●●動物病院に注意を!! インプラントの避妊効果は約2年 |
新聞の情報交換コーナーへ掲載の産ませた飼い主から子犬を譲り受けた人が、産ませて保健所へ渡しました。もとの飼い主はその事実を知りません。 ある飼い主は猫に子を産ませ、「三味線にでも何でも使っていいから全部もらってください」と。この飼い主も、そもそも、どこかで産まれた猫をもらってきたのです。元の飼い主はこの事実を知りません。 あなたが誰かにあげた動物が、またはその子孫が、処分されているかも知れません。ノラとして惨めに死んでいるかも知れません。広島ドッグパークで虐待飼育を受けていた犬は、飼い主が誰かにあげた犬またはその子孫かも知れません。 なので、産ませる飼い主は、虐待飼い主を批判できないのです。 勿論、オス飼い主にも責任の半分があります。メスだけでは妊娠しません。 愛とは幸せを約束できない命を世に送り出さないことではありませんか。 不妊手術を人間のエゴだと否定するなら、産ませた命に対して、飼い主は自分の力で生涯の幸せを保障すべきです。命をアカの他人へ渡し、生涯飼育を他人へ委ねることこそエゴではありませんか。 心から思いやるなら、生涯に渡って思いやるべきであり、身体にメスを入れるのが可哀想だとか諸々の理由を述べて、一部分だけかいつまんで思いやると不幸にします。 産ませて、飼ってくれる人を探すことは、命を持て余していることになり、それが、悪い人へも渡すことになります。 実際、産ませた飼い主が子犬子猫を譲渡後に、新しい飼い主にどのように飼われているのかを追跡調査する人はいません。 その事実から、不妊手術を人間のエゴだと否定したことが詭弁だったことの証ではありませんか。そして、新しい飼い主のもとでも産まれて、その飼い主も命を持て余しているという悪循環があります。 虐待はダメ、遺棄はダメと叫んでも改善されない理由は、産ませた飼い主が命を持て余して、誰かれ構わず渡すことにあります。 妊娠中の動物についても不妊手術を受けさせてください。胎児を殺せないといって産ませても、結局、飼育はアカの他人へ任せるのですから、無責任で身勝手な愛情だと思います。 |
二本松アニマルポリス 動物の不妊去勢と尊厳死を考える会 星野 46-3337 |