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処分場公開を拒むのは「国民の知る権利」を阻むので違憲。
処分場は「行政私物」ではなく「公共物」なので見学要望があれば公開義務あり。
リンク・プリントフリー(連絡の必要なし)

動物商が
「売れ残りは殺す」と(音声)
死亡確認もないまま焼却炉へ 画像link 毛皮工場では生きたまま毛を剥がれたり柱に数本縄をかけられ首を吊られて殺されたり・・絶対お勧めlink 現行国指針のままでは苦痛死を容認、改善を求める署名 ご協力を
remake17/12/10


〜〜ある処分場を視て〜〜
炭酸ガス(二酸化炭素)処分は安楽死ではない
行政は致死過程公開を。非公開は違憲。
民は行政批判だけでなく処分削減に尽力を。去勢避妊を。

未去勢不妊飼い主(のらへの給餌者も飼い主(所有者)と同じ)を裁判所へ出頭させる


正しく飼える方は動物商から買わず保健所から引き取りましょう。
そして去勢避妊を必ず受けさせましょう。
産ませる飼い主(オスも同じ)への手術啓発なくして処分数削減なし。
行政へ文句を言う前に先ずは悪い飼い主へアクションを。
はじめに結論〜〜『致死過程の一般公開』による飼い主モラル向上が、処分数削減には効果的でしょう。暗い現実の公開なくして改革なし。官も民も一人一人が努力しなければ改善はできません。どこか一つを的に攻撃しても処分数削減は無理。「捨てないで!」ばかりでは解決しません。産ませた飼い主が命を持て余して、一日も早く、家から追い払うように、誰かれ構わず譲渡するのが処分の要因です。
直接、処分に携わっている行政を批判するよりも、先ずは、ご近所の未手術飼い主へ去勢不妊を促してください。だからといって行政を容認してもいけません。行政は繁殖を容認しているからです。
行政の懲らしめ方 
個人批判の必要性 (冤罪の抑止効果もあり)
行政に苦痛死だと正直に広報させる方法
行政に譲渡時に去勢避妊の確約を取らせる方法
繁殖業のやめさせ方 一例
繁殖業のやめさせ方 (FAX凸なので簡単
小学生でも理解できる、去勢不妊の必要性を啓発するリーフレット(ポスティング用)産ませることが正しいことだと思い込んでいるカルト信者のような輩がいます。ここまで説明する必要があります。


〈リポート〉
17年9月、ある自治体の処分場へ行った。処分場に行くのは初めてでアポを取っていた。人目につかない場所にある古い処分場に着くと、職員が快く中へ入れてくれた。いつも「直接処分に携わっている人よりも処分される原因を作っている人が殺しているのだ」とアピールしているので、職員は私に警戒心が無いのだと感じた。

業務内容を簡単に説明してもらった後、処分現場を見せてとお願いしたら、快諾してくれた。その日処分に携わる職員2名の方が「苦しみませんよ」と。

大型犬3匹が入れられたコンテナは、もともと外から中が見える形状なのだが、どういう理由からか、小さな穴が沢山開いたステンレス板が全面に貼り付けられ、中が殆ど見えない。この形状では致死過程を見られない。何を根拠に当該自治体が安楽死と断定しているか、心底、疑問に思った。

そのコンテナが二酸化炭素処分機へ入れられた。処分機は前面扉が透明で、一応、中のコンテナが見える仕組みになってはいるが、コンテナ自体の全面が覆われ、中が見えない。

処分機に近づいて、犬が入っているコンテナの、板で覆われていない僅かな隙間(縦2.5cm位、横140m位)から必死でのぞいた。

二酸化炭素が注入され始めた。
3匹のうち一匹は横たわっているのか、初めから見えない。2匹は前足を立てた座りかたで、甘えるような目つきでこっちを見ている。二酸化炭素注入が始まってから数分したら、その2匹のうち一匹が見えなくなった。倒れたのだろう。見ようとしてもコンテナがステンレス板で覆われている為、見えない。それでも一匹は何とか見れた。倒れて口をパクパクさせている。苦しんでいるようだ。 この犬たちに一体、何の罪があるのか!!

二酸化炭素注入に費やした時間は20分弱。注入前にはマイナス8だった目盛りが60を指したところで注入は終わった。毎回、マイナス8から始まって60で終えるそうだ。その後、約30分放置。死亡確認には私も参加した。一匹は口から泡を吹いていた。

コンテナにハーネスが落ちていたので持ち帰ることにした。ハーネス(散歩の時に犬の胴に着けるも)を毎日見ることで、苦悶の表情を見せた犬を一日たりとも忘れずに活動の機動力にしたいと思った。

死亡確認の後、3匹の尊い命が焼却機へ入れられた。

この3匹を捨てた飼い主が悪いのは当然だが、そのような飼い主が飼ったきっかけは、その前の飼い主による『未避妊手術による持て余し譲渡』や『ペット店』にある。一般・業者を問わず、産ませることが苦痛死につながると自覚すべきだ(リーフ・産ませた飼い主は命を持て余しているので家から一日も早く追い払うように誰かれ構わず、喜んであげます。「虐待はダメ」と叫んでも虐待が減らない理由はここにあります)

動物商を支えているのは買う人であり、妊娠させているのはオスの飼い主だ。

今後、処分方法が改善されようとも、野良化した個体については睡眠薬使用は難しい。だからこそ、野良を作らないよう行政も市民も取り組まなくてはいけない。

致死までの過程を目視できない形状の処分機を使い、住民へ公開もせず、安楽死と断定して住民へ広報するのは処分数削減の妨げにもなり、それは公費の無駄遣いで公務員の公益使命に反する。

行政は致死過程を公開すべきだし、市民は去勢避妊の徹底によって処分数は激減すると認識してほしい。

そして、処分にこそ愛情のある人が携わるべきだと思う。
獣医師の社会的責務として、大人の社会的責務として・・・。
任意の動物福祉団体も里親探しだけに留まることなく、社会的責務として処分に携わりながら処分数削減を訴えていくのが正しいはず。
明るい部分にだけ目を向けるのではなく、暗い部分にこそ目を向けて欲しい。

現況から『せめて安らかなる最期を』という観点も見逃してはいけないし急務だと思う。健康体でも新しい飼い主が見つからず、人知れず苦しんで死んでいく動物たちがいることを忘れないで・・・。活動しているあなたですら、あなたが助けている数は一部に過ぎません。あなたが助けられない動物について、苦痛死と安楽死のどちらを選びますか?将来、処分場から全頭レスキューできるような時代がいずれやってくるにしても、それまでは苦痛死のまま良いのですか?動物の立場から考えれば自ずと答えはでるはずです。

悲しむだけで何もしないあなたこそ悪の温床((処分方法改善を求める署名にご協力を コピペして直接、環境省動物愛護管理室や議員への送付は大歓迎)



【致死処分観察記録 (他団体・行政から頂いた情報もあります)】
--- 自治体A 自治体B 自治体C
(行政獣医師からの情報)
二酸化炭素注入時間 約4分 約20分 1分45秒
(行政獣医師からの情報)
死亡確認までの放置時間 約11分 約30分 11分
(保持5分、排気5分)
(行政獣医師からの情報)
致死過程を見た感想 足を上に突っ張らせている。コンテナの中で犬が吹っ飛ぶ。 僅かな隙間から見ただけだが、3匹のうち1匹が口パクパク。死後は一匹が泡を吹いていた。 本当に安楽に見える個体がある。舌を出す、前駆運動、遊泳運動が見られる(行政獣医師の話)
抑留場を見た感想 処分機に入れられるまでの抑留期間に恐怖心を感じている。餌へ睡眠薬を入れても食べない。人が前を通るだけで怖がる。
(業者さんの話)
檻へ餌を投げ込んだが、素早い犬が取るため、全頭に平等に行き渡らないので、かえって可哀想になりやめた。 ーーーー
地域猫活動の妨害をされたら警察庁からの回答の提示を

【行政状況】
自治体 現 況 当方の感想
自治体A 予算の問題ではなく、国指針で二酸化炭素が認められているから現状維持でよい。行政獣医師が注射を嫌がる。

担当課長が「苦痛死を安楽死に変える必要はない」と。
注射を打つことで苦しまずに済むのに、獣医師が注射を拒むのを理解できない。
自治体B 保健福祉事務所の行政獣医師が、麻酔薬給餌での安楽死の研究(研究結果へ) 是非、この方法を取り入れて欲しいが、本庁担当者に改善意欲なし。
自治体C 条例や規約などで定められている訳ではないが、獣医師責務として、必ず致死過程をモニターで観察。 モニター観察には賛同するが、注射・経口による麻酔投与に改善して欲しい。
自治体D 未だ野性動物についてのみだが、愛護団体からの要望を受けて、麻酔薬(イソフルラン)を処分機内で気化させて麻酔後に二酸化炭素処分。 担当者によると苦悶の表情がないという。是非、当方も見学確認したい。獣医師が安楽死注射を嫌がる為、この方法を全国的に広めるのが現実的だと思う。


【参 考】
里親さがしは概ね4種類。「持て余し譲渡」と「売れ残りさばき譲渡」は福祉活動とはいえない。これらは里親を厳選しないので処分につながっている。
持て余し譲渡 産まれた命を飼い主が持て余し、誰かれ構わずあげること
(これが処分や虐待される原因を作っている)
福祉譲渡 遺棄動物を保護したり、処分場から引き取って、新しい飼い主を探すこと(通常の動物福祉活動にあたる)。去勢避妊の確約をとり適正飼育を促す。
売れ残りさばき譲渡 動物商が売れ残りさばきの為に飼い主を探すこと
(これが処分や虐待される原因を作っている)
やむを得ず譲渡 飼い主がどうしても飼えなくなり、新しい飼い主を探すこと


知る権利 憲法は国の基本法で、全ての決まりの原点となるもので『知る権利・・・政府や地方自治体の情報の公開を求める権利』があり、主導権は国民側にある。暗い現実の公開なくして改革なし
公務員責務 公務員は全体の奉仕者として公益使命を果たす義務がある。公益性を考えると致死処分過程を公開義務がある。

致死過程公開によって飼い主モラルは高まり、遺棄・放し飼いが減るだろう。去勢避妊意欲も当然高まるだろうから、処分数削減を期待できる。処分に掛かる費用(ガス、遺体焼却燃料費、人件費等)は公費で賄われている。公機関は飼い主モラルを高める義務がある(動愛法3条)ことからも、致死過程の非公開は公務員責務に反する。
行政が処分場を公開したがらないのは・・・ 民による無茶苦茶な行政批判も処分場非公開の理由では?処分場に持ち込んで、行政職員へ「あなたが殺すんですか!」と逆恨みする人がいるそうだ。こんなにおかしな人間ばかりを相手にしていたら、行政が真実を隠したくなる気持ちも理解できる
二酸化炭素処分器の問題点 そもそも二酸化炭素処分機は大量処分を前提とし、大量処分可能だからこそ処分数削減への意欲が薄れることも考えられる。《来年度には処分機がなくなり、街中が遺棄動物や野良だらけになる》と想定して官民が取り組んだら処分数激減もあり得る。
獣医師責務 獣医師責務として、処分場での注射麻酔による安楽死に取り組んで欲しい。行政獣医師に限らず開業獣医師も当番制で処分場で注射を打つのが得策だと、神戸市有志が提言。同感だ。「助ける為に獣医師になった」と言うならば、是非、苦しんで死んでいく子たちを、せめて安楽死にして欲しい。
「命を救う為に獣医師になった」と言うならば、処分場からレスキューして欲しい。獣医師がレスキューすることを誰も止めてはいないのだから・・。病院内に治療に連れてこられる動物だけを見て、動物福祉を語るのでなく、もっとも暗い部分にこそ目を向けるのが愛情ではないのか。
政治家責務 財政破綻した今、公費削減の為にも処分数削減を。


【参 考】
■刑法230条〜〜公共の利益に関する事実に係わり、かつ、その目的がもっぱら公益を図ることにあった場合には事実の真否を判断し、これを罰しない。

■現行の二酸化炭素苦痛死処分を支えているのは国の指針でもあります。但し、この国指針は二酸化炭素使用に限るとは記されていませんので、自治体側に改善意欲があれば改善可能なのです。現に、すでに麻酔注射による安楽死を取り入れている自治体、ガス麻酔後の二酸化炭素処分を取り入れている自治体もあるのです。にも拘わらず、国指針で二酸化炭素使用が認められていることを楯に「二酸化炭素使用は安楽死だ」と言い切る職員もいるのです。このような状況下では、国の指針改善は必須でしょう。

特別な場合を除き、処分に二酸化炭素使用を認めないように、また、飼い主から見捨てられたモノ言えぬ動物に更に苦痛を強いる実験動物として研究機関へ譲渡しないように・・・。多くの方が声を上げれば、国も変わらざるを得ないでしょう。


・環境省 中央環境審議会 動物愛護部会へ意見を
区 分 氏  名 現     職 当ファイル
送付状況
委員 林 良博 東京大学大学院農学生命科学研究科教授
臨時委員 青木 人志 一橋大学大学院法学研究科教授
臨時委員 今泉 忠明 (株)ねこの博物館館長
臨時委員 大槻 幸一郎 千葉県副知事
臨時委員 大矢 秀臣 全日本動物輸入業者協議会事務局長
臨時委員 奥澤 康司 東京都健康福祉局健康安全センター広域監視部長
臨時委員 藏内 勇夫 (社)福岡県獣医師会
臨時委員 清水 弟 朝日新聞(株)科学医療部記者
臨時委員 菅谷 博 (財)東京都動物園協会理事長
臨時委員 中川 志郎 茨城県自然博物館館長
臨時委員 中川 李枝子 児童文学作家
臨時委員 信國 卓史 地方競馬全国協会理事
臨時委員 兵藤 哲夫 (社)日本動物福祉協会理事
(兵藤動物病院院長)
臨時委員 前島 一淑 慶應義塾大学名誉教授
臨時委員 松下 倶子 (独)国立少年自然の家理事長
臨時委員 丸山 務 (社)日本食品衛生協会技術参与
                                    (平成17年2月4日現在)


苦痛死後に死亡確認もないまま焼却炉へ 画像link


【関連署名】
■一律の犬登録料金に料金差をつけて(未手術を高く)財源を確保し、手術助成金とする。登録は現行の犬だけから猫・うさぎ等にも適用させる。

■他ボランティアグループの署名簿(都へ処分方法改善を求める)link


編集 星野
0243-46-3337(tel fax)