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AnkokuKyo 's Moonlight |
−やっぱり、Pantyhose Fetish に捧げる− 作:暗黒卿
Episode5 - Emi(pire) Strikes Back - Subtitle:YOTA?…Who? 1.RIO(梨央) 1.1 In a Make-Up Room 「ねえ、ねえ、今度、梨央のとこに来た新人、どう?」 「新人?…ああ、『アオイタ』クンね。…どうって?」 「なんでも、ボストン支社から短期研修で来てるって聞いたけど、随分、若いらしいわね。」 「ああ、よく知んないけど、19っていってたかしら?でも、日本人よ。」 「それぐらい知ってるわよ。そのコ、エール(Yale)、中退して、中途で採用されたんですって…。」 「なに、そのエールって?」 「知らないの?アイビーリーグのひとつで超名門校…、アメリカではハーバードと双璧…。」 「フーン、すごいの?それって…。」 「すごいに決まってんジャン。どういういきさつかは知らないけど、大学中退したコをウチが中途で取るなんて珍しいし、どんなコか、興味沸くのが普通じゃない?」 「アア、…そーいえば、ブッシュもエールだったわね。あんな、わがままなきかん坊みたいなのといっしょの大学でもすごいのかしらん?そーいえば、ゴアは優等生で、ブッシュはおちこぼれだっていってたような気が…、でも、ゴアの出身って『はーばーど』とかいうんじゃなかった?…ン?とするとゴアって相当なエリート?…。」 「ガクッ…、ヘンなとこ詳しいのよね、梨央って…。」 「政治家、見てると楽しいわよ。さつきも国会中継ぐらいは見なきゃダメよ。優等生なんだから…。それに、とっても面白いんだから…。」 「そーかしら?…いや、そんなん、どーだっていいんだって!その、アオイタくん!どうなの?」 「ンフフ、どうって?」 「どうってって…、どんな感じ?」 「どんな感じって?」 「ああん、もう、じれったいわね。いろいろあるでしょう。…カッコいいとかわるいとか、カワイイとかカワイくないとか、ゲンキとか、おとなしいとか…、…パスとか…。」 「んー、わりとチッコイわよ。」 「なに、それ?…。他には?…。」 「さつきぃ、そんなことより、あんた、もっと他の事、心配しなきゃいけないんじゃないの?…。」 「エッ、何のこと?」 「またー、とぼけちゃって…。新人、気にしてるヒマあんの?ってこと。あんたって年下好みだったかしらね?…ほら、あんたんとこの、…わたしに言わせる気?」 「アッと…そ、それは、とりあえずコッチ、おいといて…。」 「エッ、どこへ?」 「コッチ、…って、『よしもと』やってる場合じゃないの。とにかく、今はわたしが聞いてるの!…アオイタくんのこと。…他には?他にはなんかないの?」 「ンフッ、…さあ、どうかしらね?」 「どうかしらねって、なんかもっと他にもあるでしょう。」 「そうねえ、なんて言えばいいのかなあ。…ウフフフ。」 含み笑いを返す梨央 「なに?…思い出し笑いなんかしちゃって…。」 「…別に、…フフ。」 「…なーんか、怪しいわね…。」 「なーにが、怪しいっていうのよ。なにか、ご不審な点でも?…、エヘヘのへ。」 「???…!!」 「フン…フフン♪…。」 「…ひょっとして、…あんた、まさか?…もう、…。」 「あらー、いったいなんのことかしら?」 「だからあ、…もう、…すでに…ってことよ。」 「さあ、…どうかしらね、…意味よくわかんないけど…、エヘッ。」 (梨央クン、ちょっと…。) 「なんですか?監督」 (………。) (…ハイ…、…ハイ…。) (………。) (ハイ、わかりました。) 1.2 Monologue(RIO) ハーイ!梨央です。監督の御指名なので、わたしのこと、ちょっとだけ、お話しまーす。 本名は七瀬梨央、もちろん独身。このまえ23回目のバースデイを迎えました。聖トレーシーローズ(TRACI LORDS)学園短大、英文科卒、…ミッション系のお嬢様学校なのよ、ウフン。身長160cm、サイズは上から89、Dカップ、でもぜんぜんたるんでません、つんと上に向いて、とっても形のいいおっぱいだってみんなに言われる…。その下が、60、もうちょっと絞りたい…。ヒップ、88、まんまるで、上向いてまーす。体重は…、ひ・み・つ・、ウフッ。 他の女の子より、ちょこっとだけ、遊んでるかも…。でも、乳首もピンクでとっても綺麗なのよ、もちろん、アソコだって…。 男の友達はいっぱいいる…、だけどステディはいませーん。 そこの、あなた!今がチャンスかも…ね? だから、いまから、わたしの言うこと、よーく聞いておいてね。 まず、わたしの好きなものは…、いっぱいある。お酒好きだし、食べ物でいったら、お寿司、…お刺身大好き、…トロ、大好き。お肉も好き、特に、ソーセージ、…ぶっといの、ウフッ。フルーツだったら、バナナ。ぶっといのもいいけど、ちょっとぐらい小さくても平気。でも柔らかいのは嫌い、硬めがすきなの、エヘッ。バナナの皮ってちょっと剥くのがめんどうだけど、剥くときって、どんな中身なのか、楽しみなのよねー。キノコ類もすき、トリュフなんかいいわねー。でも、忘れちゃいけない、秋の味覚…、松茸ね。最近は外国産もいっぱい出回ってるけど、やっぱり、国内産が最高!ちょっと小さめだけど、実が締まってて、なんと言っても、あの独特の芳醇な香り…。特にあまりかさの開いてない先っぽのまるいやつ、すごい香りがして…、こたえられない。 あとは、お蕎麦、…ざるね。あの、ズズーッて音をたてながら食べるとき、なんか、快感、感じちゃうの。お口でお迎えに行って、頭を上下させながら吸い込むようにして食べる。おっきな音をたてればたてるほど、イヤラシ…、いや、美味しいのよね〜。 あっ、あと、ヨーグルトね、お口の中でプルルンってしちゃう、…あの食感、たまらないわー。うーんと…、あとは…、えーっと…、オクラに納豆!あのネバーッとして、食べると口の周りまとわりつくように糸を引いて…、とっても、美味しい。 そうそう、お花もね、…女の子なんだから…。なかでも、わたしの一番好きなのは、栗の花。特にあの匂い、たまらなくすきなの…。 ブランド品?もちろん大好き!好きなのはシャネル、…ヴィトンも好きだし…、それとフェラ…!? あなた、いま、変なこと想像しなかった?…そーかしら?…怪しいもんだわ。わたしの言いたかったのは、フェ・ラ・ガ・モ・、サルバトーレ・フェラガモ。間違えないでね。フェラガモってなーんかHな感じがするのよねー。あなた、そー思わない? でも、なんといっても、一番好きなのは、お・か・ね・、これがあったら、欲しいもの、何でも買えちゃうし、好きなことできる。要は、この世は、金次第。チコウの沙汰も金次第っていうじゃない? アレッ、違ったかしら?わたし、変なこと言っちゃった? 好きなもの、最後にもうひとつだけ言っておくわ。それは、…わたし…わたし自身。…自分で言うのもなんだけど、とってもナルシストなの。だから、欲しいものがあったり、したいことがあったら、わたし…、自分のために頑張っちゃう。 嫌いなもの?そーねー、コンニャク。気持ち悪いし、…あの色あい、見るのもイヤ。友達でコンニャクが大好きって男の子がいる。コンニャクがないと生きていけないんだって…。信じらんない。あんなもの、どこがいいのかしら…。 あとは…、甘いもの?羊羹とか…、饅頭?饅頭って怖いから嫌い。その後に、熱いお茶なんか出されでもしたら、卒倒しちゃう。…お後がよろしいようで…、テケテンテンテン…。このへんにしとくわ。あまり、弱みをみせて、つけあがられると困っちゃうもんね。 でも、ひとつだけ教えといてあげる。これは重要よ。それはね、…貧乏。これだけは絶対イヤ!わたしの好きなもの知ってんだったらわかるわよね。 わたしの性格ですか?…そーねー。明るくて活発なほうかな?はっきりとして、結構、さっぱりしてると思う…。ちゃっかりしてるって、いわれる、…これは、あんまり、いい意味ではないわね。でも、お茶目でかわいいって、いってくれる人もいるし…、テヘッ。ちょっと、ひょうきんでえー、…あと、ちょこっとだけ、ブリッ子してるかも?(いまどき、ブリッ子っていうのかしらん)…。かまとと?…自分では、あまり、思わないんだけど…。それは、あなたが判断して頂戴。…あとは、…えーっと…。 フーッ、あまり、自分の性格って自分では言いにくいわね。あとは、さつきにでも聞いてもらえるかしら。もっと、冷静で、的確に答えてくれると思うわ。 ひとつだけ、付け加えるとすると、わたしって、ホントは寂しがりやで、とっても甘えん坊。甘えるのが好きなの。得意って言ったほうがいいかもしれない。甘えることで損しないってこと、自分でわかってる。特に男の人に甘えるのが大好きだし、自分でも上手だと思う。 わたしが、「ねぇーん…」なんて、甘え声をだしながら、摺り寄っていくと、大概の男は、言うことを聞いてくれる。そういうときのわたしって、言葉より目を使う。伏し目がちに、目で訴えるようにして…。わたしのこの目に、男の人って参っちゃうみたい。 困ったような、満足したような不思議な顔をしながら…、そのときの男の人の顔って、とっても、可愛い…。口では困ったようなことを言っても、心の中では胸躍らせて、子供みたいに急に張り切っちゃって…、全部、お見通しなのに…。 …あと、無意識を装ったソフトタッチのボディコミュニケーション、もちろん、わたしが意識的にやるんだけど…つぼは、外さない。これで、みんな有頂天になる。おもしろいぐらいに舞い上がっちゃって…。わたしが、全部、コントロールしていることさえ気づかずに…。男って、哀れ、…いや、可愛い…。 ちょっと難しいことでも、なんとか頑張ってみてくれる。お願いでも、なんでも…、時にはお願いというより、命令に近いことでも、…ウフフ、…してくれる。 そりゃあ、どうしてもできなかったり、失敗することだってあるけど…。 みんな、可愛い…、わたしの大事なおもちゃ。 ハッ、…ちょっと、余計なことしゃべりすぎたかしら。 「監督ー、今の段、カット、カット。すいませーん、カット、お願いします。」 「…そう…、『ひとつだけ、付け加えるとすると、…』ってとこから…、その甘えん坊のくだり…。」 「えっ、カットできない?ちょっとまって!」 (ねぇーん、かんとくう、お願い…。) (…やっぱり、ダメ?…ど〜しても?…なーんだ、しょうむな…) と、まあ、このように、失敗することもあります。しょうがないですね、エヘへ。 気を取り直して…っと…。…結構、立ち直りが早いでしょう。…さっぱりしてるの…。うそ、言ってないよね、わたし…。 えーっと、次は?…あんだよう…、あに、すんだよう? なになに…、ジブンノトクギっと…。 トクギ〜〜〜ッ!? 特技って、ブリッジしながら自分の足の裏、舐めたり、…えーっと、座禅の格好から、足を頭の裏に通して、…それから、肩に回したその足を引っつかんだまま、○○したりって、…そういう、あれですかあ? それとも、耳をピコピコさせたり、舌でサクランボの茎を結んだり…。 え、ちがう?…なーんだ、よかった…。 まあ、自分のつま先ぐらい舐めれるけど…。こう、見えても、わたし、結構、からだ、柔らかいんだから…。でも、つま先は自分で舐めるより、人に舐めて…、しゃぶってもらいたいの…。とっても、いい…感じちゃうの…そこ…。 あなた、舐めさせてあげましょうか?…ウフン。 それに、舌でサクランボの茎結びだってできるし、舌で鼻の頭を舐めることもできる。なんといっても、わたしの舌って伸縮自在、思い通りにできる、だから…。 あなた、いま、なに、考えてたの?正直に言いなさい。…フフ、まあ、いいわ。これからゆっくりと…。あとで、お仕置きですよ。いいですかあ? そうそう、特技ね…。特技っていうか、よく使う技かなあ…、ウフフ。わたしの好きなイタリアのブランド…、フェラ…、じゃなくってえー。…泣きまね…。わたしって、自分の思い通りに、涙を流すことができる。これで、ずいぶん得してる。だって、女の涙って、すごい武器だと思わない?古今東西の歴史をみても、例えば、クレオパトラの涙がブルータスを狂わせた…わよね。…あれ?ちがった?…あと、よく知らないけど、ほかにもそんなのあったわよね(すっげー、いい加減だけど…)。えっ、知らないの。もっと、勉強してよね、ったく。…昔からよくいうじゃない、「陰謀の陰に女の涙あり。」って(あんまり、細かいこと気にしちゃダメよ)…。…これって、使わない手はないわよねー。 練習したわけじゃないんだけど、わたしって、もともと、ちょっと涙腺がゆるくできてるのかしら?…涙もろいっていうか…。小さいころから、ちょっとのことでよく泣いた。そんなときって、男の子だと、うろたえちゃったりするから、なんだか、可笑しくなっちゃって…。 最後には決まって、やさしくしてくれた、鬱陶しくなるぐらい…。こっちは、内心、舌を出しながら、笑いを堪えるのに必死だっていうのに…。だから、おもしろくなっちゃって…、知らず知らずのうちに、いろんなときに試すようになった。コツも覚えたし、反応も大体予想できるから、わたしの思惑通りになる。もちろん、TPOに応じて使い分ける必要があるけど、やるときは滅多なことでは下手はうたない。もう、趣味って言うか、癖みたいなものね。相手の反応を見ながら、どうやって仕上げようかしら…、なーんて考えると、とっても楽しくってゾクゾクしちゃう。だって、男ってホントに可愛い…。だから、大好きなの…わたし…。 なんだか、誘導尋問みたいね。これが言わせたかったんでしょう、まったく、監督も人が悪いわね。なんだか、自分の手の内、全部、見せてるみたいで、あとが、やりづらくなるわ…、まあ、いいけど…。だって、わかってたって、いっしょ。ケッキョク、薬局なんだから…。 わたしに泣かれてみたい…なーんて、思わなかった?うそ、おっしゃい!…忠告しといてあげる、わたしに近づかないほうが身のためよ。わたしとお友達になりたいですって?あなた、お金持ってんの?…いいわ…、だったら、わたしと遊びましょ。骨までしゃぶってア・ゲ・ル・、ウフッ。 あーあ、また、喋りすぎちゃった…。エッ、勝手に喋ったって?そんなことないわよ、プーンだっ。 「ちょっと、休憩させてよ。喋りっぱなしで疲れちゃったじゃない。いいでしょう、監督」 「…えっ、O.K.?…やれやれ。照明さーん、落としてくださーい。」 「ちょっと、助監督、ほら、そこのー、××××。」 「そうそう、あなた、…ちょっと、椅子でも持ってきてよ、…ったく、気が利かないんだから…。」 「…ああ、ありがと…、あれ?これ、ディレクターズチェアじゃない?こんなん、持って来ちゃっていいの?…いいの?あっそう…、じゃ遠慮なく、…どっこいしょっと。」 「あれっ、あんた、今、『親父くさい』って、言わなかった?聞こえたわよ。」 「逃げちゃった…。…全く、頭くるわね。あんな子、クビだわ。プロデューサーによく言っとかなくっちゃ…。」 「ブツブツ…。」 「えっ、また来たの?あんた。何しに来たのよ。…なになに、冷たい飲み物とタバコ、持って来たですって?ちょうどよかった、もう、のど、カラカラ、…あら、ビールじゃない。案外、気が利くわね。あなた、なかなか、見所あるわ。さっきの失言、大目に見といてあげる。」 (ゴキュ、ゴキュ) 「プハーッ、おいしいー、こたえられないわね。」 (カチン、シュボッ) 「フーッ、いいライター持ってるわね。どうしたの、これ?…っていうか、どっかで見たことあるような…。」 「わたしんじゃないの!こらーっ。」 「…ったく、逃げ足だけは速いんだから…。」 (ゴクン、ゴクン) 「あー、おいしかった。…いけない、口の周りにビールの髭が…。メイクさん、お願いしまーす。」 どう?お茶目で、ひょうきんな感じ、出てた? (本番、いきまーす!3・2・1・キュー。) しょうがないわね。まだ、あるの?なになに? 好きな色?案外普通の質問ね。こんなんだったら、苦労しないのに…。 好きな色…、赤かしら?…情熱の赤。派手だし、わたしによく似合う。人目を引くもんね。頭のてっぺんから、つま先まで全部、赤なんていいわね。赤のマイクロミニのボディコンスーツに、赤いピンヒールサンダル、赤い縁取りのサングラスに、シャネルの赤いセカンドバッグ下げて…、下着だって、…赤。赤の下着って、結構、多いかも…。サテン地のって、特に好きなの。感触が素敵…。…いけない、どうも、話が横道に逸れちゃって…。好みの色のお話だったのに…。まあ、ついでだからってことで…、全く、関係ないわけじゃなし。 黒も多いわよ、なんかHっぽくて好き。黒と赤ってよく合う。下着って、すごい数の種類があるけど、…かわいいプリント刺繍のものから、ほとんど、紐みたいなものまで、…大体、持ってる。透け透けのとか、勝負下着も…。とっておきは、お楽しみ用のゴム製のパンティー、ピッチピチに張りついちゃって…。これをつけた日には、もう、自分で自分がわかんなくなっちゃうくらいに狂っちゃう。…だって、…。 ふーっ、これ以上は、言えないわ。どうしてもって人は、わたしを落とすことができたら、…教えて、ア・ゲ・ル・。でも、知らないわよ、どうなっても…、ウフフ。 はい、次!…よく見えないわね…、フリップ。あの、助監督ったら、まったく役立たずね。ちっさな字で読みづらい…。やっぱり、クビにするべきだわ。 「もっと、こっち、寄ってよ!見えないじゃないの!」 んー、見えた。…ジブンノセイ…、なんだか、難しい漢字ね。…クセ?えっ、セイヘキって読むの?なーんだ、そーなんだ。性と癖でセイ…ヘキ、セイヘキね、…なんか、括弧書きがあるわね、…英語?英語は得意なんだから…、なんたって、英文科卒…(SEXUAL LIKING)?…確か、SEXUALは、…性的なとか…形容詞ね、それと、LIKING…好きなもの?…。なーんだ、簡単じゃない。…性的に好きなもの、つまり、性的な好み…。…だから、性と癖でセイヘキ。性の…癖、…性的な癖…性的、…セックスの、くせえ〜っ!?…!!! 「ターイム!監督ーっ。タイム、お願いしまーす。こんなん、ありですか?こんなの、言えません!あたし。」 「えっ、そんなの指示した覚えがない?…だって、書いてあるじゃない。性癖ってー、…漢字でー。ちょっと、難しかったけど…。ご丁寧に英語の但し書きまでつけて…、一体、どういうことですか?!」 「知らないって?…さては、助監督、…あいつが勝手に…。もー、許せない。…あっと、やっぱり、…もう、いないしぃ…。」 「なんですか?!ちょっと、いま、忙しいんですけど…、あいつ…、どこ、いった?見つけ出して、懲らしめてやんなきゃ!」 「えっ、なに?…でも、おもしろそうだから、答えろですってーっ!!」 「それに?…それに、なに?…もう、十分、際どいこと自分から話してるからいいだろう、ですってーっ!!」 「それとこれとは、話が別…。」 梨央、現場で荒れ狂うこと十数分…。 「わかったわよ、もう、言えばいいんでしょっ、言えば!…でも、このままじゃ、収まらない。あいつ、…あの助監、連れてきてよ。」 「えっ、ギャラ、上乗せする?マジ?…それを早く言ってよ。」 「で、一体、いくら?…なに、あんた?いま、忙しいのよ。…ああ、メイクさん…、えっ、助監督に言われて、お化粧直しに来た?…それと、わたしのタバコと…百円ライター…。持っていけって?…一服して、気を静めたらって?そんな事いわれなくてもわかってるわよ!…大体、私のタバコじゃないのよ!」 (シュボッ) 「フーッ。…ん?これって、…百円ライター…、…わたしのライターは?…!!」「きいいーっ!あの、ガキ!一体、どこにいるの?」 一体、何、話せっていうの?初体験?そんなの、関係ないでしょう、セイヘキに! …中学三年で相手は同級生だけど…。早い?遅い?どっちだと思う? 「結局、言うのかよ!」って、思った、キミ、退場! やっぱり、最初はよくわかんなくって…。でも、なんとなく、面白いって言うか、興味があって、…それからは…ウフッ。…いろんなこと試した、『実験台』も使って…。『実験台』については、あとで話すかもしれないけど…、今は、内緒、ウフ。 感じるとこ?それは、滅多な事では言えないわね。いくら、くれる? さっき、ちょこっとだけ、前振りしておいたから、わかってる人はわかってると思うけど…。もちろん、他にもあるけど、…あとは、想像にお任せかな? 「そんなの、ずるい!」って、思った、キミ、退場! どうしてもって人は、試してみる? 「よっしゃーっ!」って、思った、キミも…、退場! わたしが一番興味を持ったのは、…イク前の男の顔。あの、アホ面、…何度見ても、いい。…食べてしまいたいくらい、かわいい。あれほど、無防備でスキだらけの瞬間って、他にない。イクためだったら、何でもいいことを聞く。逆に、オアズケ食らわせたときの情けない顔、…この世の終わりみたいな顔しちゃって…。この、イク前の男の表情見たさに、してるようなもんかもしれない。それは、手のときもあるし、素股もあるし、パイパイもあるし、もちろん、イタリアのブランド、フェラ…、もとい、口の時だって、それは、いろいろ…。今日は、どんな顔、見せてくれるの?って想像するだけで股間が濡れちゃう。 オーラルは得意だし、大好き。でも、シックスナインは相手の顔が見えないからあんまり好きじゃない。やっぱ、下から舐めあげるようなアングルで、みてないとねぇ…男の顔。だから、勝手に照明、消したりしたら許さない。だって、わたしのテクニックで、どう感じてるのか、全部感じていたいじゃない。ときどき、口を離して、じらすようにして、言葉を懸けてあげる。「ここが感じるのね、もっと、気持ちよくしてあげる。」、とか、「次は、どこ、苛めて欲しいの?それとも、早く楽にして欲しい?ん?」」なーんて言ったりすると、それだけで上ずったりするもんだから…。男って、ほんとに可愛い。これも、リップサービスのうちかしら?なーんてね、ウフッ。 あとは…、やっぱ、騎乗位よねー。…期待してた?エヘッ。あの、征服感っていうの?「わたし、…この、わたしがイカしてるんだ」って、実感できる。…可愛い、あほ面見ながら…。髪振り乱して、ユサユサしちゃう。わたしって、イクよりイカすほうが好きなの、だから、だからー…。だから、わたしって、案外、尽くすタイプかも? 「うそつけ!」って、思った、キミ、退場! イカされるとき?…わたしを、イカしてみたいの?どーしても?…しょうがないわねえ。…内緒よ。わたしにイカされまくった後でも、まーだ、元気だったら…、ウフッ。…わたし、そっと、お尻を突き出してあげる。ワンワンスタイルでわたしをイカせてみて…。そこまでいったら…、ウフッ、そのときのわたしって凄いかも?エヘへのへ。 でも、あんまりいないのよねー、ここまでたどり着ける人って…。 「フーッ。こんなんでいいのかしら?監督ーっ!ギャラアップの件、よろしくねー。」 「え、プロデューサーに話しとく?大丈夫かしら?あの、けちんぼプロデューサー…。くれなかったら、いいかげん、暴れるわよ…ったく…。」 「もう暴れてるって?るっさいわね、わたしの卍固め、食らいたいの?」 「なに?まだあるの?いいかげんに本編、続けなくていいの?わたし、もう、疲れちゃったんだけど…。」 「…はあ、…ふんふん、…あに?…ほうほう、…んだな、んだ、んだ。」 なんか、もう、悪夢というか、悪乗りが過ぎるような気がするけど…、自分のキャラクターを一言で言えですって…。 そーねー、麻稀姉さんは真性「女王様」だし…、さつきは、…えーと…なにかしら。まだ、あんまり出番ないから、キャラクターがよく固まってないのよねー。さつきも、きっと、わたしみたいに自己紹介でもさせながら、イメージ、固めてくつもりなんでしょうけど…。 シナリオライター、…兼任プロデューサーさん、いま、「ドキッ」って、したでしょう? あれっ、こんな内輪の話、して良かったんだっけ…。 「えっ、なに?人のことはいいから、自分のを言え?そんなこといわれても、急にはでてこないわよ、ちょっとは、わたしの身にもなってよね。」 「…ぷっ、なに、それ?…はあはあ、…へえへえ…。」 @「あずゆーうぃっしゅ(As You Wish)。御意…。」 A「あずゆーうぃっしゅ(As You Wish)。仰せのままに…。」 (「御意」、「仰せのままに」、皆さん、どっちがしっくりきますか?本家、STAR WARSのEpisodeX、…いや、Yか?…見てね。デススターの工事を督促されてダースベーダーが皇帝に返事してるんだけど…、…と思う…(^^ゞ) わたしのキャラクターはー…、フー、恥ずかしいわね。 …『コケティッシュな小悪魔』 …だそうです。これは、こう言えと監督から指示がありました。笑っちゃうわよねー。なーんか、こんなの、「マジ?」って感じ…。…いまさら、…ねえ。 もし、イメージに合わなかったら、それはプロデューサー(製作者)の企画力、それに兼任シナリオライターの貧困なイマジネーションと文章力、および、インポテンツが原因ですので、お叱りのお便りをどうぞ、遠慮なくお送りください。お待ちしております。同時にわたし宛のファンレターも随時、受け付けておりますのでお願いしまーす。 えっ、短小だけどインポじゃない?知ったこっちゃねーだよ、そっただこと。 もう、ないわよね…、「お題」。…宝物?なに、それ? まあ、いいわ。…特に無いけど…、ウフッ。そーねー、しいてあげるとすれば、『カラダ』かな。この、若くて、健康で、ピッチピチの…カ・ラ・ダ・。これは、何ものにも変えられないもんね。なんたって、今が食べごろ、絶頂期、…やっぱり、季節もの、…旬をはずしちゃ、いけないわ。 わたしんちって、結構、ブルジョア…、そーいえば、最近、ブルジョアって言葉、あまり、聴かないわね、もう、死語かしら? 大事に育ててもらったわ。でも、とっても厳格な両親で、しつけも厳しかった。だから、いま、わたしが喋ってること両親には絶対、内緒よ。聞いたら、卒倒しちゃうかも?…これでも、家では、「いい子」、してるんだから…。 でも、本当はわたしって、すんごい「おじいちゃんっ子」。だって、おもしろいし、親が教えてくれないようなこと、いっぱい教えてくれるんだ。今のわたしがあるのもおじいちゃんのお陰かも…、クスッ。 習い事はいっぱいさせられたわね…、これとか、それとか、あれとか、どれとか、…いろいろ、…バレーも。VOLLEYじゃないわよ、BALLET、…クラシック。どーせ、ツッコむ奴がいるから、最初に言っとくけど…。中学校ぐらいまでやってた。おかげで、姿勢がとってもいいって褒められるし、からだもとっても柔らかくなった、いまでも…。わたしの均整のとれたプロポーションも、そのお陰かな。でも、出るとこはちゃんと出てるもんだから、高校生ぐらいから、男たちの視線が集まっちゃって、それが気になって…、痛いほどだった。ちょっとだけ、優越感も感じたけど、やっぱり、怖かったわね。いまも、好奇な視線はいっぱい感じるけど、あまり、気にならない。やっぱり、おんなの「武器」だもんねー、有効に使わなくっちゃって、思うようになった。護身だって習ってるし、痴漢撃退用のあれや、それ、…ちょっと危ないものまで、いっつも持ってる、…。いざというときにはボディガードだっているのよ。だから、うかつに、近づかないほうが身のためかも…。見るだけにしといてね、涎でも垂らしながら…、ウフッ。 わたしって、結構、年の割に幼顔、…幼くみられる…、だからからだとかおの…、あれっ、ちょっと、言いづらいわね…、もとい、えーと、…だから、身体と顔がアンバランスって言うのかしら…。その、ギャップに、みんな、ドギマギしちゃって…、「こんなかわいらしい顔した女の子が…」って思うんでしょうね。おもしろーい。 わたしと付き合ったりすると、そのギャップの深みにどんどんはまり込んで…。 わたしの宝物…、わかった?…やっぱ、わたしって、ナルシスト?ウフッ。 フーッ、…もう、限界。ちょっとだけのつもりが、こんなに長々と…、 だいたい、この、『Episode5 - Emi(pire) Strikes Back -』って"Emi"、「絵実」さんが登場して、展開するはずたったのに…。これじゃ、いつまでたっても話がはじまらないもの。一体、どういうつもりなのかしら?プンプン。 …と、いうわけで、わたし、もう、あがりまーす。 失礼しましたー。 「お疲れー。」 … 「えっ、なに?…そんなの知らね。…もう、おら、寝る。」 (バタン) ン?そーいえば…、わたしのライター…、どーなってんのよ?…んもうっ! |
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