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Senior Mania -teacher-

其の壱

(せ、先生…先生が…き、着替えてる…)
少年は窓から自分の担任教師、ひろこの着替えを覗いていた。美しい髪をサラリと後ろに流し胸元のボタンを外していく女教師。やがて、シャツを脱ぎ真っ白な肌が露になる。豊かな胸は窮屈そうにブラジャーに収まり、ひろこが動くたびにユサユサと悩ましく揺れている。上半身セミヌードとなったひろこはいよいよタイトミニのスカートを脱ごうとしていた。
(せ、先生の…あぁ…は、はだ…か…先生の裸…早く…早く見たいよぉ…。あ!…)
せつなる思いで窓に身を乗り出した次の瞬間、少年の身体は窓や壁をすり抜け、ひろこの真正面に位置していた。
(あ、あれ?…せ、先生が目の前に…)
(フフ…いけない子ね…先生の着替えを覗いていたの?…)
(い、いえ…その…ご、ごめんなさい…ぼ、僕、すぐ出て行くから…)
(あら?いいのよ。ここにいなさい、坊や…)
(え…で、でも…)
(見たかったんでしょう?先生が着替えるところ…いえ、見たいのは脱いだところだけかしらね?…クスッ…)
(そ、そんなこと…)
(見たくなければ、別にいいけど…フフ…先生これからスカート脱ぐところなんだけどな…スカート脱いだら…ブラジャーとパンティだけになっちゃうんだけどな…)
魔法をかけるかのような視線を少年に送る女教師。少年は女教師のあまりの色気に身動きすらできなくなっている。
(うあ…み、見たいよ…ぼ、僕…せ、先生の…先生の裸…)
(フフ…でしょう?じゃあ、そこのベッドに横になりなさい)
(え?…ベッド?…)
見れば確かに少年の背後に、映画に出てくるような豪華なベッドが横たわっている。
(そこに仰向けに寝て…。先生、坊やの顔の上でスカートを脱いであげるから…)
(ホ、ホント!)
(フフ…いやらしい子…。そんなに喜んで…ウフフフフ…)
ベッドに横たわる少年。女教師は約束通りに少年の顔を跨いでいった。モデルのようにしなやかな脚が少年の顔の上を通り過ぎていく。少年はここぞとばかりに目を見開き、脚と脚の中心に視線を注いだ。
(あっ!痛っ!)
少年の股間に引きつれるような痛みが走った。あまりの激痛に思わず股間を押える少年。
(あ、あれ?…また…あそこが痛い…ど、どうして?…)
(ん?どうしたのかな?おませさん…ウフッ…ウフフフ…)
(うっ…く…)
(フフフ…どうしたの?可愛い坊や。そんなにつらそうな顔をして…。嬉しくないの?折角先生がスカートを脱いであげようとしているのに。見たかったんでしょう?先生のスカートの中…知りたいんでしょう?先生が今どんなパンティを履いているのか…さあもっと目を大きく開いて、おませな坊や。ほら、そんなところを押さえていないで…手を離しなさい…)
(あ…や、止めて…先生…)
(駄目よ…ほら、そんなに押さえたいのなら、変わりに先生が押さえてあげる…)
女教師はそう言って少年の顔の上に股間を落としていく。そして身を屈めると、少年の股間に細く美しい指先を乗せていった…。その刹那…。

「うわぁ!」
少年は夢から覚めた。枕もとの目覚まし時計に目をやると、針は午前4時を少し回ったところだ。
「ふぅ…夢か…。それにしては…なんか…僕…変な感じだったな…」
少年は何か気だるさを感じていた。こんなことは生まれて初めてだ。
(なんか、あそこの辺りが…もしかして僕…おねしょしちゃったのかな?)
夢の中では確かにそんな感触があった。夢の中で、憧れの女教師の手が自分の股間に触れてきた瞬間、何か身体の中から噴出すような感触が…。恐る恐るパンツの中に手を差し入れてみる。すると、思った通りパンツは濡れていた。
(うわっ…僕、おねしょしちゃった)
急いで飛び起き、パンツを脱ぐ少年。そして自分の股間を覗きこむ。
「な、なんだ!これ?…」
少年の股間にはヌルッとした白濁色の液体が転々と付着していた。
(なんだろう?…ぼ、僕の身体どうしちゃったんだ?…僕の…あそこ…やっぱり、おかしいのかなぁ?…僕…きっと病気なんだ…それもこんな変な…あぁ…どうしよう?…)
少年にはその理由がわからなかった。数ヶ月前から時々股間が腫れて、その度に引きつるような苦痛に悩まされていた少年だったが、そのこと自体は、しばらく時間をおけば元通りになるためそれほど気には留めていなかったのだ。だが、今夜少年に起きた出来事は少年にとって、とても無視できる内容ではなかった。何しろ見たことの無い液体が自分のペニスから出てきたのだから…。
(どうしよう…誰かに相談しなくちゃ…。ママに…駄目だ駄目だ…こんなこと言えないよ…。あぁ…どうしよう…あっ!そうだ…)
相談相手を思いついた少年は、股間を綺麗に拭き終えるとまた眠りについた。

「せ…先生…ひろこ…先生…」
帰宅しようと職員室から出てきたひろこを一人の少年が呼び止めた。
「え?あれ、どうしたの?わたる君」
少年は、ひろこが担当する5年2組の児童であった。なにやら切羽詰った面持ちだ。元々大人しい子ではあるが俯き加減の今の彼は少し怯えているようにも見える。
「どうしたの?わたる君。まだ学校にいたの?早く帰らないと駄目じゃない。お母さんが心配するわよ」
もう夕方の5時半。辺りはまだ明るいが普通なら子供達はとっくに帰宅している時間だ。
「う…うん…わ、わかってる…けど…」
「ん?どうしたのよ?元気無いわね。あっ、わかった。誰かに苛められたんでしょう?違う?わたる君」
「ち…違う…」
「違うの?じゃあどうしたのかな?黙っていないで先生に言ってごらん。ね?」
「う…う…ん」
「ほら、先生の顔を見て。ね、何か先生に用事があるのよね?話してくれなくちゃ先生わからないんだけどなぁ…」
そう言いながらひろこは少年の前に跪き、顔を覗きこんだ。しかし、150センチ足らずの小さな少年は中々口を開かずにいる。目には薄っすらと涙さえ浮かべているようだ。
(ふぅ…こういう時どうしたらいいんだろ?…困ったな…)
24歳の新米教師・ひろこは途方にくれて溜息をついた。
(わたる君か…私、この子好きなんだよな…。大人しいけど暗いってわけじゃなくて…素直ないい子なんだよな…何よりもとっても可愛い顔してるもんね…。食べちゃいたいくらい可愛いって、こういう子のことを言うんだろうな…)
「…あ…あの…ひ、ひろこ…先生…」
「え…あっ…ど、どうしたのわたる君。話してくれる気になった?」
ひろこは少年のか細い声で我に返った。どうやらやっと少年が話す気になってくれたらしい。
「せ…先生…ぼ、僕…その…」
「ん?」
「ぼ、僕…せ、先生に…その…相談したいことがあって…」
「相談?私に?」
「…う、うん…」
「どんなことかな?」
「そ、それは…」
「ん?」
「そ、その…。せ、先生!ぼ、僕…病気になっちゃった。このままじゃ僕、死んじゃうかもしれない!」
「ええ!ど、どういうこと?…ねえ、わたる君。それ、どういうことなの」
予想もしていなかった少年の発言にひろこは当惑した。冗談かとも思ったがそのまま泣きじゃくる少年を見ていると、ただの悪ふざけとは到底思えない。
(病気?死んじゃう?何?どういうこと?)
少なくとも子供達が学校にいる間はその健康管理は教師がしなければならない。自分の担当するクラスの子供ならば、それは当然ひろこの義務である。ひろこの胸に不安感が広がっていった。
「ね、わたる君泣かないで。先生に話してごらん。病気ってどういうことなの?」
「う…うん…で、でも…こ、ここじゃ…ほ、他の先生に…聞かれちゃう…」
「え?他の先生に聞かれたくないことなの?」
「うん…ホ、ホントは…だ、誰にも言いたくないことなんだ…」
「お母さんには?話したの?」
「言、言えないよ!マ、ママになんか…絶対言えないんだ…。で、でも…ぼ、僕…自分じゃわからなくて…怖くって…ずっと悩んで…だ、だから…ひ、ひろこ先生だったら…ひろこ先生だったら…きっと聞いてくれると思って…」
涙を流しながら少年は訴える。内容は解らないが少年が誰にも話せないでいたことを、それも親にも話せないでいた悩みを自分に相談してくれるという。ひろこはそんな少年を愛しく感じた。
「わかった。先生、わたる君の話聞いてあげる。誰にも言わないから病気のこと先生に話して頂戴、ね。場所は…そうね…教室に行きましょう。この時間ならもう誰も来ないから。ね?」
「う、うん…あ、ありがとう…ひろこ先生」
この小学校には校舎が2つある。一つは職員室や保健室、音楽室といった特別な教室ばかりがある校舎。もう一つは児童たちの教室だけの校舎だ。もうこの時間になれば、教室側の校舎は誰も訪れることは無い。それは少年も良く知っていることであり、どうやら納得してくれたようだった。

教室に入るとひろこは入り口のドアに鍵をかけた。少しでも少年が安心して話ができるようにとの配慮だ。夕日が差込む誰もいない教室はとても静かで、少年が悩みを打明けるには好都合のように思えた。若干薄暗いが他の者が教室に近づいてくる恐れがあるので明かりはつけないでいた。
「さあ、わたる君。これで誰にも話を聞かれないわよ。廊下側の窓は曇りガラスだから中は見えないし、ここは2Fだから外側からも教室を覗くことはできないからね。これで安心して話ができるでしょ」
「う、うん…」
「さあ、わたる君。こっちに来てお座りなさい。立ってちゃ話し難いでしょ」
児童の席の一つにに腰掛けると、少年に自分の前に座るように指示するひろこ。少年は言いつけ通り椅子に腰掛けると、両膝をキチンと揃えて両手を膝小僧の上に置いた。そんな少年の姿がひろこにはまるで怯えた子犬のように見えていた。
「それで…病気って、どういうことなのかな?」
「う…うん…」
「さあ、勇気を出して。先生、何を言われても驚かないから。ね、話して頂戴」
「あ、あの…じ、実は…その…」
「うん。実は…何かな?」
「こ、これ…は、恥ずかしくて…言いたく無いんだけど…」
「え?…恥ずか…しい…?…」
「…う…うん…」
「どういうこと?」
少年の意図がわからず首を傾げるひろこ。少年はといえば俯いたままその可愛い顔を真赤に染めている。
「あ、あの…せ、先生…ぼ、僕の…僕の、おかしいんだ…」
「おかしい?って何が?僕の何がおかしいの?」
「僕の…あ、あそこが…」
「あそこ?」
「…」
「何?あそこって…」
「…そ、その…」
「ん?どこなの?」
「…そ、その…お、おしっこ…する…ところ…」
「え?おしっこ?…」
突飛な発言に怪訝そうにひろこは少年の顔を覗き見た。すると少年はこれ以上無いというくらい顔を紅潮させている。緊張のためか、プルプルと小さな身体を震わせてもいるようだ。ひろこはそんな少年が若干気の毒に思えたが、話の内容がいまだ良くわからない。
「おしっこするとこって…おちんちん…のこと?」
「え?…う、うん…そ、そう…で…す…」
ひろこのあからさまな発言に少年はしどろもどろに返事をする。幼い内気な少年には、自分のペニスのことを口に出されるのは相当恥かしいことのようだ。それも密かに憧れを抱いていた美しい女教師ならば尚更のことであろう。
「おちんちんがどうおかしいの?ねぇ、わたる君」
「…」
「恥かしがらなくていいのよ。ね、先生ちゃんと聞いてあげるから。おちんちん…どうしたのかな?」
「その…ぼ、僕の…あ、あそこ…と、時々…」
「時々…何?」
「せ、先生…こ、このこと…絶対内緒だよ。約束だよ」
「うん、約束する。絶対誰にも言わないから、続きを話しなさい。おちんちん…どうしたの?」
「…そ、その…時々…は、腫れちゃうんだ…」
「おちんちんが腫れる?」
「うん…は、腫れて…それで…そ、その…す、すごく…痛くなって…」
「え?(それって…もしか…して…)」
「とっても痛くて…せ、先生!僕、病気なのかな?僕の…あそこ…病気なのかな?」
すがるような目でひろこを見つめる少年。よほど心配なのだろう。またしても目に涙が浮かんでいる。しかしそんな少年の心配をよそにひろこは…。
「プッ…プププ…キャハハハハ…わたる君…それで、おちんちんが、痛くって病気だと思ったの?おちんちんが腫れちゃったって?…クスクス…やぁ〜ね、この子ったら。キャハハハハ…」
さっきまでの不安な気持ちが少年の告白により一瞬で取り払われた。それと同時に、先程まで真剣に少年の話を聞いていた自分の姿が妙に滑稽に思えて、思わずひろこは笑い転げてしまったのだ。
(フフ…なによ…それって勃起じゃないの…。クスクス…可笑しい。この子、病気だなんて言うんだもの…心配しちゃったじゃないの…良かった…安心したな…。ウフフ…でも、もう勃起なんてするんだ…おませさんねぇ…。まだ毛も生えてないような小5の男の子がねぇ…クスッ…クスクスクス…。痛くなっちゃう…か…そりゃあそうよね、どうせまだ皮も剥けてないだろうしね…ウフフフフ…)
半ば呆れ顔で少年を眺めるひろこ。真剣な眼差しを自分に送ってくる少年の顔を見ると、また可笑しさが込み上げてくる。一方、少年は何が起きたのか良くわからないといった感じだ。
「あ、あの…せ、先生…」
「クスクスクス…あっ、ごめんごめん。笑っちゃ失礼よね。ごめんね、わたる君。でも先生、さっきまで本当に心配してたのよ。だってわたる君、死ぬかもしれないなんて言うんだもん。だからちょっと安心しちゃって…」
今まで少年の緊張感につられて自分も身体を硬くしていたひろこだったが、脚を組み、楽な姿勢に座りなおした。
「な、何が…可笑しかったの?…」
「だって…わたる君、おかしなこと言うんだもの…」
「おかしな?…」
「ん…わたる君。本当に、知らないの?」
「え?な、何を?…」
「ん…おちんちんのこと…」
「…」
(ふぅ〜ん、本当に知らないんだ…私がこの子の年の頃には、もう知ってたけどな…。わたる君て内気なところあるからな。お友達とそういう話できないのね…きっと…。おちんちんって言葉さえ恥かしくて言えないみたいだしね…ウフフ…可愛い…)
恥かしがり屋の少年を微笑ましく思うひろこ。以前よりお気に入りの少年だったが、その気持ちが更に強まったようだ。
「せ、先生。知ってるの?僕の病気?。先生、女の子なのに…その…あそこの病気のこと知ってるの?…」
「え、うん、まあ…ね…腫れるっていったよね、おちんちん」
「…う…ん…」
「それって、腫れるっていうよりさ、大きくなるって感じじゃない?」
「え?う、うん…まあ…そう…かも…」
「それで、硬くなるんじゃないの?」
「う、うん…そう」
「でしょ?わたる君、安心しなさい。それって病気じゃないよ」
「ホント!…で、でも…そうなった時…あの、と、とっても痛いんだけど…」
「ん…あのさ、痛くなるのって、おちんちんの先っぽじゃない?」
「え?うん…そう…だけど…な、なんで?…なんで、知ってるの?…」
自分の「病気」の症状を次々と言い当てられ、少年は目を白黒させて驚いている。ひろこには、そんな少年の様子が可笑しくてならなかった。
「先生は何でも知ってるのよ。フフ…そんなに驚かないで。でもわたる君、大丈夫よ。それはね、ん〜ちょっと説明しずらいから今は詳しいことは言わないけど…大丈夫。きっと、わたる君がもう少し大人になれば痛くなくなると思うよ」
「ホ、ホント…でも…」
「大丈夫。先生は嘘は言わないわ。でもわたる君、おちんちんの先っぽがちょっと痛いからって死んじゃうってのは大げさなんじゃないの?」
「ち、違うんだ…先生…死んじゃうって言ったのは、そ、その…おちん…あ、あそこの先っぽが痛いからだけじゃないんだ…」
「え?どういうこと?」
おちんちんと口に出すのさえいまだに恥ずかしそうな少年は、昨晩起きた出来事をひろこに話し出した。パンツを汚してしまった白濁色の液体のことを。しかしさすがに夢の内容までは話さずにいた。もっとも、ひろこに着替えを覗かせてもらった夢のことなど、ましてや自分の股間を手で触れられた瞬間にその液体が発射されたことなど、元々この内気な少年には話せる内容では無かったのだが…。