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理論武装塾

低料金不妊手術
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25年6月22日(土)

意 見 書

福島署●●駐在所● ● 様

福島市矢剣町11−3
星野節子


時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
無責任に野良猫にエサを与えるだけで、去勢不妊を受けさせない給餌者が無限にいます。その為、当方が去勢不妊手術費を出し続けました。その額は膨大です。
すでに手術費だけでも1500万円を超えました。それについて貴殿は、「それはあなたが勝手にやったこと」と仰いました。反論いたします。


1、善意で、不幸な動物を助ける者がいるならば、飼い主は何をやっても許されるということではありません。無論、野良猫であっても同じです。動物と関わる者には、ひとりひとりに飼い主責務が生じます。動物と関わる以上、不幸な動物を作ってはならないという責務が生じます。『全ての権利は義務を伴う』は法の基本。法の番人である警官が、個人の感性をよりどころに『義務意識の欠落した権利意識』を増長させるような見解では困ります。


2、貴殿の論理は、ボランティアが私財を投じて助けるから、無責任に関わりたい者は無責任に関わって良いということ。例えると、泥棒に盗まれて困っている人に手を差し伸べる人がいるから、泥棒しても良いというのと同じです。
問題が起きたら、善意のボランティアへ義務であるかのように責任をなすりつけ、ボランティアへ向かって「あなたが勝手にやったんだべ、誰も頼んでないよ」と理論武装をする者を、私は軽蔑します。
なぜなら、ボランティアが自発的に行った行為は、そもそも、飼い主が自発的に行うべき行為だからです。無論、野良猫への給餌者も同じです。なぜなら、給餌者にとって野良猫だということは私にとっても野良猫だからです。
ましてや、私は無責任にエサを与えて不幸ないのちを産ませた者ではありません。産ませて不幸な命を増やしたのは、無責任な給餌者達。にも関わらず、私に手術費を出させるのが当然の権利であるかのように理論武装する者を心底、軽蔑します。そして、永年の経験から人相を見れば、「手術費を私に出させる者」だとすぐに解ります。その的中率は近年は100%。腹黒い者は顔にバチがあたるからです。それが就活・婚活等の全てに悪影響を及ぼします。


3、飼い主は、不幸な命を無視できない性分を有している者の「財産権・生活権」を侵害しないような飼い方をしなくてはいけません。無論、野良猫も同様です。飼い猫ならば去勢不妊をするが、野良猫は去勢不妊は必要ないという感性を理解できません。飼い猫か野良猫かの違いであり、同じ猫なのです。


4、動物問題に限らず、ひとりひとりが責任意識を持たなくてはいけません。政治については、ひとりひとりが総理になったつもりで真剣に取り組まなくてはいけないのです。「政治が悪い」と言って政治家に責任転嫁してしまえば楽ですが、「政治家を動かせない自分に責任がある」という視点が欠落している者が多すぎるのです。


5、私と言い合っていた老婆は、先月、野良猫に餌を与えていると自慢。手術の必要性を啓発したところ「関係ない、おめえがやれ」と。当方が、無責任にエサを与えるだけの給餌者の尻ぬぐいに私財を投じたことを説明したところ「おめえが勝手にやったんだべ、野良猫の心配なんかすっことない」と。初めは、野良猫を可愛がっているとアピールしたが、手術必要性を理解した途端に、意図的に見解を変えたのです。


6、本日の会話を抜粋。

星野 「野良猫が増えている地域においては、必ず、毒殺する者や捕まえて山へ捨てに行く者がいます」

老婆(意図的に)「そんな話、きいたことない!」

星野 「あなたの耳に入らなくても、私の耳には入ってきます」

老婆 (意図的に) 「そんな話、きいたことない!」

星野 「あなたの耳に入っていないからといって、毒殺がないことの証にはなりません」
星野 「あなたが世話をしているオスは私が全部、去勢しました」

老婆 「オスは去勢すると可哀想、去勢していないオスに虐められる」

星野 「ならば、全頭、去勢すれば良いのです」

老婆 「去勢したオスが去勢していないオスに囲まれて虐められていたのを見たことがある」

星野 「虐められていた猫は本当にオスでしたか?」

老婆 「いや、わかんない」

星野 「さっきと話が違いますね、あなたはいつも嘘をつきますよね。前は手術したくても捕まえられないからできないと言いました。その時、私は、簡単に捕まえる方法を教えると答えました。そしたら、あなたは、野良猫なんかかまってことない!おめえがやれ!と方向転換しましたよね」
星野 「茶色の猫がいなくなってます。あなたの不適切飼育について行政にも報告し指導要請済み。行政が訪問してきたので、捨てたのではありませんか?」

《注意》 不妊手術していないことを隠すために仔猫を遺棄する者がいます