああ」 祐一は香奈子の胸に寄りかかりながら腰を揺らし始めた。怒張はメイドの手にしごかれ、だんだんと太さが増してくる。こんな子供でもペニスの機能は一人前なのだと少し感心する。 クチュッ、クチュッ! (ぼっちゃま、ああぼっちゃま・・・) しかし何往復もしないうちに祐一は弱音を吐いた。童貞少年の包茎ペニスに成人女性の指は刺激が強すぎる。 「あ、あ。僕、僕・・・」 祐一の身体に震えが走る。腰がせり出した。 「これくらいで十分ですね」 香奈子は反り返った肉棒から手を離してしまった。祐一が名残惜しそうな目で香奈子を見た。 「あ・・・」 「なんですか?」 「もっと・・・」 「?」 「もっと、してよう・・・もう絶対、泥棒しないから」 ここまで刺激されてしまったら、童貞の祐一はもう出すことしか考えられない。両手を香奈子の腰に回し、顔を胸に埋めた。それでも、襲うという感じはなく、子供が甘えているという域を出ない。香奈子はその腕をやんわりとほどいた。 (ただ出すだけでは駄目。恥ずかしく、なってください) いつのまにか自分自身の思いがけない行動への戸惑いも消え、もう祐一との淫らな遊びを受け入れている。 「駄目です。いけないことをした罰ですよ。・・・出したかったら、自分でしてください」 「えっ・・・?」 聞きかえす少年の肉棒を下からスッと撫でる。祐一はすぐに亀頭をはね上げてしまう。 「はぁん」 「今さら恥ずかしいことはないですよね?さっきまで、私の目の前で夢中になってし ごいていたんですから」 「・・・あっ」 自分の行為をありありと思いだし、祐一は真っ赤になった。 「男の子がどんな風にオナニーするのか、香奈子によく見せてください」 はじめは迷っていた祐一だが、美しいメイドの口から飛び出したオナニーなどという単語に、すっかり惑わされてしまった。コクリとうなずいて、もう後戻りできないほど張り詰めた肉棒を握りしめた。そのまま前後に動かす。 「こういうふうに・・・あう・・・あ、あ、あ、あ」 一往復ごとに声が漏れる。握ったままの香奈子の下着を顔に押し付けた。声を押さえるのと、気分を高めるための刺激が欲しいのだろう。しかし香奈子は顔を隠すことを許す気はない。 「くすっ。下着はそうやって使う物ではないですよ」 「・・・え?」 祐一の手首をつかみ、顔から引き離した。 「下着は身に着けるものです。履いてみてください」 「そんなあ」 「履いてみてください」 抗議する祐一に冷静に繰り返す。 「わ、分かったよ」 観念した祐一はストライプのスキャンティを両手に持った。香奈子の秘密の布は手のひらに入るほど小さく丸まっていて、とても自分の尻が収まるとは思えない。しかし両側から引っ張るとそれは魔法のように伸びて三角形になり、祐一を待っている。 「・・・」 香奈子は静かに祐一の脚を見た。もう拒まないことは分かっている。祐一の目には明らかに好奇心と興奮の色があるのだ。 祐一はスキャンティに順番に左右の脚を通した。両脇を持って腰まで引き上げて行く。しかし下腹部を覆い隠そうとしても、布はヘソの半分ほどの位置で止まってしまう。股上が浅いのだ。 「うわ・・・ふぁ・・・」 祐一はゾクゾクと声を漏らした。香奈子の下着がペニスと袋を包み込み、きゅっと締め上げてくる。まるで香奈子に直接責められているようだ。 「あっあ、香奈子さんのパンティが・・・」 「よくお似合いですよ、ぼっちゃま。でも・・・」 香奈子はパンパンに膨らんだ股間にチラッと目を走らせた。 「いや・・・言わないで・・・」 「前が収まりきらないようですね。ほら」 左手がまた性器をなぞる。今度は滑らかな布地の上をツーッと走る。ストライプの生地に形をくっきりと浮き上がらせた肉棒をなぞり上げ、指先を引っ掛け、取り出した。 「はう、ふぁ、ふぁあ」 甘美な束縛を振り切り、狭い布から開放されたペニスがぶるんとそそり立つ。 「これでいいです。ぼっちゃま、膝をついて。うふふ、もっと脚を開いてください。そう、肩幅よりも広く」 香奈子は祐一を膝立ちの状態にさせて、自分もその脇にひざまずいた。 「香奈子さんっ、こんな姿勢・・・」 「さあ、オナニーの続きをどうぞ?」 ペニスを見せびらかすような格好をさせられ、さすがに抵抗する祐一。香奈子は問答無用とばかりにまた少年の頭を抱き、横顔を胸の谷間にうずめる。優しく頭を撫でながら固定し、少し後ろに引くと、バストから離れたくない祐一は上体を反らすしかない。ますます股間を前に突き出す格好になってしまった。 胸に目を落とし、うっとりした顔の祐一と目を合わせる。淫らに笑いかけてやると、童貞少年の身体に震えが走るのが見えた。香奈子の顔で欲情したのだ。右手に若いペニスを握り、左手は生意気にも香奈子の細い腰に回した。 (ああ私、男の子をおもちゃにしてる・・・) 「あ、ああ・・・香奈子さぁん」 たまらなくなった祐一は肉棒を荒々しくしごき始めた。楽しむ余裕のない、自分を追いつめるストロークだ。左手の方も必死に大人の女の身体をまさぐっている。 ニチャニチャニチャ、クチュウ、クチュウッ! 「いいですよぼっちゃま。香奈子にもっとオナニー見せてください。さあ、もっと興奮して・・・」 想像したこともないようなセリフがぽんぽんと自分の口から出る。そのことにもう疑問も感じない。香奈子は胸の谷間の祐一を愛でながら、左手でパジャマの上衣のボタンを下から順に外していく。 ぷちっ、ぷちっ、ぷちっ。 前の合わせが開き、少年の白い腹から薄い胸、細い首までが露わになった。袖は通っているが、下には加奈子のスキャンティしか身に付けていない。ほとんど全裸同然の格好で、膝立ちになって上体を後ろに反りかえらせている。帆船の船首像のように突き出たペニスから露が溢れ、つつーっと床に垂れた。祐一は自分の姿勢を自覚している。 「ぼっちゃま、綺麗ですよ」 肌の上を、ささやくメイドの吐息が滑っていく。 「あふ・・・僕、裸になっちゃったよぅ」 (ぼっちゃま。こんなに綺麗な裸で誘惑しないでください・・・) 香奈子は下からパジャマのボタンを外した指を、今度は上から這わせていく。喉、胸、みぞおち、そして腹から下腹部へと。オナニーにうねる美少年の肌を何往復も擦る。 すっ。つつつ・・・。すっ。つつつ・・・。 「男の子って、こんなにすべすべなんですね。ぼっちゃま、どうですか?」 「あん・・・くすぐったいけど、気持ちいい」 祐一は香奈子の愛撫にもじもじと身体をくねらせるが、オナニーの手は休まず動かし続けている。這い回る香奈子の指とバストの感触、左腕に感じる細く引き締まった腰の肉感に溺れながら正直に答えた。 しかし、この極上の快楽もそう長くは味わえない。女を知らない祐一の敏感なペニスは、最初のオナニーからずっと射精を焦らされっぱなし、しかも今は香奈子の顔を見ながらしごいているのだ。自然に手の動きが速く、粘液質の音もリズミカルになっていく。 クチュ、ニチャッ、ニチャニチャニチャ・・・ 祐一の太めの眉が困ったように狭められた。それとは反対に、半開きの唇からはトロトロと涎が溢れ出している。 「あ、あ、あ、あ」 「どうしました?ぼっちゃま」 祐一はなんでもないというように首を左右に振るが、下半身ではビク、ビクと痙攣が始まりかけている。一秒でも長くオナニーを楽しもうとこらえるが、首を振ったせいで、横顔をうずめている香奈子の乳房の柔らかさと香りを余計に意識してしまう。 「か、香奈子さぁん。僕、僕もう・・・」 「うふふ。限界ですか?・・・ここが?」 下腹部をさらさらと撫でていた香奈子の手が攻撃を開始する。まずスキャンティにぴっちり包まれた袋を揉みほぐした。 「溜まった液が出やすいように、柔らかくしましょう」 さわさわ、キュッキュッ! 「あっあ、そこ触ったらぁ!・・・んっ!」 「はい?触ったら?」 そして、その愛撫で限界の一歩手前に達してしまった祐一が思わず肉茎を握りしめた瞬間、香奈子は無防備にパックリ開ききった鈴口にすらりとした人差し指を突き立てた。 クリッ!クリクリッ! 「イクの?メイドの下着からオチンチン出して、イっちゃうの?」 (いいですよ・・・ご自分と香奈子、二人の手で・・・) 「だ、だめぇええ!出ちゃううううっ!」 祐一は身体をひねって指から逃れようとするが、もう手遅れだ。手の中で肉茎がきゅんと太くなる。 とどめに香奈子は顔を近づけた。目をそらさないようにして、とろけるような声で言う。 「ほら、お姉さんにちゃんと教えて・・・」 ブルッ、ビクビクッ! 「はあん、香奈子さぁん!イク、イクぅ!」 ドビュ、ビュビューーッ!ビューーッ!! 「ふぁああああっ、ふぁあああああっ!」 メイドの名を呼びながら、祐一はありったけの白濁液を吐き出した。思いっきり腰を揺すると、樹液は放物線を描いて自分の胸や腹に降りかかる。 「あふ、熱っ、香奈子さんっ」 いつもの自慰ではティッシュか香奈子の下着で受け止めているのだろう。祐一は初めて浴びる自分の精液の熱さに悲鳴を上げた。しかしそれさえも今は刺激になる。もっと浴びたいというように肉茎はビクビクと震えて射精し続けた。 ドビュ、ドク、ドク、ドク! 「ひ・・・あ・・・」 (男の子って、すごい・・・) 絶頂のタイミングに合わせて素早く鈴口から手を引いた香奈子も目を丸くした。狭い部屋に甘いザーメン臭が立ちこめる。 (こんな激しく膣内に出されたら・・・赤ちゃんできちゃう・・・) そして、数年も男の肉棒を咥えていない秘肉の奥がヒクつくのを意識した。 「あ・・・香奈子さぁん・・・見られた・・・射精・・・」 やがて祐一が途切れ途切れにそう言って、香奈子の腰を抱いていた腕を離した。 それでようやく絶頂が収まったとみて香奈子が拘束を解いてやると、祐一は膝立ちの姿勢からぺたんと尻餅をついた。女の子座りの状態で両手を後ろに突いている。腹も胸も精液まみれになっているが、それにも気付かないようにはあはあと息をしている。 「どうでしたか?ぼっちゃま」 「あの・・・あんっ!」 射精したばかりのペニスはぴんと上を向いたまま、ときおり余韻でビクリと震える。 そのたびに祐一はヒッと声を上げ、背中を反らせた。 「あの・・・一人でするより・・・すごかった・・・」 つっかえながらそう答え、ぱっと顔をそむけた。そして、ゼリーのように濃い精液に汚れた自分の身体に気付いて、やだ、と言った。 (か、可愛い・・・) 「恥ずかしかったでしょう。これに懲りたら、もう泥棒なんてしないことです」 「うん・・・。香奈子さん、本当にごめんなさい」 恥ずかしいのを我慢しながらも勇気を出して、真剣に謝る祐一。香奈子は普通の微笑みに戻って、こくりとうなずいた。 「分かっていただければいいんですよ」 (そうよ。これでいいのだわ。明日からは、元通り・・・) しかし、やっと力を失ってペタリと下腹部に倒れこんだ童貞ペニスを見たとき、再び加奈子の花芯が疼いた。 (あんっ・・・駄目ぇ) 「今度から、出したくなったら私の部屋に来てください。約束ですよ。一人でオナニーしちゃ駄目」 「う、うん!」 思いがけない幸運に、つい素直にうなずいてしまう祐一。 (ああ・・・私、なんてことを・・・) いけないと知りながら、口が勝手に動いてしまった香奈子だった・・・。 END? |
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