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コンメリナ・ディアンシフォリア

コンメリナ・ディアンシフォリアコンメリナ・ディアンシフォリア
コンメリナ・ディアンシフォリアコンメリナ・ディアンシフォリア
コンメリナ・ディアンシフォリア


ツユクサ科 ツユクサ属
学名Commelina dianthifolia Delile.
英名day flower
和名 
別名 
花言葉 
メモ

 属名は、人名に因みます。アメリカ・メキシコに分布しています。日本でよく見られるツユクサ(C. communis L.と同属の植物です。T&Mのカタログには「コメリーナ」と記載されていましたが、ツユクサに含まれる青い色素は、ツユクサの属名をとって「コンメリニン」と名付けられているくらいなので、このサイトでは、「コンメリナ」を採用しました。種小名は、種子が入っていた袋には英語の発音で「ダイアンシフォリア(ダイアンシは、ナデシコ属を意味するダイアンサスに由来)」と書いてありましたが、属名と同じくラテン語発音を採用しました。

 ツユクサと比較して、
1.花弁の色が若干異なり、花糸にも青い色が着いている。写真は、露出等のせいで実物と違う色になっていますが、上段左が実物に近い色です。
2.下の花弁が上の2枚の花弁とほとんど同じ大きさである。
3.一つの花序の中の花数が4〜10個と多い(写真中段左;扇状集散花序)。
4.節から根が出ない。
5.すぐに萎れる。
などの特徴があります。T&Mのカタログによると、耐寒性があり、マイナス10℃まで耐えるそうです。

コメント

 5月半ば過ぎに播種、発芽は5月下旬、開花は7月中旬以降です。種子が入っていた袋には、発芽までに1〜3ヶ月かかると書いてありましたが、播種から2ヶ月足らずで開花に到りました。メモにも書きましたが、暑さか何かに弱いみたいで萎れやすく、晴れた日は、午前9時頃には既に萎れていました。幸い、今年の仙台は涼しかったため(冷害気味なので、幸いでは済まされませんが(^^;)、萎れていない花の撮影に成功しました。

 いつものように鉢植えにしましたが、ツユクサのように匍匐性らしく、プランターの方が向いているかもしれません。

 たかがツユクサですが、コメリーナなんて名前を付けるとは(と言うより、翻訳したのは日本人スタッフでしょうけど)、T&Mって商売上手ですね(^^;。「T&Mオリジナル」、「貴重種」という言葉に釣られた私も私ですが(^^;;;。二年目には「よりいっそう美しく咲く」らしいので、楽しみです。でも、本音を言ってしまうと、日本のツユクサの方が品のある色をしていると個人的には思っています(^^;(2001.8.18.)

もう一言(2002.9.7.)
 花が終わった後、無加温の温室に入れていました。ツユクサと同じように、冬の間は地上部は枯れていましたが、鉢に残しておいた根は生きていたらしく、5〜6月頃に芽が出て(記録に残すのを忘れて、正確な時期は不明です)、6月下旬から開花しました。1年目と大して変わることはなかったですが、耐寒性があることは確かめられました(^^;

 
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