「日の丸がある風景」目次一覧
◆はじめに◆
◆第1章・気分はもう戦前?◆
1)なぜ揚げない!脅迫される校長
2)ポロシャツの憲法九条が違法?
◆第2章・日の丸がある風景◆
1)「忠君愛国」少女たち/尊敬
2)高校生からA子さんへ/批判
3)旗を揚げる子どもたち/習慣
4)こいのぼりと校長先生/横槍
5)こっそりとじわじわと/復権
6)「無関心層」の中で…/漫画
7)海邦国体/苦悩する心、揺れた沖縄
◆第3章・排外主義と画一化の中で◆
1)孤独な外国人
【解雇宣告】帰されたら大変
【労災多発】救急車呼べない
【国際電話】故郷へ便りの声
【共同生活】6畳2間に5人
【人手不足】研修名目の労働
【入院手術】善意に支えられ
2)表面化しない「事件」
3)姿消す「国際公衆電話」
4)「外国人出て行け」電柱に排斥ビラ
5)チマ・チョゴリの生徒に嫌がらせ
6)チョゴリへの嫌がらせ仕方ない?
コラム●問われる日本人の人権感覚
7)無自覚?「ナチ式敬礼」
◆第4章・日の丸って僕らの何だ?◆
1)校庭にそびえる「国旗掲揚塔」
【生徒集会で校長に矢継早の質問】
【「生徒の意見」はどうなるんだ】
【反対署名集めに3日間で500人】
【反対行動を取ると就職に不利?】
【設置価格は一校で74万3000円余】
【高校新聞が報道、PTAは沈黙】
2)「日の丸・君が代」の強制はイヤ
3)教育の曲がり角/ある少女の転校
【入学式】日の丸を降ろしました
【疑 問】先生は何もしないの?
【沈 黙】その話はうんざりだよ
【決 意】信頼できる先生いない
【波 紋】先生も頑張ってみるよ
◆第5章・苦悩する人たち◆
1)校長たちの苦悩と葛藤
【定 年】「再就職」で脅し
【実施率】強まった「指導」
【我 慢】立場があるから
【変 節】割り切れたら楽
【信 念】割り切れません
2)追い詰められる音楽教師たち
【人 質】仕事を失ったら…
【拒 絶】考えると涙が出た
【苦 悩】自分にはできない
【処 分】伴奏を拒否したら
【指 導】民主主義考えたい
◆第6章・民主主義のモノサシ◆
1)「チェックシート」で管理強化
【不 安】何も言えなくなる
【不 満】校長にも反発の声
【着々と】勤続表彰式で斉唱
【戸惑い】全国から注目集め
2)「国旗・国歌」は神聖不可侵?
【授 業】自分の頭で考えて
【処 分】校長批判は許さぬ
【学 習】社会に目が向いた
【自 治】生徒意思に反して
【注 意】勝手に記事出すな
3)揺さぶられる学校現場
【要 望】日本人だから当然
【視 察】様子を見るために
【叱 責】完全実施しかない
【指 導】管理職辞めなさい
【判 断】妥協の産物として
4)「強制」に対する異議申し立て
◆第7章・問われる「生き方」◆
1)講演採録/「ある少女の転校」取材の背景
コラム●また始まった歴史教科書批判
2)子どもたちの気持ちを受け止めて
【「ゲルニカ事件」高宮由美さんに聞く】
【子どもの心を傷つけ続ける「日の丸」】
◆あとがき◆
【書籍データ】
「日の丸がある風景/ルポ・問われる民主主義のゆくえ」
池添徳明/著
日本評論社/発行
四六判、209ページ
1700円(本体価格)
ISBN4-535-58291-2
2001年2月20日発行
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