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updated16/11/27


衝撃の香港映画 『黒い太陽七三一』について
原題/The Devil731  1989年香港映画  時代背景/日中戦争  
製作会社/銀都機構有限公司  監督/ムー・トンフェイ 

「友好は友好、歴史は歴史」というサブタイトルから、史実を伝えるのがテーマなのだろう。
この中で、明らかに動物虐待といえるシーンがあった。この映画についての率直な感想は、
『日本はあまりにも悪かった。しかし、動物虐待も悪い』 だ。


始まりから約66分経過のシーン
生きている中国少年から心臓を取り出すシーン。生きた動物の内蔵を使っている。
始まりから約79分経過のシーン
ペスト感染させられた多頭のネズミがいる部屋へ、まるまると太った猫1匹が放り投げられ、ネズミに食べられて死ぬ。
死後、「窮鼠、猫を咬むとはこのことさ」と俳優が言う。映画では2分程だが、実際には猫が死ぬまでに、もっともっと長時間かかったのではないか、苦しんだ時間がもっと長いのではないかと想像する。
始まりから約94分経過のシーン
日本軍が、証拠隠滅の為に細菌兵器開発施設を燃やすシーン。動物実験施設内にいる大量のネズミが、火ダルマになって外へ逃げる。
撮影の為に、多頭のネズミを火だるまにした。画面に映された頭数は編集後のもの。撮影時には、もっと多くのネズミが火ダルマにされた可能性もある。                    



動物の不妊去勢と尊厳死を考える会 渉外活動報告書
16/11/26 ・中国大使館文化処へ映画についての感想をファクスし、映画製作会社への転送をお願いする。
・映画製作会社(銀都機構有限公司)の所在地をリサーチ中。
16/12/7 ・日活さんより情報を頂く。契約先は、
潟Rムストックさん
〒107-0052 港区赤坂2-10-9 ランディック第2赤坂ビル7階 03-3586-0140
16/12/15 ・(株)コムストックさんへ当該映画製作会社(銀都機構有限公司)所在地問い合わせ文書を送付。
16/12/24 ・(株)コムストックさんから回答書が届く。要約すると「黒い太陽は弊社関連作品ではございません」と。
アクションにご協力を
当ネットワークは現在、映画製作会社の所在地を調べています。
その間、アクションにご協力の皆様は、中国大使館へ以下の文言を、貴方のワープロソフトへ
コピーペーストしてファクスを。ご自分の言葉でも歓迎ですが、中国語か英語が良いと思います。

【送り先】中国大使館文化処 公使参事官 趙 宝智様
03-3403-3388内線8606 FAX03-3403-3386

中国大使館文化処 
公使参事官 趙 宝智様

以下に『黒い太陽七三一』の製作会社と監督へ意見させて頂きますので、
お手数ですが、映画会社のほうへ転送して頂きたく存じます。尚、映画会社の
所在地が解りましたら、こちらまで教えて下されば幸いです。


Dear 銀都機構有限公司
Dear  Mr. 牟

This is the comment about The Devil 731.

Japanese people were too bad.
However, Animal abuse is also bad.



『黒い太陽七三一』についての感想です。
日本はあまりにも悪かった。しかし、動物虐待も悪い。


あなたの住所
あなたの氏名

メールでもアクションできます。
件名のところに、〈文化処様 映画 『黒い太陽七三一』について〉と書いてください。







香港映画『黒い太陽七三一』における動物虐待について

中国大使館 文化処 様

拝啓 日々のご公務お疲れさまです。
当方は動物福祉のネットワークです。さて用件ですが、香港映画『黒い太陽七三一』についてです。映画は、細菌兵器開発の為に多数の中国人を人体実験に使い、残虐な大量殺人をした日本軍の残虐さを描いたものですが、中に動物虐待といえるシーンがありました。


1、始まりから約66分経過のシーン

生きている中国少年から心臓を取り出すシーン。これは生きた動物の内蔵を使った疑いがある。

2、始まりから約79分経過のシーン

ペスト感染させられた多頭のネズミがいる部屋へ、まるまると太った猫1匹が放り投げられ、ネズミに食べられて死にます。
死後、「窮鼠、猫を咬むとはこのことさ」と俳優が言います。映画では2分程ですが、実際には猫が死ぬまでには、もっともっと長時間かかり、苦しんだ時間がもっと長いのかと想像します。

3、始まりから約94分経過のシーン

日本軍が、証拠隠滅の為に細菌兵器開発施設を燃やすシーン。動物実験施設内にいる大量のネズミが、火ダルマになって外へ逃げます。この撮影の為に、多頭のネズミを火だるまにした。画面に映された頭数は編集後のものです。撮影時には、もっと多くのネズミが火ダルマにされた可能性もあります。


この映画のサブタイトルは「友好は友好・歴史は歴史」で、過去の日本軍の過ちを忘れないで欲しいというテーマかと思います。
日本人の過ちは素直に認めます。だからとって、動物虐待を許そうとは思いません。ムウ・トンフェイ(牟敦■)監督は、歴史を伝える為ならば動物虐待は許されると考えるのでしょうか?

この映画はセットで当時のことを再現したものです。
歴史を知らせる為ならば、生きた猫をネズミに食べさせても良いのでしょうか?
歴史を知らせる為ならば、ネズミを火だるまにして良いのでしょうか?
日本軍の残虐さを映し出したことで、監督は自らの動物に対する残虐さを証明したのです。
今後は、二度と動物虐待を行わないで頂きたいので、お手数をお掛け致しますが、中国大使館のほうから、映画監督ならびに映画制作会社のほうへこの文書を送付して頂きたく思います。 敬具                       
16年11月26日

Dear 銀都機構有限公司
Dear  Mr. 牟

This is the comment about The Devil 731.

Japanese people were too bad.
However, Animal abuse is also bad.



『黒い太陽七三一』についての感想です。
日本はあまりにも悪かった。しかし、動物虐待も悪い。

動物の不妊去勢と尊厳死を考える会
星野節子
〒964-0203
福島県 安達郡 東和町 木幡 貝屋 245
0243-46-3337(tel/fax)