放送内容に関する要望1

制作責任者殿

当会は、捨て犬捨て猫を減らす為に避妊去勢の実践と啓蒙に尽力する団体で、安易にのら

猫へのエサやりを推奨する団体ではありませんので「避妊去勢をしない方はエサをあげない

でください、地域猫活動をしてください」と啓発しておりますし、エサやりに反対する方に対し

ても、動物との共存の観点から「のら犬のら猫がエサを食べる権利・フンをする権利・避妊

去勢してもらう権利」があることを、僭越ながら指導しております。以下に要望させて頂きま

すので2月15日までにご回答くださいますよう、お願い申しあげます。
 
先日の放送で、「のら猫にエサをやるのは悪い」と意見されたそうですが、同番組では以前、

地域猫活動を賞賛されたのに、なぜ、今回はエサをやるのが悪いと発言されたのでしょう?

制作担当者が変わったのですか?Aさんが開催した“動物達へのレクイエム”を同番組で取

りあげた際に、動物の命も人間の命も同じ、と出演者がおっしゃったことを、視聴者は見逃し

てはいませんので、この矛盾を解決する為に、訂正が必要だと思いますので訂正文を提案

致します。

【訂正文の提案】
《先日、のら猫にエサをあげることは悪いことだという意見を述べましたが、沢山の抗議を頂

戴しました。制作担当者をはじめ出演者が動物との共存を考えた結果、動物愛護法でも定

められている通り、共生に配慮すべきですので、のら猫にエサをあげて避妊去勢をし“地域

猫”として地域社会の皆が協力して世話をする活動つまり地域猫活動を推奨するのが建設

的だと考えますので、先日の、「のら猫にエサをあげることは悪い」という意見を撤回いたし

ますので、末永くこの番組を見守ってください。最後になりますが、のら猫にエサをあげるだ

けでは決して猫の幸せにはつながりません。エサをあげる方は責任をもって避妊去勢をしま

しょう。》


《要 望》
1、当会の提案した上記の訂正文をそのまま司会者の口から述べてください。 そして事前に放送日を教えてください。

2、訂正されない場合は、その理由を教えてください。
 
            

放送内容に関する要望2

制作責任者殿

 昨日も要望したばかりで失礼かと存じますが、再度、要望させて頂きます。本日、H市に住

む友人から電話があり、地域猫活動をしているエリアへ複数の猫が移動してきたそうです。

それは、エサやり反対派からの苦情に絶えられなくなったご近所のかたが、エサあげを放棄

したので、猫たちがエサを求めて移動して来たそうです。貴番組のオンエアが影響している

かどうかは定かではありませんが、オンエアの後に猫が移動してきたのは、貴番組の悪影

響とも考えられます。

 動物愛護法を無視した無責任な発言が、ここまで影響しているのです。私の友人は私財を

投げうって活動をしています。地域猫活動にとどまらず、多岐に渡って活動を精力的にこなし

、活動は早朝から深夜に及び、精神的にも肉体的にも疲れ果てているというのに、追い打ち

をかけるように、エサを求めて多くの猫たちが移動してきたので、友人はますます追いつめら

れています。

この理不尽さに立腹しているのは当会だけではありません。猫たちが移動してきた原因が

先日の放送にあるとは限りませんが、永いスパンでみると、悪影響を及ぼすことは確かです

から、制作責任者は地域猫活動に積極的に参加し、責任を取るべきですが、それができな

いのならせめて、先日、当会が要望した訂正文を必ず、司会者に読まるべきではないでしょ

うか?

訂正文を読んで下さらないのなら、その理由をご回答くださいますよう、お願い申し上げます

不妊去勢普及の会
星野節子


放送内容に関する要望3

制作責任者殿

 本日はお電話をくださり、ありがとうございます。

貴殿は、先日の放送は、エサやり否定派と肯定派の中立の立場から、編集されたそうです

ので、今回は「中立」に関する意見を述べます。

「真の公平・真の平等」とは誰をも同等の扱いをすることではなく、より建設的かつ公共の利

益に寄与する活動に対して支援し、利己主義だけの人に対しては啓蒙的なメッセージを伝え

ることが「真の公平・真の平等」だと思います。

ですから、エサやり反対派と地域猫活動家を同等に扱うことは、利己主義の人を《ひいき》し

ていることになってしまいます。

その人の行いに対する正当な評価をくだしてこそ「真の公平・真の平等」といえるのではな

いでしょうか?

本日の貴殿のお話では、後日、当会からの意見を番組で紹介してくださるとのことでしたの

で、大変、ありがたく存じますが、オンエア後には、エサやり反対派からクレームが来ること

も考えられますが、真の平等の観点からいくと、エサやり反対派に対して、当会に丁寧にお

電話をくださったのと同様に対処する必要はないと思います。建設的かつ人道的な地域猫

活動を否定する人は、利己主義の人が多いと思いますので、そういう方々を啓蒙するつもり

で編集なさるのが貴社の発展にも繋がるのではないでしょうか。

当会は、地域猫活動への参加を強制はしませんが、邪魔をする権利がないことだけは、今

後とも伝えていく姿勢でおります。

13年2月11日


放送内容に関する要望5

制作責任者殿

 ファックスありがとうございました。

僭越ながら原稿をチェックさせて頂きました。以下のように訂正してくださいますようお願い

致します。そして、Aさんからの意見も紹介してください。

Aさんは貴殿の編集により大変な迷惑をしています。Aさんへ地域猫活動をしている人から

「猫を移動させたい」という相談もあったそうです。移動させたいからと云って場所を提供して

くれる方がいるわけではありませんし、貴社が場所を提供してくれはしないのですから、せめ

てもの償いとして、Aさんからの要望を必ず聞き入れてください。

《原稿内容》
「迷惑していることを理由に動物を虐待・虐殺することは絶対にいけません。猫だけでなく、

動物たちが、人間の無責任さによってどれだけ迷惑しているのかを考えてみる必要がある

のではないでしょうか?のら猫が増えた理由は猫を捨てる人や無責任にエサをあげる人が

いるから、すなわち、人間の側に原因があるのです

 当会は、動物との共存を考え、のら猫にエサを与えて避妊去勢し、のら猫を減らすために

日々努力をしています。したがって、安易にエサをあげるだけの無責任な行為とは目的が全

く違いますので活動にご理解をください。動物に関しても世界的標準を意識する時代ではな

いでしょうか。」

●以上の原稿を主旨が明確に伝わるように、ゆっくりと丁寧に読み上げてくだ さい。(50秒から60秒で。太線を協調してください)

後日、ビデオで確認させていただきます。視聴者に当会の主旨と違うような伝わり方となってしまった場合には、再度、訂正請求を致します。

13年2月14日
星野節子


署名へ
活動の成果報告
TOP







●某テレビ局への意見メール