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ホワイトキャンピオン

ホワイトキャンピオン雄花ホワイトキャンピオン
ホワイトキャンピオン雌花
左上段:雄花、左下段:雌花


ナデシコ科シレネ属(マンテマ属)
学名正名:Silene latifolia Poiret
異名:S. alba (Mill.) E. H. L. KrauseS. pratensis (Raf.) Godron & Gren.
Melandrium album (Mill.) GarckeLychnis alba Mill.L. vespertina Sm.
英名white campion, evening campion, white cockle
和名ヒロハノマンテマ
別名マツヨイセンノウ(待宵仙翁)
花言葉 
利用部 
利用法 
薬効 
メモ

 シレネ属の解説は、こちらをご覧下さい。
 地中海沿岸原産、ヨーロッパ、西アジア、北アフリカに分布しているそうです。

 一年草か、短命の多年草だそうです。
 ヨーロッパでは、レッドキャンピオンとの交雑によってピンクの花色の植物体が生じていて、園芸的な価値があるそうです。

 雌雄異株で、性染色体関連の研究が最も進んでいる植物だそうです。性は、人間と同じく、X、Yの性染色体で決定します。すなわち、雄株が、2A=22+XY、雌株が2A=22+XXとなっているそうです。


本棚以外の参考文献
  • 長田武正.日本帰化植物圖鑑.北隆館.1972年.

  • 松永幸大.高等植物の性決定機構.蛋白質核酸酵素.第45巻:1704〜1712ページ.2000年

コメント

 和名と別名は、北隆館の「日本帰化植物図鑑」に依ります。日本語の図鑑で掲載していたのは、私が調べた限りでは「日本帰化植物図鑑」だけだった(他にもあるかもしれません)のでマイナーな植物かと思っていたら、メモにも書いた通り、雌雄異株の植物として研究が最も進んでおり、論文はかなりの数があります。

 
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