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Senior Mania -foster mother-

其の拾壱

「…………ぅ〜ん……んん…………ん?…………うんっ?……」
わたるは、柔らかい枕の心地良さに包まれながら何やら美しい音色にふと目を覚ました。
「ん?あれ?……ここは?……」
眩しさに目が慣れるまで数秒、わたるは自分がどこにいるのかもわからなかった。
その時……
「あ、ごめんなさいね、わたるちゃん。おばさん、起こしちゃいましたか?」
「ぇ?……」
頭上から、あの美しい音色とよく似た女性の声が聞こえてきたのだ。
瞬間、わたるは自分の置かれている状況を把握した。
どうやら自分は、あの後志乃の部屋で眠ってしまったらしい。
慌てて飛び起きようとするわたる。
「あっ!ぼ、ぼ、ぼ、僕っ!……ふぇ?……え?……あ、あれ?……」
けれど、わたるの意に反しそれは叶わなかった。
何か別の力が働いて、わたるが身体を起こそうとするのを阻んだからだ。
「あ、いいんですよ。そのまま、もう少し寝ていてくださいね、ね?わたるちゃん」
「ぇ?……ぇっ?えっ?えぇっ?!」
なんと驚いたことにわたるは志乃に膝枕されていた。
志乃は、今だ浴衣を捲り上げた姿のまま所謂女座りをしている。
わたるはその志乃に背中を向けるようにして、女座りをした志乃の下側の太腿……右太腿に頭を乗せられていたのだ。
「あ、あ、あ、ぉ、ぉ、お、おく、奥様っ!……ごっ!ご、ご、ご、ごめんなさいっ!ぼ、ぼ、ぼ、僕ったら、な、な、な、なんてことをっ!」
志乃に膝枕をさせるとは、なんて大それたことを!
わたるは再び慌てて身体を起こそうとするのだが……
「いいんですよ。わたるちゃん、疲れたのでしょう?だから、もう少しこのまま寝ていてください。それに、おばさんも少しは母親の役をしてみたいんですよ。ね?」
やはり志乃はわたるを自分の右太腿に押し付けながら優しくそう答える。
「ぁ、ぁ……で、でも……あの……ぼ、ぼ、僕……お、奥様ぁ……ぁ、ぁぁ……」
言われるがままわたるは起きることを放棄した。
いや、そうせざるを得なかったのだ。
志乃に初めてあった時に心奪われたあのミニから延びる福与かな白い太腿。
一度でいいから撫で回してみたいと願ったあの志乃の太腿に、今、わたるは膝枕をされているのだ。
わたるの頬にその志乃の太腿が触れる。
なんという柔らかさ、なんという瑞々しさ。
まるで頬に吸い付いてくるかのようだ。
(凄い……凄い凄い凄い!奥様の太腿、なんて触り心地がいいんだろう……)
ここぞとばかりにわたるは志乃の太腿を堪能した。
そして、そのあまりの心地よさに知らず知らずのうちについ志乃の太腿に手を伸ばしてしまったわたるだ。
(あぁ……な、なんてすべすべで柔らかいんだろう……こ、こんな手触り……ぼ、僕、生まれて初めてだよ……)
その時……
「こらっ、何をしてるんですか、わたるちゃん?擽ったいですよ。おばさんの太腿を撫でるの止めてくれますか?」
「え?あっ!あぁっ!ご、ご、ごめんなさい、奥様っ!あ、あんまりすべすべで、し、しっとりしてて、さっ、触り心地が良かったので、つい!ごっ、ごめんなさいっ!」
滑稽なほど慌てふためき、慌てて手を引っ込めたわたるだ。
そのわたるの狼狽ぶりに思わず志乃は吹き出した
「ぷっ……仕方のない子ですね。褒め言葉として受け取ってあげます。でも……こぉんな女の子みたいな可愛らしい顔をしてるのに、本当に助平なんですねぇ、わたるちゃんは……うふふふふ……」
「あぅ……ぅぅ……ご、ごめんな……さ……ぃ…」
助平と言われても、今日、これまでのことを振り返れば、何も言い返すことが出来ない。
ただしょんぼりと、志乃の言葉を聞いているしかないわたるだった。
暫くの間、二人にとって静かな心地良い時間が流れていた。
志乃は、膝に抱いたわたるの頭を手で撫でながら静かに鼻歌を歌っている。
あぁ、さっきの音色はこれだったのかと、志乃の太腿を楽しみながらもわたるはぼんやりとその歌を聞いていた。
その時、志乃がポツリと呟いた。
「あの後……」
「え?」
「わたるちゃんは眠ってしまったんです。いえ、眠ったというより気を失った、が正しいかもしれませんね。ほんの4、5分ですけど……あの後、わたるちゃんが後ろにパタリと倒れて……おばさん、ビックリしましたよ」
「そ、そうだったんですか……ご、ごめんなさい……奥様……」
「いいんですよ。男の子があれだけ『精を出して』頑張ったんですから。疲れるのも無理はありませんよ、って……くすっ……こういうのオヤジギャグって言うのかしら?……うふふふふ……」
「ぁ……ぅぅぅ……」
志乃の冗談も、今のわたるには笑えなかった。
あの後と言われ、わたるは先程の志乃との秘め事を鮮明に思い出したからだ。
自分の未熟さには一切目を向けず、ただ浅ましい欲望に身を任せて、無謀にも志乃に抗い、そして……
頭を志乃の太腿に預けたまま、畳を睨むように見つめ続けるわたる。
わたるの思い詰める様子が気になったのか、志乃が優しく囁くように問い掛ける。
「どうしたんです?何を考えているんですか?わたるちゃん…」
けれどわたるは、志乃の顔を見ることが出来ずにいた。
自分が情けなくて、見っともなくて仕方がなかったのだ。
「ご、ごめんなさい……お、奥様……」
「え?何を謝っているんですか?わたるちゃん」
「ぼ、僕……さ、さっき、お、奥様に……は、反抗するような態度をとってしまって…」
「あぁ、そのことですか……クスッ……そんなこと気にしなくていいのに」
「で、でも…」
「わたるちゃん?」
グズグズとするわたるを嗜めるように志乃が低いトーンの声を出した。
今日何度か聞いた覚えのあるあの声だ。
「わたるちゃん?黙っているのも不自然なので、さっきのことを話しますね」
「え?……は、はい…」
わたるの頭を鋤くように撫でながら志乃は先程の出来事について話し出した。
「わたるちゃんは、おばさんにチンポコを弄られ始めてから……10秒ちょっとで射精してしまいました」
「ぅ……は、はぃ……」
「それも、わたるちゃんがせんずりする時のように、チンポコをシコシコ擦ったわけじゃありませんよ?こう……」
わたるの頭を撫でていた右手をわたるの目の前に差し出す志乃。
そしてさっきわたるのペニスにしたように親指と人差し指で煙草でも摘まむような手つきを見せた。
「こうチンポコの先っぽをちょっと摘まんで、クリクリと揉み込んであげただけで、です」
「………………は……は……ぃ……」
自分の情けなさを改めて口で説明され、居たたまれなくなったわたるは自分の顔を両腕で覆い隠した。
そんなわたるが少々可哀そうに思えたが、物事は最初が肝心だ。
志乃は心を鬼にして話し続けた。
「自分の……いえ、わたるちゃんのチンポコの身の程……分かりましたか?」
「…………は、はい……よ、よく……わ、わかりまし……た……」
「自分のチンポコは射精が出来るから子供じゃない、と、まだそう思っていますか?」
「……ぉ、思って……な、無い……です……ぅ……」
「指先でちょっと摘ままれただけで射精してしまうようなそんな未熟な早漏チンポコで、おばさんとセックスが出来ると本気で思っているのですか?」
「……お、思ってないです……お、ぉ、思って……思ってないですよぉ……ぅ……ぅぅ……」
自分の不甲斐なさを痛感させられた、わたるの声は涙に掠れていた。
そんなわたるに志乃はつとめて優しい声で語りかける。
「……ふむ、わたるちゃんはやっぱり賢い、良い子ですね」
「え?…」
「感情に左右されず、冷静に現状を把握することは大切なことです。しかも、自分の未熟な部分をちゃんと認めて……立派ですよ、わたるちゃん」
「……そ、そんなこと……ぼ、僕は、ただ……」
「わたるちゃん?先生が立派だと言っているのです。信じられませんか?」
「い、いえ、そ、そんなこと……は、はい……あ、ありがとう……ございます………ぼ、僕……ご、ごめんなさい、奥様……ヒック……ぼ、僕……な、生意気言って……ご、ごめんなさい……ヒックヒック…」
また涙を零し始めたわたる。
志乃は再び溜息交じりの苦笑いだ。
「やれやれ、随分と泣き虫なんですね、わたるちゃんは。ほら、こんなことくらいで泣いてちゃだめですよ。しっかりしてください、わたるちゃん」
「ヒック……は、はい……ヒック」
「童貞坊やが初めて女にチンポコを弄られたんですもの、そんなに我慢できるわけないでしょう?あっという間に射精してしまうのは仕方のないことですよ」
「はい……」
「で、どうでしたか?わたるちゃん?おばさんにチンポコを弄られて。気持ち良かったですか?」
「は、はい……と、とっても、とっても、き、気持ちよくて……じ、自分でするよりも、何十倍……い、いえ、何百倍も気持ち良くて……」
「クスッ……大げさですよ。でも……そうでしょう?他人に……女に射精させられるのは、とっても気持ちよかったでしょう?」
「は、はい」
「わたるちゃんは、まず……その気持ちよさに慣れる必要があるんですよ」
「な、慣れ……る…」
「はい。何度も何度も女に射精させられて、その気持ちよさに慣れるんです。そして、少しづつ我慢できるようになればいいんですよ」
「あ、そ、そうか……だ、だから、奥様は…」
わたるは志乃との約束事の一つを思い出した。
志乃の顔を見上げてみる。
志乃は、黙って『ええ』と一つ頷いた。
「そうです。オナニーを禁止し、おばさんがわたるちゃんのチンポコのお世話をすると言ったのは、まず女に射精させられることに慣れてもらおうと思ったからです」
「そ、そうだったんですか…」
「はい、そうして少しづつチンポコを鍛えていくのです。それとは別にもう一つ理由はありますけど……」
「もう一つ……り、理由が?」
「チンポコをただ鍛えるだけでは片手落ちですよね?性教育というからには、わたるちゃんに女の身体のことも覚えてもらわなければなりません」
「お、女の……か、身体……ゴクン…」
「はい。女に沢山射精させられて折角チンポコが我慢強くなっても、いざセックスとなった時に女の身体をどう扱っていいか分からない、なんてことになったら相手の女性に笑われてしまいますものね」
「そ、そう……です……ね……」
「だからおばさん、わたるちゃんに女の身体の扱い方もちゃ〜んと教えてあげますけど……それを、ご褒美制にしようかなと思っているんです」
「ご、ご褒美……制?…」
志乃の言葉の意図が掴めず、懐疑的な表情で志乃の顔を覗き込む。
そんなわたるに、志乃は一度ウィンクをしてご褒美制について説明し始めた。
「ご褒美制っていうのはね、わたるちゃんが射精を我慢できるようになった時間に応じて、女の身体の扱い方を教えるっていう方法です」
「時間に応じて?」
「つまり……今日は10秒くらいで簡単にお漏らししちゃいましたけど、おばさんの愛撫にわたるちゃんの包茎君が1分間我慢できるようになったら……おばさん、わたるちゃんにオッパイを見せてあげます」
「え?!……オ、オ、オ、オッパイを?!」
「はい。でもただ見せるだけじゃありませんよ。オッパイをジックリ見てもらった後で、オッパイの揉み方、乳首の吸い方を教えてあげます」
「!……オ、オッパイのも、も、揉み方……す、吸い方を……はぁ、はぁ…」
ただ話を聞いているだけで、息が荒くなってきたわたるだ。
さっき射精したばかりの包茎が、再びピクリと打ち震える。
「次にもう少し長く……3分我慢できるようになったら、童貞坊やはお待ちかねですよね?おばさん、わたるちゃんに……おまんこを見せてあげます」
「!!!……お、お、お、おまっ……おまんこぉっ?!……ゴクッ」
チンポコ、オナニーという単語だけでも驚かされたのに、まさかこの淑やかな志乃の口から女性器を示す俗語を聞かされるとは。
思わず大声をあげてしまったわたるだった。
「いやだわ、わたるちゃんたら、そんなにはしゃがないの。性教育ですもの女性器……おまんこの勉強だってもちろん必要でしょう?わたるちゃんは、見たことあるんですか?女の……おまんこ」
あるわけないと志乃だって分かっているはずなのに、わざとわたるに答えさせようとする。
まだまだ初心な幼い童貞坊やに女の身体を教えていく。
どうやら志乃もこの怪しい秘め事にのめりこみ始めたようだった。
「な、な、ないですぅ……そ、そんな……お、お、おまんこなんて見たことないですよぉ!」
「そうですよねぇ、まだまだ初心な童貞の僕ちゃんですものね。それに施設とかではインターネットでエッチなサイトとか見れませんものね」
「は、はい、な、無いです。み、見れないです。見たことないです」
「だからぁ、おばさんがしっかりと見せてあげるのです。わたるちゃんの目の前で大きく脚を開いて……穴が開くほど見せてあげます……あ、おまんこには最初から穴が開いてますね……クスッ」
「お、お、おまんこ……お、奥様の……お、お、おまんこ……ゴクリッ!」
志乃の冗談も耳に入らない。
まったくこの助平小僧はと、今日何度目かわからない溜息交じりの苦笑いを零す志乃だ。
「そうです。おまんこです。わたるちゃんの目と鼻の先で大陰唇をクパァッと開いて、クリトリスや小陰唇、おしっこの穴やおまんこの穴、女性器の構造を事細かに説明してあげます」
「お、お、奥様が……ぼ、僕に……お、おまんこの……こ、構造を……はぁはぁ、はぁはぁ……」
「勿論オッパイ同様、見せるだけじゃありませんよ?しっかりおまんこの構造を覚えたら、おまんこの抉(くじ)り方、クリトリスの舐め方も教えてあげますからね」
「ク、ク、クリトリスの……舐め方……お、奥様の……を、ぼ、僕が?……な、舐める……はぅっ!……はぁはぁ、はぁはぁ……」
わたるにとって志乃の言葉は、興奮を煽る催眠術のようなものだった。
自分では気づいていないのだろうか?
志乃の膝に頭を預け背中を向けているわたるの股間の包茎は、すでにピンピンに勃起していることに。
無論、志乃はわたるの股間の変化はとうに気づいている。
膝を曲げ身体を丸めようにして志乃に膝枕されているわたるだが、上から眺める志乃にはわたるの股間の状態など丸見えだ。
ほんの少し前までそれは玉のように縮こまりわたるの股間でプラプラ揺れていた。
けれどご褒美制の話をし始めた頃からそれはムクムクと成長し、今や先程志乃が指先で射精させてあげた時と同じくらいピンピンに尖っているのだ。
ただ言葉だけでいとも簡単に勃起してしまう初心な包茎。
そのあまりの微笑ましさに思わず志乃の口元に笑みが浮かぶ。
しかし、まだ話の途中だ。
今は敢えて気づかない振りをする志乃だった。
「これでオッパイの揉み方、吸い方。おまんこの抉(くじ)り方、舐め方も覚えましたね。それではいよいよ最後です。わたるちゃんのチンポコがもっと我慢できるようになって、5分我慢できたなら……」
「ゴクッ!……ご、5分……が、我慢出来たら?…」
この瞬間だけはわたるの荒い息が止まっていた。
まさに固唾を飲んで志乃の言葉を待っている。
そして今度こそわたるの待ちに待った言葉が志乃の口から発せられたのだ。
「おばさんが責任を持って、わたるちゃんの筆おろしをしてあげます。ええ、わたるちゃんが待ち望んでいたセックスですよ。おばさんがしっかりとセックスして可愛らしいお子様チンポコを男の子にしてあげますからね」
「セ、セックスッ?!……お、お、奥様と……ぼ、ぼ、僕が……セ、セ、セックスッ?!……ゴクリ!!………はぁはぁ、はぁはぁ……」
「どうです、わたるちゃん?こんな具合にご褒美制にしたら、わたるちゃんだって、もっともっと我慢しよう、未熟なチンポコをもっともっと鍛えよう、と思ってくれるんじゃないですか?」
「は、はい……お、思います……お、奥様と……セ、セ、セックスするためなら……はぁはぁ、はぁはぁ……ぼ、僕、絶対頑張って、オ、オチンチンを鍛えますよぉっ!……はぁはぁ、はぁはぁ……」
まるで盛りの付いた野良犬のようなわたるに、志乃は呆れ顔だ。
けれどこのむっつり助平な童貞少年を、どうやら志乃はいたく気に入ってしまったらしい。
自分の言葉に一喜一憂し、ペニスまでピクピクと引きつかせるわたるを愛おしく感じ始めてしまったらしい。
だから、志乃は再びわたるの包茎にそっと手を伸ばしていった。
「もう、またこんなにピンピンにして……男の子というのは本当に世話が焼けるものですねぇ。それとも……わたるちゃんのチンポコが特別に助平なのかしら?」
「はぅぅぅぅ!お、奥様、そ、そ、そんなっ!」
不意にペニスを触られ、思わず飛び起きようとしたわたるだ。
けれど、それを志乃が許さなかった。
いや、それだけではない。
自分が包茎を弄りやすいよう、クルッとわたるの身体を反転させ自分の方を向かせたのだ。
「え?え?お、お、奥様?……え?え?えぇぇっっ!!……ふっ……ふがっ……ふぐぅぅぅ……」
身体を反転させられたことにより、今やわたるの顔のほんの数センチ前にあの志乃の白いパンティがあった。
いやそれどころではない。
実際、わたるの鼻の頭は志乃のパンティに触れているのだ。
そして志乃のパンティの横からはみ出た漆黒の陰毛が、わたるの頬や顎や眉間の辺りを擽っているのだ。
もし一度射精させられていなかったら、わたるはこの状況だけで射精していたかもしれない。
「あん、こら暴れないの、わたるちゃん。やん!擽ったいですよ。あんまり息を吹きかけないでくださいね」
わたるの息が股間に降りかかり、擽ったさに身をよじる志乃。
そんなことをすれば、またわたるの顔にパンティが押し付けられ、陰毛が頬を撫でまわす。
わたるの興奮は最高潮に達していた。
だから、再び志乃が包茎を摘まんだ時には……
「さてと……それじゃあ、もう一度おばさんが射精させてあげますからね。なるべく我慢して早く一人前のチンポになるんですよ……って、え?……えぇっ?!」
「ふっ!ふぐぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっっっっっ!!!」
呆気なくわたるは2度目の射精を迎えていた。
今日2回目とはとても思えないほど大量な精液を吐き出す包茎。
突然のことに受け止める準備もできず、志乃は呆気にとられた様子で包茎が射精する様をただじっと眺めるしかなかった。
やがて射精が終わると、あまりの他愛無さに流石に呆れたのだろう、わたるにお小言を言う志乃だった。
「な……なぁに、わたるちゃんったら。もう出しちゃったんですか?おばさん、ただ指先で摘まんだだけですよ?さっきより全然短い……まだ2、3秒しか経ってないのに……もう!駄目な子ですねぇ」
「ふぐ……ご、ごめんな……さい……ふ、ふぐぅ…」
「いくらなんでも我慢がきかなすぎです。あんまりだらしないと流石におばさんも怒りますよ?それとも……わたるちゃんは、この早漏チンポコにお灸でもすえられたいんですか?」
「いっ!いえ!そ、そんな……だ、だけ……ど……」
「言い訳しないの。男の子らしくないですよ、わたるちゃん。どんなに小っちゃくて皮の被った情けないお漏らしチンチンでも、ちゃ〜んとチンポコぶら下げているんでしょう?だったらもっと男の子らしくしてくださいね」
「ぅくっ……は、は……ぃ……」
志乃の歯に衣着せぬ言葉に、身が縮まる思いのわたるだ。
けれど志乃は、その縮んだわたるの身をさらに震え上がらせるような提案をしてきた。
「ふむ……やっぱり、あまりに情けなくお漏らししてしまった時は、御仕置した方が良いかもしれませんね。わたるちゃんのチンポコに早漏癖が付くと困りますし」
「え?!お、御仕置!?……そ、そ、そんなぁ……」
御仕置と聞いて、先ほどの恥ずかしい尻叩きが頭に浮かんだ。
思わず手でお尻を庇ってしまったわたるだ。
そんなわたるの様子を見て、志乃はクスリと笑みを零す。
「クスッ……御仕置といってもお尻ペンペンじゃありませんよ。それはわたるちゃん自信が『悪さ』をした時の御仕置ですから、ね」
「え?……じゃ、じゃあ、お、御仕置って?……」
「そうですねぇ……やっぱりチンポコ君がだらしない時は、チンポコ君に御仕置を受けてもらわなければなりませんよね。こんな風に……ねっ!」
「!!!……あっ痛っっぅっ!!!」
不意に志乃が、2度の射精に萎みかけた包茎の先っぽを人差し指でピシリッと勢いよく弾いたのだ。
お風呂で揶揄い半分に弾かれた時のような生易しいものではない、それはまさに御仕置としての包茎弾きだった。
まるで本当にお灸でも据えられたのかと思うほど、熱さを感じる痛みが包茎の先っぽにピリリと走る。
あまりの痛みに志乃の太腿に頭を預けたまま、股間を両手で覆い隠しまるでダンゴ虫のように身体を小さく丸め込んでしまったわたるだった。
「分かりましたかわたるちゃん?あんまりだらしないと、今みたいに早漏チンポコにデコピンしちゃいますからね!」
「ぁぅぅぅ……そ、そんなぁ……で、でも……だ、だらしないって……ど、どれくらいの……じ、時間……です……か?……ぁっっ……」
いつまでも痛みの癒えぬ股間を手で押さえながら、恨めし気に志乃の顔を見上げるわたる。
志乃はそんなわたるの視線を、少しばかり意地悪な表情で受け止めた。
「う〜ん……最初、わたるちゃんは10秒は我慢出来ましたよね?……そうですね、キリ良く10秒……いえ、おまけして10秒未満としましょうか」
「じゅ、10秒……み、未満…」
「はいそうです。つまり10秒我慢出来たらセーフ、出来なければ……御仕置としてチンポコにデコピンです。いいですか、わたるちゃん?……うふふ……」
志乃の表情には、まるで少女が悪戯をする時のような無邪気な笑みが浮かんでいた。
ほんの少しばかり志乃の心に虐めっ子のような感情が芽生えてしまったようだ。
何やら楽し気な志乃の様子が、かえってわたるに恐ろしさを感じさせる。
「だけど……ふ〜む……」
そんなわたるをよそに、志乃が不意に顎に右手を当て何やら思案しているような仕草を見せた。
嫌な予感がまたわたるの胸を過ぎる。
ところが……
「だけどチンポコにデコピンって少し変ですよね。う〜ん……チンピンでは『珍しい品』みたいだし、チンポコピンではちょっと字余りだし、何か良い呼び方は……」
「へ?……」
わたるの不安をよそに、どうやら志乃は御仕置のネーミングを考えているようだった。
拍子抜けして思わず間の抜けた声を出してしまったわたるだ。
「う〜ん……あ、そうだ!」
しばらく思案の表情を浮かべていた志乃が不意に何かを思いついたかのようにポンっと手を打った。
その表情には、やはり例の無邪気な微笑みが浮かんでいる。
「ポコピンっていうのはどうでしょう?……ポコチンにも掛かってるし、音の響きもなんだか可愛らしいし……うん、ポコピンにしましょう。ね、わたるちゃん?」
まるで子供がなぞなぞの答えを自慢げに披露するかのように、瞳を輝かせながらわたるに自分の考えた御仕置名を伝える志乃。
どうやら志乃の魅力の一つである茶目っ気が、おかしな方向に発動してしまっているようだ。
「え?……あ、そ、そうです……ね。はは……わ、分かりやすくて……と、と、とっても可愛らしい呼び方……です……ね……はは、ははははは……」
どんなに音の響きが可愛らしかろうと、わたるにとっては自分のペニスに苦痛を与える御仕置の名前であることには変わりはない。
その御仕置の恐ろしさは、今だヒリヒリと痛む包茎が雄弁に物語っている。
けれど、そんなことどうでもいいじゃないですか!などと当然わたるは志乃に対して言うことは出来はしない。
だから、乾いた愛想笑いを浮かべ、同調することしか出来ない惨めなわたるだった。
「あ……コ、コホン……ん……で、では、いいですね、わたるちゃん?これからだらしなくお漏らししてしまった時は、ポコピンですからね!」
そんなわたるのどこか白々しい態度に、茶目っ気志乃はどうやら我に返ったらしい。
一つ誤魔化しの咳ばらいをすると、その場を取り繕うように話題を変えようとする志乃だ。
「さ、さて……まだチンポコ、痛みますか?おばさん、ちょっと加減を間違えたかしら……わたるちゃん、ほら、手をどかして。チンポコ見せてごらんなさい」
「え?……は、はい…」
恥ずかしがりながらも志乃の指示通りにそっと股間から両手を離すわたる。
すると2度の射精のせいなのか、それとも志乃の御仕置……ポコピンのせいなのか、まるで玉のように縮こまった包茎がポロンと姿を現わした。
その包茎を志乃はそっと2本指で摘まみ上げる。
「あらあらこんなに小さく萎んじゃって……まだ痛い?わたるちゃん」
「はぅ……は、はい……まだ、ちょっと先っぽが……」
だいぶ和らいだとは言え、まだ包茎の先端に痛みを感じる。
顔をしかめるわたるに、志乃が申し訳なさそうに謝罪の言葉を口にした。
「ごめんなさいね、やっぱり少し強すぎたかしらね、ポコピン……よしよし可愛そうに。おばさんが摩ってあげますからね……」
「え?……お、奥様?……は?はぅっ!」
親指と人差し指で摘まみ上げた玉のような包茎を、志乃は労わるように上下に撫で擦り始めた。
志乃にしてみれば少しでも痛みを和らげようとただ患部を摩っているだけだろうが、わたるにしてみればこれは女性の手による愛撫以外の何ものでもない。
痛みが薄れるにつれ、それに反比例するように包茎が受ける快感が強くなっていく。
「ぅくっ……ぁひっ……お、奥様ぁ……ぁふぅ……あ、あ〜ん……」
「よしよし、痛かったねぇ、ほぉら、痛いの痛いの飛んでけ〜」
まるで包茎に語り掛けるようにそう言いながら、志乃は指先をさらに入念に躍らせる。
「あ、あ〜ん……ぁん!……お、奥様ぁ……ぁはぁ〜ん……」
こんなことが続けば、当然、わたるの包茎は……
「痛いの痛いの飛んでけ〜痛いの痛いの……あ、あら?……あらあらあら……」
当たり前のように再び元気よくピンピンに勃起してしまうわたるの包茎だった。
「もう、またこんなにピンピンにして……痛かったんじゃないんですか?まったく、堪え性がないくせにすぐおっ勃てちゃうんだから……本当に助平なチンポコですねぇ、わたるちゃんのは」
「あは〜ん……で、でもぉ……あふぅ……」
わたるにも言い訳したい気持ちはあった。
志乃の股間に顔を埋められ、パンティや陰毛を顔に押し付けられたこんな状況で包茎を撫で擦られれば再び勃起してしまうのも仕方ないだろうと。
しかしそれは言葉にならない。
いや、わたる自身、志乃の股間から顔を離すことが出来なくなってしまっていたのだ。
むしろ自分からさらに志乃の股間に密着させようと、顔をグイグイと押し込むようにするわたる。
女の体臭が最もキツイ秘処から、甘いようなそれでいて男を高ぶらせる妖しく淫らな香りが、わたるの鼻一杯に広がっていく。
それを嗅いだわたるの包茎は、2度の射精など無かったことのようにさらに硬くピンピンに尖って健気にその存在を主張する。
それを見た志乃は思わず肩をすくめ、また溜息交じりの苦笑いを浮かべた。
「あらあら、まだまだこのおチビちゃんは元気一杯みたいですねぇ……仕方ない。はい、はい、わかりました。それでは……ほら、わたるちゃんはこうしておばさんのパンティに顔を埋めて寝ていてくださいね」
言いながら開いている左手で、わたるの頭を自分の股間に押さえつける志乃。
「ふが…っ?」
「性教育初日ですものね。おばさん、今日のところはあっという間に射精しちゃっても、もう叱ったりしませんから……思う存分好きなだけ射精してくださいね。じゃあ行きますよ、わたるちゃん、それっ!」
「ふっ!ふぐぅぅぅっっっ!」
言うや否や志乃は、今度は親指と人差し指で作った輪を包茎に巻き付け、いつもわたるがしているであろうシコシコとした動きでわたるの包茎を責め立てた。
その志乃の指先があまりに気持ち良すぎて、自然と腰を前後に揺すってしまうわたるだ。
それでも顔は志乃のパンティから片時も離さず、志乃の指先に与えられる快感に耐えている。
「ほらほらどうです、わたるちゃん?気持ちいいですか?好きな時にイっていいですからね?今日はわたるちゃんのチンポコが根をあげるまで、おばさん、チンポコを可愛がってあげますから……っと、はい3回目っと」
「ふぐぅぅぅぅぅっっっっっっっ!」
初回と同じ10秒ちょっとで3発目を放ったわたる。
しかし、まだ萎えない。
まだまだ弄って欲しい、もっと可愛がって欲しいと言わんばかりに、硬く硬く勃起し続けるわたるの包茎。
志乃はそれに応えるように、手の動きを止めず、休まず、健気な包茎を扱きたてる。
「ふふ……元気、元気。とっても未熟な早漏チンポコですけど、精力旺盛なのは良いことですね。ほらほら、頑張れ頑張れ。絶倫童貞チンポコ、もっともっと頑張って!」
「ふっ!ふっ!ふぐぅぅぅぅぅぅ!」
こうしてわたるは、10分も経たないうちになんと5回も志乃の指先に精を搾り取られたのだった。
気を失う前の最初の1回を含めれば全6回。
自分でした事ながら、これには志乃も呆れかえった様子だった。
「ふぅ……これで、満足ですか、わたるちゃん?やっと包茎チンポコ、小さくなりましたね……あらあら、こんなに畳を汚して…」
見ればわたるの股間の辺りの畳は、まるで白いペンキの缶をひっくり返したかのように精液がベッタリと付着していた。
そこからむせかえるような栗の花の匂いが立ち昇り、大人の女の志乃でさえ何やら淫靡な気持ちになってしまいそうだ。
「やれやれ、こんなに出して。本当に絶倫坊やですね、わたるちゃんは……あら?……わたるちゃん?わたるちゃん?」
6回も射精させられ、さすがに精も根も尽き果てたのだろう。
いつしかわたるは、今度こそ死んだように眠っていた。
寝ていてもなお、志乃の股間に張り付く白いパンティに顔を埋めているわたる。
その貪欲さに志乃は呆れるばかりだ。
「やれやれ、出したいだけ出したら今度はおばさんのパンティを枕にお眠だなんて。まったく、なんて自分勝手な後継ぎなんでしょう。この助平な童貞坊やは」
言いながら志乃は既に玉のように縮こまっているわたるの包茎を人差し指でピシりと弾いた。
勿論それは御仕置などではない、かなり手加減したポコピンだ。
「ふぐ……ぅ……ぅぅん……」
瞬間、顔をしかめたわたるだが、起きることはなかった。
志乃のパンティに顔を擦り付けるようにして、スヤスヤと幸せそうな顔をして眠っている。
「くすっ……可愛い坊や」
指で弾いた包茎を労わるように指先で摩りながら、志乃は入口の障子に視線を送った。
いや、それはきっとその先にある老人の書斎を捉えていたに違いない。
「あなた……なんとか計画通りになりましたよ」
志乃の計画。
それはわたるの悪事を暴くことで、わたるを自分の言う通りに従わせることだった。
老人に話した通り、少し子ども扱いしたくらいでむくれてしまうようなお子様だ。
こんなお子様に我儘を言わせず、自分の言うことを聞かせるにはこの方法が最も効果的だろうと考えた結果だった。
また、自分の身体を褒美として射精の面倒を見ることも計画の一つだ。
こうすることで、きっと射精したい盛りのむっつり助平な童貞少年はすぐに志乃に依存するようになるだろう。
これは老人の目的……わたるの気晴らしに性を発散させること、悪い女に引っかからないようにすることの両方を解決する一挙両得の方法だった。
「少しばかりわたるちゃんには可哀そうな思いをさせましたが……あなたとの約束はしっかりと守りますからね……けれど……」
わたる包茎を撫でさすりながら、遠く離れた老人に語り掛けるように呟く志乃。
「ん……うぅん……」
その時、指先の包茎がピクリと震え、わたるが小さな呻き声をあげた。
大丈夫、起きてはいない。
包茎を晒したままスヤスヤと眠るわたるの愛らしい顔に、志乃はニコリと笑みを浮かべ再び小さな包茎に指先を伸ばす。
けれどその微笑みは一瞬のこと。
老人の書斎を見つめた志乃の表情には、すでにその涼やかな微笑みは無かった。
そしてわたるが能面のようだと感じたあの真剣な表情で一言呟く。
「けれど……本当に良いのですよね?私が……この坊やと寝ても…」
それは志乃の決意の表れ。
いつしか志乃の指先は包茎を摘まみ上げ、ゆっくりとゆっくりと上下に扱き始めていた。
触れるか触れないかという絶妙なタッチで志乃の指先に撫で擦られるわたるの包茎。
「ぅ……ぅうん……ぁ……ふぅ……ぅ……」
眠っているわたるの口から吐息が漏れ始める。
そんなわたるに構わず、志乃は指先を躍らせる。
「ぁ……ぁふぅ……はぁ……ぁ…ぁあん……はぁ、はぁ……」
あれよあれよという間にまたしてもピンピンに勃起してしまうわたるの包茎。
思い通りの結果なのだろうか、その勃起をなんとも慈愛に満ちた微笑みを浮かべながら志乃は見つめた。
「良いのですよね?……こんなにも可愛らしい幼い包茎チンポコを私の身体で男の子にしてしまっても……」
慈しむように包茎を愛でる志乃。
眠ったままのわたるの吐息が激しくなり、包茎がピクピクと震え始める。
その時……
「……はぁはぁ……んぁ……ぁぁん……ぉ、ぉ、奥様……お、奥様の……はぁはぁ……ぉ、ぉ、ぉまん……こぉ……はぁはぁ、はぁはぁ…」
ほんの少し眉間にしわを寄せながら、とんでもない寝言を漏らしたわたるだ。
「えぇ?……くすっ……もう、本当に助平ですねぇ、わたるちゃんは。おまんこだなんて……一体、どんな夢を見てるんですか、嫌らしい子ねぇ……見たことも無いくせに……くすくすくす……」
けれど、わたるを見る志乃の目はあたかも聖母のように優しいそれだ。
指先の包茎の先端が徐々にヌルヌルに濡れそぼっていく。
「でも、ちゃ〜んとおばさんの夢を見てくれているのですね。可愛い子……それじゃあご褒美に……おばさんが夢精を手伝ってあげましょうね」
言いながら志乃は、再びわたるの包茎を愛撫し始めた。
わたるを起こさぬよう、そっと2本指で摘まみ上げた包茎をクリクリと捏ね回す……一番最初にわたるの包茎を射精に導いたあの方法だ。
ただ指圧されているだけにも拘らず、やはりわたるはいとも簡単に追い込まれていく。
「はぁはぁ、はぁはぁ……ぁ……ぅぅん……はぁはぁはぁはぁ……はぁはぁはぁはぁ……」
軽く開いたわたるの口からだらしなく涎が垂れ、志乃の太腿を濡らした。
けれど志乃はそんなことに意を介さず、指先を悩ましく躍らせ摘まみ上げた包茎を愛でていく。
「気持ちよさそうな顔をして……一体、どんな夢を見ているんでしょうかね?この助平小僧は」
ペニスを志乃のおまんこに突き入れ、男らしくガンガンと腰を振り、志乃をひぃひぃと喘がせでもしているのだろうか?
それとも逆に志乃に股がられ、悩ましい腰使いでおまんこに包茎チンポコを揉みくちゃにされ、ただ為す術も無くアンアンと泣かされでもしているのだろうか?
「くすっ……わたるちゃんの可愛い包茎チンポコは犯される方がお似合いですけど……でもどちらにしろ夢は夢。わたるちゃんにはまだまだセックスなど早いですよ。まずはこうして女に射精させられることに慣れてくださいね」
「はぁはぁはぁはぁ……はぁはぁはぁはぁ……ふぅぅ……はぁはぁはぁはぁ……はぁはぁはぁはぁ……」
わたるの吐息がパンティに降り注ぐ。
擽ったくも心地よいその感触に志乃は腰を捩らせながら、さらに愛撫を続けていく。
やがて……
「はぁはぁはぁはぁ……はぁはぁはぁはぁ……んあっ!……あっ!あっ!……んぁぁぁぁぁああああああっっっ!!」
やはり呆気なく射精させられてしまうわたるだった。
とても今日7回目とは思えない量の精液が、ピシャッと志乃の掌に弾け飛ぶ。
「はぁはぁはぁはぁ……はぁはぁ、はぁはぁ……はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……ん……ふぅ……はぁ、はぁ……」
わたるの息が徐々に整っていく。
どうやらわたるを起こさずに射精させることが出来たようだ。
志乃はそっと包茎を根元から先端に向かって扱き上げた。
するとトロリと一滴、名残惜しそうに精液が滴り落ちる。
志乃はそれを人差し指でスッと拭った。
「まったく、射精の勢いだけは本当に一人前ですね、わたるちゃん……こんな幼い包茎のチンポコなのにね……うふふ……可愛い」
「ぅ……ぅ〜ん……ぉ、奥……様ぁ……………す……好きぃ……」
「えぇ?」
寝ぼけながら、まんまと志乃に大胆不敵な告白をしたわたるだった。
「もう、この子ったら……くすっ……はいはい、ありがとうございます、わたるちゃん。おばさんもエッチなわたるちゃんが大好きですよ」
わたるの頭を愛おしそうに撫でながら、志乃は再び障子を通して老人の書斎に視線を送る。
「このちょっと助平な童貞坊やの筆おろし……私がしっかりと務めさせていただきます。良いですね?あなた」
老人に伝えるためなのか、それとも自分に言い聞かせるためなのか。
凛とした表情で、そう呟いた志乃だった。