動物の不妊去勢と尊厳死を考える会home
はがき投書コーナーについての要望書6
福島民報社読者相談室長殿
福島民報社編集局長殿
時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
動物の去勢避妊の必要性については 「はがき投書コーナー」
の前任の担当者様、 現在の担当者様共に認識されているのですが、当会や賛同団体による4度に渡る要望に対し、保留となっていますので、この度、署名簿を提出させて頂くことになりました。
《提言内容》
掲載対象者を原則的に遺棄動物を保護した人に限定し、定型文の掲載をお願いいたします。
《定型文案》
●動物人口がもっともっと少なくなれば、仮に飼い主さんが飼えなくなったとしても
新しい飼い主を見つけるのが今ほど、困難ではなくなり、必然的に遺棄・処分頭数は
減ります。去勢避妊をしましょう。
●捨て犬捨て猫をなくす為に去勢避妊を。
●行政処分だけでも年間43万匹。去勢避妊を。
《要望理由》
- 福島県から動物実験機関への譲渡は本年度(14年度)をもって廃止となるため、
ヤミ業者が横行する可能性が高くなります。そのため、御社のはがき投書コーナーへ掲載の譲渡対象動物がヤミ業者の餌食とされる可能性も高くなると思います。
- 動物を遺棄・処分するのは皆、 「飼った人」
であることから、 新しい飼い主を見つけたから大丈夫」という論理は必ずしも成り立ちません。
- 行政処分だけでも年間43万匹も。動物人口がもっともっと少なくなれば、
仮に飼い主が飼えなくなったとしても、新しい飼い主を捜すのが今ほど困難ではなくなり、必然的に遺棄・処分数は減ります。
- 里親さがしは処分頭数を減らすという意見もありますが、去勢避妊の必要性を認識
していない人に動物を飼う機会を与えると、動物人口が増えますから、遺棄処分頭数は
ますます増えます。また、産ませた飼い主は去勢避妊の必要性を認識していないのですから、
譲渡の際に、去勢避妊の必要性を相手に対して説くとは考えられません。悪循環の可能性がかなり高いといえます。
- 新聞倫理綱領に基づいて公益的使命を果たして頂きたく思います。
- 法の繁殖制限措置の努力義務とは、努力をしなくても良いという意味ではなく
「努力をする義務がある」 のですから、努力をしない人は努力義務を怠ったことになりますので、
明らかに指導の対象ですので、指導対象者に甘い体質を維持されることは、御社の信用損失の恐れもあります。
- 環境省動物愛護管理室の飼育基準を遵守してください。
《飼育基準》・繁殖制限の徹底 ・猫の所有者は、子猫の譲渡に当たっては、特別の場合を除き、離乳前に譲渡しないように努めるとともに、その社会化が十分に図られた後に譲渡するよう努めること。また、譲渡を受ける者に対し、社会化に関する情報を提供するよう努めること。
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