都立高校長の反乱学校現場に言論の自由と民主主義を 【前文】「日の丸・君が代」「職員会議での挙手や採決の禁止」「教職員の業績評価」をめぐって、現職の都立高校長が、強権的な東京都教育委員会の姿勢を「現場から言論の自由を奪うものだ」と真正面から批判し続けている。「学校運営の最高責任者」のはずが、実際には「都教委のロボット」のような扱いをされている校長の異議申し立てだ。現職校長が教育行政に公然と反旗を翻すのは珍しい。
●「日の丸・君が代」強制に疑問 ●校長権限で「個別的職務命令」出さず ●米長邦雄教育委員を刺激した? ●大手商社マンから教育の世界へ ●職員会議「挙手・採決」禁止の撤回を ●「絶対評価」と言いながらなぜ? ●不満はあっても言えない校長 ●都教委の校長支配に批判はあるが ●組合に嫌悪感を抱く校長たち 初出掲載(月刊「世界」2008年10月号)
【写真説明】(1)ヨコ:都教委に対して公開討論を求める要請書を手渡す土肥信雄校長(右)=2008年8月4日午後3時過ぎ、都庁で【写真説明】(2)ヨコ:「3年間一緒だった生徒の顔と名前は全員覚えている」と話す土肥信雄校長=2008年4月、横浜市内で
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