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Seductive Madam(z) -hush-

其の弐

(私は、ボクの秘密を知ってしまった…そしてボクは、私がその秘密を、お母さんに話してしまうことを恐れている……だったら私にも、そんな秘密があれば…彼に言って欲しくない秘密があれば、きっと、ボクも私のことを信用してくれる……話されたら困ること…私の弱み…というより、私とボクだけの秘密…)
少年との秘密の共有。それが、澄恵の考えついた手段だ。自分の名案を淡々と話す澄恵。少年は、澄恵の態度の変化に戸惑っていた。どこか迫力があるのだ。少年は泣き止み、澄恵の話しに聞き入った。
「…そんな秘密を作るの…ね?そうすれば、おばさんのこと信じてくれるでしょう?…おばさんだって、秘密をばらされると困るんだから…これで、お互いさまになるでしょう?」
「う、うん…そ、そうだね…で、でも…」
「でも?」
「で、でも…秘密って…ど、どんな?…」
「それはね…」
そこで言葉を途切れさせ、軽く深呼吸をした澄恵だ。いくら大人の澄恵とはいえ、これから話す内容を考えると、さすがに緊張してまう。そんな心の動揺を少年に悟られないよう、澄恵は、出来る限り平静を装った。
「それはね…おばさんが、ボクのお手伝いをしてあげることよ」
「?…ボクの…お手伝い?…」
「そう。お手伝い」
「???…な、何?…何を手伝ってくれるの?…」
この美しい人妻は、一体、何を手伝ってくれるというのか。また、それが、何故「秘密」になるのだろうか。意図が掴めず、少年は、再度質問を繰り返そうとした。その時…。
「い、一体…な、何を手伝っ…」
「ボクのオナニーよ」
澄恵の返答が、少年の言葉をかき消した。少年は、よく聞きとれなかったのか、その一瞬、懐疑的な表情をする。そして、ワンテンポ遅れて…。
「え?…オナ?…え?…ええっ?!…えええぇっ!!」
余りの驚きに、再び正座の姿勢のまま、高く跳ね上がった少年だ。当然だろう。憧れの女性の口から、あの澄恵の口から、「オナニー」などという言葉が発せられたのだから。
「い、いま…な、な、なんて…」
「オナニーよ。ボクのオナニー」
「!!!」
聞き間違いだろうと、再度、確かめてはみたものの、やはり澄恵の口から聞こえてくるのは「オナニー」という単語だ。少年は、目を白黒させた。
(オ、オナニーなんて…あの澄恵さんが…い、いや、そんなことより…ぼ、僕のオナニーを手伝うだって?…す、澄恵さんが?…え?ええっ?!)
「いやだ、ボクったら…そんなに、驚かなくてもいいじゃない」
「で、で、でも…」
「そんなに、慌てないで…少し、落ち着いて頂戴、ボク」
澄恵の顔を見れば、いつもと変わらない、涼しげな表情だ。少なくとも少年には、そう思えた。
「恥ずかしがらなくていいの…ね、正直に答えて…ボク、してるでしょ?オナニー」
「え?…そ、それは…」
不躾な澄恵の問いに、少年は戸惑った。勿論それは、幾度となくしてきた行為だ。しかし『はい、してます』などと、答えられるわけがないではないか。
「し、してないよ…そ、そんなこと…」
「してない?…嘘。だって、コレ…盗もうとしてたじゃない。それに、今日が初めてじゃないでしょう?」
嘘をつき、ささやかな抵抗をしてみたものの、いとも簡単にあしらわれてしまった少年だ。澄恵は、テーブルの上の黒いパンティを摘み上げると、少年の目の前でヒラヒラと揺らし始めた。
「昨日も…いえ、正確には一昨日の夜かな?…私のを…そうでしょ?ボクが持っていったのよね?」
「……」
「ボク、こんなもの盗んで、どうするつもりなの?」
「う…」
「おうちに、パンティなんか持ってって、一体、何してるの?」
「う…うぅ…」
「オナニーに使ってるのよね?」
「…ぅぅ…は…は…ぃ…」
執拗な澄恵の尋問に耐え切れず、ついに少年は、蚊の鳴くような声で白状した。下着泥棒、そしてオナニーまでも、憧れの人妻に知られてしまい、絶望感に打ちひしがれる少年。もともと大きくはない身体を、更に小さくさせながら、プルプルと恥辱に身体を震わすその姿は、余りにも惨めだった。
「あ、ごめんね…別に、ボクを責めてるわけじゃないのよ」
気の毒な少年を気遣う澄恵。少年のオナニーを暴いたのは、別に彼を責めるためではない。何しろ、ここで少年に落ち込まれでもしたら、折角の名案が、フイになってしまう。
「そんなに、恥ずかしがらないで…ね?ボク…ボクくらいの男の子達が、いつもオナニーしてることくらい、おばさん、知ってるから」
「……」
「ほら…そんなに落ち込まないで…オナニーくらい、中学生の男の子だったら、誰だってしてるんだから…オナニーしてない子なんて、むしろ気味が悪いくらいよ」
「……」
「ね?元気出して」
「…は、はぃ…」
ようやく顔を上げ、澄恵に返事をする少年。澄恵は、ここぞとばかりに「秘密の共有」についての話しを再開した。
「…とは言うものの…」
「え?」
「ボクは心配で仕方がないんだもんね…おばさんが、あなたのお母さんに、言いやしないかって…おばさんのこと、信用できないんだよね?」
「…そ、それは…そう…だけど…」
「だから…ね?…おばさんが、ボクのオナニーを手伝ってあげる…それが、ボクとおばさんの2人だけの秘密…」
「…で、でも…」
「ねぇ、ボク?…ボクは、もう大人なんだから解るでしょう?おばさんは、結婚してるのよ…その、おばさんが、ボクのオナニーを手伝うってこと…こんなこと知られたら、おばさん、もう、このマンションに住めなくなっちゃうわ」
「……」
「ね?…そこまでしてあげれば、ボクもおばさんのこと信用してくれるよね?」
「…う…うん…」
恥ずかしげに、小さくコクンと頷く少年。大人の女性に、それも、憧れの人妻・澄恵にオナニーを手伝ってもらう。少年にとって、あまりにも魅力的な「2人の秘密」だった。

「それじゃあ、こっちに来てくれない?ボク」
「え?…あ…は、はい…」
少年は、立ちあがると、亀のようにゆっくりと、澄恵の側に近づいていった。その姿が、澄恵の口元に微笑を浮かばせた。若干、腰を引き気味に歩く少年の両手が、不自然にズボンの前にあてがわれていたからだ。
(あらあら、もう膨らませてるの?お話してただけなのに…フフ…可愛いこと…)
それは決して、軽蔑の笑みではない。少年の初々しい姿を、微笑ましく思ってのことだ。
「すごく緊張してるのね。ボク…」
「え?…そ、そんなこと…ないよ」
前屈みになり、股間を押さえながらも、強がる少年。そんな少年の態度も、今の澄恵には好ましく思える。澄恵は、今やこの状況を楽しんでいた。中学生との妖しい秘密の時間を。
「さてと…それじゃあ、始めましょうか…ボク、まずはズボンを脱いで頂戴ね」
「え?…う、うん…」
「どうしたの?さぁ、早く」
「う…うん…」
返事はするものの、少年は中々行動に移すことが出来ない。ソファに座る澄恵の横で、今だ両手を股間に当て、立ち竦むばかりだ。
(恥ずかしいのね…無理も無いか。女に見られるなんて、初めてのことだろうし…)
澄恵は、股間にあてがわれた少年の両手に手を伸ばすと、ソッと彼の両手首を掴んだ。ピクッと身体を震わす少年、そんな少年を安心させるよう、澄恵は優しく語りかける。
「大丈夫。おばさんに任せなさい…」
そう言いながら、少年の手を股間から外し、ズボンのベルトを外し始めた澄恵だ。カチャカチャと金属音が鳴り、やがてズボンは少年の足元にストンと落ちた。
「!!!う…うわぁ…」
白いブリーフを曝け出され、少年は思わずその場にしゃがみ込もうとした。しかし、澄江がをれを制止する。
「駄目よ、ボク。座ったりしたら。大丈夫。ね?落ち着いて…」
「で、で、でもぉ…」
「ボク。もう大人なんでしょう?…大人の男はね、女の前で裸になることくらい、気にしないものよ…それとも、ボクはまだ子供なのかな?」
この後に及んでムズがり始めた少年だったが、澄恵は既に彼の扱いを心得ていた。少し子供扱いしてやれば、この臆病なくせに意地っ張りな少年は、ムキになって自分の指示に従うということに気付いていた。
「ぼ、僕は…こ、子供じゃない…ぜ、全然、平気だよ」
(フフ…面白い…私の思い通りに答えてくれるのね、ボク…ウフフ…可愛い)
「そうよね。おばさんも、そう思うわ。それじゃあ…最後のそれも下ろしちゃおうか。はい、ボク。ちゃんと立って…手は横に…」
「…う、うん…」
澄恵はいよいよ、少年のブリーフに手をかけていった。上目使いで少年の顔に目をやれば、少年はギュッと目を瞑り羞恥に耐えている。足をガクガクと振るわせ、全身を硬直させたその姿は、まさに「俎板の上の鯉」といった感じだ。
「下ろすわよ…ボク」
少しトーンの低い澄恵の声がした直後、少年のブリーフは一気に足元まで下げられていた。

(クスッ…なんとまあ、可愛らしいこと…クスクスクス…)
澄恵は、思わず噴出しそうになるのを必死で堪えていた。この少年のペニスなど、どうせ包茎だろうと思ってはいたが、その予想以上に、余りにもソレが幼かったからだ。
(やっぱりね…全然、剥けてない…クスクス…それに小さい…10センチ位かな?…ウフフ…どれどれ…)
少年はまだ眼を瞑ったままだ。それをいいことに澄恵は、決して触れないように注意しながら、右手の人差し指と親指を、勃起の根元と先端に合わせるようにしてみる。
(あれぇ?…クスッ…10センチもないかも…私の人差し指のほうが長いくらいね…それなのに、こんなにピンと上を向いて…ウフフ…生意気…)
指の簡易定規で計測した少年のペニスの長さは、およそ9センチ位だろうか。そんな幼いペニスにも関わらず、それは少年の腹につかんばかりに反り返っている。澄恵は、そのいじらしい幼い勃起に見入っていた。
「あの…す、澄恵…さん…」
「え!な、なぁに?ボク」
ブリーフを脱がされてから暫くの間、じっと羞恥に耐えていたが、澄恵が何も話さないでいることに心もとなくなった少年だった。見れば少年は、顔を上気させ、縋るような視線を澄恵に送っている。
「そ、そんなに…見ないで…よ…」
「ん?…フフ…恥ずかしがらなくていいのに…ボクのは、もうすっかり大人みたいね。立派なオチンチンじゃない。こんなに元気よくおっ勃てて…おばさん感心しちゃった」
心にもないことを口にする澄恵。勿論、少年を刺激しないようにとの配慮からだ。
「じゃあ、ボク…そろそろ、手伝ってあげようか…もう、すっかり準備はいいみたいだし…」
今からこの幼いペニスを、自分の手で射精に導くのだ。そう思うと、さすがに澄恵も興奮してきた。若干、声がかすれている。
「いい?ボク…それじゃあ…」
「え?…う、うん…」
「始めるよ…」
「う…うあっ!!!」
澄恵の指が少年の包茎を摘み上げた瞬間、少年は、声にならないような悲鳴を上げていた。しかしこの時、実は澄恵にしても同じ思いだった。
(硬い!な、なに?コレ?)
澄恵は、少年のペニスのあまりの硬さに驚嘆していた。まるで鉄のような硬さだ。見た目の可愛らしさとは裏腹なその感触に、澄恵は戸惑った。
(硬くて…それに熱い…すごいのね、ボクったら…オチンチン、こんなに興奮してるの…)
少年の亀頭辺りを摘んだ3本指を、2度3度と揉みこむようにしてみる。やはり、硬い。知らず知らずのうちに、澄恵の愛撫は激しくなっていった。とは言えそれは、男のペニスに快感を与えるというより、初めて触れた玩具を興味本位に弄り回す、と言った感じの動作だったが。
(凄い…凄いわ…)
少年の小さな突起を眼一杯押し下げてから不意に離すと、それは勢いよく跳ね上がり、パチンと下腹を打ち付ける。親指と人差し指の2本の指を括れの辺りに巻きつけ、ギュッと締め上げようとしても、あまりの硬さに全然指の輪は狭まろうとしない。澄恵は、思いのままに熱く硬い少年の包茎を弄んでいた。
「は…はぅ…あ、あっ…あぁん…」
しかし、そんなでたらめな澄恵の愛撫にも、少年はあまりの快楽に身をくねらせてしまう。無理もない。初めての自分以外の、それも憧れの女性である澄恵に、触れられているのだから。
「どう?ボク…気持ち良くない?…いつも、どうやってるの?…おばさんに、教えてくれない?おばさん、ボクの思い通りにしてあげるから」
「はぁ…はぁはぁ…う、う…ん…あ、あん…あぁん…」
「喘いでばかりじゃ、解らないじゃない…しょうのない、ボク」
「あ…あぁ…で、でもぉ…あ…」
「まったく…いけない子。おばさんに、こんなことさせて…」
「あ…うぅぅ…」
「おばさんは、仕方なくこんなことしてるのよ。ボクが聞き分けの無いことを言うから…」
澄恵は、あくまでもこの奉仕は「仕方のないこと」だと少年に、そして自分に言い聞かせた。これは、少年を納得させ、2度と悪さを働かせないための「仕方のない行為」なのだと。自分の中に芽生えた少年への興味を否定するように。
「どう?ボク…どんな気分なの?大人の女に、こんなことさせるのって…」
「はぁ…あぁん…」
「まったく…いけない子ね。聞き分けの無いことばかり言って…」
「うあ…あぁぁ…き、気持ち…いぃ…」
「おばさんに、こんなエッチなことまでさせて…」
「あぁん…あん…気持ち…いい…ょ…あぁ…き、気持ちいいよぉ!」
少年は、生まれて初めての女性の手の快感に翻弄されている。澄恵は、子供との背徳的な秘密の行為に酔いしれている。すでに2人とも、お互いの言葉など聞こえてはいなかった。やがて…。
「うあ!…ああん!!!」
「ん?出るの?もう、出そうなの?…まだなの?…出す時はちゃんと言うのよ」
「うあぁ、で、でるぅ!出ちゃうよぉ!」
「え!ちょ、ちょっと…待って。い、今、ティッシュを…」
「だ、だめぇ!で、でるうぅぅぅ!」
「こ、こら、待ちなさい…キャッ!」
澄恵の頬に、なにか熱いものが飛び散った。澄恵の準備を待つことが出来ず、少年は、ついにありったけの精を放ってしまったのだ。身も蕩けるような快感を幼いペニスに感じながら。
「うあ…ああ…ああぁぁ…」
生涯最高の射精を経験した少年は、腰を抜かしたように、その場に崩れていった。澄恵は、そんな少年を瞳を潤ませて眺めている。だが、その視線はどこか焦点が合っていない。呆けた表情だ。この時、澄恵もまた、ある種の極みを感じていた。
(ボク…ボク…出したの?…しゃ…射精…したの?…)
頬に熱いものを感じる。手でソッと拭うと、熱い液体で指が濡れた。それはまぎれもなく、たった今発射された、真っ白な少年の体液だ。膝元に倒れている少年を見れば、曝け出された包茎の先端にも同じ精液が付着している。
(こんなに…こんなに、一杯…そ、それに…濃い…な、なんて元気がいいの…ボクったら…)
はじめてみた、中学生の少年の射精。その激しさに、澄恵は圧倒されていた。
「う…うぅ…はぁはぁ…はぁはぁはぁ…」
「!」
射精後、気を失ったように倒れていた少年のうめき声が聞こえた瞬間、澄恵は「大人の女」を取り戻した。何事もなかったように平静を装い、そして静かに、いまだ射精の余韻を引きずる少年に語り掛ける。
「…ボク?」
「…はぁはぁ…はぁはぁ…」
「ボク?…大丈夫?」
「はぁはぁ…だ…大丈…夫…」
肩で息をしながら、返事をする少年。たった今、自分のこの手で射精に導いた包茎に視線を移せば、ソレもまた、少年同様に今だピクピクと痙攣を繰り返している。
(とても大丈夫そうじゃない…)
澄恵の口元に笑みが浮かんだ。
「どうだった?気持ち良かった?」
「え?…う、うん」
「そう。良かった。仕方なくとはいえ…おばさんも手伝ってあげた甲斐があるわ…ボクのオナニー」
最後まで、まるで被害者のような態度をとる澄恵だ。そんな澄恵の態度に、思わず少年は恐縮して頭を下げた。
「あ…ありがとう…す、澄恵さん…」
「ん?いいのよ…でも…」
「え?」
「これで、ボクもおばさんのこと信用してくれるでしょう?こんなこと…こんないやらしいこと、してあげたんだから…誰かに言われたら、おばさん、もうここに住んでいられないわ」
「い、言わない!絶対、言わないよ…」
「約束よ。これは、ボクとおばさんの秘密なんだから…」
「う、うん…ひ、秘密だね」
「それと、もう一つ約束…もう2度と、パンティなんか盗まないこと」
「…は…はぃ…ご、ごめんなさい…澄恵さん」
「そうしていれば…」
「え?…そうして?…」
「そうして、いい子にしていれば…暇な時にでも、また擦ってあげるわ…ボクのオチンチン」
「ホ、ホント?!」
思わぬ幸運に、大きな声をあげた少年だ。目がキラキラと輝いている。
(溜まったら、またボクは、「わるさ」をするかもしれないし…仕方ないから、また私が手伝ってあげるわ…ボクのオナニーを…そう、仕方なくね…)
妖しげに微笑みながら、澄恵はゆっくりと頷いた。