猫の繁殖事業の中止のお願い

ヒサコワールド代表 笠野久子様

 まだ、一度もお目にも掛かりませんのに、突然、不躾なお手紙をする失礼をお許しください。
当会は、福島県に事務所を置き、不幸な捨て犬捨て猫を減らすために避妊去勢の実践と啓蒙、
各所への要望・陳情等を主な活動とする市民団体で、どんなに経済発展を遂げようとも捨て犬捨て
猫の多い国は他国に自慢できるものではないと考えております。貴社の『猫の繁殖事業・ネットワーク
ビジネス』に対して、その事業に反対の立場から、僭越ながら当会から意見をさせていただきますので、
2月5日までにご回答の程、伏してお願い申し上げます。


【繁殖事業に対して意見する理由】
 行政処分だけでも年間50万匹もの犬猫が処分されており、その他に野たれ死にする頭数は
集計不可能です。それは、安易に動物を飼っては捨てる人間、安易に多くの人に動物を飼う機会を
与える人間、安易に産ませ飼いきれずに捨てる人間、直接捨てないまでも捨てられる原因をつくる
人間、など多いからではないでしょうか?

お正月早々のメールで御社の企画を知り、その感想は《直接捨てないまでも安易に多くの人に飼う機会を
与えることで、捨て猫を増やしてしてしまう商売、猫のネズミ講》と解釈したのは、当会だけではないと思います。

御社の企画により捨て猫が増えるようなことがあったとしたら、御社は、動物愛護法が改正された時代の流れに
逆行するものとして、社会的責任を追及される可能性もあります。御社が「私は直接、捨ててはいません」と
主張されたとしても捨て猫を増やすことに加担した責任はあると思います。

動管法が動愛法と名を改めて昨年、改正され、動物虐待罪に対しては懲役刑・遺棄罪は30万円以下の罰金が
科せられるようになった昨今でもありますので、今一度、「猫の繁殖事業・ネットワークビジネス」について検討され、
企画を取りやめてくださいますようお願い致します。

不妊去勢普及の会
星野節子
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メールで抗議できます。(上の要望書をコピーペーストするだけでも構いません)
 
●ヒサコワールドさんへ直接意見書を提出する方は、
代表・笠野久子様 03−5625−2845、ファックスは03−5625−2846


◎不妊去勢普及の会の主旨に賛同し、意見書に連名したい個人・団体は、
0247−57−3175まで「主旨に賛同し、ヒサコワールドさんへの意見書に連名」と書いてファックスを。




●メディアへの情報提供は、

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