フウチョウソウ科 クレオメ属(セイヨウフウチョウソウ属) |
学名 | 正名:Cleome spinosa Jacq.、異名:C. pungens Willd. |
英名 | spider flower |
和名 | セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草) |
別名 | ハリフウチョウソウ(針風蝶草)、クレオメソウ |
花言葉 | 思ったほど悪くない、あなたの容姿に酔う |
メモ | 属名は、もともとはテオフラストス(アリストテレスの弟子で、植物学の祖)が用いていた物を、リンネが引用したそうです。 原産は熱帯アメリカ(南米、西インド諸島)で、日本には明治初年に渡来したそうです。
日本の図鑑の中には、C. hassleriana を正名、C. spinosa を異名としている物がありましたが、「The New RHS Dictionary of Gardening」によると、C. hassleriana とC. spinosa は別種のようなので、このページでも、学名は上記のようにしました。命名者名についても、日本の図鑑ではリンネ(.L)となっていましたが、ここでは「The New RHS Dictionary of Gardening」に載っていたものを採用しました。 また、英名は上記の通りですが、日本の図鑑には、「Giant spider flower」としているものもあります。 品種名のカタカナ表記ですが、タネが入っていた袋には「ファウンティン」、ある本には「フォンテン」と書かれていましたが、発音記号をチェックした限りでは、「ファウンテン」が一番近そうなので、勝手にそうさせていただきました。ご了承下さい。
耐寒性がないため、一年草として扱います。播種は春に行いますが、発芽適温は20〜25℃、生育適温は15〜30℃だそうです。移植を嫌うので、直播きにするか、鉢上げや定植する場合は、幼苗のうちに行います。日当たりが良いところを好みます。水はけの良い土で、乾燥気味に育てると良いようです。 草丈は1メートル以上になるそうですが、品種の特性なのか、それとも育て方が悪かったせいなのか、半分にも満たない程度にしか伸びませんでした。なお、‘カラーファウンテン’の花色は、写真のようなピンクの他、白や紫もありました。 |
コメント | 播種は4月下旬、発芽はおよそその10日後、最初の開花は7月中旬です。9月末の現在、花が終わりかけているので、花期は寒くなる前まで続くようです。
私が使っているデジカメは、手前より奥の方に自動的にピントが合ってしまうため、接写しようとすると、上の写真のようにどうしても雌しべがピンぼけしてしまいます。偶然うまく撮れた写真も、グロリオーサと同じく、HDDの破損のせいで画像データがなくなってしまいました(--;(2002.9.28.)
もう一言(2002.10.1.) 無くなったと思っていた画像が、他の植物のフォルダに紛れ込んでいるのを発見、写真を差し替えました。全く、何やっていたんだか・・・( ̄▽ ̄ゞ。相変わらずピンク色ですみません。他の色の花のまともな写真は撮れていないので(^^;。今度の写真は、前のに比べたらピンぼけが解消されていますし、背景もゴチャゴチャしていないので見やすいと思いますが、いかがでしょう? |
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