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Senior Mania -kindergarten_teacher-

其の玖

わたるの目に映ったのは、なんとも色っぽい妖艶な姿のようこだった。
ようこは両の目を瞑り、くの字に曲げた右手の人差し指を軽く咥えていた。
真っ白だった肌は薄っすらと汗ばみ、胸元辺りは若干ピンク色に染まりかけている。
髪を乱したその姿は、ぐったりとしているようにも見える。
しかし、しっとりと汗ばんだその乳房のなんと瑞々しくも艶かしいことか。
その湿り気のため、わたるの掌とようこの乳房の密着度はさらにあがったように思える。
手を離そうとしても、ようこの乳房の方から手に吸い付いてくるような感覚なのだ。
また、ようこの乳首が先程より一回り大きくなったように見えるのは気のせいだろうか。
ほんのりとピンクがかった乳房の頂点で、その存在を主張するようにプックリと立ち上がる乳首。
ふとわたるはそれを摘み上げてみた。すると…
「あぁ…あっふ〜ん…」
またしてもあの吐息を吐くようななにやら苦しげな溜息が、指を咥えたようこの口元から漏れ聞こえてくるではないか。
その溜息を聞いた刹那、わたるは膨らませた股間の重さがズドン増したような気がした。
(よ、ようこ…せ、先生?…)
さっきのようこの話では、この溜息はどうやら痛さのためではない。
それなら、このようこの反応は?…乳首に触れられた時のようこのこの苦しげな、切なげな反応は一体何なのだろう?
(な、なら…も、もう少し…さ、触って…触ってみようかな?…)
再びそっと乳首に手を伸ばし、クリクリと乳首を弄ってみる。
するとやはりようこの口からわたるの股間を疼かせる例の溜息が漏れ始める。
「はぁう…いやん…あ…ふぅ…」
乳首をクリクリと指先でこね回してみる。そっと痛くはない程度に摘み、引っ張りあげてみる。
そして、上目使いでようこの表情を見つめたまま再び口を乳首に近づける。
ようこのピンと膨らんだ乳首を唇で啄ばむ。舌を出してペロペロと転がしてみる。
幼いながらもわたるは、思いつく限りの愛撫をようこの乳首に施した。
するとようこは、わたるの思い通りなんとも悩ましいあの艶っぽい溜息を聞かせてくれるのだ。
「はぅ!…あ! あん!…や、やだ…はぅ〜ん…も、もう…こ、この子ったらぁ…あ、い、いぃ…あふぅ…」
眉間に皺を寄せたようこの表情は苦しげにも見える。少し前までのわたるならば、きっとその表情に怯えすぐさまオッパイから手を離したことだろう。
しかし、軽く自分の指を噛んだままイヤイヤと小さく首を横に振るようこは、少年にとってあまりにも美しく、悩ましく、そしていやらしかった。
(はぁはぁ…よ、ようこ…ようこ先生…な、なんだか…はぁはぁ…なんだか…とっても可愛い…)
ようこの吐息、ようこの表情が、わたるの興奮を煽っていく。
そしてそれらは、幼いわたるにとってあまりにも衝撃的過ぎるのも事実だった。
ようこの表情から目が離せなくなってしまったわたる。もうようこのオッパイをしゃぶることすら忘れてしまったようだ。
いつしかわたるは、ようこの表情を観察しながら、ただ機械的に乳首を摘みあげるだけの行為を繰り返すようになっていた。
「…あ、あん!…あふぅ……はぁはぁ…?…はぁ…え?…ん?…」
そんなただの機械的な「作業」になってしまえば、その感触にようこが気がつかないはずはない。
わたるの変化を察知したようこは、ゆっくりと目を開くと自分の身体の上に乗っている少年に視線を向けた。
すると、わたるは両手でようこの乳首を摘んだまま、ようこの顔を上目使いで見つめている。2人の視線が交錯する。
「…ん?…あ! よ、ようこ先生…」
小さな声を上げたのはわたるの方だった。
調子に乗って大人の女性の乳首を弄っていた少年。何やらばつの悪い表情をしている。
「どうしたの?…はぁはぁ…わた君?…」
「え?…」
「なんか変だよ、わた君…はぁはぁ…急に止めたりして…先生の顔じっと見てたの?…どうかした?」
潤んだ瞳、火照った頬。
憧れのようこにそんな表情で見つめられれば、また恥ずかしくなり視線を逸らすしかない。
俯き、今やすっかりピンク色に染まったようこの魅惑の乳房を見つめたまま黙り込んでしまうわたる。
「なによ? どうかした? わた君?」
「……」
「なに? どうしたの、わた君。黙ってたら、わからないじゃない」
息の乱れも徐々に整ってきた様子のようこ。わたるが中々口を開かこうとしないため、ようこの声は少々大きくなった。
さすがにこれ以上黙っていることはできないだろう。わたるはか細い声でポツリポツリと答え始めた。
しかし、これがこの状況を一変してしまうとは、わたるは思いもしていなかった。
「え?…う、うん…なんか…」
「なんか?…どうしたの?」
「なんか…せ、先生が、可愛くて…」
「……………………え?」
「先生、なんか…『あんあん』って、なんかとっても可愛かったから…思わず見惚れちゃって…」
「!!」
わたるはやはり幼かった。『 なんでもないよ 』と、たった一言、誤魔化しの言葉を言うことが出来ない子供だった。
かつて見たことものない大人の女の色っぽい表情に、聞いたこともない艶っぽい声に、感動すら覚えるほど興奮している少年。
その興奮にまかせ、感じたこと思っていたことをありのままに正直に喋ってしまったわたるだった。
そしてわたるのこの正直な言葉が、ようこを再び変貌させることになってしまったのだ。

わたるの言葉を聴いた瞬間、ようこの顔はみるみるうちに真っ赤に染まっていった。
それは、まるで海老や蛸を熱湯に入れたときのようなあまりに急激な変化だ。わたるの目にもはっきりと見て取れるほどに。
「ど、ど、どうしたの?…よ、ようこ先生?…な、なんか…」
「!!!」
ようこ自身、顔が赤面していることが感じられたのだろう。
わたるに指摘されたとたん、ようこは両手で自分の顔を覆い、顔を隠してしまった。
「うわっ!…び、びっくりした…ど、どうしたの?…ね、ねぇ、ようこ先生?…」
ようこの顔色の変化、そしてこの不可解な行動。
一体、ようこに何がおきたのだろう? 何もわからず、ただオロオロとする幼いわたる。
「うぅ…」
「…?」
不意にわたるの耳に、小さいうなり声のような音が聞こえた。
「…う…うぅ…うぅぅぅぅぅ…」
「え?…よ、よう…ようこ…せん…せい?」
「…うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
間違いない。その小さな唸り声は、ようこの顔を覆っている両手の下から漏れ聞こえている。
ようこが発している唸り声であることは明白だ。
「ど、どうしたの、ようこ先生?…ぐ、具合でも悪く…って…え?…う、うわっ!…いひぃ! い、痛っ!ひ、ひふぁい! へ、へんへい、ひ、ひふぁい!!」
わたるは不意をつかれてしまった。それはあまりに素早いようこの動作だった。
ようこは、今まで顔を覆い隠していた両手を突然わたるの顔に向かって差し出すと、そのまま再びわたるの頬を抓りあげてきたのだ。
それも今までで一番…本当に本気で抓っているのではないかと思えるほどの強力な力で。しかも両頬だ。
頬の肉が千切れてしまうのではないかと思えるほどの痛みに堪えかね、ようこの両腕を掴み引き離そうとするわたる。
「へ、へんへい! … ひゃ、ひゃめて…ひ、ひふぁい、ひふぁいよ、へんへい…へんへいっへば…ひゃ、ひゃめて!!」
頬を引っ張るようにして思い切り抓られているため、まともに言葉を発することも出来ない。
ようこの顔を見れば、薄っすらと涙を浮かべた瞳で、キッとわたるを睨み付けている。
理由はわからないが、どうやら自分がようこを怒らしてしまったことには間違いないようだ。
「ひっ!ひたた…ひ、ひたいよぉ、へ、へんへい…ほ、ほめ…ほめんなさい…っは、はやまりますから…ふぉ、ふぉう、ひゃめへくらはい〜」
自分が悪いことをしたという自覚はないが、わたるは思わずようこに謝っていた。それくらいようこに抓られた頬の痛みは激しいものだったのだ。
「ふん!」
わたるの悲鳴のような謝罪が功を奏したのか、ようこはやっとのことで頬から手を離してくれた。
自分の背後に手をつくようにしてゆっくりと身体を起こすようこ。両手で頬をさすっているわたるも、ようこ胸の谷間に身を預けて一緒に身体を起こす。
そしてようこの太腿に跨るように膝立ちとなったわたるが恐る恐るようこの顔を覗き込むと、やはりようこは怒ったような表情でわたるを睨み付けていた。
身体を起こしてもなお垂れ下がることのない美しい乳房を、あられもなく露にしているようこ。
しかしわたるは、この時ばかりはその美乳に目を奪われることはなかった。それくらいようこの憤りが激しいものに感じられたのだ。
「…あ、あの…よ、ようこ、せ、先生?」
「……」
「あ、あの…」
「……」
声をかけてもただわたるを睨み付けたまま喋りもしないようこ。
いたたまれなくなったわたるは、思わずまた謝罪の言葉を口にする。
「あ、あの…ご、ごめんなさい…よ、ようこ先生…ごめんなさい…ぼ、僕、何か悪いこと…へ?…あ、痛っ!」
わたるの言葉が終わるよりも先に、今度は強烈なデコピンがわたるの額に炸裂していた。
そこまでして、やっと溜飲が下がったのだろうか。ようこの口からボソッとした低い小さな声が聞こえてきた。
「…まったく…ひどいこと言うんだね、わた君ったら」
「え?…ひ、ひどい?」
「っていうか、生意気だよ」
「え?…え?」
「ふん! まだ何のこと?って顔するんだね。わた君は」
「え?…まだ…って?…な、何?…よ、ようこ先生…ぼ、僕…ほ、本当になんのことだか?…」
恨み言のように呟かれたようこの言葉の意味が判らず、わたるはただ戸惑いの表情を見せる。
そんなわたるの態度も、今のようこには気に入らないようだ。そして、ついにようこの本心がわたるに向かって浴びせかけられた。
「もう、いつまで惚けてるの!このスケベ小僧め!」
「!!!」
まさに『喝!』といった感じのようこの台詞だった。
その突然のようこの言葉にわたるは思わず全身を硬直させてしまった。
頭の中ではたった今ようこに吐き捨てられた言葉が何度も何度も木霊のようにリフレインしている。
(え?…な、何?…せ、先生、い、今なんて?…ス、スケ…ベ?…ぼ、僕に?…ス、スケベ小僧だって?)
わたるとしては、身に覚えのないことだった。いや、身に覚えのない「はず」のことだった。
なぜならこのようことの秘め事は、あくまでも「オッパイを触ると男の子は眠くなるか」の試験にすぎないはずなのだから。
「な、な、なんで?……ひ、ひどいよ、ようこ先生。ど、どうして僕が、ス…スケベ…なの……さ」
当然のようにわたるは抗議する。しかし、聞く耳持たんと言わんばかりにようこの攻撃は続いた。
「スケベ小僧にスケベ小僧って言ってどこが悪いの。オッパイを触りたいだなんて…そんなやらしこと、スケベ小僧しか言わないでしょ?違う?」
「や、やらしいって……だ、だ、だって、そ、そ、それは…ち、違うよぉ……」
「違わない!男の子が女のオッパイをさわるなんてやらしいエッチなことでしょ?まさか、そんなことも解らないお子様なの?わた君は」
「で、で、でも…こ、これは…だ、だって…せ、先生だって言ってたじゃないか…」
「何をよ、スケベ小僧」
「ぐっ……さ、さっき、言ってたじゃないか。こ、これは…お、男の子が、オ、オッパイを触っていたら……」
そうだ、そのはずだった。これはオッパイに触れた男の子が眠くなるか否かの実験だったはずなのだ。
勿論、オッパイを触る行為がようこの言うやらしいこと…恐れ多いことだという事は百も承知している。
だからこそ、ボクたんがいくら羨ましくても、最初は中々言いだすことができず躊躇していたのだから。
元より小心者のわたるがそんな大それたことをすることが出来たのも、全てはその大義名分があったからなのだ。
ようこもそれを認めていたではないか。食い下がろうとするわたる。しかし…
「オッパイを触ったら男の子が眠くなるって?……プッ…アハッ、アハハ………と、いけない。こんな大声で笑ったらボクたんを起こしちゃう。もう、これもわた君のせいだからね」
突然大笑いをし始めたようこ。大笑いの責任までなすりつけられたわたるは、ただ呆然とようこを見ていることしかできなくなってしまった。
「もう!…そんなことあるわけないでしょ?」
「え?」
「オッ・パ・イ。オッパイを触ってたら男の子が眠くなるなんて…そんなことあるわけないでしょ?」
「え?…え?…だ、だって…よ、ようこ先生だって、最初は……」
「うん、言ったよね。試してみる?って」
「だ、だから…だから、僕は…」
「だから、じゃないでしょ?もう中学生にもなろうとしているのに…まさかそんなこと本気で思ってたわけじゃないよね?わた君は」
「そ、そ、それは…その…」
「言ったでしょ。そんなのオッパイを飲んでる赤ちゃんくらいだって。百歩譲ってボクたんくらいの幼児くらいまでだよ、そんなの」
「じゃ、じゃあ、なんでそんなこと…た、試して…なんて…」
「冗談に決まってるじゃない」
「そ、そんな…」
「当たり前でしょ。冗談だよそんなの。まぁ、確かに冗談を言ったことは先生も悪かったけど…けどさ、まさか…」
「ま、まさか?…」
「まさかその冗談を真に受けて…っていうか真に受けた振りをするなんて…ここまでスケベ小僧だとは思ってなかったから、ね」
ようこの言葉にわたるは驚くばかりだ。
けど…仮に本当にようこが最初からそう思ってたのなら何故。そう、何故ようこはオッパイを触らせてくれたりしたのだろう。
「…で、でも…でも、だ、だったら、な、なんで?…」
「ん?なにが?」
「な、なんで、ようこ先生は…その…ぼ、僕に…オ、オッパイを触らせてくれた…の?」
「それは、だって…スケベ小僧が真剣な顔をして、一生懸命嘘を言ってまで触りたがってるのがわかったから…さ」
「え?」
「スケベなわた君が、あそこまで一生懸命頼むから…ちょっとお詫びのつもりで、ね」
「お詫び?」
「自転車でぶつかっちゃたでしょ?それに、ボクたんのオネショのお世話まで手伝ってくれたし…そのお礼も、ね」
なんてことだ。ようこは最初からわたるの本意を知った上で、この茶番に付き合ってくれていたという。
驚きの表情を隠せないわたる。しかし、それだけではなかった。さらにようこは驚愕の事実をわたるに告げたのだ。
「最初わた君に会った時からちょっとエッチな子だなぁとは思ってたけど…まさかオッパイまで触らせろだなんて…それも丸出しのオッパイを吸ったりして…」
オッパイを吸ったのは自分から言いだしたことではないし、オッパイを丸出しにしたのだってわたるがお願いしたわけではない。
言い返したい部分も多々あったが、それよりもわたるはようこの別の一言が気になっていた。
(さ、最初から?…さ、最初から、ぼ、僕が、エ…エッチな子だって?な、なんで?)
何故ようこがそんな事を言うのか、わたるはそちらの方が気になって仕方がなかったのだ。
「ホントに…こぉ〜んなスケベ小僧になってるなんて思ってなかったからね。ちょっとびっくりだよ、先生」
「あ、あの…よ、ようこ先生?」
「なに?」
「さ…最初から…最初から、エ、エッチな子って、ど、どうして?」
「あれ、何?自分のしたこと覚えてないの?スケベ小僧は」
「ぐ…な、なんの…こと…ですか?」
「ん?これは惚けてるわけじゃないのかな?わた君、キミさ。最初に会った時、いったい先生のどこを見てたか覚えてないの?」
「…え?」
ようこに最初会った時。それはようこの乗る自転車にぶつかった時だ。
(あの時…確かほんの一瞬気を失って、ようこ先生に声をかけられて気がついて…それでようこ先生の顔をみようと……!!!)
そこまで思い返して、わたるはビクッと身体を震わせた。ようこの言葉に心当たりがあったからだ。
「ふ、ふ〜ん。思い出したか、スケベ小僧め。わた君、キミはね……」
「な、なに?知らないよ、わからないよ、何、言ってるのようこ先生」
「ふん、今更惚けても駄目だよ、わた君。キミはね、あの時、ジィーと私のスカートの中を覗いていたんだからね」
再びビクッと身を振るわせるわたる。確かにわたるはあの時ようこのパンチラに見入っていた。そしてようこは気づいていないとすっかり高を括っていたのだ。
(ま、まさか、ようこ先生が…ぼ、僕がパンティを覗いていたことに気づいてたなんて…)
血の気が引くとはまさにこのこと。これまでオッパイのもたらす興奮に赤らんでいたわたるの顔色が一瞬で青ざめていた。
「お、お、覚えてない。覚えてないよ、知らないよ。よ、ようこ先生のパンティなんて見てないよ」
白を切るしかない。ここは惚けるしかない。そう判断したわたるだった。
ここまで慌てふためいていては、まさに白状しているようなものだったが、子供のわたるにこの窮地を脱する方法はそれしかなかった。
「へ〜、今更惚けるんだ、スケベ小僧は。大体、先生は『パンティ』なんて一言も言ってないんだけどぉ?」
「し、し、知らないよ。ほ、ほ、ほ、本当に、お、覚えてないんだ」
「ふん、それじゃあ、まぁいいよそれは。確かに証拠が残ってるわけじゃないしね…けど…」
「……けど?」
「けどさ、じゃあオッパイはどうなの、わた君?いやらしい子だよね。触ったり吸ったりしたいなんてさ」
「ち、ち、違う、そ、それも違うよ。ぼ、ぼ、僕は、本当に、眠くなるか、どうか…」
「コラ!惚けるな、スケベ小僧め。パンティ覗きは証拠がないけどさ、オッパイのことには証拠があるんだぞ」
「え?」
一瞬、キョトンとするわたる。そんなわたるの様子を覗っていたようこはまるで鬼の首でも捉えたかのような表情を見せた。
「あのね、わた君?」
「は、はい」
「眠くなるかどうか試す、な〜んて言ってる子がさ…」
「……う、うん」
「なんで…」
「え?…」
「なんで、勃起なんかしてんのよ!」
「ふぇ?!うぁ!うぐっ!は、はぐぅぅぅぅぅぅぅ!」
ボクたんを気にしながらも少々声を荒げたようこ。その一声と同時に、わたるの下半身に重苦しいそれでいてどこか甘美な衝撃が走った。
今までようこの太腿の辺りを跨るようにして膝をついていたわたる。
見れば、そのようこの右太腿が下から上にグンと突き上げられ、わたるの股間を直撃していたのだ。