輸送船なのだ


・マスター・オブ・オリオン II(Master of ORION II)

 MICROPROSE /メディアクエスト

 WIN95 (英)



 銀河を舞台にしたSFストラテジーゲーム。プレイヤーは、地球人など、一種

族を担当。惑星の開発、他星系への植民、技術開発、宇宙船の設計をこなし、銀

河の覇権を争う。

 システムは、ほぼ「シヴィライゼーション」の物を使用。

 ひとクセもふたクセもある種族と、戦闘や外交交渉で牽制しあい、次々と勢力

を伸ばして行く。 設定や小道具、イベントなどは、昔のSF小説を思わせる。

(プレイしていて、V・ヴォクトの小説を思い出した)

 SFファン、かつ、ストラテジーゲーム好き、にとってはこたえられないゲー

ム。



 プレイヤーは銀河系に住む、1つの種族を選択して、スタート。

 種族には色々な種類があり、得手不得手がある。

 お馴染みの「地球人」は、特に得手不得手は無いが、外交交渉を上手くまとめ

る能力に長ける。 (「外交」は地味な能力だが、ゲームを進めるにつれて重要

になってくる)



 ゲームは、広い銀河マップと星系・惑星画面を中心に行われる。

 銀河マップは、始めは一部しか見えないが、プレイヤーが宇宙船を飛ばすうち

に徐々に解明されて行く。

 星系・惑星画面では、惑星施設・宇宙船・兵力を作って、次の戦略に備える。



弩級戦艦「富士」 ・弩級戦艦「富士」〜Titan 級惑星攻略艦

[Weapons]
Gauss cannons x5
Death Rays x3
Fusion Bombs x10
Particle Beams x4

[Specials]
Battle Pods
Battle Scanner
Multi Phased Shields
Shield Capacitor
Structural Analyzer


 まー、とにかく、戦略そっちのけで

宇宙船の設計に夢中になってしまう。



 とにかく「武装」も大事ですが、「科学技術」と「外交」が大切!

 科学技術の遅れと、外交による孤立は、種族にとって致命的とも言えます。

 また、「科学技術」は、1分野に3つの技術がありますが、1度に1つしか研

究できません。 が、研究できなかった科学技術は、多種族との「外交」により、

「技術交換」で手に入れることが出来ます。



 手に入れた科学技術。 宇宙船の武装や、惑星開発に役立ちますが、何をする

にしても「コスト」がかかります。

 居住不可能な惑星にも基地を作って資源の確保をせねば、とたんに

「赤字財政」になり、にっちもさっちもいかなくなります。



宇宙基地!



 結局は、地道な植民と技術の開発が、

銀河の覇者への近道のようです。








がんばれ開拓者

 建設するにしても、研究するにしても、とにかく

「人」が必要!!

 食糧難に注意して、住民を大切にいたしませう。





テレタイプ

 全銀河系の情報は、ハイカラにCNNニュースのように

入ってくるけど、ここはやっぱり、古典的SFのパターンで、

「超空間テレタイプ」だのを使って欲しかったな。

(あと超光速船による「飛脚」とか)





外交しーん

 銀河には、様々な性格を持った、色々な種族がいて、

外交交渉が面白いのだ。











◆ マスター・オブ・オリオン II のリプレイ記を読んでみる(870行ほど)

 ※このリプレイは、展開、固有名詞を少々アレンジしております。


◆「宵の口ゲーム情報」へもどる