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Scanty Master -seaside memory-

其の拾

(な、なに?…なにが?…あれ?…い、痛い…)
次第に僕の左頬から、火傷したようなヒリヒリとする痛みが感じられてきた。そして…。
「この変体!!!一体、どういうつもりなのよっ!」
床に這いつくばった情けない姿の僕に、まるで雷のような罵声が浴びせ掛けられたんだ。見上げてみれば、仁王立ちのまなみさんが、鬼のような形相をして僕を見下ろしている。そう、僕はまなみさんの平手打ちをくらって、見事にノックアウトされてしまったんだ。
「オナニーですって?何考えているのよ、あなたは!中学生になったばかりのお子様が?オナニーしてたって?ふざけないでよ!」
僕は、この時になって初めて気がついた。まなみさんは、僕の「わるさ」を許してなんかいなかった。それどころか、最初から物凄く怒っていたんだ。僕がここに帰ってきた時、いや、きっと僕の部屋でパンティを見つけた時からずっと、まなみさんは怒っていたに違いない。まなみさんが夕食が終るまで僕と話をしてくれなかったのは、僕の「わるさ」に腹を立てていたからだったんだ。
「ご、ご、ご、ごめんなさいぃぃ!」
僕は頭を床に擦りつけて土下座をして謝った。まなみさんの怒りが尋常じゃないってことが、ひしひしと伝わってきたから。それほど、その時のまなみさんは恐ろしかったんだ。冷静に考えてみれば、自分の下着をオナニーの道具に使われて、ましてや射精までされて許してくれる女性なんて、そういるわけが無い。やっぱりみゆきさんが特別だったんだ。
「何がごめんなさいよ!謝れば済むとでも思ってるの?!」
「ご、ご、ご、ごめんなさい!ごめんなさい、まなみさん!」
「こんなことして…私のパンティをこんなもので汚して!そんなことで許されるとでも思ってるの?!」
「ごめんなさい、ごめんなさい、許してください、まなみさん!」
「許してください?何言ってるの!甘えるんじゃないわよ!あなた、自分のしたことがわかってるの?人のパンティでオナニーして、その上変なものでべっとり汚して!」
まなみさんが、手にしたパンティを僕の頭目掛けて投げつけた。頭にパンティを乗せたまま、何度も何度もひたすら謝り続ける僕。それでもまなみさんの怒りはおさまらない。
「大体ね、中学生じゃなくたってオナニーなんてしちゃいけないのよ。そんなことするのはね、本当にスケベでよっぽど頭の悪い子だけなのよ!あなた、わかってるの?!全くなんて子なの、コソコソ隠れて、やらしいことして、恥を知りなさい!恥を!」
「ごめんなさい、ごめんなさい、お願いですぅ、ゆ、許して、まなみさん!」
「許せないわね!あなたみたいなやらしいスケベ坊やには、お仕置きが必要よ!」
「え?」
「ほらっ!こっちに来なさい!」
そう言いながらまなみさんは、僕の首根っこを掴むと、物凄い力で僕をベッドの側まで引き摺っていったんだ。
「イ、イタタ…い、痛いよ、まなみさん…」
「うるさい!静かにしなさい!ほら、わたるはここでジッしてるのよ!」
まなみさんはベッドの端に膝を揃えて腰掛けると、僕のお尻が丁度まなみさんの膝の真上に位置するように、僕を膝の上にうつ伏せにさせたんだ。僕の身体は、まなみさんの膝を支点にして「く」の字型になった。
「な、な、何?…」
「黙ってジッとしてなさい!」
そしてその後、まなみさんはとんでもない行動をとった。なんと、おもむろに僕のパジャマのズボンを、パンツごと足首まで一気に引き降ろしてしまったんだ。
「や、や、やめてぇ!な、何するのぉ?!」
思わず女の子みたいな悲鳴をあげてしまった僕だ。当たり前だよ。いきなり下半身を丸裸にされたんだもの。うつ伏せだからアソコは見られないって言っても、まなみさんの目の前でフリチン状態だなんて…恥かしくて黙ってられないよ。けどまなみさんは、僕の言うことなんて全然聞いてくれなかった。そして…。
「何するって?こうするに決まってるでしょ!」
「え?」
(ビッターン!)
「いってぇー!!!」
まなみさんは右手を自分の頭より高く振り上げると、僕のお尻目掛けて真っ直ぐ上から下へ振り下ろしたんだ。それが痛いのなんのって、まるでお尻に火がついたみたいだった。
「この変体!」
(バシィッ!)
「痛っ!」
「私のパンティなんか持ち出して!」
(バシィッ!)
「あぅ!」
「このオナニー小僧めっ!」
(バシィッ!)
「ヒィッー!」
何度も何度も、僕のお尻目掛けてまなみさんの平手が飛んでくる。情けないよ。中学生にもなって、お尻を叩かれるなんて、それもフリチンにされた丸出しのお尻を。痛いやら情けないやらで、僕はもう、目に涙を浮かべていた。
「このスケベ坊や!」
(バシィッ!)
「いけない子ね!」
(バシィッ!)
「ヒィッ!…ま、まなみさん…も、もう…許して…」
それは僕が痛みに耐えれず、許しを請おうとまなみさんの方に首を向けたときだった…。
「!!!…ま、まな…み…さん…」
その僕の視界に飛びこんできたものは、お尻の痛みや、フリチンになっている恥かしさを一瞬にして吹き飛ばしてしまうものだったんだ。
(オ、オッパイ…ま、まなみさんのオッパイだ!)
そう、僕の目に映ったのはまなみさんのオッパイだった。まなみさんは一心不乱に僕のお尻を叩き続けている。そのためにバスローブの胸元は大きく乱れ、そこから豊満な白い膨らみばかりではなく、乳首までもが顔を出していたんだ。
(ま、まなみさんの…オッパイ…まなみさんの…去年の夏の…あの…)
白く柔らかそうに膨らんだ大きな乳房。そして、白い肌に映える茶褐色の小豆大の乳首。夢のような光景に、僕は暫くの間、折檻されている現実を忘れてしまっていた。だって、去年の夏以来、僕はたった一度でもいいから、まなみさんのオッパイを見てみたいと思ってたんだもの。それがこんな形にせよ、実現したんだ。まなみさんのオッパイを見ていられるなら、このお仕置きがずっと続いてもいいとさえ思ったくらいだ。でも…。
(あ!や、やば!)
またしても災難が僕の身に降りかかってきた。まなみさんのオッパイにすっかり興奮してしまった僕のアソコが、ムクムクと大きくなり始めたんだ。僕は今、フリチンにさせられていて、しかもアソコはまなみさんの膝の上。こんな状態で勃起でもしたら、間違い無くまなみさんに気付かれてしまう。
(ち、小さくなれ!…た、頼むよぉ…)
非常事態に顔面蒼白の僕。けれども夢にまで見たまなみさんのオッパイと、そしてアソコに触れる太腿の柔らかな感触が、否応無しに僕のを固くさせていく。
(あ…あぁ…も、もう駄目だ…ぼ、僕…た、勃っちゃうよぉ!)
切なる願いも空しく、僕のアソコはすっかり勃起してしまう。絶望感に目の前が真っ暗になる僕。そしてその時、まなみさんの平手打ちがピタッと止まったんだ。
「?…わ、わたる…あ、あなた…まさか?…」
まなみさんの声は、少し震えていたみたいだった。そして、一呼吸置いて…。
「わ、わたる!あなた、一体何を考えてるのよっ!!!」
(バッッッシィィィン!!!)
「ギャッア!!!」
人一倍強力な平手が、僕のお尻に炸裂したんだ。
「な、何で、こんな時に!あなた、少しも反省してないじゃないの!」
(バシィッ!)
「痛っ!ご、ごめんなさい…で、でも…僕…は、反省してますぅ…」
「嘘おっしゃい!じゃあ、何なのよコレは!」
「あ!あふぅ…」
まなみさんが、両方の太腿で勃起した僕のアソコをギュッと挟みつけたんだ。僕は、思わずピクンと身体をうち振るわせた。だって、こんな時に不謹慎だけど…その…まなみさんの太腿、とっても気持ちいいんだもの。柔らかくて、滑らかで、それが僕のアソコを挟んでるんだよ。去年の夏のあの快感が、数倍以上のそれとなって僕のアソコに蘇ってくる。
「困った子ね!仕方ない子ね!何よ、こんな時に、チンポコ膨らませるなんて!」
(チ、チン…ポコ…ま、まなみさんが…チンポコなんて…)
「この、変体!スケベ!オナニー小僧めっ!」
まなみさんの怒りは頂点にまで達したみたいだった。それまでよりもさらに強く、さらに早く、お尻目掛けて平手を打ち下ろしてくる。そして太腿は、僕のアソコを潰さんばかりにギューッと締めつけてくるんだ。
「ご、ご、ごめんなさいぃぃ…」
「うるさい、もう許さないわよ!お仕置き中に、チンポコ膨らますなんて!人を馬鹿にするにもほどがあるわよ!」
「あ…はぁん…あ…あぁん…」
「何よ!こんなに固くして!オナニーしてパンティがベトベトになるくらい、出したんでしょ?!なのに、まだこんなに膨らますなんて、呆れてものが言えないわよ!」
「あ!…あはぁ〜ん…あ…も、もう…」
まなみさんは、執拗に僕のアソコを太腿で揉みこんでくる。まなみさんにしてみれば、僕へのお仕置きのつもりかもしれないけど、僕のアソコにしてみれば、それは快感を与えてくれる愛撫意外の何物でもなかったんだ。やがて…。
「あんなに、可愛がってあげてたのに!可愛い子だと思ってたのに!」
(バシィ!)
「ご、ごめんな…さ…い…あっ!ああん!」
「わたるが、こんなエッチな子だなんて!こんないやらしい坊やだったなんて!」
(ビシィ!)
「ごめんなさ…あ!あぁ…だ、駄目…ま、まなみさん…それ以上、刺激しないでぇ!」
「え?な、何?」
「あ!うあ!…うあああああぁぁぁ…」
丸出しのお尻をまなみさんに叩かれながら、無様にも僕は射精してしまったんだ。太腿の刺激に耐え切れず、快感の波にのまれていく僕。まなみさんの太腿の中で、アソコが2度3度と痙攣する。やがて全てを放出した僕のアソコは、だんだんと小さくなって、ポロッと名残惜しそうにまなみさんの太腿から零れ落ちたんだ。
「?…わ、わた…る?…あ、あなた?…」
まなみさんは頭にきていたこともあって、最初は何が起こったのか、きっと分らなかったんだと思う。でも、やがて僕の身に何が起きたかに気がつくと…。
「あなた、ま、まさか!もう!い、一体、なんて子なのよっ!」
そう言って、僕を膝の上から突き落としたんだ。射精後のだらしなくなったアソコを丸出しにしたまま、床にゴロンゴロンと転げ落ちる僕。普通なら僕は、真っ先に両手でアソコを隠すはずなんだけど、でも…。
「…う…うぅ…う…うわぁ〜ん!」
僕、あまりにも恥かしいから、これ言いたくないんだけど…僕、この時、泣き出しちゃったんだ。それも小学生みたいに大きな声を張り上げて。いじめられた子供みたいに、両手を目に当てて、ワンワン声を出して泣き出しちゃったんだ。
「な、何よ?…ど、どうしたのよ?…」
これには、まなみさんの方がビックリしたみたいだった。今までの怒鳴り声が、急に戸惑いの声に変ったんだ。
「ど、どうしたのよ?…ね、ねぇ、わたる?…」
まなみさんが心配そうに僕を見つめる。けど、僕は泣き止みはしなかった。実は、僕にもよくわからないんだ。なぜそれ程大泣きしてしまったのか。まなみさんに怒られたから?まなみさんの目の前で恥かしいことをしてしまったから?それとも逆に、まなみさんが憎らしかったから?今考えると、多分そのどれもが正解だったんだと思う。暫くして、小さな、とっても弱々しい声で、僕は呟いたんだ。
「ま…まなみさんの…」
「え?」
「まなみさんのせいじゃないか…」
「私…のせい?…」
「ぼ、僕が…オナニーするようになったのは…ま、まなみさんのせいじゃないか…」
「わ、私のせい?…な、なんでよ?…わたるのオナニーがなんで私のせいなのよ?」
突然の僕の言葉に、まなみさんは眼を白黒させてた。でも、これは本当のことだ。僕は去年の夏、まなみさんの太腿でオナニーに目覚めてしまったんだから。僕は、その時のことをまなみさんに話したんだ。涙声で、身体を振るわせながら…。
「ふ〜ん…そうだったんだ…」
最初まなみさんは、怪訝な表情をして黙って僕の話を聞いていた。でも、僕が全てを話し終えると、意外にも「クスッ」と含み笑いをしたんだ。
「あぁ、あの時のこと…ええ、憶えてるわよ。勿論わかってたわよ、わたるがチンポコ膨らませてたことくらい…」
「え?!」
今度は僕がビックリする番だった。もしやとは思ってたけど、あの時の僕の股間の変化をまなみさんはちゃ〜んと知っていたんだ。
「わかるに決まってるじゃないの。だって、あなたは水着だし、私は素足なんだもの…そりゃあ、最初に気付いたときは驚いたわ。何か、固いものが太腿に当ってるな、と思ったら、あなたのチンポコだったんだから…」
「…」
「でもね、あの時は別に頭にきたりしなかったのよ…場合が場合だったし…そのうえ、わたるは小学生だったでしょう?…子供にそんなことで怒っても仕方ないじゃない…むしろ、へぇ〜水着姿の女に抱き付いたら、こ〜んなお子様でもチンポコ勃てちゃうんだって、好奇心が出て来ちゃったし…」
「え?…」
またも意外な発言に、僕は目を丸くしてまなみさんの顔を見上げたんだ。すると、まなみさんはぺロッと舌を出してから、こんなことを言ってきたんだ。
「あの時ね…ウフ…わたるのチンポコが、だんだん固くなってくるのが可笑しくてね…意識して太腿を擦りつけてたのよ…ウフフフフ」
「ええ!」
「フフ…ごめんごめん…わたるがさ、ほらぁ、わたるあの時、不自然に腰を引いてたでしょう?チンポコを私に押し付けないようにって…それがまた可愛くてね。ちょっと困らせてやろうと思って意地悪したのよ。だから太腿の上に跨らせたりしたのよね…そしたら、どんどん固くなってくるんだもの…チンポコが…もう、可笑しくて…」
「ひ、酷いよ」
「あらぁ、酷いのはわたるでしょ?…ほぉら、コレは、な〜に?」
まなみさんは、床に落ちていたパンティを拾い上げ、僕に精液がべったりついている部分を見せつける。これを出されると僕はつらい。また、何も言えなくなってしまった僕だ。
「…」
「ウフ…でもそうなの…あの晩、わたるはオナニーを覚えたのか…」
「…う…うん…」
「そうか…そういうことなら、そうね…わたるの言うように、わたるのオナニーは私のせいでもあるのかなぁ?…でも…でもねぇ…ま〜さか、そんな…」
まなみさんが、僕のアソコにチラッと視線を送ってきた。
「まさか、そんな毛も生えてないようなチンポコをぶら下げた坊やが、そんなおいたをするとは思ってもいなかったのよね」
「!」
慌てて両手で股間を覆い隠す僕。すっかりアソコを丸出しにしているのを忘れてたんだ。そんな僕を、しばらくの間まなみさんは、クスクスと笑いながら見つめていた。けれど、手にした白いパンティをまた僕の目の前に差し出すと、急に真剣な表情になったんだ。
「でもね、わたる…去年の…小学生の時のことと、今回のコレは話しが別よね」
「え…は、は…い…」
「これは、痴漢と同じ行為よ。わたるは犯罪を犯したも同然なの」
「ご、ご、ごめんなさい…」
「それにね、やっぱりオナニーなんてするのは良くないことだと私は思うの。そりゃあ、ある程度成長したら、男の子がチンポコ弄って、射精したいと思うのは仕方ないことだと思うけど…そうね…1週間に一度くらいが丁度いいかな?」
「え?1週間に…い、1回?…」
「何よ?不満なの?」
「え?そ、そんなことない…けど…」
本当は不満だった。だって、僕は1日1回だって足りないときがあるぐらいだったから。でも、まなみさんにそんなことを言う勇気は全くなかった。
「そう、いい子ね。そう言えば、大丈夫?まだ痛い?お尻」
「え?い、いや、もう大丈夫」
「そう、じゃあ、最後のお仕置きをしましょうか?」
「え?ま、まだあるのぉ?」
まだ何か痛い思いをしなくちゃならないのかって、僕は不安な表情になったんだ。でも、そんな僕を愉快に笑いながら、まなみさんは…。
「クスッ…馬鹿ね…もう痛いことはしないわ…そんな事じゃなくて、お掃除よ」
「お…そう…じ?…」
「そうよ、お掃除。わたるってば、さっき、私の部屋を汚してくれちゃったじゃない?変なのおもらししてさ…それを綺麗にしておきなさい。わかった?」
「あ、そうか…は、はい、わかりました」
「フフ…いい子ね…しょうがない、今度のことは許してあげるとしましょうか…」
良かった。漸くまなみさんが、いつもの優しい微笑を僕に向けてくれたんだ。色々あったけど、この時僕は本当に嬉しかった。やっぱり僕は、優しいまなみさんが大好きなんだ。
「それじゃあっと…そうね、コレをお使いなさい」
「はい、わかりました」
まなみさんは、ハンカチーフぐらいの大きさの小さなタオルを手渡してくれた。僕は、それで床に点々と付着した僕の精液を拭おうとしたんだ。ところが、まなみさんは、それを制止した。
「あ、違う違う、そこからじゃないでしょう?」
「え?」
「床を拭いてからじゃ汚いじゃないの」
「?…」
「だからぁ、床を拭いたタオルで、私の身体を拭くつもりなの?」
「え?…」
「まずは、ここからでしょう?」
「ええ?!」
驚いた。目が飛び出そうだった。だって、ベッドに腰掛けたまなみさんが、ピッタリと閉じていた脚を大きく開き始めたんだもの。そして、120度くらいに脚を開くと、太腿を指差しながら…。
「ほぉら…こんなに一杯…まったく元気な坊やなんだから…」
確かにそこは…まなみさんの太腿は、僕の精液で汚れていた。あのムッチリとした滑らかな太腿を、這うように精液がトロッと流れている。けれども、僕の視線はもっと別のところに引き寄せられていたんだ。まなみさんの大きく開かれた、股間の中心に。
(あ…あぁ…パ…パン…ティ…ま、まなみさんの…ピンクの…パンティ…)
大きくはだけたバスローブから、悩ましすぎるピンクのパンティがすっかりその姿を現していた。滑らかの曲線を描くお腹は、お臍までもが露になり、腰まで切れ上がった鋭角な逆3角形の布地から、ムッチリとした肉付きの良い太腿が伸びている。
「ほら、よそ見しないで早く拭いてちょうだい」
「え?…あ、ご、ごめんなさい…」
僕は、まなみさんの大きく開かれた脚の間に正座をして、まなみさんの太腿をタオルで拭き始めたんだ。横目でしっかりとまなみさんのピンクのパンティの中心を見つめながら。
(あぁ…はぁはぁ…なんか…少し黒い繁みが…あ、あれは、まなみさんの…)
そう、薄手のピンクの布地から、まなみさんのヘアが透けて見えてるんだ。そして、そこからは、得も言われぬなんとも艶かしく、妖しい良い香りが立ち込めてくる。
(はぁはぁはぁ…こ、これ…ま、まなみさんの…ア、アソコの…アソコの匂い…)
それが大人の女性のその匂いなのかどうかは、まだそれを見たことも無い僕には実際のところよくわからない。でも、その香りを吸い込んだ僕は、まるで脳が痺れたみたいになって、フッと気が遠くなるような気すらしたんだ。股間では、射精したばかりにも関わらずまたしてもアソコが硬く硬く勃起していく。それをまなみさんに気付かれないように、不自然に腰を引いて、まなみさんの太腿に付着した自分の粗相の後始末をする僕だ。
「あ、あの…ま、まなみさん…お、終りました」
やがて、お仕置きどころかご褒美ともとれる作業を終えた僕は、そう言って、床を拭き始めようとしたんだ、ところが、またまなみさんは…。
「そう…あ、駄目じゃない、言ったでしょう?身体から拭きなさいって」
「え?…」
「まだ、自分の身体は拭いてないでしょ?」
「え?…そ、それは…そうだけど…」
まなみさんの言ってることを理解した僕は、少し躊躇した。だって、まなみさんの目の前で、自分のアソコを拭くなんて恥かしいじゃないか。それも、僕のアソコはまなみさんのパンティでまた大きくなってるんだ。尚更そんなこと出来ないよ。
「…」
「もう!世話の掛かる子ね。ちょっと貸してごらんなさい」
いつまでたっても行動に移さない僕に業を煮やしたまなみさんが、僕の手からタオルを奪い取ったんだ。そして…。
「わたる、立ちなさい」
「ええ!」
「私が拭いてあげる。わたる、ぐずぐずしてるんだもの…ほら早く立って」
「そ、そんな…い、いいよぉ…」
いやだよ。出来ないよ。まなみさんの目の前に僕のアソコを出すなんて。しかも、勃起してるアソコを…。折角、まなみさんが許してくれそうなのに、また、怒られちゃうもの。でも驚いたことに、そんなことはまなみさんはお見通しだったんだ。
「いいのよ…」
「え?…」
「いいのよ気にしなくて…わかってるから。どうせ、勃起してるんでしょ?チンポコ」
「え!」
「いいから、早く。また勃起しちゃったチンポコをお出しなさい」
「な、なんで?…」
「わかるわよ…フフ…わたるの態度を見てればね。何年付き合ってると思ってるのよ?私は赤ん坊の時からわたるを知ってるんだからね…ほら、早く立って」
「う…うん…」
降参した僕はゆっくりと立ちあがったんだ。往生際悪く、股間を両手で隠しながら。でもその手を、いとも簡単にまなみさんは振りほどいてしまう。
「ほら、隠さないの。手は横にして真っ直ぐ立って…男らしくなさい。チンポコぶら下げてるんでしょう?」
「は、は…い…」
「そう。それでいいの…ほぉら、やっぱり。こんなに大きくして…」
なんとかまなみさんの言う通りの姿勢になったものの、余りの恥かしさに、僕は膝をガクガクと震わせてた。まさかまなみさんの前でこんな姿になるなんて。恐る恐るまなみさんを見ると、その視線は確実に僕のアソコに注がれていた。
(あぁ…ま、まなみさんが…憧れの…まなみさんが…大好きなまなみさんが…僕のを…こ、こんなに近くで…こんな眼と鼻の先で…み、見てる)
そう考えると、僕の興奮は更に強まってしまうんだ。さらにアソコが硬くなっていくのが自分でもよくわかった。
「あらあら、こんなになっちゃって…若いのねぇ…クスッ…ほらぁ、おもらし…クス…先っぽで雫になってるよ…クスッ、クスクスクス…」
「ま、まなみさん…」
「じっとしてなさい、今拭いてあげるから…でも、まったく…こんなのがねぇ…」
「え?…」
「まだまだ、子供だってことよ。毛も満足に生えてなきゃ、皮も被ってるじゃないの。こ〜んな子供のチンポコなのにね。勃起して、射精までするんだから…」
人差し指で、ぼくのアソコを弾いたまなみさんだ。
「痛っ!」
「まったくオマセなんだね、わたる。去年、海でお仕置きしてやれば良かったかな?…みんなの見てる前で…フフ…姉さんの目の前で、チンポコ丸出しにして…ウフフ…」
「う…うぅ…」
「ほら拭くよ…まずこの皮を剥かなくちゃ…ほら、こうしてっと…」
「あん…イタッ!」
「我慢我慢…このくらい罰のうちよ…ほらちゃんと立って…あらあら何よこのチンポコ。ピクピクして…コラ、いけない子ねわたる…コレ、また大きくなったんじゃない?」
「だ、だってぇ…あ…あはん…」
皮を剥かれた僕のアソコにタオルを被せ、まなみさんは無造作にゴシゴシと拭いてくる。その感触に、僕はヒクヒクとアソコを打ち震わせてしまうんだ。しょうがないよ。こんな状況で憧れのまなみさんが僕のアソコを触ってくれてるんだもの。興奮しない方がおかしいくらいだ。
「はぁ…はぁはぁ…あ…はぁ〜ん…」
「コラ。もう、しょうの無い子ねぇ…何よ、やらしい声だして」
「あ…あはぁん…だ…だってぇ…あ…あぅ…」
まなみさんの手が妖しく動くたび、僕は腰を打ち振るわせながら喘いでしまう。でも、それは、まなみさんのせいなんだ。だって、まなみさんの手つきは、もう汚れたアソコを拭くなんてものじゃなかったんだもの。確実に男のアソコに快感を与えるための、大人の女性の手つきになってたんだもの。
「ま、まな…まなみさん…ぼ、ぼ、ぼく…ぼくぅ…」
「あら?もう?…フフフ…何よ、これくらいで…わたるは今、出したばかりでしょう?もう少し、我慢なさい」
「で、でもぉ…」
「あんまり早いと、将来女の子に嫌われちゃうよ。我慢我慢…いい?勝手に射精したら怒るわよ。オナニーのこと許さないからね…ウフッ…ウフフフフ…」
口ではそう言ったものの、まなみさんは少しも怒ってるようには見えなかった。むしろ、僕が喘ぐのを面白がっていたみたいなんだ。口元にいやらしい微笑を浮かべ、まなみさんは更に妖しく右手を躍らせていく。僕の限界は近かった。
「あ…はぁ…はぁはぁ…あ…あ…ああん!」
「ん?そろそろかな?…フフ…仕方ないわねぇ…それじゃあっと…いいわよ、わたる。お出しなさい。今日だけは許してあげるから…その代わり、2度とオナニーなんかしたら許さないからね。元々チンポコは、そんなことするためにぶら下がってるんじゃないんだから」
「あ…あぁ…は、はいぃ…わ、わかり…わかりましたぁ…」
「フフ…いい子ね…はい、それじゃあ、イってよし」
「うあ!…あああああああん!」
 こうして僕は、今日3度目の射精に導かれていったんだ。

「それじゃあね、わたる。気をつけてね…」
翌日の昼間、僕は帰宅のためにまた駅に来ていた。昨日あんなに怒らせたにも関わらず、まなみさんはちゃんと僕を見送りに来てくれた。やっぱりホントのまなみさんは実に優しい女性なんだ。
「う、うん…あ、あの…ま、まなみ…さん…」
「ん?」
「あの…ぼ、僕…い、いろいろと…そ、その…ごめんなさい…」
「ん…まあ、今回のことは勘弁してあげるわ…」
残念ながら昨日の晩は、あれから何も無かったんだ。もしかしたら、初体験…って都合の良いことを考えなかったことも無いけど…まあ、あれ以上のことを期待したら、きっと、バチがあたっちゃうよ。それくらい僕にとっては、夢のような出来事だったんだ。
「あ、ありがとう…まなみさん」
「でもね、わたる」
まなみさんが真剣な表情になった。
「今回のことは勘弁してあげるけど…それは条件つきだからね。約束を破ったら、今度こそ許さないわよ。わかった?」
「う…うん…わかってる…ぜ、絶対守るよ」
僕はジーンズのポッケをギュッと掴み、まなみさんに誓ったんだ。まなみさんとの約束。それは2つあった。1番目はオナニーのこと。まなみさんは、やっぱり男の子がオナニーすることをよく思っていないみたいなんだ。だから、最低週1回しかオナニーしちゃいけないって約束させられた。そして2番目。これは漠然としてるんだけど、何があっても、どんな時でも、まなみさんの頼みは断ってはいけないってことだった。
「いい。約束を破ったら、絶交どころじゃないわよ。私のパンティを悪戯してたこと、姉さんに喋っちゃうからね。わかった?」
「う、うん…わかった…だ、大丈夫だよ」
「そう。まぁ、恥かしかったけど、お守りもあげたし…がんばってもらわないとね」
お守り…僕のジーンズのポッケに入っているそれは、昨日、実際にまなみさんが履いていたピンクのパンティだったんだ。まなみさんは、それをお守りとして僕にプレゼントしてくれたんだ。僕にとって、最高のお守りだった。
「じゃあ、元気でね。オナニー小僧」
「ま、まなみさん…そんな…」
「ウフ…ウフフフフ…」
まなみさんは、涼しげに微笑んでいた。

電車の中で僕は、周囲の人達に気付かれないよう、2つの布切れをソッと手にしてみた。右手には紅い布、みゆきさんのあのTバックを。そして左手には淡いピンクの布、まなみさんの温もりがまだ伝わってくるようなピンクの薄手のスキャンティを。
(なんか…すごい、一人旅だったな…)
2人のセクシーな女性との秘め事を思い返す僕。こんなすばらしい夏休みはもう2度とないだろう…って思ってた。
(でも…まなみさん…2番目の約束…どういうことだろう?…)
何があっても、どんな時でもまなみさんの頼みは断ってはいけない…。
(まあ、いいや…まなみさんの頼みなら、何だって聞くさ。僕はまなみさんの騎士だ。いや、召使でも構わないさ…)
まなみさんのパンティを鼻に当て、僕は思いっきり深く息を吸い込んだ。