皆様の飼育動物の去勢避妊に関する質問書(公務員様用)

各位

当会は動物を直接処分する人よりも、処分される原因を作る人や企業を責任追及し「後のことを考えずに無責任に産ませる人」と「排除・駆除しか考えない人」の双方から無茶な要求をされています。

以下に要望・質問を致しますので、 月  日迄にご回答をお願い申し上げます。当方は以前より、住民への啓発や、手術したくても捕まらないノラ猫についても積極的に指導しておりますが、公務員の中にも、認識不足の方がいらっしゃり、この度、皆様へ「飼育動物の去勢避妊に関する要望を送付させて頂くことになりました(参考Yahoo!から、動物の不妊去勢と尊厳死を考える会で検索)。

《要 望》
この文書は公益性を追求しています、ご回覧を。

《質 問》
1、質問理由をご高覧の上、去勢避妊についての見解を期限迄にお聞かせ下さい。

2、この文書をご回覧されない場合はその理由をお聞かせ下さい。

《質問理由》

1、役所内での矛盾。

当会へは処分や捕獲に携わる職員から苦悩を訴えるメールも届き、内容は殆ど同じで「処分される原因を作っているのは、先を考えずに産ませる人」というもの。つまり、同じ役所内に「苦悩する人」と「無責任に産ませる人」が存在している。

2、動物愛護。

行政処分だけでも年間43万匹。動物がもっと少なくなれば、仮に飼えなくなっても新しい飼い主を探すのが今よりは楽になり、遺棄・処分数は減るでしょう。遺棄・処分するのは皆「飼った人」。よって「飼いたい人にあげたから大丈夫」には矛盾がある。

3、基本的人権(社会権)。

個人の行動が他人に迷惑を及ぼさなければ、当方はとやかく言いません。麺好きの人が毎日、麺を食べようともご自由に。だが、動物に関しては人のモラルの低さから被害動物は後を絶たず、救済者の身体ならびに財産に影響を与えている。

遺棄動物を保護している人が悪者にされることが多々あり、保護しなければならない原因を作った人(動物人口を増やした人)が、保護する人に対して「近所迷惑だ」と筋違いの苦情を言っている。

4、公務員・特別職である前に国民としての義務を。

公務員・特別職を辞めるのは可能だが、国民を辞めることは無理なので動愛法を守らなくても良い理由は無い。守りたい人だけが守るというのでは法の存在価値が無い。

5、主語は人間なので人間の問題。

動物を遺棄・処分・繁殖するのは人間。主語は人なので《人間の問題》だが、動物や善意の人に責任をなすりつける人が多い。

6、公金の不当な支出を防ぐ観点から。

処分・捕獲にかかる税金を減らす為にも去勢避妊を。

7、動物愛護法・飼育基準。

法改正から2年が過ぎ、環境省動物愛護管理室は14年に見直し、◎避妊去勢の徹底 ◎猫の室内飼育 ◎所有者の明示の推進等が新基準に。

《その他・提言》
★産ませる人に優しい新聞社等の「産まれました、もらって」なる記事を当方は指摘。編集者も住民なので行政指導の対象のはず。動物行政担当の方はご指導を。また、当方は公益的使命を果たさない商業紙よりも、国営等による新聞の必要性を提言。

★多くの方に問題意識を持って頂きたいので、処分に携わる職員を頻繁に移動させたらどうでしょう。

★繁殖制限の努力義務は法で定められている。これを守らない公務員・特別職の氏名・連絡先を当方までご連絡を。動愛法・憲法に基づき指導致します(内部告発歓迎、秘密厳守します)。



NGO動物の不妊去勢と尊厳死を考える会
渉外 星野節子
0247-57-3663
参考資料はYahoo!から「動物の不妊去勢と尊厳死を考える会」で検索を


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