〜 太田眞世・手織り教室 生徒の声と作品 〜 |
『生徒作品集』のページでは、教室側で文章を書いていますが、
このページでは生徒自身に「手織りや作品などに対する思い」を
自由に書いてもらっています。
● どんな思いで織った作品なのか
● 手織りのどんな点が楽しいのか
● 手織りの作品を、日々の暮らしにどう活かしているのか
● 周囲の方々(家族や友人など)は、制作した作品にどんな反応なのか
● 今後、どんな作品を作っていきたいのか
等々、生の声を発信していきます。
手織りに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
手織が好きで長く続けてきましたが 一人でしていると織りやすい作品に限定 され反省、良い機会を得太田先生の手織教室に入門、卓上機 木枠と多種に渡 る御指導で幅が広がり日常のインテリアも楽しんでいます。今回は綴れ織の 額を木枠で織り、同種の絹糸で 春の桜から初夏の紫陽花をイメージに織った ストールです。経糸は絹糸 ピンク濃淡をコチニールで 藤色を赤紫蘇で染色 し 他に市販糸を利用 緯糸は先生にアドバイス頂き 白から茶色のグラデー ションの細い化繊糸にしました。この糸で生地に「張りと透け感」が出 優し い感じに仕上がりました。今後は「織って」「縫って」「着る」を目標の一つに 学んで行きたいと思います。 |
(アグロステンマ) |
【愉快なクリスマス】 |
課題で習得したノッティング・ルーピング技法を使いXmasの模様を織り込みました。 織りあがった4枚の布を合わせてバック型にして、持ち手は現在取り組んでいる高機のローゼンゴン、口の止め方はボンボンにして可愛い作品になりました。我が家の小さなツリーの横に飾ります。 自由制作は今回に限らず、当初のアイデア通りにはなかなかいかず、眞世先生や教室のメンバーのアドバイスも貰いながら、創意工夫した結果のたまものです。 手間ひまをかけて出来たものを日々の生活に取り入れ、ていねいに心地よく暮らしていきたいです。 |
(川口 結) |
【流れ:自由な感覚に身を任せて】 |
織りは大好きでも、裁縫は苦手な私。敢えて、バッグ作りに挑戦してみました。 初級クラスのStep10が終了し、自由制作に入った最初の作品です。 決められた課題ではなく、独自で自由作品をデザインから考え、織り上げ、そして完成させることは、迷う ことばかりで、とても大変な作業です。 それだけに、先生に助言を頂きながら、何とか作品が仕上がったときは、この上ない喜びを感じます。 今後、中級クラスに進むまでの間、今までに習った技法を使い、大いに迷いながらも、自分の個性を少し ずつ出せる作品を作っていきたいと思っています。 今度はバッグと同じデザインの手提げ袋、または、バッグと同じ織り方のマフラーなども作り、連作した物 を身に着けてみたいなと思っています。 |
(アプリコット・オレンジ) |
【世界に1つしかない布】 |
幼い頃の私は、雛人形の職人だった祖父が大好きで、大人になったら職人になりたいと思っていました。 長じて職人にはなれませんでしたが、手仕事が大好きな大人になっていました。 そして、手織りという手仕事と太田先生の教室に出会いました。 写真の作品はTシャツを裂いて織ったティマットです。 思い出のあるTシャツが生まれ変わり、また一緒に暮らせる・・・。 なんて素敵なことでしょう! 私の手が糸の色や素材の力を借り、世界に1つしかない布を作り出す。 そうして手作りしたモノ達に囲まれて暮らすのが私の夢です。 職人になれなかった私は今、手織りという手仕事を楽しんでいます。 |
(やまぶき) |
【生命の樹:いのちの色を感じて】 |
「わぁ。なんて綺麗な色合いの作品なんだろう。」 初めて太田眞世・手織り教室のホームページを見つけたときに抱いた感想です。 「この教室に入ろう。」 自分もこんな素敵な色彩の作品を作ってみたいと思い、入門しました。 写真・左の作品は、絨毯を織る技法(ノッティング)で織り上げた額絵です。イランの遊牧民族の手織り絨毯・ギャッベのモチーフ「生命の樹」をイメージしてデザインしました。 可愛らしい色合いで仕上がったので、同じ配色でもう一作品。綴れ織りなど、五つの技法を使った課題が右の写真です。 額に入れて飾ることにより、織った布は一段と素敵になり、作品にいのちが吹き込まれたような気がします。 色の組み合わせを考えている時間は、この上なく楽しいひとときです。更にいろいろな配色に挑戦するとともに、これから糸の素材にも注目し、素材の違いを活かした作品も作っていきたいと思っています。 |
(アプリコット・オレンジ) |
【自然:大地と草原が陽を受けて】 |
一本の糸が、自分の手を動かすうちに、形あるセーターや手袋になっていく時間の楽しさ、出来上がった作品を身につける時の喜び、編物は私に豊かな時間を与えてくれました。好きな編物を続けているうちに、自然と織物に興味が湧いてきました。 そんな時に太田先生の教室に出会い、つい最近100回目のお稽古を向かえました。 この写真の作品は、課題の綴れ織とループ(タオルの織地です)の技法で、ペアの椅子カバーを作りました。グリーンは私の好きな色です。 織物では、身につける物だけでなく、写真の椅子カバーのような暮らしで使える物を作れるのが魅力です。好きな色、素材で、日々を過ごす空間を彩れると、家に居るのが楽しくなります! |
(川口 結) |
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